YAMDAS現更新履歴

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2005-07-25

[][] Specials  Specialsを含むブックマーク

Specials

Specials

今週は本サイトの更新はなし。そのかわりにAmazon980円劇場。

以前 TFJ's Sidewalk Cafe: Conversation Room『2トーン・ストーリー―スペシャルズ~炎に包まれたポスト・パンク・ジェネレーション』についての記述を読み(抜粋アーカイブ)、そういえばスペシャルズの CD を持ってなかったな、と買ってみた。

このファーストアルバムはエルビス・コステロがプロデューサーを務めたことでも知られるが、何といってもパンクムーブメントと地続きの音だというのを強く感じる。ブックレットを読んでもそういう感じで、ディープなスカを期待するとひっかかる人がいるかもしれない。

本作を聴いてワタシにとって最も印象的だったのは、すべてを漂白してしまうテリー・ホールの特異な才能である。もちろんこの頃はまだ彼も若いから勢いがあり、またそのスピード感がジェリー・ダマーズの楽曲と呼応してドライブしているわけだが、彼独特の漂白感覚は当時からだったのかと感心した。

時間ができたら『2トーン・ストーリー』を読んでみないとなぁ。こうやって積読がたまっていく。

将棋のルールとGHQと升田幸三とコンピュータ 将棋のルールとGHQと升田幸三とコンピュータを含むブックマーク

Misc. about Computer Science の「コンピュータが将棋を制する日」を読み思い出したのだが、チェスをはじめとして世界各地にあるらしい将棋的ゲームの中で、唯一日本の将棋だけが取った駒を使える「持ち駒ルール」があるそうだ。

そして、このルールのせいで太平洋戦争後、将棋が禁止されそうになったことがあるというと驚かれるだろうか。

『月下の棋士』を読まれた方ならご存知だろうが、GHQ が将棋の持ち駒を使えるルールを捕虜虐待だと難癖をつけたのは本当の話である。

それに対して GHQ に呼び出しを受けた升田幸三が反論して難を逃れたのだが、そのやり取りについては、松岡正剛の千夜千冊『名人に香車を引いた男』に詳しいのでそちらを読んでください。今となっては、そのとき GHQ に対して堂々渡り合う升田幸三という無茶な人物が将棋界にいたのを感謝しないわけにいかない。分野は違うが、例えば当時 GHQ は按摩、鍼、灸といった東洋医療を禁止している。(囲碁のような国際性のない)将棋がその轍を踏まなかった保証はない。

そしてそれから半世紀以上経ち、将棋の持ち駒を使えるというルールが、コンピュータによる将棋というゲームの解析の前に立ちはだかっているというのも面白い話だと思う。

ただそれでも、コンピュータがプロ棋士を破るのも時間の問題というのだから、こちらの進歩もすごいのだけど。

[][] Makeが指南する高度なポッドキャストの作り方  Makeが指南する高度なポッドキャストの作り方を含むブックマーク

オライリーが創刊したハック雑誌 Make については以前も取り上げたが、第二号でポッドキャスティング入門記事を書いていた Phillip Torrone が、一歩高度なポッドキャスティングのやり方を豊富なリソースとともに解説するエントリを Make のブログに書いている。

いろいろできるんやね。こういう情報はそろそろ日本の雑誌にも求められるんでしょうな。

さて、その Make ももうすぐ第三号が出るみたい。

Make: Technology on Your Time Volume 03

Make: Technology on Your Time Volume 03

[] BBC Radio開発者が説く「ラジオの再発明」  BBC Radio開発者が説く「ラジオの再発明」を含むブックマーク

O'Reilly Rader で知ったのだが、IT Conversations に Reinventing Radio、つまり「ラジオの再発明」という講演が公開されている。

個人的に意外に思ったのが、これが今年の O'Reilly Emerging Technology Conference で行われたプレゼンを収録したものということ。それは講演者も承知で、「新しくエキサイティングなテクノロジーを主に扱うこのカンファレンスで、ラジオという死にかけていると思われているメディアについての講演を意外に思うかもしれません」といった感じの言葉でプレゼンを始めている。

