YAMDAS現更新履歴

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2005-03-31

[][][] YAMDAS更新、もしくはブログやWikiの企業内利用指南  YAMDAS更新、もしくはブログやWikiの企業内利用指南を含むブックマーク

Technical KnockoutブログとWikiのベストプラクティスを追加。Steve Rubel の文章の日本語訳です。

www.textfile.org で知った文章だが、著者の名前を何度か見かけており興味があったので参考までに訳してみた。原文では画像になっていたところが何の変哲もないテキストになっているが、すいません、装飾するのが面倒になっただけです。

まあ、そうでなくてもエンタープライズへのブログや Wiki の導入の話は、ZDNet の Betwwen the Lines とか Gilbane Reports なんかで見かけたばかりだったし、これもトレンドなんだろうね。

著者の Steve Rubel については彼のサイトの About ページを見ていただくのが最も良いが、「Webマーケティングの近未来」に彼のインタビューが掲載されている(前編後編)。

[] au携帯のフォント無断使用問題で、Pablo Ferro氏の仕事を知る  au携帯のフォント無断使用問題で、Pablo Ferro氏の仕事を知るを含むブックマーク

「9031.comのフリーフォント「Major Kong」がau by KDDIの携帯電話「PENCK」で使われている件について」が各所で話題になり、KDDI が謝罪するに至ったが、ワタシが足立裕司氏の文章を読んでピクンときたのは以下のくだり。

ちなみにこのフォントは、僕の好きな映画「博士の異常な愛情」や「ストップ・メイキング・センス」で使われている、Pablo Ferro氏によるタイトルロールの手書き文字にもともとインスパイアされて作りました。

なんということだ。確かにあの特徴のあるタイトルロールはすぐに思い出せるくらい印象に残っているが、誰が書いたのか気にしたことはなかった。いずれもPablo Ferro という方の仕事だったんですな。『博士の異常な愛情』『ストップ・メイキング・センス』もどちらも大好きな映画なのに、その共通点に気付かなかったのは迂闊である。

そして何となくひっかかったのが、彼のあの手書き文字、つい最近見たばかりのような気がするのである。それも彼のフィルモグラフィーを調べて納得。こないだテレビでやってた『メン・イン・ブラック2』ですな。

映画のタイトルデザイナーについては、名称なんかどもでもいい(2004年7月24日)が詳しい。

[] デビッド・バーンがインターネットラジオ局を開設  デビッド・バーンがインターネットラジオ局を開設を含むブックマーク

Boing Boing で知ったが、この間 PowerPoint についての講演の件を取り上げた David Byrneインターネットラジオ局を開設している。始めること自体はすごく簡単だったらしい。

で、今 iTunes でそのラジオ局を聴いているのだが、てっきりエスニックな曲が多いのかと思ったら、雑多なセレクションだけど落ち着いて聴ける曲で統一されていてこれはこれで楽しい。

はっきりいって今の彼に驚異の『ストップ・メイキング・センス』の輝きは望むべくもないが、Wired CD への参加やこうしたネットメディアとの関わりを通して彼の仕事に触れることができるのは嬉しい。

[] ザ・スミスが学会の題材に  ザ・スミスが学会の題材にを含むブックマーク

英BBC放送によれば、4月8日・9日にマンチェスター・メトロポリタン大学で開催される学会の題材に、あのザ・スミスが選ばれたとのこと。

「This Charming Man」の一節を引用して“Why Pamper Life’s Complexities”と題されたこのセミナーでは、文化的、社会的、政治的、そして音楽的にバンドが与えたインパクトや、ジェンダー、セクシュアリティー、人種、国籍、そして階級についての妄想を綴った、フロントマンのモリッシーによるリリックが及ぼした影響について論じられる。

思わず「エイプリルフールには早すぎる」と呟いたが、案外そうでもないのかも。

例えば、昨年のクリスマスイブにインサイターThe Smiths の "You've Got Everything Now" は「20年早かったニートのテーマ・ソングだ」と書かれたことを受け、嶋田丈裕さんがものすごくためになる文章を書いていたが、件の学会で発表されるのにそれに近い内容もあるのではないだろうか。

[] 初めての国際的WikimediaカンファレンスWikimania 2005  初めての国際的WikimediaカンファレンスWikimania 2005を含むブックマーク

この間世界初の(?)Wikiシンポジウムについて書いたが、Wikimedia 財団が Wikimania 2005 というカンファレンスを今年8月4日から8日にかけてドイツで開くというのを知った。

飽くまで Wikimedia 関係のイベントなので、Wikipedia を中心とした Wikimedia 財団が手がけるプロジェクトに関するカンファレンスであってこないだ紹介したシンポジウムのような Wiki を包括的にとらえるものではならないのだろうが、それでも5日間にわたるイベントとは相当な規模なのではないか。すごいねぇ。

Wikipedia といえば Wall Street Journal に掲載された、ワタシも以前に取り上げている WikiCities についての記事が「Wikipedia創設者が挑戦する営利ビジネスとは?」として翻訳されている。

[] Wiki博覧会発表資料「Wiki Decade」。  Wiki博覧会発表資料「Wiki Decade」。を含むブックマーク

WikiばなVol.4における塚本牧生さんの発表資料が公開されている。

「Wikiの失われた10年」についてのプレゼンだが(失われてないって!!)、個人的に涙腺が緩んだのは(笑)「あのWikiBaseをもう一度!」における、初期の Wiki 記法に TAB が多用されていたことの指摘。

これについては『Wiki Way』にちゃんと釈明があるのです。第10章「内外からの声」のそのものズバリ「タブによるインデントの問題」というところ。以下、p.362-363からの引用。

 オリジナルのWikiのフォーマット規則は、当時主に利用されていたウェブブラウザであるMosaicの入力テキスト領域の扱い方に合わせられました。1994年、ほとんどのUNIXやMacのブラウザが今でもそうしているように、Mosaicはすべてのプラットフォーム上で、入力されたタブ文字をテキストに挿入しました。これでリストをインデントするのに慣れたユーザーが多かったため、いくつかのフォーマット規則において、インデントを利用するのが自然なことに思えました。たとえば、オリジナルのWikiの箇条書きリスト規則では、1個以上のタブの後にアステリスクが来るパターンを利用していました――この場合、タブの数がリストの深さになります。

 その後ブラウザも変わりました。少なくともWindowsプラットフォームでは大きく変わっています。Windowsの入力規則は、フォーム要素間を進むのにタブの利用を前提としました。まもなくWindowsベースのブラウザは、タブを上述の意味で解釈するようになり、Wikiが利用するテキスト領域のエディタの中にタブを入力するのが難しくなりました。

この後も昔話が続くのだが、ノスタルジーはここまで。

[] 個人的にWikiに望むもの  個人的にWikiに望むものを含むブックマーク

以前コメントした「Wikiを使うにあたっての注意点」に続くエントリ。

川合さんが既にコメントしているように、ここで挙げられる項目は標準的な Wiki エンジンで解決されているものもあるが、こういう文章を読んで思うのは、Wiki エンジンリスト Wiki の必要性である。

つまり、各 Wiki エンジン毎にページを設け、実装言語、ライセンス、公式サイトの URL といったところから始まり、この文章で挙げられるような機能項目までフォーマットを決めて情報を埋めるページを Wiki で作り、常に最新の情報に更新するというもの。それが揃えば決定的な Wiki エンジンデータベースになるだろう。

ワタシも日本発の wiki クローンリスト日本発の wiki クローンリスト2を以前書いたが、もはやメンテナンスしていないに等しいし(読者から情報の指摘があれば対応します!)、クローンリスト3を書くことはまずないので、誰かキックオフでもしてくれれば……

[] 本田透 著“電波男”感想まとめwiki  本田透 著“電波男”感想まとめwikiを含むブックマーク

話題の『電波男』についての Wiki ができていた。一冊の本について Wiki ができるのはかなり珍しいことじゃないか。

個人的には竹熊健太郎氏の文章「本田透君が心配だ(1)」「本田透君が心配だ(2)」を読んで大体十分という感じなのだが、本を読んでいろいろ思うところがあった人は、論争トレースリンクなんかが嬉しいのかな。

塚本牧生塚本牧生 2005/03/31 11:46 そうですね。公平に言うならすでにMeatball Wikiなんかがあって、WikiWikiWebでも紹介してましたし、WikiBaseの罪ではないです。空白をTABに変換するなんて機能もありますし。
ただ...やっぱり愚痴りたくなっちゃうんですよ。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/31 13:07 ああ、いや、お気になさらず。ワタシも『Wiki Way』の記述を思い出して懐かしくなったので書いたまでですから

 2005/03/31 21:42 > Wiki エンジンリスト Wiki
http://wiki.yallow.info/

yomoyomoyomoyomo 2005/03/31 21:58 WikiYallowは以前、江渡さんに教えてもらってたのを忘れてました

smasudasmasuda 2005/03/31 22:01 初めまして。日本ポピュラー音楽学会の理事の立場にある者です。ザ・スミスに関する学会の件ですが、エイプリル・フールに類するジョークとの印象を(当初)受けられたならばやや心外です。これは国際ポピュラー音楽学会(ISAPM)主催の、ごくごく真面目な学術会議です。詳細はhttp://www.iaspm.net/smithssymposium.html参照。現代文化研究の諸領域の中でも、ポピュラー音楽研究は比較的制度化が進んでいる領域で、「ザ・スミスとイギリス社会」がシンポジウムのテーマになっても不思議ではないような研究状況になっております。映画研究やマンガ研究はさほどでもないのに、なぜかポピュラー音楽研究は、「そういった対象が学術的な話題になるのか」といった興味本位の視線で見なされがちで当惑することが多いです。yomoyomoさんは当然ながらそのような認識をお持ちなわけではないと思いますが、ご参考まで。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/31 22:47 これは漢増田様、以前より日記を読ませていただいております。やはり真面目な学術会議だったのですね、失礼しました。情報いただきありがとうございます

2005-03-28

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録斎藤貴男『機会不平等』を追加。

実は随分前に読んでいて、書きかけていた文章をまとめただけだったりする。読まなきゃいけない本がたまっている。

[] ACCS事件でoffice氏に有罪判決  ACCS事件でoffice氏に有罪判決を含むブックマーク

事件そのものについての当方の立場は既に何度か書いているので、ここでは繰り返さない。いや、もちろん先月も氏とお会いしたワタシ的には残念ですよ。

ただそれ以上に残念だと思うのは、今回の判決において不正アクセス防止法についての議論が先に進まなかったこと。ちせさんによる「不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反の判決公判を傍聴した記録」を読む限り、今後のマスコミによる報道でそれがなされる可能性も薄そうだし。

