YAMDAS現更新履歴

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2003-12-30

[][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録に釜本雪生+くぼうちのぶゆき編著「テキストサイト大全」を追加。

さて、今年の更新もこれで終わりである。実は2003年を総括する種類の文章を二つ、そして以前から書こうと思っていた文章が結局仕上がらないまま残務整理のようなのでシメというのも悲しい話だが、また年明けに書くかどうか再判断するとしよう。

今実家にいますので、メールなどへの対応はしばらく遅れると思います。どうかご容赦ください。

2003年は、個人的には本当に実りの少ない年だった。しかし、今年ほどうちのサイト、当方の文章が注目された年はなかったし、今後もないだろう。まったくの皮肉だが、自分でそれを選んだところもあるのだから文句は言えない。

来年は少なくとも YAMDAS Project としてはパワーダウンの年にします!

翻訳書における訳者  翻訳書における訳者を含むブックマーク

訳者は役者に過ぎない。

山形浩生という歌って踊れる訳者の仕事が目立つためか、どうも翻訳書における訳者の権限を、実際よりも大きく見る人が最近増えているような印象がある(もちろんそれは山形さんの責任ではないし、氏に対して文句を言いたいわけではまったくない)。

かなり強引に映画にたとえるなら、製作が出版社、監督が編集者、脚本が原著、そして役者が訳者にあたると思う。訳者は役者に過ぎず、編集者の本であり、そしてその商業的な部分は出版社が握る。

心血を注いだ脚本に下手な演技で襤褸を着せてしまったら、それは役者の責任である。翻訳書の場合、それが襤褸の大部分であるから、訳者はそこに心血を注がねばならない。しかし、それ以外にも落とし穴はある。刊行を遅れを訳者のせいだと誤解されるのは(極めて腹立たしいが)実際に往々にしてあることだから我慢するとしても(まあ、僕にしても『Wiki Way』がそうだった)、何か訳者が権限を持っているぐらいに思われるとちょっと困る。

編集者なしに、本は作られない。それほど大きな存在である。当方は訳者として、それに常に敬意を払わなければならない。しかし、もっと重要なことがある。編集者なしに本はないかもしれない。しかし、読者なしには本が出る意味がない。読者のために本は存在するということである。

[] ミラーズ・クロッシング スペシャルエディション  ミラーズ・クロッシング スペシャルエディションを含むブックマーク

DVDジャケット

当代最高の映像作家であるコーエン兄弟の作品の中で、一番好きな作品である。以前、この映画の唯一の欠点は面白すぎること、と書いたことがあるが、それぐらいひたすら面白い映画である。期間限定で2000円で買えるとなれば、買わない手はない。

コーエン兄弟の作品は思想性が欠落しており、そうでなくても個人的にはひっかかりが少なくピンとこない部類に入るはずなのだが、それでもワタシが彼らの映画を大体好きなのは、彼らがユーモアの表現がうまいところによっているのだろう。『ビッグ・リボウスキ』のようなそれを前面に押し出した映画に限らず、『ファーゴ』『バートン・フィンク』といった作品にもそれは言えることである。

『ミラーズ・クロッシング』の美点の一つに、DVD のジャケットを見ても分かる通り、映像の絵画性がある。冒頭の風で帽子が飛ばされる場面など、本作は(主に帽子を中心として)絵が決まりまくるところがいくつもある。

そしてそれ以上に重要なのが、その「絵」がちゃんと動きを持ち、「映画」になっているところ。映画は単なる絵画でもなければ単なる動画でもない。黒澤明が言うように、「映画になる」瞬間があってこその映画なんだ。本作ではその瞬間まで決めまくってくれる。やはり、撮影監督のバリー・ソネンフェルドの貢献は大きいのだろうな。本 DVD には彼のインタビューも収録されているが、彼の監督作を見るにつけ、撮影監督に専念した方がいいんじゃないかと思うのだが。

本題に戻ると、もう一つ重要なのが、上で書いたユーモア感覚。DVD の特典インタビューで主演のガブリエル・バーンが、はじめ脚本を読んでコメディかと思ったと言っているが、重要なのはそこである。この映画の脚本は、演出次第でコメディにもできる作りになっている。

「この映画はダシール・ハメットのオマージュである典型的な…」などと薀蓄垂れる自称映画通さんらはそこらへん分かっているのかな。言うまでもなく、コーエン兄弟はノワールっぽい演出はお手のもので、実際本作もそういう作りになっているが、ワタシが彼らの映画の中で一番本作を好きなのも、それがコメディの枠組で撮られているという面白みがあるからだ。第一、かっこいい主人公があんなに一方的にぼこられるノワールはなかなかありゃしませんぜ。

その主人公を演じたガブリエル・バーンが渋くてかっこいいのを始めとして、ジョン・タトゥーロとスティーヴ・ブシェミの怪演など役者陣の見所も多く、素晴らしい映像×音楽×演技の映画に仕上がっている。

anonyanony 2003/12/30 20:44 >個人的には本当に実りの少ない年だった< ??? what the hell? you published a book. be the man and start ranting if you don’t like something especially it’s an evil custom.

暴君ハバネラ暴君ハバネラ 2003/12/31 00:59 では、個人的なパワーアップをせよ〜!

nijimunijimu 2003/12/31 01:27 訳文については色々思うところはありましたが、最終的にはこの原文に忠実な訳文は十分にアリだと思いました。ただ、口調が場所によりかなり変わるのがいまいち理解できてなかったところがあっかも知れません。ウェブでレベッカが話すのは、多分もっと中性的な口調だと感じていたからでしょうか(概して、性別を感じさせない人のウェブ上の言葉遣いは中性的だと思います。半分意識してのことでしょうが)

nijimunijimu 2003/12/31 01:30 追記。上記の「中性的になる」というのは、英語だとそんなに区別が無いかも知れないですけど、特に日本だとそうなりますよね。国は違っても、ウェブ上の意識は「中性」という人は多いと思ってはいます

yomoyomoyomoyomo 2003/12/31 13:47 初のコメント削除適用。それでは皆さんよいお年を。

ogisoogiso 2003/12/31 15:06 値下げされていたんですね……私も『ミラーズ・クロッシング』がコーエン兄弟の最高傑作のような気がしています。

ogisoogiso 2003/12/31 15:06 『ブラッド・シンプル』や『ファーゴ』も、コメディとしても演出できそうな脚本ですね。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/31 16:32 元々は当方のDVD購入限界価格を超過しているため悔し涙を飲んだのですが、期間限定安売りに小躍りしたものです。コーエン兄弟の作品は誘拐ものが多く、そのいずれも無理やり笑わせなくても話の転がり方が既に喜劇になっていますね。

matsunagamatsunaga 2004/01/01 13:55 明けましておめでとうございます。山田BBSウェブログランプリ最優秀翻訳賞 受賞おめでとうございます!

