YAMDAS現更新履歴

このページは YAMDAS Project の更新履歴ページです。

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2003-10-27

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

蘊蓄linksの「蘊蓄抜きでリンクしたいサイト」恒例の入れ替え。

あと、(はてな分を含む)サイト内全ページ Amazon.co.jp へのリンクを一新し、直で商品紹介ページに飛べるようにしました。ま、今更ですが。

こういうときデータがクライアントサイドにあると、エディタのマクロ一発(or シェルスクリプト)でできるから楽である。もちろんサーバ上でシェルが使えれば同じことだろうが。

暴飲暴食がたたり、風邪引いてしまったようなので、更新はこれだけ。体調が悪いのはもちろん嬉しくない状態だが、酒を飲まずにいれるのはありがたい。

Fさん、すいません。原稿遅れます。

[] 翔泳社の外山さんからメールをいただく  翔泳社の外山さんからメールをいただくを含むブックマーク

怒りのメールかとびびったのだが、逆にありがたい申し出をいただいた。遠慮なくご厚意に甘えさせていただく。非常に気風がいい方である。

Boing Boing でも取り上げられ、海外でも話題のムック『Bloggers!』だが、確かに言葉はわからなくてもこの表紙デザインはインパクトがある。

ただキレンジャー(?)が頭に付けているマークが…

[] こんにちは、ポワロさん。そしてさようなら、ポワロおじさん。  こんにちは、ポワロさん。そしてさようなら、ポワロおじさん。を含むブックマーク

シャーロックホームズものの翻訳の公開で知られる大久保ゆうさんによる、翻訳者としての田村隆一についての、同じ翻訳を行う者としての一種の哀切を感じさせる文章。

[] 掲示板とうまくつきあえませんでした  掲示板とうまくつきあえませんでしたを含むブックマーク

ウェブサイトをはじめるとき、掲示板を設けない、というのをワタシは明確に決めていた。これからもそれは変わらない。

その理由はいろいろあるが、結局のところワタシの場合も「自分の場所というものに異常な執着がある」というところに行き着くと思う。

当方がウェブページを持つのは、非常に古典的、というか古臭い、自分の表現の場を持ちたいという欲求に沿ったもので、コミュニケーションそのものが目的、ということはまったくない。ここらへん当方はどこまでも自己中心的だし、非常に冷酷である。

せっかく掲示板を設けるなら、活発でしかも雰囲気の良いものにしたいのが人情だろうが、それには管理者にもそれなりのスキルと度量が必要となる。当方にはそれがあるとは思えないし、はっきりいってそういうのにただでさえ乏しいリソースを費やすのは無駄にしか思えない。

当方もたまに書き込む掲示板はいくつかあるが、基本的に参考情報の追加以上のことは行わない。ワタシにも感情があるのでうっかりフレームに巻き込まれることもあるが、掲示板での議論に参加することはほとんどない。

理由は単純で、当方はああした場での揮発的なパフォーマンスが下手というのがある。もちろん自分の書いたものが話題になっているなら、それの作者として…などと書いていたが、体調も戻らないし、あまり楽しいことも書けそうにないので、これ以上は書かないでおく。

どうも先に宣言すると書けなくなるんだよなあ。

キル・ビルはまだ観ていない  キル・ビルはまだ観ていないを含むブックマーク

女性嫌いの当方だが、栗山千明に鎖でシメられ、彼女の冷たい薄笑いを間近で見ながら殺されるのは結構楽しい死に方ではないかと思った。

しかし、鉄球ガチンコはさすがにつらいので却下。

[] 校正中  校正中を含むブックマーク

第7章までゲラ校正が終了。

『ウェブログ・ハンドブック』の発売が当初の予定より遅れている(ように思える)ことについては、訳者としていろいろ思うところはある。先日は体調の悪さもともない、どうしても我慢できなくなり、とあるメーリングリストに一部ぶちまけさせてもらった。

書籍を出版すること、それはそれだけでとんでもなく大変なことである。多くの人達の尽力が結集されないと一冊とて本は世に出て行かない。粗制濫造と酷評されることがある現在もそれは同じことである。自分一人で何かやっているなどと思い上がったら、必ずや罰が下るだろう。

