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週記だから、週に一度は書くのが目標。
孤島からビンを流す会をよろしく。 アンテナもある。 ぴらの間もある。
孤島からビンを流す会で書かれたメッセージの数が1000を超えたもよう。
動かしていて思うのだが、ぜんぜん手がかからない。ディスクをちょっとずつ使っていくので、それだけ、たりなくならないようにしていけばいい。規模拡大してもあまり困らない機能しかもともとついていないので、動作が重くなってきたら、ちょっと考えれば改善できそう。サボテンみたいに、育てるともなく育ててゆこう。
サボテンは、仙人掌と書くらしい。仙人のてのひら。
才能あふれる数学者の卵に「情報系って、自分の世界を創りあげるような感じあるの?」と聞かれたことがある。答えを示せたかも。
がんま
2006/09/30 02:24
彼に会ってみたいよ〜
論理学の試験の前夜なので、いろいろ質問に答えようとしているのですが、みなさん雑談しています。
ビンの会は、最長14往復(28通)もメッセージをやりとりしているペアがいて、びっくりです。
まだ一度も返信がついていないビンを、初期ビンと呼ぶことにする。
初期ビンは、放流できるようにした。もちろんこれまでのように削除することもできる。削除するか放流するかの判断は、みなさんの良識に委ねる。
また、初期ビンを大量に抱えているひとは、ビンを拾いにくくなるようにした。
とりあえず落ち着いて、なんで孤島からビンを流す会みたいなものを思い付いたのか、種はなんだったか考えてみた。
ネット上にあるものでは、こんなのがある。
ぴらぴらの本棚には、こんなのがある。
あとは、あれですな。平安貴族の顔の見えない歌のやりとり。物語の中で、登場人物がやりとりしているわけではない歌同士が、ちゃんと受け答えになっていることがあるくらい、歌というのは前提として交換するものであるらしい。
名簿の人をひとりずつ数えてみたり、孤島からビンを流す会(うまい略称ないかな)の観察をしたり、Gnomeのいろいろをコンパイルしたりして過ごした。観察といっても、メッセージの中身は恐くてみられない。悪だくみしてるところを覗いてしまったら、ぴらぴらの命も狙われたりするのだろうか。ぞぞ。
いまのところ、メッセージは最高3往復(=6通)しているらしい。
よーし残った課題を片付けるぞー(てか、まだだったのか)。
あ、気づいてるひとは気づいてるかもしれませんが、孤島からビンを流す会は、schemeで実装してあります。もしかすると、http://pira.jp/scheme/ のネタにしてしまうかもしれない。SchemeでSNSを作ろう!みたいな。
ビンを拾うより流すほうがはるかにめんどくさいので、需給バランスは崩れる。何か隠れたパラメータを導入して経済学的な調節を行うべきだろうか。と、つぶやいてみる。
moritama
単純な手だけど、1通送ったら1通受け取れるとか。
でも海にビンがたくさんあった方が面白いだろうから、0.7通に対して1通くらいのほうがいいのかなー。
naritake
略称「孤ビ会」、動詞は「孤ビる」
yoira
>naoki 採用
>moritama 海のビンは増やさず減らさず…って日銀みたいだな。
>naritake こびてるのかなぁ…
>sup まいどあり〜謎
>nomu 何か気づいたら教えてください。
nuc
人のやりとりしていたメッセージの写しがたまに他の人のところへ流れるというのが提案された。
yoira
えーっと。孤ビ会でのやりとりを実生活での人間関係に発展させようとすると、なんか個人情報的なもの(「何時にどこそこに、赤いシャツを着て行きます」も含む)を、渡さなくてはいけませんよね。それは他人には見られたくない。
「たまに他のひとのところへ流れる」を実装するならば、実生活の人間関係に発展させる用途をあきらめることになります。
いろいろ機能追加したい人がいるなら、ソース公開したほうがいいのかしらん。
nuc
←なんか流れで、話していた相手と一緒にお昼を食べることになった
nuc
一応、それは流れてもいいフラグを立てておけば流れるようにすればいいんじゃないのかなって思いました。
