言った者勝ち

超党派堅持を確認 検定県民大会呼び掛け団体」について。

 「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会の呼び掛け団体は22日午後、那覇市大道の婦連会館で会議を開き、自民党県連が実行委の解散を求める方針を決めたことへの対応を協議した。その結果、昨年暮れに決定した実行委員会の存続をあらためて確認し、超党派による組織の堅持を次回実行委員会に提案することを決めた。
 会議には県子ども会育成連絡協議会(沖子連)、県婦人連合会(沖婦連)、県老人クラブ連合会、沖縄の未来を語る会、県青年団協議会の5団体が参加した。自民党県連による解散提起の方針について、玉寄哲永沖子連会長と小渡ハル子沖婦連会長が県民から「11万人の思いを大切にしてください」「文科省が検定意見を撤回するまで実行委を存続させてほしい」とのファクスや手紙が相次いでいることを報告した。
 これを受け、呼び掛け団体では「教科書検定意見が撤回されず、記述回復もされない現状が道半ばであることは、多くの県民の共通認識だ」として、今後も超党派による実行委の存続を求めていくことで一致した。
 実行委呼び掛け団体として安次富修衆院議員(自民)と26日に面談し、教科書検定問題の今後の取り組みへの協力を求めることを決めた。
 会では呼び掛け団体として県民の声を集約する取り組みも確認した。

11万人の思いと言うが、実際は2万人程度という事が分かっている。

このニュース映像のなかで古館伊知郎氏は、11万人が実は多くても2万人であった事実を突きつけられ、「数の問題でしょうか?」と開き直っています。

人数が問題ないなら11万と言う数字に拘らなくても良さそうだが、11万と言う数は福田首相も認めているので性質が悪い。

 福田康夫首相は12日の衆院決算行政監視委員会で、沖縄戦で日本軍が「集団自決」を強制したとする記述が教科書検定で削除されたことに関し、「11万人の県民大会があったという事実も、われわれとして重く受け止める1つの理由ではあったかもしれない」と述べ、「11万人」集会を受けて政府の対応を変えたことを認めた。


 9月29日に検定意見の削除を求めた沖縄県民大会の参加者を、首相が主催者発表通りの「11万人」と認めたのは初めて。参加人数をめぐっては関係者の証言から実際は4万人強だったことが明らかになっている。

言ったモン勝ち、と言う印象が否めない。
「自分の意見をはっきりと伝える」事は重要な事だが「捏造した内容を声高に叫ぶ事」は慎むべきだ。