プレゼンターは皆 BBC Radio and Music Interactive の開発研究所のエンジニア達で、意外なところでは『Mind Hacks』(日本語版もいずれ出るらしい)の共著者もいたりする。プレゼンの内容はスライドの PDF も公開されているので、そちらを参照すると分かりやすい。

awake in a muddle などでときどき BBC Radio のウェブ配信の話題があったりして、力を入れているというのは何となく知ってはいたが、ちゃんとしたヴィジョンを持った開発者達がアプリを開発し、また彼らも自分のサイトを持ち情報公開しているのを羨ましく思ったりもした。

今年は日本のラジオ業界もライブドアによるニッポン放送買収云々があったけど、こうした取り組みは進んでいるのだろうか。

CNETが選ぶ、ウェブにおける10大流行りもの CNETが選ぶ、ウェブにおける10大流行りものを含むブックマーク

Blogger や Friendster といった一過性の流行り物でないサイトも入っていたりするが、それよりワタシは1位になっている Hampsterdance というのを知らなかったよ。

かなり有名なものが多いので説明は不要だと思うが、第2位の Mahir については「説明不可能な人気者、ネットが生んだアイドルは37歳トルコ人男性!?」、第8位のStar Wars Kidについては、「スター・ウォーズごっこビデオがネット流出、共感と同情の寄付運動」「「スター・ウォーズ・キッド」の両親がビデオを公開した同級生らを提訴」を読めば事情は掴めるだろう。そういえば All your Base are Belong to Us日本語解説サイト)については五周年記念(?)のストーリーSlashdot にできてたっけ。

日本でこうした企画をやるとするとどんなものが入るだろうか。電車男など2ちゃんねる発祥ものが多くなりそうな気もする。

CNET のランキングに Ellen Feiss が入っているということは、日本版には菊地桃子を入れてもよいのかもしれない。彼女達のことを知らない方は、「マックユーザーの新しいアイドル?」をどうぞ。

"Desperate Housewives"が日本でもNHKで放送されることが決定 "Desperate Housewives"が日本でもNHKで放送されることが決定を含むブックマーク

海外芸能人最新情報 Celebrity-news で知ったが、現在アメリカでブレイク中の "Desperate Housewives" が放送されるとのこと。やはり BS 海外ドラマ枠か。

しかし、「デスパレートな妻たち」という邦題はないよな。ワタシは以前「妻たち必死だな」というタイトルを思いついて一人で受けてしまったことがあるのだが、それは論外だとしても「やけっぱちの妻たち」もしくは「死に物狂いの妻たち」じゃいけないのかねぇ。

このドラマについてはインサイターが以前から熱心に取り上げており、ご存じない方は以下のエントリを読まれるとよいだろう。

Desperate Housewives: The Complete First Season [DVD] [Import]

Desperate Housewives: The Complete First Season [DVD] [Import]

最近では映画の DVD も1000円を切るものが多くなってありがたい限りだけど、この6枚組み DVD ボックス(リージョン1用なのに注意)の値段を見れば、日本のドラマ DVD はかなりぼったくっているように思えてならないのだが。

[] D・リンチ監督がカルト教団立ち上げ?  D・リンチ監督がカルト教団立ち上げ?を含むブックマーク

最近では天気予報おぢさんとしての活動がメインの(ホントか?)デビッド・リンチ監督だが、瞑想教育にはまってましたか。

映画「ブルー・ベルベット」やテレビシリーズ「ツイン・ピークス」などでカルト的な人気を誇るデビッド・リンチ監督(写真)が、瞑想教育による世界平和推進のため、70億ドル(約7兆7000億円)を集める計画を明らかにした。