yomoyomoyomoyomo 2004/01/01 15:49 あけましておめでとうございます。あ、でもアレ山田民の総意ではないですし…

2003-12-29

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

これまで訳者の方で見つけた『ウェブログ・ハンドブック』の書評リンク集を YukiWiki 上にまとめた。

またしても YukiWiki 上に間借りしてしまった。いつも「HikiFarm あたりで自分用のスペースを設けて」と考えるのだが、どうしても慣れた方、安易な方に流れてしまう。正に寄生虫状態。Amazon アソシエイトを wwwhyukcomhir-22 指定しておきましたんで許してください、結城様。

「購読した」「読了した」だけのものはノイズでしかないので、何かしら感想を書いているものだけ選んだのだが、それでもこれだけの数である。誉めているものも貶しているものも分け隔てなく入れたので、購読しようかどうか迷っている人は、このリンク集を参考に決めるとよいのではないだろうか。

[] 「訳者あとがき」の補足  「訳者あとがき」の補足を含むブックマーク

購読者向け HTML 版の配布を行った「訳者あとがき」だが、いくつか指摘をいただいているので書いておく。

まずウェブ日記文化と e-zine 文化の関係。例えば海外でも有名ウェブログの一つ Boing Boing も元はそうしたものだったが、日本でも e-zine が初期のウェブ日記(「日記リンクス」の管理者である津田優氏など)に影響を与えていたようで、歴史を書き起こすならここから書き始めなければならないようだ。ここのあたりの言い表し方にその人の個人サイト観が出るようで、加野瀬未友さんはミニコミ、いしなおさんは個人新聞という言葉を使っていますね。

あと255ページの「企業のニュースサイトの記事をネタ元にすることが多かったことから、それらのサイトは「個人ニュースサイト」と呼ばれるようになるが」という記述は少し問題があったようで、当時日本語のニュースソースが乏しかった Mac 系の情報を翻訳したりした個人によるニュースサイトは1995年ぐらいから存在していたし、それとは別にあった UG 系のニュースサイトが後に現在の個人ニュースサイトに変わっていったところもあるとのこと。

[] 反省点  反省点を含むブックマーク

あとこれは書いていて思い出した、「訳者あとがき」に限らない反省点だが、人名のアルファベット表記。当方は元々アルファベット圏の人名は、アルファベットで表記するのが好みで、当サイトでの翻訳もその方針で行っている。そしてその好みが担当編集者のそれと一致したので、『ウェブログ・ハンドブック』でもそうさせてもらった。が、やはりカタカナ表記したほうがよかった人名もあったと思う。ジェニファー・ロペスやオプラ・ウィンフリー、そしてリチャード・バックなんかはやはりカタカナ表記にするよう強硬に主張すべきだったかと反省している。これは訳者の責任である。

実は、強硬に主張してカタカナ表記にさせた人名もあって、それはウィトゲンシュタインである。これアルファベットで書かれても分からんよ。

結城浩結城浩 2003/12/29 15:13 許してあげましょう(にっこり)。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/29 15:33 We’re not worthy!(と平伏す。古い)

2003-12-27

[] 『ウェブログ・ハンドブック』訳者あとがき HTML 版配布  『ウェブログ・ハンドブック』訳者あとがき HTML 版配布を含むブックマーク

予告通り、『ウェブログ・ハンドブック』購読者の方に、「訳者あとがき」全文の HTML 版の配布を開始します。詳細はサポートページを参照ください。

申し訳ありませんが、一般公開ではありません。購読者の方で、「訳者あとがき」を HTML で読みたい方は当方までメールください。

もう特にコメントすることはありませんが、この HTML 版作成の作業は、YAMDAS Project 開設以来最も楽しくないものでした。もちろん HTML 版はきちんと作成させてもらっています。既に報告されている誤植も修正しています。そして、背景色は蛍光色ではありません。

matsunagamatsunaga 2004/01/09 17:22 蛍光色じゃなくてもp { display:none;}指定が入ってたりしたら笑う(本の方はそれに近いインパクトだった)

2003-12-26

[] 「訳者あとがき」全文公開について  「訳者あとがき」全文公開についてを含むブックマーク

「協議の結果、現在一部を公開している毎日コミュニケーションズの立ち読みコーナーにおいて、背景の蛍光色を抜きにした全文の PDF ファイルを公開していただけることになりそうである」と前回の更新時に書いたが、その後編集者とデザイナーらの話し合いがあり、その方針は撤回された。

しかし、このままではあまりなので、訳者が「訳者あとがき」の HTML 版を作成し、書籍の購入者に配布させていただく。27日には配布を開始したいと思うのでもうしばらくお待ちいただきたい。

今は編集者からのメールに返事も書けないくらいの状態なので、これ以上何も書かないのが最良なのだろう。今日はここまでにさせていただきたい。

kuriharakurihara 2003/12/26 12:58 yomoyomoさんの訳本だから買った。デザイナーは選択の対象ではないよ。

otsuneotsune 2003/12/26 16:54 ↑デザイナーの可読性能力だけを分離して書籍を買うことは難しいという現実もあったりします

2003-12-22

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録に貴志祐介「黒い家」を追加。

ほとんど更新といえる更新ではないが、もう一冊書いていた読書記録、そして先週から書いている文章もできあがらないのだから仕方がない。というか、今時間がないのだ。

なとといいつつ、土曜日には休日出勤後にジュンク堂に赴き、「訳書を買ってくれた人を後ろから襲って強制的にサインしちゃる」イベントを勝手に開催するつもりだったのだが…その場になって、自分がペンを忘れていることに気付きいきなり落ち込んでしまい、目の前で買ってくれた人がいたのに声をかけられずというしょーもない状態に陥ってしまった。詳細は18日のコメント欄にある通りだが、本当に申し訳ありませんでした。