徹底的無責任をうたった利用規約にもかかわらず、35人もの人が登録してくれました(n重登録はあるかも知れないが…)。書かれたメッセージの数は142。
使い方のこつとしては、多めにビンを流してみるのをおすすめします。
ビンの需給バランスのとりかたを考え始めました。
id:mr_konn さんの親切な指摘で気づき、エラーが出てしまったのを直しました。途中から使えなくなっていた何人かの方、ごめんなさい。
が、そうこうするうちに、たくさん流れていたメッセージが、みんなに回収されてしまいました。
書かれたメッセージの総数が、100を突破。ぴらぴらもテスト用に20くらい書いたと思うけど、残りは他の人が書いたらしい。
さっきまで、流されたメッセージがどこかにつっかえていたのを、解放しました。いまたくさん流れています。謎
mr_konn
面白そうなので早速使ってみました。
ところが、メッセージを流そうとしたら
”Error
string required, but got 874802903”というエラーが発生して、以来トップページ以外すべてこのメッセージが表示されています。
mr_konn
あ、因みにIDはkonnです。
yoira
あら、ごめんなさい。直っていると思います。
たぶん、同様のことが起きていた人が数人いる模様。
fukupage
はじめまして。このツールは面白いですね。今日だけでいくつメッセージ流したかわからないくらい流しました。
嫁さんにも勧めたんですが、何故かメッセージが流せないし拾えないそうです。
何故でしょう?
yoira
何故でしょう…。
昨日だったらそういうこともあったと思うのですが、いまもそういう現象が起きているとすると、ちょっと理由が思い浮かびません。
fukupage
すみません、別アカウントで入る事が出来ました。
カタカナを英数半角にしたらいけたみたいです。
yoira
あ、そうなんですか…。情報ありがとうございます。
参加者
勝手にバナーを作ってみました。
アレでしたらアレして下さい。
http://cqcq.sub.jp/messageinabottle.jpg
yoira
ありがとうございます!! 欲しいな、と思っていたところだったので、さっそく掲載しました。
参加者
こちらこそ採用ありがとうございます。とても楽しく住まわせて頂いているので、これで何かしら貢献できれば良いのですが。心地よい場をありがとうございます。
昨夜から14時間眠って13時起床。
ひさしぶりに立花ゼミに出てみた。半年前と似たような話。ゼミ室のソファーでまったりまどろむ。ふよふよ。
東北沢に住んでる後輩に案内してもらって、下北沢で服を買った。奥まったところのカフェで食事。18時なのにランチメニューを注文。カレーおいしい。このごろ男の子とばかりデートしている。結局のところ、新しいものをもたらしてくれる人なら、だれとでもいいのだけれど。ぴよぴよ。
新宿西口のビックカメラでICレコーダーを買ったら、レシートに当たりが出て、タダになった。15,000円くらい浮いたことになる。これを励みに質素倹約に努めます。ぽよぽよ。
帰り道、こういう一部の人が儲かって景気がよくなっていくような時代には、高級嗜好品を売ってる会社の株を買えば儲かるのかもしれない、と思った。でも買わない。そういう世の中あまり好きじゃないから(というのは強がりで、そういう会社の株は、投資するのに最低限必要な金額も高めで、ちょっと手が出ない。それに、その手の商品にもその手の商品の人気動向にも詳しくないので)。
昨日からの行動。
六本木でコンピュータをいじる→渋谷でごはん→六本木でコンピュータをいじる→寝る→日吉でごはん→卓球
日吉では母方の祖父母に会った。祖母は、健康食品かなにかの宣伝の電話がかかってくると娘さんの声をつくって応対すると相手が「お母様はいませんか」と聞くらしい。化粧品の宣伝があるとおばあさんの声をつくって「もう…」とか言えばいいらしい。
声色を使い分けたりする女性は、なんとなくおそろしい。本心の在処がよくわからないからかも知れない。それだけでは悔しいのだが、ぴらぴらは幸い、何を考えているのかよくわからないいきものである。まぁじつは、いつでも、ぴらぴら週記に書いているようなことを考えている。