今僕にできるのは、上のことを思い出し、作業に専念して、できるだけの仕事を迅速に行うことだけである。

2003-10-21

オッス! オラ、18ヶ月前に首吊って死んだ厄介者ジョーの幽霊  オッス! オラ、18ヶ月前に首吊って死んだ厄介者ジョーの幽霊を含むブックマーク

The Smiths のラストアルバム『Strangeways, Here We Come』の一曲目、"A Rush And A Push And The Land Is Ours" はこんな歌詞で始まる。

[][] なぜオライリーウェブログを翻訳するのか  なぜオライリーウェブログを翻訳するのかを含むブックマーク

最近オライリーウェブログを翻訳することが多い、というより翻訳はほとんどそれからになってしまっている。これにはいくつか理由がある。

まず文章自体短くまとまっているものが多いのは大きい。読者にしてもこれぐらいが読みやすいサイズなのだろうし、当方の加齢による体力の衰えもある。一方でエントリの時事性、というのはあまりなかったりする。そういうのに関係なく、自分に興味のある分野について書かれたエントリを選ぶからだ。

それでも、オライリーウェブログに執筆するような人を紹介できればとは少し思う。例えば、前回翻訳した Gordon Mohr は、Internet Archive の Chief Technologist であるし、今回翻訳した Ethan Cerami は、「Webサービス エッセンシャルズ」の著者だったりする。そういう人達の文章を訳せるのは、こちらとしても刺激になる。

しかし、忘れてならないのは、オライリーウェブログのコンテンツが Creative Commons の Attribution-NonCommercial-ShareAlike ライセンス下にあることだ。これは前にも書いたことだが、これのおかげで、こちらがやってよいことが明確になる。つまり、いちいち許諾を取らなくても、翻訳を公開できるわけだ。企業サイトに置かれたコンテンツについて、ワタシのような何のバックも持たない一介の雑文書きが、相手(著者、企業担当者)に話を付けてお墨付きを得て翻訳を公開するのは難儀なことなのだ。

こうした翻訳は、「クリエイティヴ・コモンズに関する悲観的な見解」において指摘される「世のクリエイティヴ・コモンズが適用された著作物の大半は、いわゆるblogの類」という現状にのっかった、マクロで見ればたいした価値のない派生仕事に過ぎないのかもしれない。しかし、CC ライセンスのおかげでワタシの行動の自由が広がったにも確かなのだ。

そして最後にあまり楽しくない理由を挙げておくと、以前はフリーソフトウェア/オープンソース関係の雑文を好んで訳してきたが、当時感じたような興奮を感じる文章がこの分野に少なくなった印象がある。もちろんそれはこっちの事情に過ぎず、それをもってオープンソースの現状がどうこう言うつもりは毛頭ない(言えるわけがない)。しかし考えてみると、山形浩生も以前よりオープンソース関係の翻訳が少なくなった印象があるが、もしかしたら氏も同じような停滞感を感じている…なんてことはないか。あの人の場合、手をつけている仕事の範囲が多岐にわたっており、絶対量が桁違いだからね。

[] O'Reilly Hacks Series  O'Reilly Hacks Seriesを含むブックマーク

最近そのオライリーから出ているハックシリーズのサイト。こんなにたくさん出ていたんやねー。eBay Hacks とか TiVo Hacks なんてのまで出ているのは驚き。TiVo についての書籍については以前も書いたが(本のタイトルも似ている)、ちょうど ZDNet に「DVRの“事実上の標準”になるか――全米を虜にした「TiVo」の秘密」という小寺信良氏による記事が出たばかりですな。

梅田望夫氏も blog で何度か Tivo を取り上げており、タイトルに登場するものだけ挙げても以下の三つがある。

[] The Freenet Project Japan  The Freenet Project Japanを含むブックマーク

さて、ここからはしばらく前からウェブで見かけてきた URL をクリッピング(おおっ、ウェブロだ)。

長らく P2P 関係の情報をおっかけるのをサボっていたのだが、気がつくと立派にサイトが整備されていた。思想に関する FAQ ページとか論文「分散匿名情報の保管と検索システム」日本語訳とか。

えーと、この日本語サイトは誰が運営しているのかしら?