今回の判決が、ウェブセキュリティ問題の指摘や啓蒙などの活動に悪い影響を及ぼさないことを願う。

[] Wikiばなvol.4の発表議事録が公開される  Wikiばなvol.4の発表議事録が公開されるを含むブックマーク

詳しくは WikiBana/VOL.4 - Wiki博覧会から、「発表/○○」のページを辿ってください。

一部の発表についてはプレゼン資料が既に公開されているが、このようなアフターフォローが行き届いているところが素晴らしい。

今後も Wiki ばなから目が離せない模様。詳細はおいおい明らかになるでしょう。

[][] Photoblogs.orgのWiki  Photoblogs.orgのWikiを含むブックマーク

ご多分にもれず Photoblogs.org でもドキュメント作成には Wiki が利用されている。以下のページが面白かった。

ワタシ自身はほぼ普段デジカメを利用しないのでフォト(ブログ)サービスの類はまったく利用していないのだが、そのあたりを変えようかなと思っている次第。

[] 映像・音声などの共有を目指すOurmedia発足  映像・音声などの共有を目指すOurmedia発足を含むブックマーク

Angela Beesley によると、全世界で映像や音声などのメディア・ファイルを共有するためにストレージを提供する Ourmedia が発足した模様。

なんかどこかで聞いたような感じもする話で、デビッド・バーンやロジャー・マクギンの曲、ローレンス・レッシグの音声などどこかで聞いたようなサンプルがあがっているが、このようにインフラというか受け皿がいろいろ立ち上がるというのは良いことだと思う。

Angela Beesley に話が来たのは、Wikimedia Commons日本語版)との絡みだが、これら既存のプロジェクトとも協調してやっていきたいとのことで、実際 Angela Beesley は Ourmedia の advisory board への就任を要請され、彼女も了承している。

まぁ、この advisory board のメンバーを見ると、彼女の他にもレッシグ、Howard Rheingold、Dan Gillmor、 James Boyle、そして Doc Searls といったこれまたどこかで名前を聞いた人たちが連なっているわけだが。

[] An Early History of Goth  An Early History of Gothを含むブックマーク

1970年代後半から1980年代前半の「ゴス」の歴史を辿った力作ページ。かつて「ポジパンDJ 〜80年代暗黒青春物語〜」というページを作っている真実一郎さん、どうですか! ……って、とっくにご存知かしら(ポジパンDJの続きは書かれないのかな)。

いや、Origins of the term "Goth" なんてマジで訳そうかと思ったもん(サイト作者のメールアドレスが見つからず、連絡が取れない……)。

[] 英ガーディアン紙:「ボビー・フィッシャーは最高の一手を終えた」  英ガーディアン紙:「ボビー・フィッシャーは最高の一手を終えた」を含むブックマーク

入管難民法違反により東日本入国管理センターに拘束されていたチェスの元チャンピオンボビー・フィッシャーが、アイスランド市民権を得て無事出国した。ワタシは将棋はアマ二段であるがチェスはルールも知らないので彼について何か語れることはない。しかし、極東ブログ「ボビー・フィッシャーを捕まえた」を読んで以来、この社会性の欠落した大天才の行く末を案じていた。ひとまず彼が自由の身になり安堵している。

天才なら法を破り、反社会的な言動を行うのも許されるのかと問う人もいるだろう。ああ、才能は時として法律の厳密な適用より優先されるのだよ。最近は誰も言い切ってくれないから、ワタシが勝手に言い切っておく。

イギリスの新聞は元々駄洒落の類が大好きなのだけど、このチェスの天才の名前と現代のニューヨークに失われた聖杯を探し求める大人のファンタジー『フィッシャー・キング』をひっかけた記事タイトルは、その苦さも含めて秀逸である。

O'Reilly Hacksシリーズから次に刊行される本を予想してみる O'Reilly Hacksシリーズから次に刊行される本を予想してみるを含むブックマーク

ズバリ Skype Hacks だとワタシはみているのだがどうよ。

実際には天文ハックとか車載PCハックとか地図ハックといったちょっと斜め上をいく方向の新刊が登場予定で、それはそれですんげーのだけど。

insighterinsighter 2005/03/29 00:52 実はあのゴスのページ、結構参考にさせてもらいました。
イギリスのゴスの歴史は文献が結構あって分かりやすい一方で、
日本とアメリカに関して書くときはなかなか苦労します。
実は次回のポジパンDJはクリスチャン・デスについて書き始めているんですが、
アメリカの事情は難しくてなかなか筆が進みません。
今までとは全然違う書き方にしようかと思案中です。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/29 01:14 おおっ、はじめまして! やはりあのページは参考にされてましたか。いずれにしてもポジパンDJが終わってないことが分かって嬉しいです。

2005-03-24

[] はてなダイアリー有料オプションの利用  はてなダイアリー有料オプションの利用を含むブックマーク

以前から何度か考えたことはあったが、ちょうどキャンペーンもやってることだし、はてなダイアリーの有料オプションを利用することにする。ただし、いつまで続けるかは分からない。

いろいろ思うところはあるが、有料コースだからといって特に使い方が変わるものでもない。カスタマイズの自由度は増すし、また以前よりページ構成の改装は懸案だったからそれをまず行うべきなのだろうが、当サイトの読者ならお分かりなように、ワタシはそういうのを行うのに呆れるほど時間がかかる人間なので、すぐ見た目がドラスティックに変化することはないと思う。

それでは呪文を唱えておくか。Amazonギフト券欲しい!

山形浩生によるPaul Austerインタビュー音声公開 山形浩生によるPaul Austerインタビュー音声公開を含むブックマーク

山形浩生のサイトで、約10年前に行われたポール・オースターのインタビューの音声ファイルが公開されている。

ワタシは mp3 を落して今聞いているが、ポール・オースターの英語は聞きやすく、心地よい声をしてますね。

オースターの声のかっちょよさは昨年、銀座のメゾンエルメスで開かれた「幽霊たち/ジョン・ケスラー+ポール・オースター展」での『幽霊たち』の朗読テープを聞いたときにも思ったが、そういえば同じく日本語版の朗読をされた柴田元幸さんも(オースターとはまったく違ったタイプだが)心地よい声の持ち主だった。でも、あのイベントから一年以上経っていたとは。

あ、そうか。オースターの声も山形浩生の声も約一年ぶりに聞くということだ(笑)

さて、最近山形浩生は自身のサイトに断片的な文章を書いているが、やはり広報部部室が閉鎖して吐き出す場がなくなり、もてあましているところがあるのだろうか。

以前、某編集者が「ブログやったらどうですか?」と水を向けたところ、「めんどうだから」と答えたそうだが、個人的には氏には是非ブログなぞやらないでもらいたい。

もっともこれは完全に個人的で非論理的な感情であり、それをやったら/やらなかったら何がどうなるというものでもない。

[][] Wikiの誕生とFaq-O-Maticの関係  Wikiの誕生とFaq-O-Maticの関係を含むブックマーク

先日 Wiki で構築された BitTorrent の FAQ サイト取り上げたが、その後 Brian's BitTorrent FAQ and Guide を見つけた。

もっともこの FAQ の元サイトは別のところにあるのだが、Faq-O-Matic で構築された FAQ って逆に最近見かけないなと思ううちに、Ward Cunningham が Faq-O-Matic について語っていたのを思い出した。

調べてみると、artima.com に掲載されたインタビュー Exploring with Wiki だった。その部分を訳してみる。

はじめて Wiki をやろうとしたとき、FAQ-O-Matic というシステムが既にあって、それは Wiki と同じアイデアだった。でも、それはまさに FAQ 作成だけのためのものだった。僕はそれを見て、「ああ、これは同じアイデアだな」と思ったのだけど、後になって「いや、この質問―答えの形式よりもドキュメント指向なほうが僕は好みだな」と考えた。僕達が作り上げようとしていたパターンは FAQ に似た類のものだったけど、それ以上のものにもなりうる。

[] Wikiをタイトルに冠した書籍  Wikiをタイトルに冠した書籍を含むブックマーク

題名に(ウェブアプリケーションの)Wiki という単語が入る本というと、日本では『Wiki Way』日本語訳の後に『結城浩のWiki入門』が出ているが、アメリカでは本家『Wiki Way』に続く二の矢が出てなかった(多分)。少し前に紹介した Dave Johnson『Blogs, Wikis, and Feeds In Action』が栄えある二冊目になるはずだったが、発売は今年7月に延びちゃった模様。

まあ、この本は恐らく Blog >= RSS >> Wiki だとは思うけれど。

それはともかく、なんか妙な表紙だな。

[] WikipediaにおけるList of wiki softwareページ  WikipediaにおけるList of wiki softwareページを含むブックマーク

マイクロソフトのプラットフォーム向けの Wiki エンジンが多いんだな。日本発の Wiki エンジンで名前が載っているのは、PukiWiki だけだな……あれ? Taiwanese って紹介されてる(笑)

おい、Jimmy Wales平均5分で誤りは修正されるんじゃなかったのか? ……と書いてしまうと、それならお前が修正しろとなるわけだが、面白いのでネタにしてしまいました。すいません。

Wikipedia には PukiWiki 個別ページもあり、そちらには正しい情報があるので害はないと思います。

[] 顔文字で読む名作文学  顔文字で読む名作文学を含むブックマーク

実はそのときどきの流行りの表現様式(?)で文学を立体的に表現するという試みは以前からあり、ワタシなどは下条さんがABC文体で太宰治に挑んだ「おさむちゃんと遊ぼう」を思い出したが、例が古すぎるか。

第一、「ABC文体」といったってブログ世代(笑)には伝わらないだろうな。えーっとですね、侍魂が流行らせたフォント弄りの元祖のようなもので……と書いて、実はもう「侍魂」も知らない人が多そうで何か不安を覚えるのである。

いや、ワタシもそんなに知らないのですが、このエントリを書くために検索して今もちゃんとあることは確認できました。

「ヒットマン事件簿へようこそ」が、実は今一番新鮮なテキストだったりして(そんなわけはないか)。

Boing Boingでなぜかおニャン子クラブが取り上げられておる…… Boing Boingでなぜかおニャン子クラブが取り上げられておる……を含むブックマーク

謎である。しかし、おニャン子クラブって、英語では "Pussy Club" なのか。それじゃ「おニャン子クラブ」というより「おまんこクラブ」のような気もするが、まぁ「おニャン子→pussy」で間違いではないし、"with very similar connotations" ということは先方もそのあたりを承知しているのかな。