あと、弟と卓球をした。弟は、前回卓球してから背が伸びたせいか、感覚どおりに球をうつと台を越えてしまうようすで、苦労していた。しかし、元テニス部なので、あやしい回転をかけた球をしかけてきた。ぴらぴらは、前回卓球してから背が伸びていないので、4回に1回は台の縁にぶつけるあやしい軌道をしかけていた。
ナショナル麻布で、学科のみんなにおみやげを買った。
さて、道を歩くとき、上半身がまったく上下動しないように気をつけて歩いていると、ちょっとnobleな気持ちになる。靴底が厚めなら、簡単にできる。足もとを見ないでまっすぐ前を見ながら歩くと、ますます俗世を離れた感じがする。小学校の卒業式の練習でそれをやったら、先生に「能でもやってるの?」と聞かれた。
キーホルダーは代替品を発見。春信の上品な美人画がほしい。
『シルトの岸辺』という小説は、ほとんど忘れてしまったが、こんな話だった気がする。
老いた共和国がある。まるで熱力学的な平衡に達しているかのように、状況はまったく変化しない。もちろんそれなりの活動はあるのだが、本当に新しいことは起こらない。
さて、この国には海岸がある。海岸には要塞がある。海の向こうには別の国があるらしい。別の国があって、戦争状態にあるらしい。らしいのだが、もう、ずーっと、向こうがこちらに姿を見せないので、ほんとうに戦争状態にあるのか、疑わしい気分になっている。当然、わざわざこちらから出かけていったりはしない。暇な要塞。
そんなふうに成熟しきった退屈な世界が、崩れていくお話。
なんか、ぴらぴらには嫌〜な予感がするのである。
悪いことが起きる予感、ではない。
人生の上で重要な出来事が、やってくるような気配がする。
本当に上手に御していけば、宝を得るかも知れない。
しかし、足を滑らすと、とんでもないことになるかもしれない。
今日は勢いに乗って三つ提出した。いままでなにやってたんだか。
まぁたぶん、古今和歌集を読んでいる間とかに、バックグラウンドで課題を解いていたに違いない。
ついでにひさしぶりにネット碁を打ったら勝ってしまった。
また打ちはじめようかな。
あとは終電までに駅に着けるかだけが微妙だ。
るんるん。
に関する報道で、陶淵明の詩文がたびたび引用されている。
これで陶淵明ブームが起きると、「隠居した〜い」と、はばかりなく叫べるようになるのだろうか。
学科には冥王さまがいらっしゃる。
このごろ欲しいもの:
夜露おく庭草の上に布団を運び、
もぐりこんで眠った。
夢を見た。歩いたり走ったりする夢だった。
- さびれた駅舎や
- 広かった。ストーブが置いてあった。
- ディズニーシーになぜかあったタイ風寺院や
- 歩いている人もオレンジの袈裟を着て、タイ風だった。
- 岩山のくぼみが、眠るのにちょうどよさそうだった。
- 企業のオフィスや
- 「生物通り 〜生物学科・生命科学科〜」と看板の出たアーケードみたいな廊下や
- そこを走り抜けたとき、3人組を追い抜いた。
何かを探していたのだろうか、急いでいた。しかし、特に目的は達せられなかった。
夢から覚めて、庭から部屋に布団を運び込み、また
もぐりこんで眠った。
そういう夢。
最近ほとんど夢を見ていなかったのに、急にこんなに凝った夢を見たのは、たぶん現実世界で肩の荷が少しおりたからだと思う。現実世界でたくさん抱えこんでいると、夢の方で遠慮して出てこないんじゃないかなぁ。
今回は、急にいろんなモチーフを詰め込もうとして、混乱した感じの夢になっている。
大昔から自分の人生には大事な要素が抜け落ちている気がするのだが、意地を張って埋めずにいる。自分の耕す範囲を厳しく区切っておくことで、そこを深く耕せると信じているかのように。
<ストーリー>
ある日、世界が悪魔に征服されました。
悪魔を倒しに行こうと立ち上がった者が大勢いましたが、みんなやられてしまいました。
その事実を知った他の者達は、戦意を失ってしまいました。
そんな中、悪魔に立ち向かおうとしている者がいます。それは???????
「バトンを受け取ったあなた」です!
質問に答えてストーリーを進めましょう♪
第1章『出発の時』
1) あなたの名前と職業は?