[] DQN = Dumbly Qualified Negligence  DQN = Dumbly Qualified Negligenceを含むブックマーク

このたざきさんの定義は応用範囲が広く、言葉の鉱脈を探し当てましたな、という感じ。

他にも AFO = Aggregated Feedback of Oddity なんてのもある。

[] この人昔から嫌いなんですよね〜  この人昔から嫌いなんですよね〜を含むブックマーク

まあ、少なくとも林雄司さんのインタビューが他の二人のそれより百倍すがすがしいものだったことは確か。

[] 御用学者呼ばわりして何か意味があるのか  御用学者呼ばわりして何か意味があるのかを含むブックマーク

最近、そこが知りたい!検索エンジンの裏側なども書かれている佐々木俊尚氏の blog より。

日本で FUD を使うのは企業スポークスマンではなく、むしろ専門家ではないかという山根信二さんの指摘は、環境保護運動を巡る状況にもあてはまるのかもしれない。しかし、「反対の意見を言われると、相手を御用学者呼ばわりして抵抗するぐらいしか他に術がない」という正にレッテル貼りのレベルでは、レッテル貼り返しされても文句は言えないだろうなとも思う。

「環境危機をあおってはいけない」のような本が(どういう陣営からであれ)FUD に利用されるのでなく、正当に評価、批判されることを望む。

[] きみは安部公房を知っているか?  きみは安部公房を知っているか?を含むブックマーク

半月前のストーリーであるが、こういうタイトルが付けられる認知度に、安部公房ファンとしては悲しい。

それにしても、このストーリーを読んでさらに悲しくなるのが、安部公房がワープロを導入した最初期の作家という話が出ながら、どうして誰もその機種に興味を持たないのか。

otsune さんとは違った意味で、「いま/.Jでアクティヴな人たちって、どういう層なんだろうなぁ」と考えてしまう。しかたない。自分で書いておくか。

安部公房が使っていたワープロの機種は、











「文豪」

20へぇ。

いや、ネタではありません。「ダヴィンチ 解体全書 vol.2」に載ってました。

kitajkitaj 2003/10/21 01:33 へぇ

kdmsnrkdmsnr 2003/10/21 02:35 加齢による体力の衰えってまた!

jiangminjiangmin 2003/10/21 02:42 件のワープロは世田谷文学館の安部公房展で展示されてるようです。 http://www.horagai.com/www/abe/tansin/tnsn2003.htm

yomoyomoyomoyomo 2003/10/21 08:23 安部公房展11月のはじめまでですね。ううっ、行けそうにない。残念

2003-10-20

[][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

Technical KnockoutMemex に立ち戻る を追加。Ethan Cerami の文章の日本語訳です。

[] Memex, Hyperlinks, Weblogs, and Google  Memex, Hyperlinks, Weblogs, and Googleを含むブックマーク

さて、今回の文章を訳そうと思ったのは、これが yomoyomo 生誕三十周年を記念して書かれた文章であるから、というのは真っ赤なウソで(当たり前じゃ)、Vannever Bush の『われわれが思考するごとく(As We Think)』が引用されており、現在のウェブにおけるハイパーリンク、ウェブログ、そして Google の関係性について語られていたのを面白く思ったからだ。

というのも、実は Rebecca Bloodの『ウェブログ・ハンドブック』の冒頭に、この『われわれが思考するごとく』が引用されているのですな。

今回訳した文章を見れば、件の論文で語られる Memex を媒介とすることで、Google がウェブログに注目することが不思議でないことが分かっていただけるだろう。ウェブログは、ハイパーテキストとハイパーリンクにより構成される WWW というメディアに最適化されたライティング、パブリッシングの形態であるが、それはガチガチに計画・設計されたものでなければ、企業が旗振ってこうなったわけではない。熱心なウェブユーザの試行錯誤の結果、自然とこの形態に落ち着いた、というのが実際のところである。

ウェブログはウェブ日記なんかと違う新しいものです! みたいなことを言う人がいると、いろいろ批判が出る。というか、ワタシ自身そうした言説には、何か一言言ってやりたくなる。だってそういうのの多くが、ひどく表層的だったり限定的だったり排他的だったりするからだ。ウェブログの新規性、より、まずその本質性を説くほうが良かったのにと今になって思う。もうどうでもいいことだが。