さて、「セーラー服を脱がさないで」のメロディーが、実はルー・リードの「ワイルドサイドを歩け」の中間部のコーラスのパクリであるというのに奴らは気付くだろうか。

今日のつぶやき 今日のつぶやきを含むブックマーク

昨日からナムコの中の人の社内日記ページからのアクセスがやたら多くて気になる。

2005-03-22

[] 「Wiki病 - 新種の病気」反応リンク集  「Wiki病 - 新種の病気」反応リンク集を含むブックマーク

週末は私事でばたばたした上に風邪までひいてしまったので、本サイトの更新はなし。

さて、先週訳した Wiki 病だが、はてなブックマークでは非公開ユーザも含めると40件を越えるリンクをいただいたし、そこそこ注目されたようだ。近藤さんが、「wikiが拡がりはじめた証拠」とコメントしているが、確かに Wiki 自体が広く利用されるようになったからこそとも言える。

以下、主だった反応を引用し、あと当方が思うところをぼちぼち書いていきたい。

まずは『結城浩のWiki入門』の著者でもある結城浩さん

WikiはWebと同じ素材でできているため、この批判の多くはWeb全体にも当てはまる…というのはちょっといいすぎか。

これは江渡浩一郎さんの文章を下敷きにしたものだが、似たような反応は Under Drive などでもあった。そう言い出すと /home/pochi/ChangeLog にあるように、他にもずらりと病名が挙がるわけである。ただ、

  • ツールの意図や限界を超えて使おうとしてる
  • 慣れた道具に固執しすぎる

という病原の分析は心に留めるべきだろう。

また Wiki 病における東洋思想かぶれの指摘については、こーひーをぶんなぐれ!には、

西洋人の「禅」に対する汚い憧れみたいなのが,見事にでてる.

John Cageのアホさを思い出した.

また Morf-hine でも、

確かにWikiを最初に見たときは「コレは凄い」と思ったものだ。が、勿論Wikiだって万能では無い。それが「銀の弾丸」に見えた気がしたのは「Wiki 現象で一番癪に障るのは、その周辺に広がる陳腐な精神主義」と言われている主義のお陰なのかも。

という厳しい指摘がある。禅への言及について少し擁護しておくと、あちらのハッカーさんは昔から禅やら東洋思想をひきあいに出す伝統(?)があり、それには一部シャレというかユーモアで言っているところもある。ここらへんについては山形浩生「Hackについて」の後半部が参考になると思う。

あと、ねこら対策研究要塞日誌@はてなの、

昨今は「多くの人が自由にちょっとずつ働いた結果」>「賢い少数の人の建てた計画に沿った結果」ってのが流行ってるけど…やっぱそう上手くは行かんと。足を引っ張る人が居るからなぁ。当然か。自己組織化とか(文系の人が使う所の)創発とかも。

というのは、(必ずしもこれが Wiki にそのままあてはまるとは思わないが)結構ポイントかもしれない。やたらと創発といいたがる人が多いですし。

また仮藻録の以下の文章も冷静な分析。

日本だと「Wiki Way」を読んで思想的に引かれた!と言う人よりも、Pukiwiki みたいななんでもありの Wiki の便利さに引かれてと言う人が多そうなので、原理主義者は少なそうな気がする。

そうそう、『Wiki Way』大して売れてないんです(涙)。ただまぁ、『Wiki Way』は実用的な本だと思うんですがね。

ただ個人的には5P日記の、

狩猟型メディアから農耕型メディアへ

というのに一番考え込んでしまった(笑)。

[] 誰もがブログを書けるなら、どうしてブログ界は白人男性に支配されてるわけ?  誰もがブログを書けるなら、どうしてブログ界は白人男性に支配されてるわけ?を含むブックマーク

『ハッカーズ』『暗号化 プライバシーを救った反乱者たち』の著者として知られるスティーブン・レビーは、ここ数年 NewsWeek にブログ関係の記事をいくつか書いているが、Blogging Beyond the Men's Club という最新記事で、ブログ界の多様性の問題(diversity problem)を取り上げている。

これはワタシも以前から気になっていた問題で、これまでは「WWWで見られる政治的傾向」のような政治的な左と右の乖離が話題になることが多かったわけである。

ただワタシはこれが気になるというのは、別にこれを憂慮しているというのではなく、やはりこれにも権威主義みたいなもの、「ジャーナリズム」という言葉の威をかりたいブロガーさんに共通するものを感じるからである。メディアに取り上げられる(話題を扱う)ブログがそんなに偉いのかね。

と思っていると、Rebecca Blood が統計や歴史の話もまじえて反論している。乱暴にまとめるなら、支配しているというのは単にメディアへの露出、メディア側の取り上げ方から見た場合の話だろう、という内容。

[] 世界初の(?)Wikiシンポジウム  世界初の(?)Wikiシンポジウムを含むブックマーク

少し前に江渡さんの日記で知ったのだが、今年の10月に OOPSLA 2005 と併催される形で、2005 International Symposium on Wikis という世界初の(?)Wiki シンポジウムが行われる。

委員会のメンバーを見ると、Wiki の父 Ward Cunningham 以外にも Swiki の作者である Mark Guzdial など『Wiki Way』に登場する人の名前も見られる(c2.com Wiki のページから辿るのが分かりやすいかな)。

江渡さんには是非参加してもらって一発ガツンとかましていただきたいところだ。でも正味の話 MirrorMan とか向こうの人たちに見せたらどういう反応をするのだろうか。

あと今年5月には BlogWiki2005 というワークショップも開かれるようだが、このようにブログ、Wiki、そして RSS 周りをひとまとめにした集まりも増えるのだろうな。

[][] Wiki向けクリエイティブ・コモンズ・ライセンス  Wiki向けクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを含むブックマーク

ローレンス・レッシグ『Code』バージョン2改定 Wiki の話を先日書いたが、レッシグ教授のブログCC-Wiki なるものの策定が進んでいることを知る。

以前にも著作権者表記なしにページ内容が追加・修正される Wiki に本当に CCPL を適用できるのかねという話題はあったと記憶するが、クリエイティブ・コモンズ側もちゃんと考えていたのだな。Wiki サイトに CCPL を導入したいと思いながらも躊躇していた Wiki 管理者には朗報に違いない。

この件に関しては BusinessWeek にインタビューが掲載されており、「ほぼテキスト向け GPL のようなものだ。個々の寄稿者全員が著作権保持者になる」という解説がなされている。

[] 英語版Wikipediaの記事数が50万に達する  英語版Wikipediaの記事数が50万に達するを含むブックマーク

昨年の9月にウィキペディア全体で100万項目を達成というアナウンスがあったが、英語版だけで50万に達したようだ。

先日紹介したインタビューJimmy Wales は、

エントリ数で言うなら、Wikipedia はブリタニカの約6倍なんだよ。エントリの分け方が違うから、それはアンフェアな比較だけどね。

と語っている。

[][] The BitTorrent FAQ Wiki  The BitTorrent FAQ Wikiを含むブックマーク

BitTorrent の FAQ を Wiki で構築したものだが、初心者向け中級者向け上級者向けに項目が分けられており、項目数もかなりの数にのぼっている。

こういうのの日本語版があれば一気に利用者も増えるのかな。

ワタシも誤解していたスタンリー・ミルグラム ワタシも誤解していたスタンリー・ミルグラムを含むブックマーク

ワタシも「天皇数」という文章を書いているが、思考錯誤の文章を読むと、スタンリー・ミルグラム並びに彼の研究についての理解が間違っていると言われても仕方ありませんなぁ。

2005-03-18

[] FlowerLounge 『音故知新 -Oldies but Goodies-』  FlowerLounge 『音故知新 -Oldies but Goodies-』を含むブックマーク

FlowerLounge さんのようにネットを介して知り合った方のアルバムを聴けるというのは何か不思議な感じがする。リンク先で見ていただければお分かりなようにきれいにパッケージングされたものを手に入れられるというのは、作り手にとっても聴き手にとってもよい時代になったなと素直に思う。

当然ながら音も「アルバム」として聴き応えがあるもので、曲目リストを見れば想像できるように楽しめる仕掛けがいろいろ施してある。

ワタシが感心したのは(と書くと偉そうだな)、記念すべき、とにかく熱く太いものを思う存分ぶちこみたくなるファーストアルバムであり、実際バラエティの富んだアルバムになっているのだけど、やりすぎや下品にならず、良い意味で抑制が効いていて、整合性がちゃんととれているところ。もっともそれはワタシの自室のちんまりしたオーディオ環境で聴くからそう思えるだけで、クラブで大音量で聴けばまた違った感じになるのかもしれないが。

ワタシ的ベストトラックはかっぱ黄桜のテーマが愉しい M6 だが、その後の M7〜M8 の、本作の中ではディープな流れも良い。

ワタシは FlowerLounge さんのご好意に甘えておいて、他の人にアルバムを買えよとは書けないが、高音質 mp3 もダウンロード可能なので、まあ聴いてみるとよいでしょう。

[] 葬式で流したい曲ベスト10  葬式で流したい曲ベスト10を含むブックマーク

博識な gotanda6 さん(最近実は同い年であるのを知って愕然とした)がモンティ・パイソンの "Always Look On The Bright Side Of Life" のことをご存じないとは意外だった。

既にコメントやトラックバックがついているが、ワタクシめもこの曲については「いつでも人生の明るい面を見ていこうよ」というそのまんまな恥ずかしい文章を書いているのでご紹介。またグレアム・チャップマンの葬儀におけるジョン・クリーズの感動的なスピーチと参列者の "Always Look On The Bright Side Of Life" 合唱については「追悼の作法」の後半で触れている。

さて、ワタシ自身の「葬式で流してほしい曲」だが、これは以前にも書いたことがあるが、死因により以下の場合分けでお願いします。

[][][] レッシグ『Code』バージョン2に向けた作業がWikiで始まる……が  レッシグ『Code』バージョン2に向けた作業がWikiで始まる……がを含むブックマーク

以前に予告された通り、ローレンス・レッシグ『Code―インターネットの合法・違法・プライバシー』のバージョン2を作成するサイトが Wiki で構築されている専用ブログも用意されておる。