「カルト教団」呼ばわりはあんまりな感じもするが、いくらなんでも70億ドル(記事は円換算を間違ってますな)というべらぼうな額の資金を集めるとは怪しさ満点なわけで。

個人的には現時点での最新作『マルホランド・ドライブ』が、どこを切ってもリンチ印な映像世界でありながら、ワタシのようなボンクラにもストーリーがついていける素晴らしい映画だったので、迷走、いや、瞑想の効用はともかく、本業から遠ざかるのは残念に思う。

マルホランド・ドライブ [DVD]

マルホランド・ドライブ [DVD]

2005-07-21

牛丼の恨みを忘れるな! 牛丼の恨みを忘れるな!を含むブックマーク

今日は技術系の話は一切ナシ。

さて、タイトルは何の話かと思われるだろうが、将棋界の話である。

「将棋の消費について」には入れなかったが、『大山康晴の晩節』に面白い逸話があったので紹介しておく。

昔、将棋の名人戦は朝日新聞社が主催していた。これが昭和50年代に毎日新聞社に移り現在に至るのだが、そのあたりのアレコレも面白いのだが詳細は省くとして、その騒動があったとき、反朝日派の若手棋士が「牛丼の恨みを忘れるな」を合言葉にしていたというのだ。

かつて名人戦の第一局は渋谷の羽沢ガーデンで行なわれるのが通例で、記録係や連絡係を務める奨励会員は、当時羽沢ガーデンが売り物にしていたしゃぶしゃぶなど美味しい料理にありつけるのを楽しみにしていた。

だが、ある時期から朝日新聞の将棋担当記者は奨励会員を見下し、前夜祭に彼らを宴会場から締め出して、女中部屋のようなところで牛丼をあてがったという。奨励会員の多くがそれに大変な屈辱を感じたのは言うまでもない。

朝日新聞嫌いの当方としては、「さすがは朝日新聞、社員に権威主義が行き渡ってますな!」と皮肉の一つでも言いたいところだが、考えてみれば名人戦の記録係を務める奨励会員の多くはプロ棋士の卵の中でもエリートに属する人たちで、後に結構な割合でプロ棋士となるのは誰でも分かる理屈である。朝日新聞の体質がどうこうというより、単にその将棋担当者が目先の利かない馬鹿だっただけかもしれない。

名人戦の主催という将棋界の一大問題を決める段になって過去の恨みを忘れない棋士の幼児性を見ることもできるが、なにより食い物の恨みは恐ろしいということだろう。

[] 1,470円で洋楽の名盤が買える“SUPER NICE PRICE 1470”第2弾!  1,470円で洋楽の名盤が買える“SUPER NICE PRICE 1470”第2弾!を含むブックマーク

以前取り上げた東芝EMIに負けじというわけではないだろうが、新旧取り混ぜた豪華ラインナップが揃っている。この価格なら国内盤を買うのもよいだろう。

個人的に今回のラインナップから五枚選ぶならこんな感じかな。

ジョー・ジャクソンの『ナイト・アンド・デイ』については、「サーペンス・アルバム」で取り上げてたっけ。

[] スミスの楽曲がミュージカルに!  スミスの楽曲がミュージカルに!を含むブックマーク

Boing Boing によると、The Smiths がミュージカルになっちょるらしい。学会が開かれたと思ったら今度はミュージカルかよ! 嗚呼、すごく観てみたいじゃないか。

記事中に引用されている "I know I'm unlovable/ You don't have to tell me." という Unloveable の歌詞を見ただけで胸いっぱいになるファンとしては……おいおい、"How Soon Is Now" の歌詞の引用間違えてるやんけ。正しくは "I am human and I need to be loved" だぞ。

ミュージカルのタイトルは "Some Girls Are Bigger Than Others" で、彼らの最高傑作『The Queen Is Dead』の最後の曲の名前をとったものですな。

しかし、"1980s alt.melodrama band The Smiths" って……David Pescovitz よ、死んじまえ。

[] ジャケット美術館  ジャケット美術館を含むブックマーク

もちろんはてなの杖日記で知ったのだが、これは面白い!