『ウェブログ・ハンドブック』については著者による日本語版への序文でも、Google による Pyra(というか Blogger)買収には当然触れているが、上に書いたような自分が引き合いに出した Memex の位置から見た場合の Google とウェブログに関する視点が抜けており、そこらへんを「訳者あとがき」に補足したつもりである。ちなみに「訳者あとがき」は9月1日に脱稿したのだが、それから一月あまりで既に URL の一部が変わるなどこの世界の移り変わりの速さに驚かされた。一方で、文章の本筋に影響はない。そういう文章にするべく力を尽くしたからだ。

上の文章は手直しして、『ウェブログ・ハンドブック』発売後に「『ウェブログ・ハンドブック』ショートエッセイ」として再公開する見込みである。

[] おとなりページ  おとなりページを含むブックマーク

各所で話題になっているので、もううちで言及する必要もないのだろうが、やっぱりこれ面白いねー。マップのうねうね感がなんとも。こういうのをささっと実装、公開するところなど近藤さんの面目躍如ですな。

いずれについても高木浩光@茨城県つくば市 の日記が最上位に来ていて、驚いた。これは別にページ間の直接的な関係性を示すものじゃないのだから不思議ではないのだが。その高木さんの日記のおとなりページを見ると、ワタシのサイトはランキングに入っていない。まあそんなところだろうな。

カンタン系[改訂復刻版]に、おとなりページに必ず Beltorchicca が入っているということが書かれていたが、技術系のページにとってのそれが高木浩光さんの日記ということか? いや、全方位性という意味でもっと適切なサイトがありそうだが、どこだろう。

あとこの機能で表示されるのは有名ページばかりで、「全く有名じゃないけど自分と近いサイト」こそ知りたいという指摘は鋭い。ワタシもそれを思った。人間の欲望は果てしない。

[] message from Larry Lessig  message from Larry Lessigを含むブックマーク

12月はじめにレッシグ教授が再来日する模様とな。クリエイティブコモンズジャパンのサイトに Wiki も設けられる見込み。

[] Google のリクルートパーティ  Google のリクルートパーティを含むブックマーク

おおっ、新山さん、(いろいろな意味で)すげーっ! Google は、抜群に優秀な連中を集めて創造的な環境を用意する、というのがポリシーらしいですな。その後のコメントもふるいまくっている。jwz が Netscape でなく AOL を退社するときに苦々しく記した、「ぼくたちの業界では、人を二種類に分けることができる。一方は、会社を成功させたいために働きたい人。他方は、成功した会社で働きたい人だ」という文を思い出した。

TRICK3 & 劇場版 TRICK  TRICK3 & 劇場版 TRICKを含むブックマーク

ついに始まった第3シリーズだが、ビデオに録画しておいたものをようやく観れた。劇場版はさっきやっていたもの。

周りの反応を見ると、作品の評価として、1>2>映画版という評価が多いようだ…って、どんどん悪くなっとるやんけ!

しかしワタシは、2のほうが1より好きだったりする。これはワタシが2から観始めたため思い入れがあるというのもあるが、「本物の超能力者がいるのか?」という1の基調を成した設定から自由になって、楽にあのドラマに入れるようになった印象があるからだ。

で、第3シリーズだが、うーん…今書けるのは、柴咲コウはともかくとして、ガッツ石松はうざい、ということぐらいか。

そして劇場版の方は、こうやってテレビで観るので十分でしょう。竹中直人が比較的早くに死ぬのはよかったと思います。

堤幸彦演出の一種のぎこちなさが(この表現が適切かは分からんが)、仲間由紀恵と阿部寛という役者に絶妙に機能したのが TRICK の成功の鍵だったと思うが、第3シリーズを観て、当たり前だがキャストのみんなも歳を取ったなあと思った。ちなみにワタシは、仲間由紀恵 as 山田も好きだけど、それ以上に阿部寛 as 上田教授が好きなのだ。

あと書いておかなければならないのは、今回のシリーズに石原刑事は登場しないということ。前原一輝さんが芸能界を引退されたということで、とても残念である。彼の不在は予想していた以上に大きかった。

ワタシの住む田舎では『池袋ウエストゲートパーク』の再放送を最近深夜にやっており、三年以上遅れ(遅すぎ!)であのドラマにはまることになったワタシなのだが、あれにも前原さんが刑事役で出ていたんだよね。

最後に、前原一輝さんの前途を祝して、ワタシが一番好きな石原刑事の台詞を記しておきたい。

これで決まりじゃ! これで決まりじゃ〜〜ドット・コム!

