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2017-09-15

MySQL のリストパーティションにDEFAULTキーワードはない

MySQL のリストパーティションにDEFAULTキーワードはない模様。

list_partitions

list_partitions句を使用すると、columnのリテラル値のリストで表をパーティション化できます。リスト・パーティション化は、個々の行が固有のパーティションにマップする方法に関する制御に便利です。

list_values_clause 各パーティションのlist_values_clauseでは、1つ以上の値を割り当てる必要があります。複数のパーティションに同じ値(NULLを含む)を割り当てることはできません。リスト・パーティションは、順序付けされていません。

VALUES句のパーティション値にリテラルNULLを指定した場合、後続の問合せで、そのパーティション内のデータにアクセスするには、WHERE句で、比較条件ではなくIS NULL条件を使用する必要があります。

DEFAULTキーワードを指定すると、行の挿入先となるパーティションが作成されます。この行は、別のパーティションにはマップされません。このため、DEFAULTを指定できるのは1つのパーティションのみです。そのパーティションに対して、その他の値を指定することはできません。また、デフォルトパーティションは、パーティションの中で最後に定義する必要があります。DEFAULTは、レンジ・パーティションでMAXVALUEを使用する場合と同様に使用します。

CREATE TABLE
  • 13.1.17 CREATE TABLE 構文
partition_options:
    PARTITION BY
        { [LINEAR] HASH(expr)
        | [LINEAR] KEY [ALGORITHM={1|2}] (column_list)
        | RANGE{(expr) | COLUMNS(column_list)}
        | LIST{(expr) | COLUMNS(column_list)} }
    [PARTITIONS num]
    [SUBPARTITION BY
        { [LINEAR] HASH(expr)
        | [LINEAR] KEY [ALGORITHM={1|2}] (column_list) }
      [SUBPARTITIONS num]
    ]
    [(partition_definition [, partition_definition] ...)]

partition_definition:
    PARTITION partition_name
        [VALUES 
            {LESS THAN {(expr | value_list) | MAXVALUE} 
            | 
            IN (value_list)}]
        [[STORAGE] ENGINE [=] engine_name]
        [COMMENT [=] 'comment_text' ]
        [DATA DIRECTORY [=] 'data_dir']
        [INDEX DIRECTORY [=] 'index_dir']
        [MAX_ROWS [=] max_number_of_rows]
        [MIN_ROWS [=] min_number_of_rows]
        [TABLESPACE [=] tablespace_name]
        [NODEGROUP [=] node_group_id]
        [(subpartition_definition [, subpartition_definition] ...)]

subpartition_definition:
    SUBPARTITION logical_name
        [[STORAGE] ENGINE [=] engine_name]
        [COMMENT [=] 'comment_text' ]
        [DATA DIRECTORY [=] 'data_dir']
        [INDEX DIRECTORY [=] 'index_dir']
        [MAX_ROWS [=] max_number_of_rows]
        [MIN_ROWS [=] min_number_of_rows]
        [TABLESPACE [=] tablespace_name]
        [NODEGROUP [=] node_group_id]
no title

MySQL で NOT NULL 制約のある列に複数行インサートするとその型のデフォルト値が入る

MySQLSQL モードが STRICT モードでない場合、NOT NULL 制約のある列に複数行インサートするとその型のデフォルト値(0とか空文字)が入る(1行インサートだとエラーで入らない)。


検証結果

  • Amazon Aurora with MySQL Compatibility に接続する
$ mysql -h ******.******.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u awsuser -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 53
Server version: 5.6.10 MySQL Community Server (GPL)

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Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql> use mydb;
Database changed
  • テーブルを作成する
mysql> create table `not_null_test` (
    ->   `id` int(10) unsigned not null,
    ->   `int_col` int(10) unsigned not null,
    ->   `char_col` char(10)  not null,
    ->   `ts_col` timestamp not null,
    ->   primary key (`id`)
    -> ) engine=innodb default charset=utf8;
Query OK, 0 rows affected (0.05 sec)
  • SQL モードは設定されていない
mysql> select @@global.sql_mode;
+-------------------+
| @@global.sql_mode |
+-------------------+
|                   |
+-------------------+
1 row in set (0.02 sec)
  • 1行インサートはエラーになる
mysql> insert into not_null_test (id, int_col, char_col, ts_col) values (1, null, null, null);
ERROR 1048 (23000): Column 'int_col' cannot be null
  • 複数行インサートは成功する
mysql> insert into not_null_test (id, int_col, char_col, ts_col) values (1, null, null, null), (2, null, null, null);
Query OK, 2 rows affected, 4 warnings (0.02 sec)
Records: 2  Duplicates: 0  Warnings: 4
  • テーブルのデータを確認する
mysql> select * from not_null_test;
+----+---------+----------+---------------------+
| id | int_col | char_col | ts_col              |
+----+---------+----------+---------------------+
|  1 |       0 |          | 2017-09-15 06:54:07 |
|  2 |       0 |          | 2017-09-15 06:54:07 |
+----+---------+----------+---------------------+
2 rows in set (0.02 sec)
  • SQLモードを STRICT_ALL_TABLES にする
mysql> set sql_mode='strict_all_tables';
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)
  • 1行インサートは失敗する
mysql> insert into not_null_test (id, int_col, char_col, ts_col) values (1, null, null, null);
ERROR 1048 (23000): Column 'int_col' cannot be null
  • 複数行インサートも失敗する
mysql> insert into not_null_test (id, int_col, char_col, ts_col) values (1, null, null, null), (2, null, null, null);
ERROR 1048 (23000): Column 'int_col' cannot be nul