ぴらぴら 魔術師
2) 何時ごろ出発しますか?
午前2時
3) これから悪魔を倒しに行きますが、何を持っていきますか?
A. 板チョコ
B. λ
C. 漢和辞典
第2章『山道で???』
1) 山道で、魔物と遭遇しました。持ってきた道具を使ってどうやって倒しますか?
(λx.もじくん) で、もじくん(もじぴったんのキャラ)にする。
2) 倒したあとのキメ台詞はなんですか?
ぴたたん。
第3章『砂漠で…』
1)…道に迷いました。どうしますか?
まず道を作ります。
2)取った行動は、全くの無意味でした。どうしますか?
作った道を壊します。
3)……さらに無意味でした。しかし、そこへ神様が現れ、あなたを砂漠から脱出させてくれました。お礼の言葉は?
三鷹においしい鯛焼屋さんがあるよ。
http://www.taiyaki-takane.com/
第4章『悪魔の城へと続く道』
1)ここまで来ると、さすがに強敵ばかり現れます。そこであなたはこう考えました。
「ふーむ時間が必要だ。てきぱきタスクをこなせるようにしよう」
その新技を習得するための修行はどんな修行?
一生分ののんびりを、先に消費する。
2)新技を習得するのにどれくらい時間がかかると思いますか?
節約できる時間の二倍。
3)新技の名前は?
若隠居。
4)新技を習得し、先へ進むと門がありました。そこには何がいますか?
もじちゃん(もじぴったんのキャラ)
5)「4)の解答」は敵みたいです。新技を使ってみました。その時の相手のセリフは?
もじちゃん「き!」(もじくんとくっつく)
6)あっけなく倒せました。門が開き中へ入ると、城にはカギがかかってました。呪文を唱えると開くみたいです。どんな呪文?
白馬は馬ではない。城のカギは、カギではない。
第5章『悪魔城:1階』
1)城の中に入ると、突然お腹が痛くなってきました。その原因は?
城の中がお腹の中だったから。
2)その状態のまま最上階を目指していきます。2階へ上がる階段の前にとても強そうな敵 がいます。戦える状態ではないので話し合いをしようと試みます。どんな会話?
*追加してもらっても、減らしてもらっても構いません。
↓
あなた「おいしそう。。。」
敵「う。。。」
3)3時間近くにも及ぶ会話の末、ようやく戦闘モードに突入です。相手の弱点はどこだと 思いますか?
食べてしまえばお腹の中に入ること。
4)勘が当たったみたいで、一発で倒せました。しかし、その戦闘で持ってきた道具、AとCを失ってしまいました。その時のあなたの心境は?
お腹の中が重くなったような、軽くなったような。
そして、また同じ敵が目の前にあらわれたような。
5)そして、いつの間にか腹痛も治っていました。治った原因は何ですか?
何度相手を食べても、自分のお腹の中に入ってくるので、同じ敵が目の前に現れる。
そこで、試しに敵に食べられてみた。
すると、自分のお腹の中にいるのは敵だけになった。
第6章『悪魔城:2階』
1) 2階に上がると、敵が全くいませんでした。しかし、上へと続く階段が見つかりません 。
どこにあると思いますか?
1階に戻ればある。
2) 残念ながら、あなたの勘はハズレのようです。あなたはまた探し始めます。そんな中、どこからともなく声が聞こえてきます。なんて聞こえますか?
「ご老公様〜」「なんですか、助さん」…
3) その声は、天井から聞こえてきます。天井を探ってみると、小学校でよく見かける登り棒が出てきました。登り棒は得意ですか?
あんまり。
4) その登り棒を登っていくと、さっきまでどこにも敵はいなかったのに下からどんどん登ってくるではありませんか!この危機的状況をどう乗り切りますか?20字以内で答えよ。
押し上げてもらう。
5) あなたの取った行動により、なんとか凌ぐことができました。感想は?
みんな、ありがとー。
第7章『悪魔城:最上階』
1) いつの間にか最上階です。登り棒のせいでだいぶ体力を消耗しました。そこで、少し休もうと思います。どれくらい休みますか?
