目標は遥か高みに

朝夕は過ごしやすい気温になってきました。
寝冷えしないように気を付けてくださいね。



ここ最近、子供を早く寝かしつける努力をしているため、平日はまったく子供たちと遊んであげられない状態のよこみちです。
世の中の他のパパママさん達は、いったいどないしたはるんでしょうか?



さて、よこみちの富士山ルポ(あ、また変わった)登山再開です。









一面の雲海のなかに、まるで空中に浮かんでいる島のような富士。



現世から隔絶された、とでもいえば多少は伝わるかな?
雲海によって完全に別天地となった富士登山道。



日差しはもう既に鋭く、日焼け止めを塗らないとたぶんすごいことになりそう。
さっき山小屋で、たっぷり日焼け止めを塗りこんできたよこみち。
淡路島一周の時に、耳の上辺が日焼けしすぎてじゅくじゅくになったよこみちは、耳にも日焼け止めを塗ってある。



さぁ登るぞぉ。



山小屋の横からすぐに、険しい岩肌が。
その岩肌に、2本の鉄の鎖で挟まれた幅3m程の登山道が続く。
山頂に向かって登山道の右側の端は崖のように大きくえぐれていて、幅2〜300mくらい(もっと大きいかな)の大きな沢になっている。
覗き込むと、赤黒い砂利がはるか下界のほうまで続いて、雲のなかへと消えていく斜面。



…転がり落ちたら、引っ掛かるところがないから相当えらいことになるな。



その沢の上のほうをみると、山頂近くに白い地面が。






おお、雪が残ってる。



まだ、坐骨神経痛はそれほど痛くない。
まだまだ道は長いから、こんなとこで変に急いで足が痛みだしたら、それこそリタイアもありうる。
なので、慎重にペースを守って、ゆっくり。



時々、休憩をはさんでは振り返って。



こんなに登ったんだ。
さっきまでいた山小屋が、どんどん小さくなっていく。





あ。



雲海の水平線が、若干カーブしているように見える。
地球の丸さが見えてる、のか?







岩場を少し登っては、つぎの山小屋で休憩。



何度かそれを繰り返し、とある山小屋を通り過ぎたとき。





ちょっと離れたところに黄色い壁の山小屋があって、そのずーっと上の方に、城塞のようなものが小さく見える。



ふああ、遠いなぁ。



あの黄色い建物が8合目なんやな。
じゃ、その上の砦が9合目?



よーく目を凝らすと、そのさらに遥か向こう。
建造物のようなものから、旗がたなびいているのが辛うじて見える。



あれが山頂?



ま、目標が見えてると、多少は気が楽。…なはず。



元気良く、行きましょう!



快調に歩き始めるmark-naとTチャン。



あ、ちょっと。



若干置いてかれ気味のよこみちなのであった。