[] 「訳者あとがき」全文公開について  「訳者あとがき」全文公開についてを含むブックマーク

『ウェブログ・ハンドブック』だが、内容については好意的な感想が多く訳者として素直に嬉しい。『Wiki Way』の際は読者数自体が少なかったため(涙)簡単に反応ページを作れたが、発売半月で20以上のちゃんとした感想を読めるなんて思わなかった。本当にありがたい話である。

 が、装丁については賛否両論といったところだろうか。いずれにせよ前と後ろの地紋が文章の可読性を著しく下げているという指摘はもっともなので、その部分で最も分量がある「訳者あとがき」について、全文をオンラインで読めるようにすべきであると編集者に提案させてもらった。

 協議の結果、現在一部を公開している毎日コミュニケーションズの立ち読みコーナーにおいて、背景の蛍光色を抜きにした全文の PDF ファイルを公開していただけることになりそうである。その際には既に見つかっている誤植も訂正されるかもしれない。

 公開にはあと少し時間がかかるかもしれないが、そうなったら当方のサイトでも告知させてもらう。

 いずれにせよ、この件で当方ができるのはここまで。

[] 『ウェブログ・ハンドブック』の競争相手  『ウェブログ・ハンドブック』の競争相手を含むブックマーク

さて、『ウェブログ・ハンドブック』についての反応の一部は、blogmap で読めるが(あとはMyblog Japanココログルで検索してみよう。あともちろん Google もね!)、この一週間 "latest a week media top 20" において最上位にいすわり続けたわけで、驚くべきことである。しかし、その最大の競争相手が『萌える英単語もえたん』だというのはいかがしたものか…

…と思っていると、下から『日本ブレイク工業 社歌』が迫ってくる。一体どういうランキングじゃ!

WebDAV とワタシ(wakatonoさんとワタシ) WebDAV とワタシ(wakatonoさんとワタシ)を含むブックマーク

さて、上記のランキングでも順位を上げつつある技術評論社刊「WebDAVシステム構築ガイド」ISBN:4774119113)だが、WebDAV については思い出がある。

WebDAV のことを知ったのは、「WebDAVシステム構築ガイド」の主著者である宮本久仁男さん(id:wakatono)による @IT に掲載された「次世代プロトコルWebDAVの可能性」が最初である。当時ワタシは『Wiki Way』の翻訳を始めたばかりだったのだが、記事を読み陰嚢が縮み上がるほどの衝撃を受けた。これが普及すれば Wiki なんていらなくなる、つまり『Wiki Way』を訳す価値などなくなるじゃないかぁ〜!

ご存知の通り、それは一言で言えば杞憂だったのだが、その後の宮本さんの記事はフォローさせてもらったし、自分でも Apache based WebDAV Server with LDAP and SSL を訳したりした。

その宮本さんと2月にサシでお話する機会を持てたのは、当方にとってかけがえのない思い出である。宮本さんは非常に包容力のある素敵な殿方でした。その際、お話を伺った本が出たことになる。日本でも WebDAV を主題にする書籍は既に複数あるが、本書が決定版になるのは間違いないでしょう。

さて、最近はてな化が進む出版社もあるようだが(笑)、宮本さんにお会いした際に「いやー、○○さんや××さんや△△さんのウェブ日記を見ると、某社には素晴らしい技術者がいるのが分かりますね。そしてその素晴らしい人達がものすごい勢いで tDiary で会社の悪口書く会社なんてありませんよ!」と口走ったところ、宮本さんが困ったような顔をされていたのを思い出す。つくづくワタシはバカである。

暴君ハバネロ 暴君ハバネロを含むブックマーク

いきつけのスーパーで小さなサイズを見つけたので購入させてもらった。

で、食す。まあ、許容範囲に抑えていますな。

モノマガジンに暴君ハバネロの開発を行った研究者が取り上げられていた。24歳のチャーミングな女性研究者でした。そうだったんですか。

さて何故この話を出すかというと(次回更新に続く…のか?)

[] Googleアドセンス情報 日本語非公式版  Googleアドセンス情報 日本語非公式版を含むブックマーク

遂に日本でも始まりそうな Google アドセンスについての情報源。松永さんの仕事量(しかも、ワタシが知っているのはウェブ上の活動だけだったりする)はとんでもないものがありますな。

[] greentea さんに応える(何を?)  greentea さんに応える(何を?)を含むブックマーク

バカが征くで自分の名前を見かけるのは非常にスリリングな体験である。更にいえば、「バカが征く」自体が一種のスリリングさを持っている。以前当方の UNIX USER 記事を読み、サイトを作りなおそうかと思ったということをちらと書かれていたが、あれはジョークですよね。冗談じゃない、止めてください(笑)。

さて、greentea さんの文章に応えて当方もプロレスネタで表現させてもらおう。今年ワタシは、かつて猪木が言った、「こんなファイトをやっていたら、あと10年ある私のプロレス生命が1年になるかもしれないが、それでも誰の挑戦でも受ける」という言葉を実践したようなものだったのです(年数はうろ覚え)。そしてそれも終わったということです。あとは消えるだけ、と。

いずれにしても、一体何度「もう止める」なんて書くんだろうね。寂しがりやのかまって君の泣き言みたいでみっともないったらありゃしないので、次回は何も書かずにいきなりすぱっと実際に止めたいものである。

matsunagamatsunaga 2003/12/22 04:43 やべえ。BRAHMAN中国ライブ事件の記事にかまけてAdSenseの方中途半端なままだ……

buruburu 2003/12/22 20:11 ウチでもAdSense始めたんですが、なかなか怪しい挙動で難儀してます

yomoyomoyomoyomo 2003/12/22 23:26 ブラウザによってはサイトにアクセスしただけで証明書関係でしかられますね。動作全般が安定してくれば一気に普及するかも。ただ個人的には絶対に利用することはありませんが