隠居したい…。
2) 休んでいると、いつの間にか眠ってしまいました。そこへ敵が現れ、眠った状態のまま地下牢へ 起きた時のあなたの第一声は?
座敷牢なら満足なのに…。
3) こんなところで終わるわけにはいきません。なんとあなたの持っていた最後の道具で牢のカギが開きました。牢から出られた感想は?
λで空く鍵だなんて。計算可能だったのね。
4) 牢から出ると、最上階への直通エレベーターがあるではないか!!このエレベーターの操作方法は?
最上階で操作する。
5) なんとか最上階まで戻って来れました。さぁ、悪魔はどこにいるのでしょうか。どうやって探しますか?
最上階の上の階。
6) しかし、なかなか見つかりません。どうやら今は留守のようです。帰ってくるまで待つことにしました。何をして待ってますか?
(λx.xx)(λx.xx)を評価しながら。
7) 1時間後、ようやく悪魔が城に帰ってきたみたいです。部屋に入っていきました。ここ で意気込みを聞かせてください。
めんどくさい。帰りたい。
8.あなたが部屋に突入した時の悪魔の第一声は?
はじめまして。悪魔です。
[続くかも]
どの部分をとっても、ミクロな配列が、凝ったつくりになっている。
ちょっと前から別れっぽい歌がならんでいる一節。秋ですから。
715 蝉のこゑきけばかなしな 夏衣うすくや人のならんと思へば
716 うつせみの世の人事のしげければ 忘れぬもののかれぬべらなり
717 あかでこそ思はんなかは離れなめ そをだに後の忘れがたみに
718 忘れなんと思ふ心のつくからに ありしよりけにまづぞ恋しき
719 忘れなん 我をうらむな 郭公人のあきにはあはんともせず
720 絶えず行く飛鳥の川のよどみなば 心あるとや人のおもはん
721 淀川のよどむと人は見るらめど 流れてふかき心あるものを
722 そこひなきふちやは騒ぐ 山河のあさきせにこそあだ浪はたて
723 紅のはつ花ぞめの 色ふかく思ひしこころ われわすれめや
724 陸奥のしのぶもぢずり たれゆゑに乱れんと思ふ我ならなくに
715
この季節になると、夏衣がもう薄く感じられる。あの人もあきが来て薄くなるんだろうな。
716
「うつせみの」は枕詞。715とせみつながり。世間の噂が多いので、忘れはしないけれども足が遠のいてしまいそうだ。
717
では、飽きがこなかったら。>715
それこそ別れてしまうのがよい。せめてその想い出を後に残せる。
718
想い出。>717
忘れてしまおうと思うがはやいか、当時以上に、とにかく恋しい。
719
忘れてしまおう ほととぎすが秋には人に飽きられないよう山へ帰ってしまうように。会おうともしない。
720
でも、絶えず通っていた足をとめてしまったら、浮気を疑われてしまうだろうか。
721
足がとまったと見られようが、流れる深い想いがあるのに。
722
浅いからいろいろ言うのだ。私は深い。
723
深く思った気持ちを、忘れるだろうか(忘れられないんじゃないか)。
724
723とは染めものつながり。乱れてしまった。
という具合に、ほとんどの歌が直前の歌と響いている上に、通してみると内容にも流れがある。
あきらめようとしたり、未練を感じたり、忙しいことである。
恋愛関係に色という言葉を使うのは、心が染まるからだと思われる。
浜尾先生は、東大を二度も救ったという偉い方である。徳のある人で、何をしても怒らず、怒らせるのが難しいくらいだったそうな。
というわけで、ときどき、浜尾先生の裏側でのんびりする。昼寝をしたこともある。浜尾先生の裏側には、浜尾先生を偲ぶ漢文が刻まれている。句読点も打たれていない、本物の漢文である。まあちょっと日本風だが。句読点は打たれていないが、実は、ほぼ一文ごとに置き字があって、たいへんわかりやすい。
オレンジティーを飲むと複雑な気持ちになる。口当たりはオレンジジュース。後味は紅茶。複雑な気持ちの時には、浜尾先生の裏側に行くとよろしい。
中目黒にはおいしいものがたくさんありそうだ。