暑くてたまらんので納涼のために「ホラー」を見てみたのだが、案の定ありましたな。ピーガブの三枚目。名盤です。

Peter Gabriel 3: Melt

Peter Gabriel 3: Melt

しかし、UFO の『宇宙征服』なんて怖いというより蓮コラ的に気持ち悪い。エイフェックス・ツインの『Come To Daddy』が入っているが、こっちのほうが怖いだろ。

Richard D James Album

Richard D James Album

まぁ、リチャード・D.ジェームズの顔が入ったジャケットは総じてホラーなのだけど(笑)

[] テクノ・トランス系音楽の系統図  テクノ・トランス系音楽の系統図を含むブックマーク

ワタシはこっち方面についての知識が乏しいので、図の内容の妥当性はよく分からないのだが、ウェブコンテンツとしてよく出来ていて感心した。

でも……「HOUSE」の系図になぜか「JPOP(AKA SHIBUYA-KEI)」という項目があり、それを選ぶと浜崎あゆみなんかが流れるというのは絶対間違っていると思う。

ネタ元はねぎ式

「おひとりさま」は登録商標用語です 「おひとりさま」は登録商標用語ですを含むブックマーク

王様の耳はロバの耳から辿って知った「おひとりさま向上委員会」にある注意書き。

「おひとりさま」という言葉、および定義は、故・岩下久美子さんが考案し、提唱したもので、登録商標用語です。無断使用、類似表記は固くお断りしております。雑誌、テレビなどでお使いになる場合は、お手数ですが必ず「おひとりさま向上委員会」までご連絡を頂けますようお願い申し上げます。

マジかよ!

『おひとりさま』という本、並びにその著者である岩下久美子がお亡くなりになっていることは、現在 AERA の愛読者であるワタシは当然知っていたわけだが(笑、いや、あの雑誌はこの手の話題が多いので)、登録商標になっていたとは知らなんだ。

……このエントリも無断使用になるのかね?

今秋に『空飛ぶモンティ・パイソン』の台本全訳が出る? 今秋に『空飛ぶモンティ・パイソン』の台本全訳が出る?を含むブックマーク

迂闊にも見逃していた。『モンティ・パイソン大全』の著者であり、『モンティ・パイソン・スピークス!』の訳者……というよりもパイソン関係全般の監修者をつとめられている須田泰成氏が自身のブログで、「今年は、秋に、『モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス』全台本の完訳本の出版を目指しています」と書かれている。

ワォ! 出版されたらもちろん買うよ!

『空飛ぶモンティ・パイソン』の中でワタシが一番好きな台詞は、第二シーズンのラストをしめくくる「葬儀屋スケッチ」のグレアム・チャップマンのものだね。

それじゃこうしましょう。とりあえず食べるんです。それで良心が咎めたら、墓を掘って、そこにゲロを吐けばいいんですよ。

さて、ここで食べる対象が何かというと……

FlowerLoungeFlowerLounge 2005/07/21 09:40 リンク先は見てないんですが、むかし、椎名へきるの曲がハウスとしてなんかにチャートインしたように、海外では「踊れる歌謡曲 = ハウス」みたいになってるのかも。

個人的には浜崎はもろハウス/トランスです。

まぁ、曲のジャンルわけ自体 詮ないことなので全員が納得できるカタチにはできないですからねぇ…とつまらない優等生的コメントで締めます。

shiranuishiranui 2005/07/21 12:51 yomoyomoさんが使うことは「業として」(商用として)の使用ではないので、商標権の侵害ではありません(商標法第2条第1項)。
また、商標権の侵害を考えるときは、登録商標を用いる商品として登録時に指定された商品(指定商品)との関係を見る必要があるので、指定商品以外の商品に登録商標を業として使用しても、商標権の侵害ではありません(商標法第25条)。
更に、商標としての機能を発揮させる行為でなければ、業として使用しても侵害ではありません。例えば、料理店で店員が「お一人様ご案内」と言っても、「おひとりさま向けのお勧め料理」とメニューに書いても商標権の侵害ではありません。

yomoyomoyomoyomo 2005/07/21 21:17
>FlowerLounge
ご明察。確かに件の「J-POP」カテゴリで聞ける曲は「踊れる歌謡曲」ばかりです。しかし、まあ「渋谷系」はないだろうと