提供はキル・ビル(これがやってみたかっただけ)  提供はキル・ビル(これがやってみたかっただけ)を含むブックマーク

書きついでいたら異様な分量になった。全部書いてしまっているのだが、本日の公開分はここまでにさせていただく。明日の後編を待て!

結城浩結城浩 2003/10/20 06:45 「うねうねアプレット」の作り方 http://www.hyuki.com/diary/dia0310.html#i20_06

ただただしただただし 2003/10/20 09:39 TRICK(1)には短編の面白さがあったんですが、そのまま映画で長編化してしまって失敗した感じですね。よくあるパターンですが

yomoyomoyomoyomo 2003/10/20 10:18 あのアプレットは自サイトの周りを他の有名他サイトが蠢くという願望としてのサイト天動説を視覚化してくれるという意味でも楽しいものですね(笑)

yomoyomoyomoyomo 2003/10/20 10:18 確かに意気込んで映画館に行ってあれだったらちょっと悲しかったかも。やはりあれはテレビサイズの作品なのだし、それでいいんですが、第3シリーズはどうなるやら

nanacynanacy 2003/10/22 09:48 仲間cが相変わらず可愛い!

2003-10-13

[][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

Technical Knockoutほしいのは Wifi Wiki Hifi を追加。Gordon Mohr の文章の日本語訳です。

書かれてから少し経つ文章だが、今回翻訳しようと思ったのは、タイトルに Wiki の文字があったからというのもあるが、この文章の続編にあたるエントリが出たからというのもある。そこで紹介されている Bass-Station を面白いと思う人も多いだろうし、似たことを考えている/試みている人もいるだろう。

なお本文の最後の法に触れる云々については読者からコメントが入っているので気になる人はそちらもご一読を。また本文で取り上げられている Linksys のメディアアダプターについては、MYCOM に記事がある。

[] Yahoo! JAPAN に Wiki カテゴリができた  Yahoo! JAPAN に Wiki カテゴリができたを含むブックマーク

ようやく Wiki が認知されたかと思うと、とても嬉しい。YAMDAS Project もこのカテゴリに入っており、ウェブロカテゴリと二冠達成ということになるのか?

分類が HTML エディタの下というのは何じゃらほいという感じもするが、これは Yahoo! 本家に倣ったもののようだ。

[] RSS 情報の公開  RSS 情報の公開を含むブックマーク

遂に、はてなが正式に各ダイアリーの RSS 情報公開をサポートした。早速リンクをページ右上に追加させてもらった。そろそろ Hatena RSS Machine を利用しようかと考えていたところだったので、とてもありがたい。

はてなの近藤さんの RSS への消極的な姿勢は CNET でのインタビューでも語られていたし、はてなアンテナと競合するところもあるだろうから、今回の決定はあまり嬉しいものではないかもしれないが、しかしやはり RSS が一種のインフラになりつつあることから考えると、最低限の対応は不可避だと思う。

舶来 blog ツールとウェブ日記サービスの緩やかな連携を促進する決定を歓迎し、近藤さんの柔軟さに感謝したい。

[] はじめてのウェブログ  はじめてのウェブログを含むブックマーク

非常に良い仕事だし、特に中国語で書かれた文章はまったく読んでなかったのでとてもありがたいのだが、リンク集などでワタシの仕事が完全に無視されているのは正直なところ悲しい。

もちろんそれが評価だというならいいんだけど、HotWired の特集はワタシの文章を差し引いても、Evan Williams や Rebecca Blood の良質なインタビューなどが掲載されているので、これだけでもリンクしてほしいところではある。

[] 坂村健と週刊ダイヤモンド  坂村健と週刊ダイヤモンドを含むブックマーク

上でリンクした反応リンク Wiki ページから、今回問題となった文章や主要な反応を辿ることができるだろう。

もう完全に収束した話だと思うが、当方も /.J の AC の表現を借りるならピシャリとやった手前、少しは書いておく。

八田真行さんについては以前にも書いたが、japan.linux.com で発表した文章でも、例えば GNU GPL についての解説文章などでは素晴らしい明晰さを発揮するのに(そしてそれが氏の実力であり本領だと思う)、今回の文章や過去の「オープンソースの現実、と若干の理想(上)(下)」を読む限り、文章で扱う対象がフリーソフトウェアコミュニティの外にいる人間に向かうと、ひどく戦略性に欠けた、余裕のない文章を書いてしまうことがあるようだ。

