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読丸電視行

本に遭っては本を読む活字中毒系プログラマー 読丸 の読書感想文日記です。    [総目次]    この日記をアンテナに追加    rss

2010/04/07 現地独占記事訳 All You Need Is Kill 映画化 - 恋のデジャ・ヴなら

[][][][] 現地独占記事訳 All You Need Is Kill 映画化  現地独占記事訳 All You Need Is Kill 映画化 を含むブックマーク

恋のデジャ・ヴなら新田恵利

ハリウッド映画化が着々と進んでいる*1All You Need Is Kill』(桜坂洋) *2 *3ですが、大元一番詳しい記事を書いたMIKE FLEMINGから飜訳OKとの連絡をもらいましたので、紹介します。かっこ内は訳注で、飜訳・訳注の文責は私にあります(誤訳や相応しい訳が見つかったら適宜修正します)。

ちなみに日本語ニュース記事は、シネマトゥデイアニメ!アニメ!ビズなどにもあります。

ワーナー日本小説All You Need Is Kill』に対して金額7桁の先行投資契約を結ぶ

マイク・フレミング 2010年4月5日午後12時53分 EDT

独占記事 ワーナーブラザーズは、桜坂洋原作を書き、ダンテハーパー脚本化した日本小説All You Need Is Kill』の(について提示された)約300万ドル買取価格に対して、7桁前半(百万ドル〜数百万ドル)の金額を支払うことにした。この契約が成立したことで、脚本家たちやその代理人は、売り先が決まる前に脚本を書くことの意義を再考せざるを得なくなるだろう。ワーナー役員ジョン・バーグと制作代表グレッグ・シルバーマンは、権利の取得に直ちに動き、先週金曜日契約を結んだが、その契約には、「制作を積極的に進める」という文言が含まれているので、撮影開始はおそらく12か月以内になるだろう。

この小説オリジナル版は日本集英社により発行され、英語への飜訳版はビズ・メディアにより発行された。ドリームワークスの元役員、現在はビズ・メディア制作代表であるジェイソン・ホフスは、この企画をスリアーツのアーウィン・ストフとトム・ラサリーに担当させた。彼らはこの本の売買選択権を昨年の秋に取得し、脚本家を巻き込んだ。シーエーエーとマネージメント360に所属するハーパーとその代理人は、売り先が決まっていなくても執筆を開始すべきだと考え、ピッチ(脚本が完成しない状態での売り込み、資料なしの口頭の売り込み*4 )はしないことに決めた。とにかく話の進みが遅いこの素材市場では、ピッチは最も一般的な戦略である。スタジオが参加してしまえば、脚本家プロデューサーは先に進むだけでいいからだ。ただし、ピッチの時点では 単なるアイディアしか存在しないから、大スターや有名ディレクターが参加していなければ、契約は通常 6桁前半(十万ドル〜数十万ドル)で結ばれることになってしまう。スタジオが進展中の案件予算を大幅に削減していたり、払う金がなかったりすれば、ピッチをしても まったく売れないこともある。

作品に金をつぎ込み、草稿の執筆を進め、プロデューサー達と推敲を重ねることによって、ハーパーは、泥沼のようなピッチを飛び越え、初めて7桁の大金を得る日を迎えることとなった。彼は、早期に完成する映画ワーナープレゼントすることによって、「6桁の男」と注釈されていた立場を向上させたのである。ちなみに ハーパー最近書いたのは、パラマウントが企画し、プラン・ビーとデビッド・フィンチャープロデュースする『ブラックホール』の脚本である。ハーパーには、他にも進行中の脚本がある。たとえば、彼が監督をしたいと考えている『ドリームランド』は、米国内のテロリスト、ティモシー・マクベイのドラマである。パラマウントによるベネットミラー監督の『インモラリスト』も、その一つである。また、彼は、ルパートサンダースと共同で『ワイルド・ギース』の脚本も書いているが、これはワーナーシルバーマンの依頼によるものである。ちなみに シルバーマンは、今回の契約を結んだ相手でもある。

あらすじは、『恋はデジャ・ブ』(『Groundhog Day』*5の邦題)のプロット上の仕掛けを、近未来エイリアン侵略ストーリーに組み込んだものである。異星生物との戦いに徴兵された初年兵が戦闘中に死亡する。しかし彼は、何度も同じ日に生まれ変わり、同じ運命に苦しむことになる。最終的には、彼は、自分自身が兵士として成長するとともに、他の環境も変化しており、それによって結末が変わるかもしれない、ということに気付く。

映画は、ストフ、ラサリー、ホフス、および、エクゼクティブ・プロデューサー福原秀己によって制作されることになるだろう。

矢口シ羊矢口シ羊 2010/04/07 13:45  挨拶が遅れてしまいましたが、『256倍よくわかる本』の感想リンク集の件、いま確認させていただきました。
 ご面倒をおかけしてすみませんでした。

 『AYNIK』がメディア展開、それも映画化、それもハリウッド(!)……非常に驚きました。
 そして以前のコメントでもお分かりいただけます通り、私は自分の国の言葉ですら満足に扱えない人間ですから、よその国の言葉なんて手も足も出せるわけがなく、こうしてこちらに翻訳記事が載せられなければ、報を目にした際に生まれた驚き以外の――詳細を知りたいという好奇心や不安といった――感情をしばらくのあいだ持て余してしまったことでしょう。どうもありがとうございました。

 さて、些細なことながら、記事に目を通して気になった点を一つだけ。
 訳文で“デビッド・フィンチ”とされているDavidFincherさんですが、このかたは日本でも話題となりました『ファイト・クラブ』等の監督さんのようですから、“デヴィッド・フィンチャー”とされたほうがよろしいかもしれません。
(参考http://www.cinematoday.jp/page/N0013048)

yomimaruyomimaru 2010/04/07 14:46 矢口シ羊さん、ご指摘ありがとうございました。修正しました。

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