暴君ハバネラ暴君ハバネラ 2003/12/23 02:30 暴君ハバネロはあのサイズしかございません

yomoyomoyomoyomo 2003/12/23 08:28 えー、そうなんですか。大きなサイズの需要もあるはずなのに。

FlowerLoungeFlowerLounge 2003/12/23 09:07 大暴君ハバネロならありますよ(笑) http://www.auctions-nifty.com/item/25060828

暴君ハバネラ暴君ハバネラ 2003/12/23 15:03 そんなもん買えるかー(笑)お金を貯めなあかんやないかっ>大暴君ハバネロ

yomoyomoyomoyomo 2003/12/23 20:46 なるほどー、しかし、なんでオークションなんだか。モノマガジンのインタビューでもゴーグル、マスクなしには扱えないことを語ってましたな

matsunagamatsunaga 2003/12/25 01:32 AdSenseに向いたサイト、向かないサイトがだんだんわかってきたよ。書評ページとかには向かないだろうなあ。女子十二楽坊ページで「二胡が二個」という広告が出るのには笑った。ニコニコ。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/25 07:53 うーん、やはりそういうダジャレのようなことになるんでしょうか

2003-12-18

[] サポートページ日々更新中  サポートページ日々更新中を含むブックマーク

こちらにも書いておきますが、『ウェブログ・ハンドブック』サポートページに誤植の訂正が日々追加されています。既に購入済みの方でまだご覧になっていない方は是非チェックくださいませ。

あと訳者あとがきなど一部のページの可読性が低いことについて、「拷問ですか? 目がチカチカして、さらに頭痛がしました。」「背景の蛍光色は、読むのを妨害しているとしか思えません」といった苦言をいただいておりますが、少なくとも訳者あとがきについては、近いうちに何とかしたいと思います。もうしばらくのお待ちを。

pgarypgary 2003/12/20 20:36 yomoyomoさんのサインゲットならず。ジュンク堂前のシアトルズベストでふられた男二人でお茶してます(^^;

yomoyomoyomoyomo 2003/12/20 21:27 いやね、実は…ペンを持ってないのに気付いたのですよ(笑)。一声かけてくれればよかったのに(と人のせいにする)

pgarypgary 2003/12/20 22:00 ペンを手に持っている人ばかり探していました(^^; ジュンク堂の緑の袋とカゴを下げ、カゴの中にウェブログ・ハンドブックを入れてうろうろしていました。ちなみに緑の袋の中にはWiki Wayを入れてました。ペンも持っていたので、サインをもらう準備はばっちりだったのですが(^^;

yomoyomoyomoyomo 2003/12/20 22:06 あいや、これは大変申し訳ありませんでした。多分どちらかがpgaryさんだろうと思ったのですが、自分の間抜けさに気をそがれて声をかけられず…

patagonpatagon 2003/12/20 22:16 pgaryさんとお茶してきました(^^; いつの日か…

2003-12-15

yomoyomo2003-12-15

失われた週末 失われた週末を含むブックマーク

本当は一つ文章、それもこれまでと違ったスタイルの文章を書きかけていたのだが、前にも書いた通り仕事が尋常でなく忙しく、書き上げることができなかった。なので、今週の更新はなし。何かあればこちらに書きます。

土曜は休日出勤後、同期との忘年会だったのだが、年々参加者が少なくなっていく。既婚者の参加が少ないということだが、やはり寂しいものを感じる。

仕事がうまく行かず落ち込んでいたこともあり、一次会でとっとと帰ろうと思っていたのだが、その寂しさゆえに帰りがたく友人達と深酒することとなった。

『Wiki Way』のときほどひどくないが、訳書刊行後は鬱状態になるというのもある。アルコールが逆効果なのは承知しているが、それがなくてはやってられない状態である。

[] 原稿依頼を断る  原稿依頼を断るを含むブックマーク

とある雑誌から Wiki についての原稿依頼があったのだが、上記の多忙状態であるためお断りさせてもらった。申し訳ありません。

今年は、物理的(地理的)に不可能なものを除き、すべて依頼に応えてきた。そう自分に強いてきた。しかし、それももう終わりである。老兵はいずれ死ぬし、どっちにしろ消え去るのみ。

件の依頼を断る前、とある方のメールに「書籍の翻訳や記事の執筆はもう二度と行わない」と書いてしまったのだが、実際に依頼があると、断るにせよあれこれ考えてしまうのが卑しいところである。それに『Wiki Way』を訳した後もそういうことを言った覚えがある。

[] 『ウェブログ・ハンドブック』発売  『ウェブログ・ハンドブック』発売を含むブックマーク

早速購入いただいた方のコメントを読むことができ、嬉しい限りである。早速誤植の訂正もいくつかいただいている。当方は、自分が関わった書籍に誤植があるのは恥だと思っている。最近の技術書における誤植の多さを見るにつけ、そうした感覚は特殊なのかもとも思うが、書籍はウェブと違い静的であり、動的に対応できない。しかし、だからこそなおさら誤植はあってはならない。『Wiki Way』のときは、死力を尽くして校正ゲラに100箇所以上「原文ママ」と書いてそれを防いだ。しかし、今回は防げなかった。読者の皆さんにこの場を借りてお詫びします。間違いがあるのが一番いけないので、遠慮なく訳者にメールで指摘してください。

さて、感想も興味ぶかいものばかりだが、本書の刊行が遅れたのが訳者の責任のような書き方をされたのは腹が立った。もちろん事情を知らない人が推量で書くのは仕方ない。しかし、それを書いた人は、ちゃんと情報が入っていたはずである。目の前で言われたら、人間ができていない当方はマジギレしていただろう。