八田さんは「もしあの雑誌の記事が正しかったのならば、私の批判を撤回する必要は感じません」と強弁しているが本当にそうだろうか。あの週刊ダイアモンドの記事を見て、どこまでが坂村健による発言・主張かの切り分けにいきなり間違っている時点で、当方はかなり危ういものを感じるのだが。

こんなことを書くと迷惑に思われるかもしれないが、八田さんは紛れもなくフリーソフトウェアコミュニティのスポークスマンの一人である。少なくとも日本においては、その主要な一人、である。それは、八田さんの文章を受け売りして、週刊ダイアモンドを買うなどして問題の記事を確かめることももせずに安易に坂村健を叩く文章をウェブ日記などに公開する人間が散見されたことからも明らかである(当たり前だが、それについては八田さんには責任はない)。

しかし、例え「もしあの雑誌の記事が正しかった」としても、今回のような文章でフリーソフトウェアコミュニティの外側にいる人間に真意が伝わり、主張の正当性を評価してもらえると思ったらそれは間違いである。むしろそうした人達にも言葉を届けていくことこそがこれからますます重要になるはずなのだし、八田さんはそれができる人だと思うのだが、今回の文章はニュースサイト(なんでしょ?)に書く文章じゃない。

いずれにしても八田さんにはこれからも健筆を奮ってほしいと思うし、粘着に悪口書いている人間など吹き飛ばすような活躍を期待します。

[] Blog of the Yeah! 2003  Blog of the Yeah! 2003を含むブックマーク

こういうのもいいんじゃないんでしょうか。

審査員紹介のページで、翔泳社からでるウェブロムックのタイトルが『Bloggers!』であることを知ったわけだが、担当者の外山圭子さんの紹介文にある「紅一点の美人編集者」ってウェブロと何の関係があるんですか? 周辺の方々のオヤジな感性がリアルに伝わってきます。イエーーーーイ、blog は最先端のムーブメントで〜す、イエーイ、ピース、地球愛。

ところで当方も、外山さんに一度だけお目にかかったことがある。@Random 1st の終了後、スピーカーでもあった月刊 dotNET マガジン編集長の野村信行さんとともに挨拶に来られたのだ。「こちらが『コモンズ』を担当された…」と外山さんを紹介された瞬間、ワタシの呪われた失言癖が炸裂してしまい、思ってもいないことを口走ってしまった。それには一応理由というか背景があるのだが、ちょっと長くなって書ききれないので以下略。

…という話はどうでもよくて、そのとき野村さんに「何か翻訳するのに良い本はありませんかね?」と挨拶がてら聞かれたのだが、慎み深い、言いかえれば卑屈な典型的ジャパニーズのワタシは、『ウェブログ・ハンドブック』なんかどうすか! と言えなかったニダ。

というか、「I can't blog.」を書いた翌日に某社に『ウェブログ・ハンドブック』翻訳の話をもちかけたらきっぱり断られてしまったショックで、ワタシ自身もろもろの商品性について悲観していたのも大きいのだが。

しかしどうよ、翔泳社からは優れたウェブログ入門書が出たし、11月には件のムックも出る。そして後者の担当が外山さんなのである。嗚呼、あのときああ言っていればああなったのかなぁ…といろいろ考え、後悔するわけである。

[] 校正中  校正中を含むブックマーク

しかし、『ウェブログ・ハンドブック』日本語版は出版される。ありがたいことである。いつになったら出るんじゃ、ゴルァ! という声もあるが(超意訳)、11月末になる見こみみたい。

現在、絶賛ゲラ校正中なのだが、翻訳を終えて三ヶ月して戻ってきた原稿なので客観的に読める。第一章の最後を読んでいて盛り上がり、立ち上がってジョン・アンダーソンになりきって『Siberian Khatru』を歌い上げる寸前だった。危ない、危ない。

