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deepen 〜Yoshiaki FUKAMI’s view このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-06-29

[]いよいよ明日,6月30日発売です.

ついに,です.

これまで少しずつ情報を小出しにしていましたが,拙書ウェブは菩薩であるですが,いよいよ明日6月30日(月)に発売になります.この本が世に出るのにお助けいただいた皆様,ありがとうございました.なにはともあれ,あらためて拙書のPRをさせていただければと思います.

表紙・装丁

ウェブは菩薩である

ウェブは菩薩である

すっきりと洗練されたデザインになっております.

写真ではわかりにくいのですが,タイトルはエンボス加工になっていたり,特殊なフォントになっていたりと,かなり凝ってます.是非手にとってご覧ください.デザインをご担当いただいたTYPEFACEさん,ありがとうございました.

帯文

ウェブの本質と未来の全見取り図

最新のウェブサービスの裏側で動く「メタデータ」.その技術がひらく新しい社会の姿をやさしく解説.グーグルアマゾンYouTubeはこんなしくみで動いてる!!

ウェブ2.0ブームが去り,次のウェブの姿を見出そうとする議論がかまびすしい昨今,ところがそこで議論されている内容は,技術的にかなり高度でウェブ技術に詳しくない方が理解するにはちょっと大変だと思います.

その一方で,グーグルエクセルやワードと同じことができるソフトをウェブ経由で提供し始めるなど,ウェブは着実に進化続けており,日常生活への影響も少なからずあります.

この本では,見えにくい,わかりにくい最新のウェブ技術と進化の方向性をやさしく解説し,今後ウェブを利用する上で,ウェブ上でサービスを提供する上で知っておきたいポイントを紹介します.

ウェブの進化の中核となる要素がタイトルにもある「メタデータ」です.こちらの意味,そして具体的にウェブでメタデータが果たしている役割もきっちり解説しています.

なお,「やさしく解説」というのは私の文章だけではなく,わたなべすがこさんによるかわいいイラストもあります.落伍者は出さないつもり,,,といいますか,楽しく読み進めているうちに,いつのまにかウェブについて詳しくなるという魔法みたいな本に仕上がっております.

この本を手に取っていただきたい方,そしてこの本の効用

この本は

  • 日常的にウェブを利用しているけれど,いまいちそのしくみがよくわからないと思っている方
  • ウェブの進化,次世代ウェブと呼ばれるプラットフォームに興味・関心がある方

はもちろん,

  • 情報システムやウェブ関連の仕事に携わっている方
  • ウェブサービスを設計したり,提供したりしている方

にも読んでいただきたいです.

技術的な知識がそれほどない方なら,普段使っているウェブサービスを支えるしくみが理解でき,より上手くウェブを活用することができるようになるでしょう.

ウェブ関連のビジネスをしていたり,ウェブサービスを提供している方なら,自分が普段使っている技術や知識が,ウェブ技術全体の中でどのように位置づけられ,今後ウェブサービスに,ウェブというインフラに求められる要素を見つけ出すことができるでしょう.

解説文の一部を紹介

この本にはSFCでの指導教官國領二郎教授から解説文をいただきました.一部を抜粋してご紹介します.

詳しくは本書を読んでいただきたいが、人間が世界に意味づけをする上で、もっとも基本となるのが、分けるという行為だ。深見論文の発表会で、同僚の研究者が「分類は権力だ。分類の大衆化は革命だ」と喝破したのが印象的だった。しかも、これは単なる大衆化ではなくて、分類が集合知として編集されていくメタなロジックがそこにはある。

メタデータは世界の意味を変え、世界そのものを変える。われわれはそのメカニズムを知っておかなければならない。本書がその手がかりになると思う。

目次

じゃあ,中身は具体的にどんなのかというと,,,

目次は以下の通り.

プロローグ:ウェブの本質は細部に宿る

第1章:「才能の無駄遣い」というラベル

第2章:空気の読めないグーグル先生

第3章:プッシュからプル、ふたたびプッシュへ

第4章:代理人(エージェント)はメタデータで動いている

第5章:フォルダを捨て去ったグーグル

第6章:アマゾンはワタシよりもワタシの好みを知っている?

第7章:合コンでのアドレス交換とマイクロフォーマットの意外な関係

第8章:「これはひどい」で共振するコミュニティ

第9章:人の目線でものを見る方法

第10章:デルのリアルとアマゾンのリアル

第11章:意図せざる協働

エピローグ:メタデータが世界を変える

そして巻末におまけが

ウェブの進化とメタデータが変える世界をもう少し考えるためのブックリスト

を収録.アフターケアもばっちりです.

最後に

というわけで,全身全霊をかけて執筆した渾身の一冊.是非ご一読くださいませ.

rokazrokaz 2008/07/01 23:52 新刊メモにブックマークをして頂いたので、この記事にトラックバックさせていただきました。
秀逸なタイトルで「なるほど 言い得て妙」と驚きました。近いうちに読ませていただきます。
”メタデータ”に関して興味深い事例を知る事が出来ればいいな、と期待しています。

yofukamiyofukami 2008/07/03 17:00 rokazさま、ありがとうございます。ウェブの先進事例はアメリカにあると思われがちですが、この本で取り上げている事例はすべて日本国内のものです。(一部海外発のものもありますが、日本語サービスが展開されているので、特に海外サービスと区分けする必要もないでしょう)
つまり、メタデータやメタデータによる価値創造は日本においても日常的に行われているのです。それに自覚せずに携わっている多くの人に、実は協働に参加しているということに気づいてほしいな、と思いながら書きました。ぜひ感想をお知らせください。

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