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YAMDAS更新

参加型メディア時代におけるウェブログとジャーナリズムを追加。Rebecca Blood の文章の日本語訳です。また、『ウェブログ・ハンドブック』からの抜粋ウェブログの倫理も改訳して再公開。

ウェブログの倫理」の方は、一年近く前に訳してこっそり公開していたものであるが、『ウェブログ・ハンドブック』日本語版の刊行も近いので、著者に許可をもらい、訳を改善して再公開とあいなった。

そして、「参加型メディア時代におけるウェブログとジャーナリズム」だが、これは見つけた途端、自分が訳さなければならないと決意した。体調が相変わらず思わしくなく、しかも三連休いっぱい仕事が詰まっていたので、仕事の遅い当方にとってはかなり厳しかったのだが、なんとか仕上げた。

僕が訳そうと思ったのは、いくつか理由がある。一つは、ことのはのはじめてのウェブログにタイミング良く同じ主題を扱った「ジャーナリズムにおけるウェブログ形式は何が急進的なのか?」が公開されたというのがある(毎度ながら松永さんは役に立つ文章を訳されるなぁ)。そして、Rebecca Blood の書き手としての質を誤解されるような日本語訳はこれ以上勘弁してほしかったこと。そして何よりウェブログとジャーナリズムに関する話は重要だし、『ウェブログ・ハンドブック』でもそれに関する部分は、心を砕いた素晴らしい文章になっていたことがある。そして今回公開した文章は、その続編にあたるものである。

現状に不満があれば、自分が手を動かせばよい。だからそうさせてもらった。ただ何分勢いだけで上げたものなので、一週間ぐらいかけて訳を見直さないといけないだろう。原文はコメントアウトしてしばらく残すので、誤記・誤訳を見つけた方はメールでご指摘ください。

blog of the Yeah! その後

山田BBSのウェブロスレで話題になった blog of the Yeah! の内部情報を晒すエントリは、実はワタシも Myblog Japan の新着記事で見つけて読ませてもらった。というかすぐ消されると直感したので、ローカルに保存させてもらった(笑)。

面白いのは、エントリ一覧の中にこのページ(YAMDAS現更新履歴)が入っていたことだ。推薦してくれた人がいるらしい。確かにこのページはウェブロの範疇に入るのかもしれんし。

しかし、ワタシにはドリコムからノミネート候補通知のメールは来ませんでした…という流れで文章を書いていたのだが、11月4日に日付が変わった後で、内藤さんからノミネート掲載許可のお願いメールが届いた。

以下削除した文章の内容はご想像におまかせするが、ともかく今は邪推はしないでおこう。

こうした企画をやる以上、やはり成功した方がコミュニティ全体のためになると思うので、成功を祈りたいものである。

[追記(11月4日23:20書き直し)]:

で、ノミネート候補が発表されたわけだが、かなり疑問の残るものとなった。もちろんウェブユーザ全員を納得させるというのは土台無理な話なのだが、せっかくなのでワタシ個人の疑問点を列挙しておく。

  • はてなダイアリーが入って tDiary が入らないのは、機能性、ユーザ数、開発の活発さのいろんな要素を考慮しても理解できない。
  • はてなダイアリーから選ばれたのがこのページだけというのはまったく不可解。このページははてなを代表するものでも、はてなの中で最も人気があるウェブロでもないことは誰もが認めるところ。ちなみに10近くのはてなダイアリーがエントリされていたはずなのだが。
  • セキュリティホールmemoなど他にもエントリされているのに含まれていない有力サイトがいくつかある。まあこれにはどうしても主観が入るから仕方ないか
  • 他でも言われているが、サイトと賞ジャンルが合っていないものがいくつかあるが、これについても同上

不満が大きい順に並べてみたが、お祭りにケチをつけるのも野暮なのだろうからこの件についてはこれでおしまい。

あとコメントにも書いたことだが、「どうしてオレが知らないサイトばかりなんだ!?」と思うより、新しくサイトを知る機会ができたと思ったほうが生産的です。

Amazon のウェブサービス

iNTERNET Magazine に平田さんによる Amazon の Jeff Barr のインタビューが掲載されるとのこと。

宮川さんは syndic8 も Jeff Barr がやっていたのかと驚かれているが、そのことも Jeff Barr が Amazonウェブサービスエバンジェリストやっていることも、Amazon ウェブサービスのインタフェースの85%が REST なことも、当方が半年以上前に訳した文章に全部載っているんですがね。

こういうとき、自分のサイトが実は誰にも知られていない場末の弱小サイトである現実を思い知らされる。とてもよいことだと思う。

レッシグ教授来日

レッシグ教授が12月のはじめに来日するが、ワタシも氏の滞在期間に上京する機会があるものの、CC-jp のミーティングとはスケジュールが合わないので残念に思っていたのだが、何だ20〜25名しか招かれないのか。それじゃワタシなどはなから out of 範疇じゃない。よかった(なにが?)。

R.E.M のベスト盤

イン・タイム:ザ・ベスト・オブ・R.E.M 1988-2003

イン・タイム:ザ・ベスト・オブ・R.E.M 1988-2003

彼らのアルバムは、90年代のものは大体持っているのだが、今それらは全部実家にあるため、せっかくだからと購入した。で、毎日聴いている。

マイケル・スタイプはかつて、自分は電話帳を読み上げるだけで聞き手を泣かせることができる(そしてそれは苦痛なことだ)と言ったが、それは大げさでも何でもない。例えば "Imitation of Life" のような歌詞にまったく意味のない曲で僕は深く感情を揺さぶられるのだから。

今更ワタシが書くまでもないが、彼らは90年代の、そして現在もなお(そう言ってしまいたい)世界最高のロックバンドである。

落ち着いたら、彼らについて書いてみたい(と予告すると大抵書けなくなるのだが)。

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