>shiranui
詳しい解説をありがとうございます。料理店でソレを言っても侵害にはならない、と。確かになっては困るのですが

tfjtfj 2005/07/21 22:19 Boing Boing でもちゃんと紹介されてないようですが、プレミアで現在上演中の劇場での ”Some Girls Are Bigger Than Other” 紹介ページ↓
http://www.lyric.co.uk/pl55.html

というか、4月に The Smiths とテーマとした学会を話題にしたときに、このミュージカルについても僕のサイトで触れたんですけどね……。
http://www.kt.rim.or.jp/~tfj/talk/20050331.html#A1202

公演開始後の Guardian 紙でのレビューが×だったので
http://www.guardian.co.uk/arts/critic/review/0,1169,1523033,00.html
自分のサイトでは特にフォローせずにスルーしてしまいましたが。

yomoyomoyomoyomo 2005/07/21 22:25 あ……確かにリンク先は見覚えがあります……
すっかり忘れてしまっていました。情けない。フォローいただきありがとうございます

2005-07-18

yomoyomo2005-07-18

[] Software DesignでのWikiばなプレゼンツの連載に小コラム執筆  Software DesignでのWikiばなプレゼンツの連載に小コラム執筆を含むブックマーク

「歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない」でも告知したが、Software Design で Wikiばなプレゼンツの連載「Wikiつまみぐい」が始まった。

当方も毎回600字程度の小コラムを担当することになったので、その情報をyomoyomoの訳書・執筆記事に反映させてもらった。このページがまた更新されることになるとはね。

基本的にはこの更新履歴における Wiki カテゴリに書くような内容を、というのが依頼だったのだが、これが実は難しい。なぜかというと、雑誌の発売日の一月以上前に締め切りが来るので、その時点での最新ニュースを取り上げたところで、雑誌が発売される頃には古くなってしまうのだ(もっとひどいのになると取り上げたサイトが Not Found になるとか)。よって、取り上げる話題はある程度「枯れた」話になる。対象読者も Wiki のことぐらいは知っているが、忙しくて最近の動向は追っていられない技術者と考えることにした。どのみち600字では、話題の表面を見せるのが精一杯なわけで。

上に「雑誌の発売日の一月以上前に締め切りが来る」と書いたが、つまりは第二回の原稿も既に書き上げ、三回目は何書こうかなという状態なのである。

[] 第一回「企業における本格的なWikiの導入」についての補足情報  第一回「企業における本格的なWikiの導入」についての補足情報を含むブックマーク

はじめに書いておくと、当方の小コラムのタイトルである「yomoyomoのWikiばなし」は、当方が出したものではない。Software Design の読者でワタシの名前を知っている人など数パーセントであろうことを鑑みると、このタイトルに替わる案を出すべきだった。実際に献本された8月号を見てそう思った。

さて、第一回目は「企業における本格的なWikiの導入」で、早い話 SocialtextJotspot の話である。6月のはじめに原稿を渡し、それ以後この話の情報鮮度が気になって仕方がなかったのだが、もうそういうのを気に病むのは止めないと。

ブログの次は Wiki? みたいな話はあり、そんなに単純なものでもないとは思うが、遂に Wiki がビジネスの世界にも入ってくるよという話が今年のトレンドなのは確かである。例えば、偏屈親父 John C. DvorakThe Wikification of Knowledge で Wiki を取り上げているが、

The most talked-about thing going on right now is the wiki.