ただこれに採用された Wiki エンジンが JotSpot で、いくらでもオープンソースの Wiki があるというのに、よりにもよってフリーソフトウェア財団の役員であるレッシグの著作のプロジェクトで、プロプライエタリソフトウェアの Wiki を使うことはないんじゃないかというツッコミを Angela Beesley がしている

個人的には別にいいじゃんとも思うのだが、プロプライエタリソフトウェアの Wiki 自体珍しい印象があるので、他に選択肢はなかったのかなとも思うのも確か。

[] ダン・ギルモアの講演&インタビュー  ダン・ギルモアの講演&インタビューを含むブックマーク

ITConversations に、昨年11月に行われた Dan Gillmor の講演の音声ファイルが公開されている。もちろん『We The Media』の主題と同じく草の根ジャーナリズムとオンラインメディアの話。相当長いのでワタシもまだ全部は聞いていない。

ちょうど日経のサイトに彼のインタビューが公開されているが、どういうわけかインタビュアーが判で押したように「ブログやWikiは…」と言っているのが何かヘン。必ず Wiki もセットにして質問しなきゃいけない必然性などなかろうに。

ダン・ギルモアが言っていることはいつも通りなのだけど、この「ブログやWikiは、既存のマスメディアに取って代わるのではなく、お互いが補完しあっていくでしょう」という基本ラインの認識にしてもちゃんと共有されてないような。「調査報道は新聞の生命だ ブログに使命感あるか」といきり立つ記者さんももう少し頭を冷やしたほうがよかろうに。そう信じる(笑)

それはともかく『We The Media』の日本語訳は今夏刊行予定とな。そのときは Introduction の翻訳をひっこめる予定。

[][] WikiとRendezvousの教室での出会い  WikiとRendezvousの教室での出会いを含むブックマーク

今週オライリー主催の Emerging Technology Conference が開かれている。いろいろ面白い講演などが行われているのだろうが、忙しくて詳しく追う時間がないのが残念。

その中で興味をひいたのは、From the Classroom: Remixing Wikis with Rendezvous, Web Services and SchoolTool というセッション。

学校教育に Wiki を利用するのだが、教師がパソコン上で Instiki(Ruby で書かれた Wiki エンジン)を動かし、生徒が Rendezvous 技術を利用してそこにアクセスし、教室内ライティングシステムを作るというもの。

そしてそうした Wiki アプリと連携できるオープンソースの教育用情報管理システムとして The SchoolTool Project が始まっちょるよということらしい。

[] Jimmy WalesがWikipediaについて語る最新インタビュー  Jimmy WalesがWikipediaについて語る最新インタビューを含むブックマーク

Good Experience において、Mark HurstJimmy Walesインタビューを行っている。Jimbo は今年の Gel Conference で講演を行うようだ。インタビューの話題は、もちろん Wikipedia。

要点を箇条書きにしていく。

  • Wikipedia でもっともエキサイティングなのは、そのユーザコミュニティ
  • Wikipedia は、人類皆で知識を共有するというインターネット本来の夢を実現しつつある
  • サイトトラフィックで見ると、Paypal や USAToday を越え、NYTimes.com に匹敵
  • IBM の調査によると、Wikipedia に破壊行為があっても、平均五分で修正が行われる
  • それを可能にしているのがハードコアなコミュニティ
  • Wikipedia で収入を得ることは考えていない
  • Wikibooks で小学校〜高校、そして大学レベルの全教科の教科書を作り、教科書の価格を下げることをたくらんでいる

要はコミュニティということのようで、それの功罪については以前にも書いたが、そうしたコミュニティを形成する人たちの生態については、「フリー百科事典『ウィキペディア』こそわが人生(上)(下)」が詳しい。

[] 発狂する唇  発狂する唇を含むブックマーク

DVDジャケット

うーん、期待したほどじゃなかった。

脚本が『女優霊』『リング』の高橋洋で、予告編をみるとその系統のホラーかサイコサスペンスにしかみえないのだが実際は……というのは、ワタシを含め本作を観る人は大方事前に承知しており、そのデタラメさ加減はよいのだが(レオタード姿で踊る大杉漣!)、ディティールがちょっと陰気過ぎてイヤだった。

ワタシは本作の続編的作品である『血を吸う宇宙』を先に観ているのだが、こっちの方がハナから飛ばしまくっていて、また全体的に後味良く楽しめたなぁ。自称 FBI の二人組が特に。考えてみれば阿部寛のコミカルな役が様になってきたのはこのあたりからじゃないのかな。

本作の見所は……カルト女優三輪ひとみが前と後ろから犯されるところになるんですかね、やっぱり。

gotanda6gotanda6 2005/03/18 02:23 こっちこそ同い年と聞いてびびりました(笑)。ちなみにもんティパイソン系の知識は皆無です。苦手分野をさらにいえばXTCとかのロックも知らない。ひねくれた英国文化みたいなのがそっくり抜け落ちてるみたいです。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/18 08:34 確かに「ひねくれた英国文化」とマイク・ラブの間には越えられない壁があるような(笑)

2005-03-16

[] Wikiばなについて、もしくは3月13日に生まれて  Wikiばなについて、もしくは3月13日に生まれてを含むブックマーク

先日、3月13日ははてなダイアリー正式版公開2周年という話をしたら、shino さんに Wiki ばなも3月13日が誕生日だと教えられた。

かつて橋本大也さんは「ブログ、SNSに続くのは名称はどうあれ「オフ会」系のリアルイベントなのではないか」と書いていて、最初これを読んだときは、「オフ会かよ!」と笑ってしまったものである。

もちろん橋本さんはただの飲み会のことを書いたのではないだろう。例えばそれは実際に橋本さんらが主催する無敵会議などのイベントであり、Wiki ばなもそうした流れに含めてよいレベルに達していると思う。

それに逆に言えば、この一年の間に四度 Wiki ばなが開催されたということで、考えてみればこれはすごいことである。こういうのは決してWiki病とは言うまい。

Too weird to live, and too rare to die. 続報 Too weird to live, and too rare to die. 続報を含むブックマーク

「ジャーナリズム最高のハッカー」を訳したときに、そこで引用されている文章は本当にハンター・トンプソンのものなのかという疑問を書いたが、『ラスベガス★71』(Fear and Loathing in Las Vegas)の訳者である山形浩生氏に伺ったところ、確かに『ラスベガス★71』には該当箇所はないとのことだった。

ただトンプソンはこれの回想記と他のレース取材記事を書いていて、その中に件の文章があったと記憶しているとのことだった。

まだ完全な確証はないが、どうやらトンプソン自身の言葉だと考えて間違いなさそうだが、Fear and Loathing in Las Vegas そのものではない。

あと余談だが、山形さんも3月13日生まれだったりする。

[] NTTドコモ社長中村維夫の得意技?  NTTドコモ社長中村維夫の得意技?を含むブックマーク

“ダーティハリー”が次世代ゲーム機には毎度ながらの Spencer F. Katt 節だが、

 友人は最後にもう1つ、面白い話を聞かせてくれた。日本のNTTドコモの中村維夫社長は、携帯電話の操作にかなり熟達しているらしく、会議中、ポケットから本体を取り出さずに部下にメールを送ったりするそうだ。

というのはジョークだよね? もしかしてワタシが知らないだけ?

あと最後の「人には限界ってものがあるんだよ」というのは、原文をあたると "A man's got to know his limitations" で、2ちゃんねるのDVDーBOX発売記念!!ダーティハリー!!によると、「ガラにもないことするからだ」とか「ツキってやつは、いつかは落ちるもんさ」とか訳されているようだ。

嗚呼、お笑いパソコン日誌が生きていたらこういう話題を取り上げていただろうに(まだ死んでないぞ!)。

あと翻訳版では削除されてしまっているが、原文を見て Spencer F. Katt のブログがあるのを知った。

[] Linuxカーネルトリビア  Linuxカーネルトリビアを含むブックマーク

やぁ、みんな、カーネル読んでるかい?

Linux カーネル2.4系の頃から、net/core/netfilter.c の頭のコメントに Slashdot の創始者 Rob `CmdrTaco' Malda の名前が唐突に出てくるのはご存知だろうか。

/* netfilter.c: look after the filters for various protocols. 
 * Heavily influenced by the old firewall.c by David Bonn and Alan Cox.
 *
 * Thanks to Rob `CmdrTaco' Malda for not influencing this code in any
 * way.
 *
 * Rusty Russell (C)2000 -- This code is GPL.
 *
 * February 2000: Modified by James Morris to have 1 queue per protocol.
 * 15-Mar-2000:   Added NF_REPEAT --RR.
 * 08-May-2003:   Internal logging interface added by Jozsef Kadlecsik.
 */

うーん、コメントの真意がよく分からんのだが、こういう内輪受けのコメントを書いているのは案の定 Rusty Russell。また、君か。

[] 台北タイムズのWikipedia化サービス  台北タイムズのWikipedia化サービスを含むブックマーク

WikiSearch によると、台湾の英語新聞台北タイムズに面白い機能が加わっているとのこと。どの記事にも印刷バージョン、この記事をメールするというニュースサイトにありがちなボタンの下に「Wikipedia」ボタンができている。これをクリックすると、記事が Wikipedia 化されたバージョンになる。つまり記事中の単語に Wikipedia へのリンクがはられる。

明言はされてないものの、以前紹介した Wikiproxy が利用されているらしい。

Google の Answer.com 採用もそうだが、このようにして Wikipedia は間接的にもその影響力を増している。

[] Wikisourceで見つけたユナボマーマニフェスト  Wikisourceで見つけたユナボマー・マニフェストを含むブックマーク

Wikimedia 財団が、「パブリックドメインあるいはGFDL下で公開されているあらゆる言語の原文を収録する場所」として Wikisource日本語版)なるものをやっているとは知らなかった。

これを知ったのは、調べ物をしていてセオドア・ジョン・カジンスキー、通称ユナボマーによる犯行声明文 Industrial Society And Its Future、通称 The Unabomber Manifesto にあたったためである。これの翻訳って何かに掲載されたっけ。

しかしこれ、パブリックドメイン or GFDL 扱いでいいのか?