あとカンタン系[改訂復刻版]の12月10日に訳者が作者の顔を見たことがないのに女性言葉で訳しているという指摘があったのだが、レベッカたんの顔など画像でいくつも見てますが何か? あと女性言葉で訳しているのはごく一部で、それは著者の感情が表に出ているところばかりであり、ちゃんと必然性があるのだ…ということをメールしたのだが、シカトされたのでここに書いておく(追記:同サイトの12月15日分の記述を読むと、当方の読み違いもあったようである。申し訳ありませんでした)

翻訳については、二箇所だけ遊んだところがある。一箇所は原文に沿っているので気付かない人もいるかもしれないが、もう一箇所は、アクセントをつけたかったのだがちょっとやりすぎたかもしれない。

そうそう、レベッカたんの画像はいろいろあるが、HotWired のインタビューを見て、ブログ婚した素敵な若奥様というイメージを持っていると、彼女のサイトのバイオグラフィーページの一番下にあるリンクをクリックするとびっくりするかもしれない。

[] Fedoraプロジェクト  Fedoraプロジェクトを含むブックマーク

日本における Fedora 関係の中心リソースになってほしいと思う。今後も Red Hat ベースの Linux ディストリを使い続けるのだし。

[] Tips For Ward At Microsoft  Tips For Ward At Microsoftを含むブックマーク

さて、Wiki のオリジネータである Ward Cunningham がマイクロソフトに入るらしい。MS は WC(トイレじゃねーぞ)に何を期待しているのだろう。ネタ元は huixingの日記

[] 休む時間なんて死んでからいくらでもある  休む時間なんて死んでからいくらでもあるを含むブックマーク

かつて Stanley Milgram の Small World Hypothesis について書いたとき、Erdos Number について教えてもらったのだが、その元となったエルデシュの伝記の書評。なるほど、こんな人だったからこそだったのだな。

[] 失踪していた有名ブロガー、2ヵ月後に無事見つかる  失踪していた有名ブロガー、2ヵ月後に無事見つかるを含むブックマーク

なんでこんなのがニュースになるのかと言われそうだが、彼は「ウェブログ」という言葉の名づけ親でもあるからなんだよね。

今日のトリビア:日本人で彼に唯一インタビューしたことがあるのは……ばるぼらさん。

…と思うのだけど、間違っていたら教えてくだされ。

adlibadlib 2003/12/16 02:11  誤植のない書籍は存在しないので、わたしは「書斎の微笑」とよんで、すべて容認しています。しかし、Web上の誤変換(しばしば同じ人が特定の熟語で反復するなど)は、とても不愉快ですね。

2003-12-08

[][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

『ウェブログ・ハンドブック』発売に合わせ、サポートページを公開。

ツール driven の書籍はいくつもある。意欲さえあれば、自分でインストールし、サイトを立ち上げられるようになった。ホスティングサービスも大分揃った。そして、そこに書くべき内容について、サイトを立ち上げた後の運営についてのガイドブックとして受け入れられることを願っている。

昨日書名がキーワード化されているのに気付き驚いたが、ワタシがやったものではありませんのであしからず。

画像を見ると地味そうだが、デザインは普通でない。最初見本誌を手に取り、ざっと眺めて絶句してしまった(笑)。そして表紙を見続けているうちに目が回ってきた。いや、本当に目が回るのだ。

本当にようやく、である。昨年の11月、I can't blog. を書いた翌日には某社に本書の翻訳をもちかけ、断られたのだが、当方の翻訳による日本語版発売日に同じく某社から出版される雑誌にウェブログについて寄稿するのだから皮肉というか何というか。

そういう意味で、12月8日は当方にとって一つの区切りになる日になる。対外的な活動はひとまず打ち止めになるということだ。

そうそう、ブログクイーン demi さんが紹介記事を書いてくださっている。ありがたいことである。ちなみに彼女については、訳者あとがきの謝辞の中で名前を挙げさせてもらっている。

[] 傷口治療はウジ虫で治療  傷口治療はウジ虫で治療を含むブックマーク

『グラディエータ』のあの台詞には、「ホントか?」と思ったのだが、本当だったのですな。しかし、絶対やりたくない…

[] クリエイティブ・コモンズになりえないもの  クリエイティブ・コモンズになりえないものを含むブックマーク

レッシグ教授のおでこについてあれこれ書く人がいるが、あんな知性の光を感じさせる格調の高いおでこが他にあるかとワタシは言いたい。今回の来日に際していろんな記事が出たが、そうした意味では「クリエイティブ・コモンズは未成熟」の一番上の画像、これ百点満点。

あれこそ唯一無二のものであり、クリエイティブ・コモンズにならないものもあるのだ! …ってワタシは何を書いとるんじゃ。

そうした意味で、ローレンス・レッシグ教授との対話ミーティング【非公式私家版】もすごく良い画像満載です。いや、そういう観点はまったく抜きにしても(当たり前じゃ!)素晴らしい仕事です。

[] Meeting with Prof.Lessig  Meeting with Prof.Lessigを含むブックマーク

さてそのレッシグ教授が来日したわけだが、いろんな反応が出ており、会場に行けなかった当方としてはありがたい。

Flower Lounge さんは「参加された方々のサイトをたくさん見たが、ひとつもロクなのがなかった・・・」と書いているが、こういう書き方を見ると正直不愉快になる。その時点で公開されていた「クリエイティブ・コモンズは未成熟」にしろ yuco さんの文章にしろ、氏の目から見ればロクなものではないということなのだろう。

ウェブロのこうした記述は一種の合いの手であり、目くじらを立てはいけないのは承知しているが、上にリンクした文章を読んで唸り参考になったと思った人間からすれば、じゃああなたはロクなものを書いたのか、それもやらずに真摯に書かれたエントリを一言で切り捨てるあなたは何様? と思ってしまうわけだ。

もちろんこれはいちゃもんであり、Flower Lounge さんはロクなものを書かれるなり、別の形でレッシグ教授とのミーティングから得たものを「萌える!クリエイティブ・コモンズ」に昇華されるに違いない。

ただ上のような書き方は、具体的な問題点の指摘なり、対抗言論となるエントリなりと一緒にやってほしいとは思った。

[] 個人ホームページ不況  個人ホームページ不況を含むブックマーク

当方の読書記録に対する増田さんによる反応だが、まあ当方によるコメントを見ていただければ判断いただけるだろう。

NOG さん(追記:お名前を間違えていました。すいません)は情報自体の信用性について突っ込み、松永さんはユーザ層についての見落としを指摘していてそれぞれもっともなのだが、当方はこのエントリの問題を明らかにするためにそうしたやり方はとらず、飽くまで相手の出した数字にそのまま従った。

何故なら、その数字をそのまま受け入れたって増田さんの主張ははなから成立しないからである。

これは致命的ではないだろうか。

それよりいかがしたものかと思うのは、こうした冷静なコメントについてデータを挙げて反論するわけでもなく、かといって間違いを認めてもいないことである。いずれ再反論が出るんですよね?