松永英明松永英明 2003/10/13 04:27 大変失礼いたしました。早速リンクに加えさせていただきました。もっとも、今のところはウェブログについての「FAQ」と「歴史」を中心に集めていたので、「ウェブログをめぐる言説」の分野にはまだ及んでいなかったのです(結構たいへんそうだというのもありましたが)。まあ、英語圏発のウェブログと、それとは独自に発展してきた日本のいくつかのコミュニティ(HTMLベースだけでも日記、テキスト、ニュース等々)の微妙な絡み合いもあってややこしすぎる(;´Д`)と思います。

yy 2003/10/13 13:16 まだいいよ。俺なんかphpnuke.jp取られたんだぜ。何も知らされてないし。人徳がないとか言うな。

yomoyomoyomoyomo 2003/10/13 13:47 いえいえ、こちらこそ申し訳ありません。疲れているせいか愚痴っぽいことを書き散らかしてしまいました。どうかお気になさらず。このままいけば大変貴重な情報源になることは間違いありませんので。

nobodynobody 2003/10/13 13:59 [Siberian Khatru] YES?

yomoyomoyomoyomo 2003/10/13 14:04 取られた、なんて言う方がおかしい。そういうものだよ。人徳以前。

yomoyomoyomoyomo 2003/10/13 14:05 YES

nobodynobody 2003/10/13 14:15 Thanks. (They are great. )

yy 2003/10/13 21:16 納得。要登録(無料)→http://lovemorgue.org/modules.php?name=Diary&op=ViewUserDiary&uname=morgue#1066047294

結城浩結城浩 2003/10/14 00:46 s/Bloggers/Bloggers!/ かもしれません。

yomoyomoyomoyomo 2003/10/14 01:45 ご指摘ありがとうございます。勢いが足りませんでした(違う)。早速修正させていただきました。

2003-10-06

『Blue Mask』ジャケット

[][] はてなダイアリーが選ぶ名盤百選  はてなダイアリーが選ぶ名盤百選を含むブックマーク

id:enarin さんからリレーが回ってきたのだが、スカしたチョイスをしている余裕がないので、ここは直球で行きたい。先日ライブを観た Lou Reed から選ばせてもらう。Velvet Underground については、ワタシも一番好きな 3rd アルバムを bon さんが既に取り上げておられるので、1982年の『Blue Mask』(日本盤は ASIN:B00005EHOW、米国盤は ASIN:B00000HZTB)にさせていただく。2ちゃんねるのネットウォッチ板で「yomoyomoの音楽の趣味はダサい」で叩かれたこともある当方が自信を持ってお勧めする名盤である。

山形浩生は、かつて Lou Reed の歌詞について、「(文学的脚色と素材への密着の)堂々巡りの逡巡の中にある」と書いているが、実はそうした揺れは歌詞に限った話ではない。『New York』のブックレットに Lou は、"You can't beat 2 guitars, bass, drums." と書いている。彼が一番力を発揮するのは、そうしたベーシックなロックバンドのフォーマットにトーキングスタイルの肉声がのっかったときであることは、本人もファンも分かっている。しかし、それに安住しようとはしない人なのである、この人は。それが魅力でもあり、厄介なところでもある。

本作は、RCA 復帰作にして 2 guitars, bass, drums の4ピース構成に立ち戻った作品であり、現在の彼のサウンドフォーマットの礎となったアルバムと言ってよい。一曲を除いてはオーバーダビングなしのスタジオライブ形式で、バンドサウンドに緊張感が張り詰めており、それが本作を特別なものにしている。バンドメンバーは、ギターが Lou と痙攣ギターの名手 Robert Quine*1、ベースはその後長期に渡り相棒を務める Fernando Saunders、そしてドラムが Doane Perry である*2

本作はレコード会社移籍による心機一転作というだけでなく、それまでの、美少年レイチェル君との婚約、ステージ上のヘロイン注射*3、究極の自暴自棄作『Metal Machine Music』*4…といった逸話で語られる退廃的なライフスタイルからの決別を宣言した意味でも彼の大きな区切りの作品と言える。

詩作における師であるデルモア・シュワルツ*5に捧げる一曲目の "My House" は、健康的な生活と創作へのフォーカスを力強く歌い上げる名曲であるし*6、それに続く "Women" も、かの Patti Smith が Lou に向かって吐き捨てた「どうしてアンタのような最低な奴が美しい曲を書けるの?」という言葉を想起する繊細な優美さを湛える曲である。「オレは女性を愛している」というストレート過ぎる歌詞には失笑させられるが。