[][] 洋楽歌詞掲載サイトLyricsWiki  洋楽歌詞掲載サイトLyricsWikiを含むブックマーク

こないだの R.E.M. の件ではないが、ちょっと歌詞を調べたいときは、「曲名+グループ名+lyrics」で大抵歌詞を引っ張れる。しかし、こうしたサイトはどういうわけかポップアップや広告がうざかったりで肝心の歌詞がみにくいことが多い。LyricsWiki のように落ち着いたページ構成で見られるのはありがたい。

しかも Wiki でできているので、自主的に追加できるし、間違いがあれば訂正ができる。理論上は。

[] PowerPointを愛するデビッド・バーン  PowerPointを愛するデビッド・バーンを含むブックマーク

Boing Boing の David Byrne hearts PowerPoint というエントリで、デビッド・バーンが UC バークレーで行った講演のことを知る。題目は PowerPoint についてで、デビッド・バーンは相当にパワーポイント好きなようだ。

PowerPoint のような超メジャーな、しかもマイクロソフトの製品への好意を表明するのはあまりクールでない……という態度はくだらないと思う。バーンは PowerPoint に対する批判をちゃんと踏まえた上でそれに対する効用を語っていて微笑ましい。

件のエントリのリンク先の記事を読むうちに胸が熱くなった。理由は二つ。

一つは、バーンの講演に Bob Gaskins と Dennis Austin が招かれていたということ。この二人が果たした役割については、かの「PowerPoint 絶対主義」に詳しい。このようにソフトウェア開発者が称えられるというのは素晴らしいことだ。

そしてもう一つは、記事のそこかしこにバーンが在籍したトーキング・ヘッズの歌詞が引用されており、その遊び心から記事を書いた人の Talking Heads への愛情が伝わること。さらにいえば曲名や歌詞が引き合いにされている "This Must be the Place (Naive Melody)" が、ワタシが一番好きなヘッズの曲であるというのもある。

以前『Little Creatures』Amazon980円劇場で取り上げたときにも書いたが、一般にヘッズというと『Remain in Light』の実験性やエキセントリシティ、バーンにしてもインテリ的文脈で語られることが多い。しかし、実際にはバーンの本領はむしろナイーブさすら感じる楽曲にあるとワタシは思う。

その良い例が、"This Must be the Place (Naive Melody)" である。タイトルにある通り、ナイーブで、そしてとても美しい。歌詞も同様で、上で取り上げた LyricsWiki に収録されている

Home - is where I want to be
But I guess I'm already there
I come home - she lifted up her wings
Guess that this must be the place

ポップミュージックにおいて、「家庭」というものをこんなにチャーミングに歌った歌詞をワタシは他に知らんね。

yy 2005/03/16 14:10 Wiki病に出てきたphpBBはいま脆弱性報告の嵐なんだよな。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/16 19:33 確かこないだ公式サイトがクラッキングされたんじゃなかったかな。@ITの会議室にも使われてるね

通りすがりました通りすがりました 2005/06/22 01:26 ユナボマーの犯行声明文ですけど、彼の事件についての本に載っていますよ。ISBN:4584182590です。

yomoyomoyomoyomo 2005/06/22 01:47 情報ありがとうございます。ユナボマーがタイトルに冠せられているのはこの本だけのようですね

2005-03-14

[][] YAMDAS更新、もしくはWiki病なんてクソ食らえ  YAMDAS更新、もしくはWiki病なんてクソ食らえを含むブックマーク

Technical KnockoutWiki病 - 新種の病気を追加。Mr Ed の文章の日本語訳です。

この文章については以前にも取り上げたが、今日何気にこの原文のサイトの About ページを見たら、コンテンツは CCPL 帰属の下に置かれているのを知り、この c2.com Wiki を血祭りにあげた文章を訳すのが『Wiki Way』訳者の務めだろうと勝手に考えた。

しかしねぇ、これ確かにあたっているところも多いけどヒドイ文章だよ(笑)。Radium Software Development には「Wiki というシステムそのものに対する批評と言うよりかは, Wiki コミュニティに対する批判の方が比重が重くなっている」と書かれてあるけど、Wiki そのものの否定といってもいいんじゃないかね。

ヒドイと思うのは間違いなく WikiBana/VOL.4レポートリンク集を読んで気持ちが盛りあがっているため。以前からWikiばなの内容の濃さは言うまでもなかったが、今回は規模的にもハードルを越えたのではないだろうか。

ワタシはこの文章の著者に言いたくなったよ。「お前もWikiばなに参加してみろよ」と。こっちはWikiが良いか悪いかなんて段階じゃないぞと。自分も参加してないくせに。どっちにしても無茶だが。いや、冷静に読めば、上に書いたように「Wiki病」もかなりあたっている指摘だと思います。

事前に NOTAMirrorMan が受けるだろうと予想をしていて実際そのようだったが、もっとメインストリームな Wiki にしても、かずひこさんの Hiki のプレゼンなんてすごいじゃない。

いつまでも興奮していても仕方がないので一つ注意をしておくと、今回の文章はかなり慌てて訳したため誤記・誤訳が含まれていると思います。いつも通り原文をコメントアウトしており、またよく分からなかった点については訳者ノートもコメントしているので、おかしなところを見つけた方は遠慮なくご一報お願いします。少なくとも Emergent Design を「緊急的設計」と訳さないようには気をつけましたが。

[] Wikiの仕事場への導入に関する実践的考察  Wikiの仕事場への導入に関する実践的考察を含むブックマーク

一般に公開する Wiki ではなく、仕事で Wiki を利用する場合の注意点を記述したもので、非常に実践的で参考になる。

これを読んでいて『Wiki Way』との対応が気になるというか、このような実践的な文章を見ると、そこで扱う内容について『Wiki Way』ではどのように書いてあるか知りたくなるのだ。

そこでこれが最後の『Wiki Way』ショートエッセイにしようと書き進めていたのだが、WikiばなVol.4に間に合わなかった。

どうしてそれより先に公開したかったかというと、Wikiばなにおける先進的な Wiki についてのプレゼンの後にそういう話をしても辛気臭くなると思ったから。実際そんな感じでしょ? よってこの文章はお蔵入り。さて何を更新しようかと考え(一つ上のエントリに戻る)

[] Mac mini Wiki  Mac mini Wikiを含むブックマーク

未だ買おうか思案中の Mac mini に関する情報がまとまっている Wiki ができていた。ネタ元は otsune MM memo

2ちゃんねるのスレッド情報を Wiki 上に集積する事例は多いが、この Wiki の場合 FAQ も一応項目数が揃っている。

Mac mini というと、「話が違うぞ Mac mini、日本のユーザーは置いてけぼり?」なんて記事も出ているが、さて買ったものか……

[] 『ウェブログの心理学』刊行記念・特別記事  『ウェブログの心理学』刊行記念・特別記事を含むブックマーク

ACADEMIC RESOURCE GUIDE最新号『ウェブログの心理学』刊行に際しての編集部コメント、著者コメントが掲載されている。この本を著者のお一人より献本いただけるようなのでいずれ感想を書きたいと思う。

ウェブログ関連の書籍・雑誌では、何と言っても『ユリイカ』4月号の特集は読み逃せないし、それにも記事を書いているあの人のあの本が遂に脱稿! という話もあり、楽しみは尽きない。

[][] .NETディベロッパー向けのWindowsセキュリティ本  .NETディベロッパー向けのWindowsセキュリティ本を含むブックマーク

Keith Brown による『The .NET Developer's Guide to Windows Security』のサポートサイトが Wiki を使って公開されている。Windows エキスパートによる Wiki だからか FlexWiki が使われている。

かなりの部分が Wiki 上に置かれているので、このサイトだけでも Windows セキュリティ情報が必要な方の参考になると思う。

コンピュータ嫌いの女性研究者による偉大な発明 コンピュータ嫌いの女性研究者による偉大な発明を含むブックマーク

コンピューティング分野で進む女性への門戸開放という記事を、ふーん、と読み進んでいたところ、2ページ目に「コンピュータ嫌いの研究者」として Radia Perlman という人が紹介されていた。変わった人もおるもんやなと思ったのだが、以下のくだりに思わず身を乗り出した。

 Perlmanが好きなのは、A地点からB地点にデータを送信するときのルールを考えることだ。同氏はマサチューセッツ工科大学でネットワークを堅牢にする方法についての博士論文を書き、いまでは広く利用されている「スパニングツリー」アルゴリズムを発明した。

えっ、Spanning Tree Algorithm を発明したのは女性だったのか! と Radia Perlman で検索すると Sun のサイトに彼女のページがあった。

驚いたのは、彼女が『詳解TCP/IP Vol.1』『TCP/IPによるネットワーク構築Vol.1』と並びワタシにとってネットワークプロトコルの教科書であった『インターコネクションズ―ブリッジ、ルータ、スイッチとさまざまなプロトコル』の著者だったこと(もっともワタシが読んだのは旧版)。

灯台下暗しという言葉はこの場合適切でないかもしれないが、技術書の場合、名著でも著者の知名度が低いことは多いなぁ。

[] マイクロソフトのRFID記事に見る、CNETの相変わらずのトホホな方針  マイクロソフトのRFID記事に見る、CNETの相変わらずのトホホな方針を含むブックマーク

マイクロソフト、2006年にRFIDソフトウェアをリリースへとのことで、やはりマイクロソフトも RFID 分野に乗り込んできましたな。先日の P2P コラボレーションソフトウェアの Groove 買収といい、手をつけるべき分野にはちゃんと手をつけている。

さて、この日本版記事は以下の文章で終わる。

これとは対照的に、ユーザーの大半は、主要なビジネスパートナーから製品にタグを付与するよう強制されたという理由で、仕方なくRFIDを導入しているのが実状だ。

思わず笑ってしまったけど、でもこれで記事が終わるというのは尻切れトンボでおかしくないか? もしかして……と原文を読んでみると、案の定これ以降の部分がばっさり削除されている。段落一つとかいうレベルじゃない。原文記事の後半半分がカットされているのだ。おいおい、「この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです」ってこりゃなんぼなんでもやりすぎだろ。

編集長が変わっても、原文にあるリンクを根こそぎ取り払い、おまけに特に理由なくぶつ切りにするという CNET のトホホな方針は変わってないようだ。

「SNSのエンジンをイントラネットに」というアイデア 「SNSのエンジンをイントラネットに」というアイデアを含むブックマーク

これを読んで思い出したのは、Internet Week 2004 の Web & Internet Application Day の SNS セッションで、キヌガサを作られている方が、ファンサイトのコミュニティに SNS のシステムを導入といった例を紹介していたと思うが、SNS システムを切り出してコミュニティに外販することでビジネスにするところまでちゃんと見えている感じだった。