[] 日経産業新聞に高木浩光さんが寄稿していた  日経産業新聞に高木浩光さんが寄稿していたを含むブックマーク

12月5日の日経産業新聞21面に「プライバシー保護 難題」というタイトルで、高木浩光さんが寄稿していた。「新産業創生 生活が変わるITが変える」という特集記事の一つのようで、氏の文章の隣には IPv6 の話があり、その手のユビキタス絡みの内容もあったと思う(全体が手元にない)。そうした特集の中に、ちゃんと高木さんによるプライバシー保護についての記事が掲載されるのは、状況も変わりつつあるのではないか。

高木さんの日記にも、「「そんなことは既に考えていて手を打っている」とは?」のようなより内情を深く見抜いた文章が書かれており、これも良いエントリだと思った。

[] yucoの日記  yucoの日記を含むブックマーク

上にもリンクしたが、yuco さんが日記再開ということで、本当に嬉しい。これでワタシはサイトを畳んでもいいかな、と思うくらいだ。

彼女の行動力は素晴らしいものがあり、今年二度も当方の上京を契機とする飲み会を開いてもらったが、それは彼女の存在あってのことだった。

彼女はワタシよりも若いが、ウェブサイトを始めたのは実は確かワタシより早かったはずで、ワタシなんかよりずっと粘り強い文章が書ける人である。末永い活動を期待します。

ここでは儀礼的無関心を適用するが、それを一般化するのは退屈だし、何よりくだらない ここでは儀礼的無関心を適用するが、それを一般化するのは退屈だし、何よりくだらないを含むブックマーク

今は該当箇所は削除されているが、yucoさんの日記よりある編集者の方のはてな日記の存在を知る。その方が勤める出版社の編集者で存じ上げている方が(その方も含め)三人いるが、全員はてなダイアリーを書いていることになる。

あはは、と笑いながら読み始めたのだが、ワタシの名前を見かけて凍りついた。要はワタシの担当編集者の方と会う機会があったということなのだが、10月末でよかったと思う。例えばその一月後だと、かなり悲惨な会話になったに相違ないからだ。

あと名前を出されるのはやはり嫌だったようで、これは申し訳なかったなあと思った。未だにその方の名前で検索をかけてくる人が結構いるのだ(画像でもあると思っているのかね)。しかし、考えてみれば今週確かイベントに出演されるはずで、今から一週間後には、その方を誉めそやすエントリがいくつも書かれることになるだろう。もう無名ではいられませんよ。

もう実際に顔を合わせることはないだろうから個人的にはそういうのはどうでもよいのだが、これまでの優れた仕事に感謝し、そして今後の仕事に期待していますよ、ちゃんと本買いますよ! ということで、それは他のお二方についても同様である。

…ほらね、こういう謎めき系の記述になっちゃうでしょ?

matsunagamatsunaga 2003/12/08 23:37 あの日の写真は手ぶれまくりで、公開しているものが限界でしたー

matsunagamatsunaga 2003/12/08 23:38 レッシグ教授の表情って少し泉麻人さんに似てません?

yomoyomoyomoyomo 2003/12/09 01:26 素晴らしいおでこショット(なんじゃそりゃ)をありがとうございました。壇上だときりっとしているのですが、結構あごまわりにお肉がついてますな。幸せ太りなんざんしょか。しかし、泉麻人とは…(笑)

bmpbmp 2003/12/09 09:51 福助ですよ福助!

ただただしただただし 2003/12/09 12:20 一票 泉麻人

ただただしただただし 2003/12/09 12:20 一票 > 泉麻人

bmpbmp 2003/12/09 12:45 やべえ、またふいた、最近モニタ見ながら笑いすぎだ(笑

yomoyomoyomoyomo 2003/12/09 22:50 福助ゆーな(笑)。しかし、泉麻人ねぇ…

buruburu 2003/12/10 04:31 泉麻人にもう一票。子犬のような目が似てる〜。

2003-12-07

YAMDAS更新 YAMDAS更新を含むブックマーク

訳書や執筆記事が増えてきたため、それらを一覧できるページを作成。

『ウェブログ・ハンドブック』のサポートページは明日公開予定。

本業のほうが尋常でなく忙しいため、年内いっぱい大した文章は書けなさそう。どうかご容赦を。

[][] UNIX USER 2004年1月号「Webダーウィニズム」  UNIX USER 2004年1月号「Webダーウィニズム」を含むブックマーク

何と UNIX USER に Wiki と blog について文章を依頼された。タイトルは編集者が付けたものであり、これを当方の文章を読む前から決めていたものだと推測する。つまり、最初から Wiki や blog を「新しいもの」であると位置付け、その可能性について書いてほしかったのだと思う。

当方のこれまでの文章を見ていただければ分かることだが、上の見方について当方は全面的には同意するものではない。結果、当方の文章には編集部による強力なコントロールが働いている。編集者からは、何か言われたら編集者から勝手に変えられたと言っていいですよと言ってもらったが、名前を出して書く以上、そういうわけにはいかないし、そうするつもりもない。文章に何かおかしなところがあれば、それは著者の責任である。