しかし本作が素晴らしいのは、「ヤクを止めてクリーンになりました!」みたいな、白々しい80年代的ヘルシー志向に全然留まっていないところである。そうした文脈で語られがちな "Average Guy" は、オカマっぽい歌い方からも分かる通り彼一流のユーモアだし*7、歌われる精神的な危機に呼応するかのように Quine のギターの引き攣りまくる "Waves Of Fear" や、押し入った強盗に銃を突きつけられ、眼前で妻を強姦される "Gun" など、本作は一筋縄にはいかない。

そうしたテンションが最高潮に達するのがタイトル曲で、「連中はあいつに泳ぎ方を教えるのに後ろで両腕をしばった」に始まり、「指を関節から切り落とせ/発情した男根を切り落として/あいつの口に突っこめ」で終わるという、彼の作品の中でも最も過激な詞を持つ強力なロックナンバーである。Lou は詩集「ニューヨーク・ストーリー――ルー・リード詩集」において、この曲について一言「自画像」とだけ記している。クリーンになった、「普通の男」宣言、といった文脈から、彼ははなから逸脱しておるわけだ。彼の表現者としての核、そしてそのタフネスは一貫して揺るぎない。

あと本作について触れておかなければならないのはジャケットデザインで、彼の代表作とされる『Transformer』のジャケットをタイトル通り青に染め上げたものになっている*8。70年代における彼のイメージを過去のものとするあざとくも秀逸なデザインを行ったのは、結婚間もなかった Sylvia 夫人で、この後も90年代の再結成ベルベッツのライブ盤まで、彼女はジャケットデザインをいくつも手がけており、優れたものが多い*9。ちなみにアルバムのラストを飾る "Heavenly Arms" は、サビで彼女の名前が連呼されるという恐ろしい曲で、前述の "Women" 同様の、バイセクシャル時代の反動がモロに出た女性賛美的歌詞にワタシはどうしても抵抗を感じてしまうわけだが、楽曲の美しさを前にすると、もう何も言えなくなる。

まあ要は、緊張感と美に満ちた優れたロックアルバムだということです。

And now, who's next?  And now, who's next?を含むブックマーク

わずかなりとも当方とやり取りのある人ではてなユーザとなると技術者の方が多く、この企画を振って良いものか迷ってしまうのだが、考えてみれば最適な人がおるではないか。優れた書籍編集者にして Rock.jp を主催するDJでもあらせられる id:mohri さんにリレーを回します。サイト趣旨と異なる文章を書かせてしまうことになるが、完全に無視します。そういうわけでよろしくお願いします。

*1:ベルベッツの熱狂的なファンであり、彼が録音したライブテープがオフィシャルブートレグとしてリリースされたのは記憶に新しい。2004年、ヘロインによるオーバードーズにより死去。自殺と見られる

*2:『Live In Italy』などで最高のバックバンドを構成し、『New York』の共同プロデュースも務めた Fred Maher は、本作には未参加。Quine と Maher は、Matthew Sweet のアルバムでも共演していますね

*3:実際に注射したのは水だったという説もあるが、いずれにしろ良い子の皆さんはマネしないよう。そういえば先日お会いした山形さんに伺ったところによると、最近 Lou はアンチドラッグのCMなんぞに出演しているらしい。ううっ…

*4:レコード二枚に渡り、ひたすらギターノイズが続くというとんでもないアルバム。インダストリアルメタルの先駆けとか評価する人もいるが、単なるゴミです

*5:1913-1966, 代表作に "In Dream Begin Responsibilities" がある。Lou が彼に作品を捧げるのは、ベルベッツの 1st の "European Sun" 以来。U2 も "Acrobat" を彼に捧げている

*6:その一方でこの曲は、かなーりオカルト入っている。後の『Magic And Loss』にも降霊術を描いた曲がある

*7:そもそもこの人、異様にこわもてのため、ジョークをかましてもジョークに聞こえないという欠点がある

*8:でも、以前の日本盤は確かこの色が紫だったんだよな。どういうわけだ?

*9:90年代半ばに、二人は離婚。Lou の現在のパートナーは、Laurie Anderson

yy 2003/10/06 04:04 QuineとMaherといえばRichard HellのセカンドアルバムのVoidoidsなのでそこんとこ忘れないように。

mohrimohri 2003/10/06 12:55 謹んでお引き受けいたします。

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