折角引き合いに出したので件の SNS セッションの感想を今更書いておくと、前述のキヌガサの上田澄博さんにはなかなか「できる人」という印象を持った。あの会社がその優れた人材を十全に使いきっているのかは分からないが。

またそのセッションに先立ち、たださんやかずひこさんとの昼食をご一緒した際に話した TypeKey の仕組みを SNS に利用するという話を、ズバリ竹中直純さんがされていて、またそれ以外の話でも竹中さんの天才ぶりを確認できて気分が高揚したのを覚えている。彼がてがける recommuni のシステムの不備については昨年いろいろ言われたが、これについても当方は recommuni の利用者ではないのでなんともいえない。

もっとも TypeKey の仕組みがソーシャルネットワークに使えるというのは発表当初から言われていたことなのだが、2005年になって ishinao さんの試みや Hiki のプラグインなどブログ以外にも TypeKey が広まり出した印象がある。

[] クリエイティブ・コモンズライセンスの更新  クリエイティブ・コモンズライセンスの更新を含むブックマーク

日本法準拠版ライセンスが2.0から2.1に更新されたのを受け、このYAMDAS現更新履歴のライセンスを2.1に差し替えた。といっても何がどう変わるというものではないが。

そうそうWiki病 - 新種の病気のライセンスも2.1である。新規追加する文書については、特に問題ない限りその時点での最新版を適用する。

クリエイティブ・コモンズといえば、『クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権』がじきに届く予定であるが、どんどん未読の本がたまっていく……

2005-03-10

[][] R.E.M. "Out of Time"  R.E.M. "Out of Time"を含むブックマーク

CDジャケット

今月久方ぶりに来日公演を行う R.E.M. なのだが、事情があって見にいけなくて悔しいのでAmazon980円劇場で取り上げよう。

R.E.M. は一貫して大好きで、昨年発表された『Around the Sun』もよかった。これが素晴らしく地味なアルバムで、懸念した通り過去数作同様セールス的に振るわなかったが、内容の充実した新譜を聴けたのは嬉しかった。そういえば年末の MOK Radio で「R.E.M. の新譜なんて、もう AOR じゃないすか」みたいな発言があったが(パーソナリティによるものではない)、クソくらえである。

R.E.M. をはじめて聴く人にはやはりこのアルバムを勧めるのが良いのだろうか。90年代の作品では、ワタシは『New Adventures in Hi Fi』が一番好きなのだが、本作には彼らの最大のヒットシングル "Losing My Religion" が入ってるしね。

例えば最近の作品と比較すると本作は明らかにポップだが、上に挙げた "Losing My Religion" にしてもマンドリンがフィーチャーされていて単純なロックナンバーではないし、"Low" と "Shiny Happy People"(これも大ヒットしたが、マイケル・スタイプ自身大嫌いと公言しており、セサミストリートで替え歌を歌ったとき以外、ライブでは一度も演奏していない)が同居する全体に躁鬱症なつくりを "Half A World Away" という文字通り中庸な楽曲がバランスをとっている。

先日ラジオを聴いていたら、このアルバムに収録されている "Contry Feedback" が流れたのだが、歌詞カードを見ないでも今でも歌えるのに自分でも驚いた。『Around the Sun』の "Final Straw" もそうだが、彼らがカントリーブルーズ風の曲を演ると、マイケル・スタイプの抑えた歌い方が実にセクシーなのである(何とも彼に似つかわしくない形容詞だが)。

この曲については、最低の精神状態を歌ったと確かマイケルは言っていたが、この恋人達の別れを描写した歌詞は素晴らしく……と歌詞を引用しようとウェブを検索して愕然とした。これはワタシが知っている "Country Feedback" じゃない!

つまりこういうことだ。ワタシは最初本作の日本盤を購入したのだが、それについていた歌詞、並びに訳詞を覚えこんでいたわけである。しかしファンならご存知のように、彼らは基本的に歌詞をブックレットに掲載しない主義なので、それは日本のレコード会社が聞き取りで作成したものである。そしてそれに掲載された歌詞は、ウェブで検索してひっかかる歌詞サイトに掲載されているものと結構違いがあるのだ。それらのサイトが正しいかもこの場合分からないのだが、何か呆然としてしまった……

[] 「P2Pコミュニケーションの可能性と法的課題」について  「P2Pコミュニケーションの可能性と法的課題」についてを含むブックマーク

先日行われた財団法人デジタルコンテンツ協会主催のシンポジウムの落合洋司弁護士によるまとめ。

「WinnyはCDの売り上げに関係なし」という慶應大学経済学部の田中助教授の発表があったのもこれですね。

できれば静的 HTML でどこかにまとめてほしいと思う内容。

[] Bram CohenのBitTorrent講演  Bram CohenのBitTorrent講演を含むブックマーク

Boing Boing によると、Bram Cohen がスタンフォード大学で行った BitTorrent についての講演ビデオBitTorrent ででも入手可能とのこと。

Bram Cohen のウェブログ経由で直接動画を見てみたが、正直内容はよく分からなかった、ごめん。分かったのは、彼が結構イケメンであるということ、あとオーディエンスにまったく受けなくてもヘラヘラ笑いながら話をする人ということぐらいか。

タイミング良いことに、BitTorrent 4.0.0 がリリースされてますな。

[] 麻生久美子のブログ  麻生久美子のブログを含むブックマーク

サイバースクワッティングならぬブログ・スクワッティング……と書くと怒られるのだろうか。

ネタ元はインサイター

[] 「Google」と「MSN Messenger」で武装した集団を前に素手で勝てるか?  「Google」と「MSN Messenger」で武装した集団を前に素手で勝てるか?を含むブックマーク

これを読んで想起するのは、ダン・ギルモア著『We The Media』のまえがきにおけるジョー・ナッチオの悲劇である。

つまり、もはや相手は Google とメッセンジャーソフトで武装しているだけではない。飛び道具まで持っている。企業内のプレゼンならともかく、公開の場であればリアルタイムに blog に晒されてしまうのである。

本当に素晴らしくつまらない時代だと思う。でも、もう後戻りはできない。

ところで『We The Media』の邦訳について、そろそろアナウンスが出てもよい時期であるが。

[][] 米国のICパスポートは暗号化なしの無線読取り  米国のICパスポートは暗号化なしの無線読取りを含むブックマーク

米国のパスポート問題については、以前 Ed Felton の「無線パスポートというダメなアイデア」という文章を訳したことがあるのだが、残念なことにそのときはちーとも話題にならなかった。というか、このときにはなんぼなんでも暗号化なしにはならんだろと思っていたのだが、日本もこの方向性を踏襲するのだろうか。

[] C#で開発されているオープンソースプロジェクト集積サイト  C#で開発されているオープンソースプロジェクト集積サイトを含むブックマーク

CSharp-Source.net なのだが、これだけの数の、多岐にわたる分野のオープンソースソフトウェアが C# で書かれているのは知らなかった。

ネタ元はどっとねっとふぁん blog

[] アカデミー賞脚本賞、脚色賞は反逆者向け?  アカデミー賞脚本賞、脚色賞は反逆者向け?を含むブックマーク

町山智浩アメリカ日記で面白い発言を見かけた。映画『サイドウェイ』の監督アレクサンダー・ペインによる、アカデミー賞脚色賞受賞についてものである。

脚色賞とか脚本賞は、ハリウッドのメインストリームが受け入れられない反逆児に、これでもやっとくか、という気持ちでおためごかしに与える賞だよ。タランティーノだって取ってるだろ

調べてみると、確かにアレクサンダー・ペインの言う通りなのである。アカデミー賞脚本賞か脚色賞、あるいはその両方が、秀作ではあるが賞レースの本命ではない作品に与えられている。名前が挙がっているタランティーノが脚本賞を受賞した1994年から最近10年ほどを見てみる。

「反逆者」という言葉に似つかわしくない人もいるが、例えば名女優エマ・トンプソン、有名小説家ジョン・アーヴィングにしても、映画の脚本を手がけるのは上に挙がる作品がはじめてであった。それぞれマイケル・ケインとロビン・ウィリアムズが助演男優賞をとっている『サイダーハウス・ルール』と『グッド・ウィル・ハンティング』を除けば、上に挙げた作品のいずれもその年の賞レースにおいて脚本賞(脚色賞)だけしか受賞できてない(allcinema で調べただけなので抜けがあるかもしれない)。

そして今年は脚本賞、脚色賞のいずれもそういう作品だったわけで、この二作については是非見に行こうと思うのだった。特に『エターナル・サンシャイン』は、何と言ってもチャーリー・カウフマンの脚本で監督がミシェル・ゴンドリーだし。

VoltaireVoltaire 2005/03/10 19:05 コーエンの講演みました.オーディエンスの反応とかはそもそも認識できない脳の構造というか病気の人というのがよく分かりました.
イケメンというかセーラーブラム
http://bitconjurer.org/manglings.html
に変身するところが見物でしたね〜.

yomoyomoyomoyomo 2005/03/10 22:56 Bram Cohenはアスペルガー症候群なようです。
http://d.hatena.ne.jp/huixing/20050310/cohen

VoltaireVoltaire 2005/03/11 02:49 ちょっと前のwiredの特集だと「あたりをふらふら行ったり来たりしてたかと思うとPCに向かっていきなり”完成されたコード”を書く」とか、「アスペの所為で12時間ぶっ通しでコーディングしても集中力が途切れない」とか、まんまモーツァルトのような書かれ方でした.すごく面白いから誰か要約記事とか書かないかな

yy 2005/03/13 17:30 大丈夫。巷にあふれる歌詞サイトには、明らかに英語になってないのもあったりして結構いい加減。Folk Implosionなんか凄い。まあ、日本盤歌詞カードも負けてはいないが。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/13 20:55 ブックレットに歌詞が掲載されていれば、それが公式版になるわけだが、ときどきすかしてヘタクソな手書きだったり、もっとひどいのになると変なフォントだったりして殺意を抱くときはあるな。普通に読ませろや、と

2005-03-07

[][] Tom Waits "Swordfishtrombones"  Tom Waits "Swordfishtrombones"を含むブックマーク

CDジャケット

Amazon980円劇場二本立て。

さて、一般にはトム・ウェイツの最高傑作は『Rain Dogs』とされる。ワタシ自身それに異議を唱えるつもりはないが、その前作にあたる本作のほうが、アルバムとしての凝縮度が高く、ワタシは好きである。つまり、これが一番好きなアルバムということ。