今回これまでと少し違うスタンスになる文章を書いたのは、これは以前にも書いたことであるが、同じ文章を使いまわして人様からお金をもらうことはしたくないからである。もちろん同じ人間が同じ題材について書くのだから、毎回まったく別のことを書くのは不可能だが、今回は「僕だってこういう技術 driven な文章だって書けるんだよ(でもそれより先に来るものがある)」ということを示したかったというのもあった。

が、文章の出来としては凡庸な概論記事レベルである。あまり誉められたものではない。やはりスケジュール的に無理があったかもしれない。原稿依頼があった日に『ウェブログ・ハンドブック』の進行状況を知り、反射的にオーケーしたのだが、それでもやはり両方の作業が同時進行になり、少なくとも HotWired 原稿のように全身全霊を尽くした仕事にはならなかった。言っておくが当方は才能が乏しいので、片手間に文章を書き飛ばすような芸当はできない。この仕事にしろ相当なリソースを割いたのだが、正直自分の文章がどう料理されようがあまり構わなかったところはある。

しかし、これは悪いことばかりではない。当方は自分の仕事に対する執着が強すぎるため、担当いただいた編集者に結果的に不愉快な思いを必ずといっていいほどさせてしまう人格破綻者なのであるが(もちろん当方の仕事の出来が至らない場合もある)、今回は終始編集者と良好な関係の元で仕事ができたと思う。編集者の方にはうっかり「ショッキング」という表現を使ってしまったが、以前ならそのような編集が入ったらかなり葛藤を感じただろう。『ウェブログ・ハンドブック』の訳者あとがきで総括を一通り書き尽くしたという気持ちだったのも大きいが、編集者自身フリーソフトウェアを公開されている、今回執筆した分野についても造詣の深い方だったというのも大きい。何はともあれ、氏に深く感謝します。

そして今回の文章を書くうちに確信したことがある。それはやはり、Wiki にしろ blog にしろ「新規性」というより(もちろんそれを感じる人もいるだろう)、「ウェブというメディアの本質に則ったもの」であるということ。例えば blog は、個人サイトにもニュースサイトにも議論サイトにも採用可能な単純強力なフォーマットこそが肝なのである。ツールの付加機能は、あくまでそのフォーマットを補強するためのものであり、本質ではない。もちろんそうした機能が導入される必然性はあるのだろうから、松永さんが書くようにスタンドアローンとまでは思わないが、少なくとも blog のフォーマット、並びにそれが達成するものを阻害するものであってはならないという判断基準にはなるだろう。

Wiki には、特にその「本質性」が言えると思う。「編集可能なウェブページ」というのにはじめ面食らったが、考えてみれば何もおかしなことではない。江渡さんの表現を借りれば、「WikiはWebと同じ部品からできている」のだ。その「本質性」とは……と書くと長くなるし、もう十分書いたので今日はここらへんで。

さて、江渡さんにはパクりの許可を得たので、今後上の文句をさも自分の言葉のように使うかもしれないのであしからず(おいおい!)。

[] Clockworks  Clockworksを含むブックマーク

件の編集者の方から教えていただいたページで、HashedWiki の作者である SHIMADA さんが、S式プラグインを作られている(念のために書いておくと、Clockworks は SHIMADA さん作ではない)。SHIMADA さんは WalWiki にもS式を組み込まれている模様。

Wiki のプラグインということでは PukiWiki などに以前から備わっているが、「S式」というのがポイントなのだろう。他より敷居は高いだろうが、「S式」という言葉に文字通り身体をS式にくねらせて歓ぶマニアにはたまらないものがあるに違いない。いや、SHIMADA さんがそうだというのではありません。

得意な人に恐ろしく強力な武器になるだろうが、一方でウェブアプリとして考えた場合、こうした仕掛けは危険性にもつながりかねない。バランスの取り方もポイントなのだろう。

[] 古河建純 インターネットBlog  古河建純 インターネットBlogを含むブックマーク

それにしてもすごいタイトルである。

Nifty のココログについては、それこそばるぼらさんが「できるウェブログ」で予想していた展開であり意外でも何でもないのだが、個人的に一番の収穫(?)だったのは、Nifty の社長が上田耕一そっくりであることを知ったことだ。特に氏のサイトに掲載されている笑顔の画像など、『血を吸う宇宙』の亀山パンチを連想してしまい、失礼ながら笑いがこみ上げて仕方がない。

サイトタイトルもそうだが、どうしてみんなこういうところを突っ込まないのだろう。突っ込んだら刺客に襲われるのだろうか。

[] aikoの新譜はCCCDなのか…  aikoの新譜はCCCDなのか…を含むブックマーク

当方は CCCD は買わない主義なのだが、aiko の新譜が買えないのはちょっとつらい…が、前作も前々作も『桜の木の下』に及ばなかった印象があるので、ちょっと期待値が下がっていたところでもあった。つまり、CCCD が彼女の新譜を買わない最後の一押しになってしまったということか…

CCCD についてはいろいろ書きたいこともあるが、「CCCDに関する感情論」を含め、いろんな人がちゃんとした意見を既にいくつも書いているので、今更ワタシが大上段に構えて付け加えることもない。ただ、黙って CCCD を買わないだけである。

当方がメインで利用している CD ラジカセが十年以上前に購入したもので、CCCD を再生させることで支障が出るのがまずいというのが大きいが、たとえそうでなくてもこのポリシーは変わらないだろう。

[] DVD ケース  DVD ケースを含むブックマーク

相変わらずパラパラと Amazon から DVD が届く。一段落かと思いきや、キューブリック作品の安売り情報が。ううう、キューブリックはビデオ版ばかりだったので、これを機に買い揃えるか…

ところでこの縦長の DVD のパッケージを収納するのに適したケースって普通に売っているものなんでしょうか。ちょっとかさばってきたので…

[] エクソシスト ディレクターズカット版  エクソシスト ディレクターズカット版を含むブックマーク

DVDジャケット

こっちは大分前に買っていたもの。

この映画が本当に好きなのだ。ワタシはこの映画を観ながら育ったという戦慄の過去を持つ人間なのだが、劇場で観るのが叶わなかったディレクターズカットの DVD が安売りしていたので、早速購入させてもらった。やはり観ていて飽きない。これは単なるオカルト映画という枠内に留まらない、普遍的な名作である。