参考

単列インサートの場合はNOT NULLが指定されたカラムにNULL値が挿入されるとそのクエリはエラーとなって失敗するが、複数列インサートの場合は警告(warning)を発するものの、クエリは正常に受け付けられる。

その際、NULL値が指定された各カラムにはそれぞれのカラムのデータ型の暗黙的なデフォルト値が挿入される。(数値型なら0、文字列型なら空文字''、etc…)

MySQLにおけるNOT NULLカラムへのインサート時の挙動 - Sojiro’s Blog

NOT NULL として宣言されているカラムへの NULL の挿入。複数行の INSERT ステートメントまたは INSERT INTO ... SELECT ステートメントの場合、このカラムは、そのカラムデータ型の暗黙のデフォルト値に設定されます。これは、数値型では 0、文字列型では空の文字列 ('')、および日付と時間型では「0」の値です。サーバーは SELECT からの結果セットを検査して、それが単一行を返すかどうかを確認しないため、INSERT INTO ... SELECT ステートメントは複数行の挿入と同じ方法で処理されます。(単一行の INSERT の場合は、NULL が NOT NULL カラムに挿入されても警告は発生しません。代わりに、このステートメントがエラーで失敗します。)

no title

明示的な DEFAULT 句のない NOT NULL カラムに対するデータエントリでは、INSERT または REPLACE ステートメントにカラムの値を含まれていない場合、または UPDATE ステートメントがカラムを NULL に設定する場合、MySQL はその時点で有効な SQL モードに従ってカラムを処理します。

(中略)

セクション5.1.7「サーバー SQL モード」を参照してください。

所定のテーブルに対して、SHOW CREATE TABLE ステートメントを使用すると、どのカラムに明示的な DEFAULT 句があるかを確認できます。

暗黙的なデフォルトは次のように定義されます。

  • 数値型のデフォルトは 0 です。ただし、例外として AUTO_INCREMENT 属性で宣言された整数型または浮動小数点型のデフォルトは、そのシーケンスの次の値になります。
  • TIMESTAMP 以外の日付と時間型のデフォルトには、「ゼロ」値が適切です。explicit_defaults_for_timestamp システム変数が有効な場合、これは TIMESTAMP にも当てはまります (セクション5.1.4「サーバーシステム変数」を参照してください)。それ以外の場合、テーブルの最初の TIMESTAMP カラムのデフォルト値は現在の日付と時間になります。セクション11.3「日付と時間型」を参照してください。
  • ENUM ではない文字列型のデフォルト値は空の文字列です。ENUMデフォルトは、最初の列挙値です。
no title

厳密モードは、MySQL が INSERT や UPDATE などのデータ変更ステートメントで無効な値または欠落した値を処理する方法を制御します。値はいくつかの理由で無効になることがあります。たとえば、カラムに対して正しくないデータ型を持っていたり、範囲外であったりすることがあります。値の欠落が発生するのは、挿入される新しい行の非 NULL カラムに値が含まれておらず、そのカラムに明示的な DEFAULT 句が定義されていない場合です。(NULL カラムの場合、値が欠落しているときは NULL が挿入されます。)

厳密モードが有効でない場合、MySQL は無効または欠落した値に対して調整された値を挿入し、警告を生成します (セクション13.7.5.41「SHOW WARNINGS 構文」を参照してください)。厳密モードでは、INSERT IGNORE または UPDATE IGNORE を使用すると、この動作を実行できます。

データを変更しない SELECT などのステートメントの場合、厳密モードでは無効な値はエラーでなく警告を生成します。

厳密モードは、外部キー制約が検査されるかどうかに影響されません。foreign_key_checks を検査に使用できます。(セクション5.1.4「サーバーシステム変数」を参照してください。)

no title