Hatena::ブログ(Diary)

Uncertainty RSSフィード

2013-03-30

スタンドアップ・コメディの世界

日本のお笑い文化はすごく独特で、日本人向けに徹底的に品種改良されて進化したものだから、それにあまりに慣れすぎてしまった結果、海外のお笑いにちょっと抵抗を持ってしまう人もいるかもしれない。よく「うちのワイフが…」的な枕詞で始まるステレオタイプアメリカン・ジョークが揶揄されるように、欧米のお笑いは日本と全く違うセンスで、日本人は全然笑えないようなイメージがあるかもしれないが、決してそんなことはなくて、ちょっと英語ができる人なら慣れてみるととても面白いと思う。

欧米のお笑いのスタイルも比較的多様で、イギリスならモンティ・パイソンミスター・ビーンといったステージセットを使った大がかりななものから、日本の漫才のようなデュオでのコントなどもあるけれど、個人的にはスタンダップ/スタンドアップ・コメディがシンプルで一番好きである。マイク一本を持ち一人でステージに立ち、喋りと動きだけで笑いを生み出すその姿はまさにコメディのストロングスタイルであり、日本でいうところの漫談にあたる、コメディアンの実力が丸裸になる形式である。

ちょっと真面目な話をすると、日本の芸人と同じく、ほとんどの欧米のコメディアンはむちゃくちゃ早口で、かつスラング満載で英語を話すので、リスニングのトレーニングにもなるし、彼らの話の持って行き方、言い回し、間みたいなものは、英語学習者にとってとても参考になると思う。

残念ながら一部のコメディアンはあまりに早口かつスラングが多すぎるので、未だ聞き取り不可能なのだけれど、日本人にも比較的楽しめそうなスタンダップ・コメディアンを何人か紹介してみる。


  • マイケル・マッキンタイア(Michael McIntyre)

イギリスでおそらく一番人気のスタンダップ・コメディアン。ちょっと小太りな体型から動き出される大げさなアクションと、独特の視点と想像力で語られる日常観察ネタが特徴。喋りのスピードがあまり早くないし、テーマも行事や子育てなど誰にでもとっつきやすいものが多いので日本人でもかなり楽しめる。

D



  • デイン・クック(Dane Cook)

こちらはアメリカ人のコメディアン。映像を見れば分かる通りドカドカと笑いをとると言うよりは、ディテール込みの話で観客をじっくりと引き込み、オチでしっかりと笑いを取るタイプ。話の間の取り方みたいなものにすごくセンスを感じる。ちなみにこの人は映画出演、歌手活動などもこなすうえにイケメンなのでアンチも多いっぽい。

D



ちょっと古い人で、2008年に亡くなってしまった。お笑いというよりかは哲学者のような見た目で、辻説法師のように社会風刺を織り込みながらアメリカを批判する喋りがとてもユニーク。

D



最後におまけで、こちらはニューヨークで活動している日本人のコメディアンの方。帰国子女でも2世でもないこの人が、英語でアメリカ人をどかどか笑わせているのはすごい。日本人であることを活かした人種差別ネタが中心。

D

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/yokk/20130330/p1