今回、監督のウィリアム・フリードキンによる音声解説を聞くと、昔書いた文章における当方の解釈(というか推測)が悉く間違っているのが分かって苦笑してしまったが、それでも当然ながら作品についての評価は変わらない。これについて言う人があまりいないので特に書いておくと、冒頭のイラクの場面の、大げさな自然描写抜きで見せる美しさは見事。

さて、本ディスクはディレクターズカットなので、オリジナル版との違いについて書かなければならないが、はっきりいってオリジナル版の方が作品的には上である。話題になったスパイダーウォークは原作にもあり、原作者・脚本のウィリアム・ブラッディが望んだにも関わらずフリードキンが却下したものだが、その判断は正しかった。これは約30年前の公開当時の判断としては、という意味である。もしこの場面を入れていたら、確かにショック度が上がったのは間違いないが、その分映画としてのバランスが崩れただろう。

あとサブリミナル効果(?)に類する場面が増えているのも、パズルを見せられているようでちょっと鼻白む。ちなみにフリードキンによる音声解説では、サブリミナル関係や首が回ってうひゃーなどの特殊効果については、一切言及がなく、一種の意地を感じたが、これだけやってるんだから少しは語れや(笑)。

そしてエンディング、これじゃダメだ。やはりあの冷え冷えとしたラストこそあの映画には相応しい。しかし、フリードキンはキンダーマン警部を演じたリー・J・コッブが特に気に入っていたようで、こういうエンディングにしたかった気持ちも分かるが。

ところで、ワタシはむかーしテレビか何かで、ビデオ版にも今回の DVD にも収録されていない、悪魔(リンダ・ブレア)とメリン神父の対決場面を見た記憶があるんだけど、あれどこかで見られないのかな。それともこの記憶自体妄想なのかな。

やはりこの映画で好きなのは、ジェイソン・ミラー演じるカラス神父なんだが、この信仰を失いかけている神父を、フリードキンが意識的に上昇する構図で描いていたことを語るのを聞けたのはよかった(その意図は改めて書くまでもないだろう)。

あとこれは調べ物をしていて気付いたのだが、メリン神父役のマックス・フォン・シドーは、この映画の当時40台だったってのは信じられんなぁ。

matsunagamatsunaga 2003/12/07 16:41 わくわく(´ー`)ハンドブックサポートページ

matsunagamatsunaga 2003/12/07 16:43 Wikiはpukiwikiが何となく好き。そのうちwikiを使うと面白そうな企画を思いついたら使うつもりですー。やっぱりあれはみんなでつくる事典とか情報集積に向いてるような気がするんで、みんなが情報を持ち寄れるようなテーマを思いついたらやるつもり。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/07 16:49 サポートページといっても大したものにはなりませんが。少なくともそれ自体をblogでやるつもりはありません(笑)

コメンテーターコメンテーター 2003/12/07 21:56 古河blogの感想には笑いましたが、リンク貼るだけでなく トラバる勇気のあるbloggerはいないんじゃないかなぁ(笑

たむらたむら 2003/12/08 00:41 UNIX USER誌の次号目次みて ?! と思ってたのですが、yomoyomoさんの執筆ということで一安心。しかし、あの手のタイトルはどうにかならんのか(笑

yomoyomoyomoyomo 2003/12/08 01:00 たむらさんのSD誌記事とも重なるところはありますねぇ。というか、たむらさんが果たせなかった壁を、ぼくも越えることはできませんでした。面目ない。

ふじさわふじさわ 2003/12/08 18:16 どうも。「壁」というのは、何を指されているのでしょうか? 不勉強で申し訳ないですが、教えていただければ幸いです。今後の参考にし(、改善できるのならそうし)たいので。タイトル(もっといえば名前)はどうあるべきか、ってのは本質を問う難しい問題と認識しているつもり(なんですが自信なし)です……。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/08 23:26 メールさせていただきます。

ふじさわふじさわ 2003/12/09 01:58 すみません。悪意はないのですが、ちょっと嫌らしい質問だったかもと反省しています。記事のほう、どうもありがとうございました。「ショッキング」という言葉には、戸惑いつつも許可を同居させるyomoyomoさんの懐の深さを感じました。なのでご心配なく。今後ともご活躍を期待しております。ってメールいただけるんでしたら、そちらでお返事すべきですね。重ねてすみません。お目汚しでございました。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/09 08:42 もう面倒なんでここに書きましょう。わざわざふじさわさんに二度も書いていただいているのに、こっちが影でこそこそ書いているように思われるのは癪だ。「壁」というのは、たむらさんがSoftware Design誌にHikiの記事を書かれた直後にお会いしてお話する機会があったのですが、そのときたむらさんが、「Wiki自体の魅力や楽しみ」について十全には書けなかったことを残念がっておられたことを表現したものです(参考:http://www.namaraii.com/sakusaku/?%BB%A8%B4%B6)。たむらさんの記事にしろ、願わくば当方の記事にしろ、Wikiがどういうことに利用でき、どのように便利で、どういう効果があって、といった話はちゃんと書いています。しかしそれでも、どうしてWikiにあんな不思議な魅力があるのか、参加する独特の楽しみがあるのかということについて、Wikiを使ったことがない読者に言葉で表現するのは難しい。今回の依頼があったとき、当方もたむらさんの言葉を思い出したし、それができればとは思いましたが、その壁を乗り越えられたとは残念ながら思いません。それについての悔いを、その想いを共有するたむらさんに対して書いたものです。

yomoyomoyomoyomo 2003/12/09 08:43 あと別に当方の懐が深いわけではなく、雑誌の編集権が編集部にあり、そこに書く人間は折り合いをつけていかなければならないのは当たり前のことで(編集者が折り合いをつけるのと同様に)、その点については既に何度かふじさわさんにはメールに書いているはずです。だからこそ「うっかり」ショッキングという言葉を使ってしまったと書いているのですが。

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