本作はウェイツが長年在籍したアサイラムを離れ、アイランド・レコードに移籍して心機一転を図った作品である。音的にもウェストコーストのシンガーソングライターという枠にははなから留まらず、試行錯誤していた無国籍なサウンドが非常にパーカッシブな形で具現化されており、つまりは現在にいたる彼のスタイルが確立されたアルバムといってよい。

ワタシが本作を好きなのは、上に書いたアルバムとしてのコンパクトさもあるが、本作が都市のノイズをも音に取り込みそれに成功しているからだ。楽器構成もフリーフォームで、フェリーニの『道』を意識したビデオクリップが話題となった "In The Neighborhood" がよく挙げられるが、個人的には "Frank's Wild Years" から "Swordfishtrombone" への流れが何度聴いてもゾクゾクくる。特に "Swordfishtrombone" のベース二本とマリンバがおりなすユニークな音は、彼以外には作れないものだろう。

ただ、あと以前から思うことなのだが、トム・ウェイツのアルバムって一曲目が何かヘンな曲が多いんだよな。

[][] Donny Hathaway "Extension of a Man"  Donny Hathaway "Extension of a Man"を含むブックマーク

CDジャケット

ドニー・ハサウェイのアルバムとしては、人気度はライブアルバムが上なのかもしれないが、彼の作曲家としての素晴らしさが分かるアルバムとなると本作になる。

彼は大学でクラシックも学んだこともある中産階級出身の黒人ミュージシャンのはしりといえる人で、メンタリティ的にもハングリーさや攻撃性よりストイックさ、一種の気高さを感じさせる。

本作は彼のクラシックの素養が、70年代初頭のニューソウルの機運とうまく重なり、バラエティに富んだアルバムに結実している。全体的に軽やかで優しいが、決して甘さに流れていない。

アルバムのハイライトは何といっても "Someday We'll All Be Free" で、これこそ音、歌詞ともに彼の美点が凝縮された曲である。

同時期に同じく最高傑作をものにしたマーヴィン・ゲイスティービー・ワンダーには残念ながら及ばないものの、ワタシは折に触れこのアルバムを聴き返すに違いない。精神的に不安定だったため1979年に自殺してしまったのが惜しまれる。

[] こういうのが不愉快なんですよ、はてなさん  こういうのが不愉快なんですよ、はてなさんを含むブックマーク

先日追加されたアイコン表示設定の追加機能の「このエントリーを含むブックマーク」アイコンを自分のところにつけさせてもらったのだが、うまく機能してなかった。はてなダイアリーを日付表示段落アンカースタイルにしていたためである。

現在はこの問題は解決しているが、この件については香雪ジャーナルの3月2日3月6日の記述を読めば、経緯はほぼすべて分かるのでそちらを参照いただきたい。当方の感想も yukatti さんと同じである。

ishinaoさんからは、はてなの開発者は日付表示段落アンカースタイルを obsolete とみなしているからだろうという指摘をいただいた。実際その通りだと思う。それはそれで結構だ。しかし、はてなダイアリーが日付表示段落アンカーを現にサポートしており、無視できない数のユーザがそれを利用しているという事実がそうした認識や願望より先にこないとおかしい。

自身のサービスがサポートしている一部(というか二つに一つだけど)スタイルで機能しないサービスをリリースするなんてはなから理解できないし(最低でもこのモードでは動かないとはじめに断るべきだ)、現在まではてなダイアリー日記でこの件の告知がないということは、そもそも不具合だとみなしていないということだろう。ユーザはこのように開発者の意識を敏感に感じ取り、そして自分達が阻害されたと感じれば不愉快になるものだ。

個人的な話になるが、先週末はじめてゆっくり近藤さんにお話を伺う機会があったのだが、はてなが目指すものがワタシが予想していたのより遥かに高いものであるのが分かり驚くと同時に心動かされるものがあった。何より近藤さんという人のことが、また好きになった。ワタシ自身いくつかアイデアもいただいた。

その気持ちは今も変わらない。しかし以前書いた

最近のはてなの開発陣は、自分達の頭にある目標地点に突き進もうとするあまり、現状の機能性に(一応)満足しているユーザを置いてけぼりにしてやいないか。

というのをまた感じてしまった。今回はなお悪い。管理ツールからはてなダイアリーガイドへのリンクなど地道な努力もしているというのに残念である。

追記:この件については、はてなダイアリー日記において「日付別表示におけるはてなブックマークアイコンの不具合修正について」として報告されている。「本不具合は3月5日の午後、管理画面にはてなダイアリーガイドへのリンクを追加したのと同時に修正を行っておりましたが、その際に告知を行っておりませんでした。」とのことで、当方の「そもそも不具合だとみなしていないということだろう」というのは誤りでした。謹んで訂正します。

蝕まれる心、企業生き残りの代償 蝕まれる心、企業生き残りの代償を含むブックマーク

日経の専門家の眼の1コーナーなのだが、携帯用ソフト技術者という今一番ありがちな例に続き、部品メーカーの法務部課長さんの人生が狂わされておる。今回のほうが悲惨の度合いが強く、読んでいて小生もいろいろ思うところがあり、怒りと恐怖に震えた。

嗚呼、狂えるワールド。

iNTERNET magazine 2005年4月号 iNTERNET magazine 2005年4月号を含むブックマーク

リニューアル第二号なのだが、「ケータイが熱い!」という特集にも関わらず、一読した印象は「静謐」とでも形容したくなるような感じで、リニューアル前のブログマガジン路線との落差にめまいを覚えるほどである。

ただ前号について書いたように、ワタシはこの路線が嫌いではない。冒頭の PUBLISHER'S NOTE のようなものをちゃんと書く編集長なんて最近ではなかなか見ないように思う。しかし、いきなり冒頭からロバート・カーン博士のインタビューとは、売り上げ的に大丈夫かいなと思うのも確かであるが。

ケータイ特集は、今のワタシの興味とずれるのでほぼスルーだったが、服部武上智大学理工学部教授による開発プラットフォームの話は参考になった。

あとNTTコミュニケーションズ常務取締役インタビューでは、デジタル放送におけるメタデータの突っ込んだ話と IPv6 に対する本気度を聞いてほしかった。

[] P2Pからウェブサービスやグリッドまで  P2Pからウェブサービスやグリッドまでを含むブックマーク

先日、アメリカのブログ本状況を調べたついでに P2P 関連の書籍についても調べてみた。

すると『From P2P to Web Services and Grids: Peers in a Client/Server World』というなかなか面白そうなタイトルの書籍がひっかかったのだが、この本結構な値段がするんだよね。少なくとも275ページのペーパーバックにつく値段じゃあない。何か事情があるのだろうか。

著者の Ian J. Taylor のウェブサイトからこの本のサポートサイトに辿れるが、値段がべらぼうな理由までは分からなかった。

洋書の値段、ウェブの効用、そしてアフェリエイトサイトの害 洋書の値段、ウェブの効用、そしてアフェリエイトサイトの害を含むブックマーク

しかし、Amazon ができて本当に洋書が入手しやすくなったものだ。Amazon.co.jp で買える1500円以上の本なら送料もかからない。個々の本の値段はともかく、Amazon がなければ未だに洋書に非常以上に高い金を払わされていたのではないか。

ウェブがもたらした恩恵は購入の容易性に留まらない。上で挙げた本がそうであるように、技術系の書籍なら著者のサイトがあったり、さらには著者(訳者)や出版社によるサポートページが設けられていたりして事前にその書籍についての情報を得られることが多い。

このようにウェブ、並びにウェブサービスの恩恵を得ているわけだが、一方で最近は Amazon アフェリエイト目的の自動生成されたウェブサイトが多くてうざい。特に困るのはマイナーな技術書の感想文を読んで購入するかどうか判断したいとき。書名で検索しても洋書、邦書問わずアフェリエイトサイトばかりが上位にくることがありうんざりすることが多い。ちゃんとしたカスタマレビューが載っている本ならまだよいのだけど、おかしなレビュアーもいるのでね。

ワタシ自身 Amazon のアフェリエイトプログラムから収入を得ているわけで、こういうことを書くのは天に唾することかもしれない。ただ Blogless Google ではないが、検索結果から自動生成されたアフェリエイトサイトを省くことはできないかと思うことがあるのも確か。

[] 三大ギタリストを知らなかった女王陛下  三大ギタリストを知らなかった女王陛下を含むブックマーク

このニュースについては Moleskin さんがきれいに落しているが、結構意外に思った。モンティ・パイソンのCDボックスのブックレットにコメントを寄せているくらいなので少しはポップカルチャーに触れているという先入観があったし、クラプトンなぞチャリティーイベントでそのチャールズ皇太子と並ぶ機会もある一種の名士なわけで、名前ぐらいは知ってると思っていたが。

しかし、エリザベス女王とロックといったら何と言ってもスミスの "The Queen Is Dead"(同名アルバムに収録)だよな!

だから僕は宮殿に押し入ったんだ
スポンジと錆びたスパナを手に
女王は言った。「あら、あなたのことは存じておりますわ。あなたが歌えないということも」
僕は言った。「くだらない。僕がピアノを弾くのを聞いてくれなきゃ」

全盛期モリッシーの破壊的ユーモア全開な歌詞だが、次作にしてラストアルバムとなった『Strangeways Here We Come』の "Death of Disco Dancer" では実際に唯一のピアノ演奏を披露してファンを驚かせている。

[] 3大ギタリストとストーンズ6番目のメンバー  3大ギタリストとストーンズ6番目のメンバーを含むブックマーク

それにしても「3大ギタリスト」と称されるエリック・クラプトンジェフ・ベック、そしてジミー・ペイジ(オバQ)が公の場に揃い踏みなんて極めて珍しいことで、何だかんだいって女王陛下ってのはエゲレス人にとって特別な存在なんかいなと思う。

この三人が同じステージで演奏したというと、実際はいろいろあるのだろうけど、1983年に開かれた ARMS コンサートぐらいしかワタシには思い出せない。

これは多発性脳脊髄硬化症(ARMS というのはその略)を患っていた元(スモール・)フェイセズのベーシスト、ロニー・レーンを支援するために開かれたもので、彼の人脈と人柄を反映した同世代ミュージシャンの豪華共演が実現したわけだが、3大ギタリスト揃い踏みには面白い経緯がある。

とある業界のパーティで、「ストーンズ6番目のメンバー」イアン・スチュアートが熱心にジェフ・ベックに出演を依頼したのだが、ベックの隣でその話を聞いていたジミー・ペイジは、思わず腹立たしげに口を挟んだ。

「誰も僕を誘ってくれないんだな。僕が出ると何かまずいことでもあるのかい」

イアン・スチュアートは慌てて言った。「もちろんそんなことはないよ。君も出てくれよ」

これは『レッド・ツェッペリン物語』に出てくる話だが、ジミー・ペイジの仲間内の信望の度合いが分かる。そうしたところも含め、ワタシはこの話もジミーも大好きだ。

でも、ジミーがむっとしたのも分かる気はする。外部のミュージシャンをレコーディングに介在させなかったツェッペリンにおいて、イアン・スチュワートはその数少ない例外だからだ。例えば、彼らの代表曲である "Rock And Roll"(『Led Zeppelin IV』に収録)でブギピアノを弾いているのが彼だし、『Physical Graffiti』にはズバリ "Boogie with Stu" という曲がある。

イアン・スチュワートは、デビュー時に「ルックスが他のメンバーと合わない」という理由でストーンズのメンバーから外され、しかしレコーディング、ツアーに関わり続け、前述の通り「ストーンズ6番目のメンバー」と呼ばれた人である。ストーンズのツアーは彼がゴルフができるようホテルが選ばれたという逸話もあるが、自分の立場をどのように考えていたのだろうか。

ARMS コンサートで支援される側だったロニー・レーンが1997年まで生きたのに対し、イアン・スチュワートが1985年に心臓発作でこの世を去ったのは皮肉である。彼の葬儀にはストーンズのメンバー全員に加え、クラプトン、ベックが参列している。

あ、ジミーさんは……

今日のつぶやき 今日のつぶやきを含むブックマーク

日本のブロガーが ONION に釣られたのは、遺書をパワーポイントで書いた人の話ブッシュブログネタに続いて二度目?

権兵衛権兵衛 2005/03/08 10:00 ダニーが一般的です。yomoyomoさん、今までドニーって読まれてたのですね、ですね、ですね。

yomoyomoyomoyomo 2005/03/08 11:05 はい、その通りです。なぜならそれが実際の英語の発音に近いからです。ピーター・バラカンの『魂のゆくえ』の表記が頭に残っていたということです

権兵衛権兵衛 2005/03/08 13:51 そうでしたか、勉強になります。…あれれ、ひょっとして釣られたのかしら私。

2005-03-03

[][] The Band "Music from Big Pink"  The Band "Music from Big Pink"を含むブックマーク

CDジャケット

忘れた頃にAmazon980円劇場。

時の流れを越えた名盤、といった表現を時折見かけるが、真にその形容に足る作品は少ない。実際には、そうした言葉を書く人間が、自身の感性の老化を認めたくない場合もあるのではないか。

The Band の記念すべきファーストアルバム、これも「時の流れを越えた名盤」に入るだろう。しかし、本作をそのような言葉で神棚に奉って終わりにすべきではない。

本作をはじめとする The Band のアルバムは、とっくに「ロックの古典」扱いされており、実際、現在ではそれに違和感はない。しかし The Band の作る音は、本作がリリースされた1968年当時から異質さを持っていたのではないか。前年はサマー・オブ・ラブなどといわれ、翌年の69年には彼らが居を構えていたウッドストックで歴史に残るロックフェスティバルが開かれる。その浮かれた時代にこのハナからクラシックの風格さえ持った音、その深さはボブ・ディランとの交流といった背景だけから導き出せるものではない。クリーム解散後のクラプトンが、真っ先にウッドストックに飛び、彼らに会いに行ったというのも、ルーツミュージック志向と同時にある種の異質さを感じ取ったからではないか。

それそのものは新しさを感じないのに、どこか常にレイテストな音とつながる回路を持った音というのがある。ワタシの場合、それを最も感じるのはライ・クーダーとザ・バンドだったりする。これを読んで笑われる人もいるだろうが、実際感じるのだから仕方がない。

ライ・クーダーは、まだそのギターの鋭角さを挙げることで説明しやすい。しかし、ザ・バンドのほうは、自分でもうまく説明できない。実際、ぱっと聴いただけでは古臭くさえある音である。だが、彼らの音には忘れた頃に何度も驚かされてきた。

そうした彼らのアルバムでは、本作とセカンドアルバムが最高傑作とされるが、全曲ロビー・ロバートソンの手によるセカンドよりもまだメンバー間の力関係が定まってなかった本作のほうがワタシは好きだ。

何より一曲目がリチャード・マニュエル(1986年に自殺)とディランの共作 "Tears of Rage(怒りの涙)" というのが卑怯すぎる。そしてこれは確かピーター・バラカンも書いていたと思うが、本作のハイライトである名曲 "The Weight"、ワタシは何度聴いてもこの曲の歌詞の意味が分からない。彼らの作品には、未だ何かしら謎が残っているのだ。

[] レベッカ・ブラッドの来日講演  レベッカ・ブラッドの来日講演を含むブックマーク

bmblogRuPu RuPu Blog によると、Rebecca BloodDESIGN IT! においてウェブログやジャーナリズムに加え Wiki についても語ったとのこと。ううっ、聞きたかった。

2月のはじめにソシオメディアの方からメールをいただいたが、それに返信した後ぱったり連絡が途絶えるとは思ってなかった。もっとも声をかけてもらえただけ御の字なのだけど。

ウェブログとジャーナリズムの関係について彼女が書いた文章を翻訳した「参加型メディア時代におけるウェブログとジャーナリズム」があるので参考まで。

Jesse James Garrett と Rebecca Blood が夫婦であることは意外に知られていないようだ。

Jesse James Garrett というと、Adaptive Path に今盛り上がっている Ajax について書いた文章がちょうど「Ajax: Web アプリケーション開発の新しいアプローチ」として翻訳されてもいる。彼の著書の翻訳『ウェブ戦略としての「ユーザーエクスぺリエンス」―5つの段階で考えるユーザー中心デザイン』は絶好のタイミングで刊行されたのではないか。

[] アメリカのブログ本状況  アメリカのブログ本状況を含むブックマーク

Rebecca Blood の『ウェブログ・ハンドブック』の「日本語版の序文」に、「ウェブログが本になる時期なんだね」と夫婦で笑いあう話が書かれているが、その原書刊行から三年経った現在もブログに関する本の刊行は続いている。

ウェブログ・ハンドブック』に近いベクトルの広範囲な概説本としては、現在 Google の Blogger 部門に属する Biz Stone『Who Let The Blogs Out?: A Hyperconnected Peek At The World Of Weblogs』がある。

一方で昨年のブログの様々な分野に影響を与えた盛り上がりについては、『The Year of the Blog: Blogs, Politics, and the 2004 Election』『Blog: Understanding The Information/Reformation That's Changing Your World』が詳しいようだ。後者の著者の Hugh Hewitt は保守系のブロガーとして著名。

一方ブログそのものを書籍化したものも、『サラーム・パックス―バグダッドからの日記』に続く(と書くと語弊があるだろうが)『Baghdad Burning: Girl Blog From Iraq』が間もなく発売予定。このブログについては既に日本語版があるので、企画さえ通れば邦訳も間をおかず出るのではないか。

もっと技術寄りの本で言うと、昨年 Sun Microsystemsblogs.sun.com を始めるにあたり招聘した Dave Johnson による『Blogs, Wikis, and Feeds In Action』という本が今春発売になる模様。タイトルからするとブログに留まらない内容のようで楽しみである。

[] Wiredの最新号のWikipedia記事  Wiredの最新号のWikipedia記事を含むブックマーク

Boing Boing によると、今月号の Wired Magazine には「The Book Stops Here」という Wikipedia をフィーチャーした記事が載っているとのこと。

ざっと流して読んだだけだが、Wikipedia だけでなく WikiCities の話なども出てくる突っ込んだ内容のようだ。後でちゃんと読まねば。

朝日新聞書評委員を務めるといくらもらえるのか 朝日新聞書評委員を務めるといくらもらえるのかを含むブックマーク

と書くと思いっきり下世話だが、何のことはない、山形浩生あっさり記している

書評委員やってることで、原稿料(800 字だと 6 万円)に加えてお車代だの委員会謝礼だのが出て、年間 240 万円くらいもらえてるんだ。

もっとも個人的には、

一方で、今年夏にかけて訳書がいっぱい出るので、書評してもらえる可能性が出るのはありがたい。

という方により興味あるわけだが、でも書評してもらっても評者が天外伺郎だったりしたらどうよ(ありえないか)。

[] はてな原稿料出しふたたび  はてな原稿料出しふたたびを含むブックマーク

以前「はてな原稿料出し」という文章を書いたことがあるのだが、再び原稿料の話題を取り上げるのは、先ごろブログを特集した人文系雑誌の原稿料について執筆者のお一人に聞く機会があったからだ。

要はその原稿料が安かったということなのだが、いずれは朝日新聞が連載小説をブロガーに依頼するような時代になりますからそれで元が取れますよ、と適当なことを言って笑いあったものである。しかし、突っ込みどころ満載のエロ小説が堂々と朝刊に載るご時世、連載小説として朝日新聞に『電車男』、読売新聞に『実録鬼嫁日記』、日本経済新聞に――となってもおかしくない……わけは全然ないか(笑)。第一、小説じゃないし。

竹熊健太郎原稿料の話を書いているが、技術系の雑誌などでも事情は似たようなものらしい。個人的な経験で言うと、ソフトバンクパブリッシングは雑誌、書籍ともその辺についてすっきりとまっとうな応対をする印象がある。ただ、ワタシの場合仕事の絶対数が少ないので参考にはならない。

[] New Orderの新譜『Waiting For The Sirens' Call』  New Orderの新譜『Waiting For The Sirens' Call』を含むブックマーク

スミス、キュア、そしてニューオーダーは、ワタシのロック遍歴を語る上で欠かせないニューウェーブ三大バンドである。昨年はモリッシーとキュアの復活作がリリースされ聞き込ませてもらったが、今年はついに真打ニューオーダーの新譜が出る。

しかもその新作には日本語詞を歌う曲があるという激しく不安を誘う情報もあり、とにかく待ち遠しい。

大分前にも書いたことがあるが、彼らの全盛期のビデオは名作揃いである。が、クリップ集『(The Best of) New Order』は未だ DVD 化されてないようで、これは大変残念なことである。

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