という文章で始まるくらいだからねー。

Socialtext に関して言えば、News.com における Experience Edge Videos シリーズで、CEO である(ブロガーとしても著名な)Ross Mayfield らが Wiki について語る以下の三本の動画が見れる。

Jotspot については、ちょうど ZDNet の Between the Lines に JotSpot reorients itself というインタビュー記事が掲載されている。早く日本語版に翻訳が掲載されることを期待したい。

「将棋の消費について」についての反応 「将棋の消費について」についての反応を含むブックマーク

久方ぶりに書いた将棋コラムだが、最初はてなブックマークでの食いつきが前週に書いた文章の足元にも及ばず気落ちしたが、それでも主に好意的な反応をいただき嬉しかった。

個人的には「ブロガー将棋大会」への賛同が多かったのが嬉しかった。いや、「参加者いんの?」みたいな反応があったら崩れ落ちてしまったかもしれないからだ。

さて、瀬川晶司氏のプロ入り試験が遂に今日始まるが、「勝手に将棋トピックス」に書かれてある、

今週の週刊将棋の西條耕一氏の記事によると、瀬川氏のプロ入りは昨年末頃からトップアマおよそ10名が団結して計画されたものだったということですけれども、おそらく瀬川氏はその時点で将棋界に与える影響を考慮し、自身にとって必ずしもプラスとは限らないとしても決断する価値があると判断したのではないかと思っています。

これは当然知らなかったし、ある程度組織的と書くと大げさだが、このような結束があったのに驚いた。瀬川さんには是非力を出し切ってほしい。

そして「圏外からのひとこと」における提案について少し書いておこう。

羽生には「森内ィ、おまえなんか偽の名人だ!。三手で詰ましてやる」とか大口叩かせるんです。

昔はここまでいかなくても、かなり堂々とお互いやりあっていたのだ。第10期名人戦を前にした木村義雄名人と升田幸三八段の戦前のラジオ放送でのやり取りは有名である。以下、『大山康晴の晩節』の80-81ページから引用。

「大山君には悪いが、今度は、あんたに勝ってもらいたかった。気魄がわかっていたから、あんたが勝つと思っていたが」
「窮鼠かえって猫をかむですよ」
「同じ人といつも指しているんじゃ、たいして修業にならないよ」
「大山のような女房の味じゃ飽きたんで、たまにはキャンキャン芸妓の味もなめたいところですか、はっはっ……ともかく、枯淡な味の出てきた名人に挑戦できたのは嬉しいですよ」
「あんたはそういうが、枯淡な味が出てきたらおしまいじゃないか」
「ゴマ塩頭にいつまでも名人になっておられては困る、というのが私の本心です」
「ゴマ塩頭でも負けたくないからな、まあ、風邪を早く治しなさい」 

木村義雄の「ふん」と鼻を鳴らす感じが伝わってくるような素晴らしいやり取りである。今では絶対見られないもの……というか、コレ今では放送できないわけだが(笑)、これを聞いた将棋ファンは燃えたに違いない。

中盤で長考していると、耳から出血してドクターチェックが入るんです。

これも実例がある。耳からではないが、第45期名人戦第2局において挑戦者米長邦雄が二日目鼻血が止まらずハンカチを血で染めながらお互い9時間の持ち時間をほぼ使い切る熱戦を制している。

まぁ、こういった演出はともかくとして、梅田望夫さんの「佐藤康光棋聖の名局」を読み、氏にはもっと羽生世代の棋士、そしてその将棋について長い文章を書いていただきたいと思った。

羽生世代について書かれた技術書でない読み物では島朗の『純粋なるもの −トップ棋士、その戦いと素顔−』がお勧めかな。

純粋なるもの―トップ棋士、その戦いと素顔 (新潮文庫)

純粋なるもの―トップ棋士、その戦いと素顔 (新潮文庫)

[] Skype アフィリエイト プログラム  Skype アフィリエイト プログラムを含むブックマーク

今ではアフィリエイト花盛りであるが、Skype にもアフィリエイトプログラムがあるなんて知らなかったねぇ。

日本語版ページができたのはありがたいが、これが本格化するのはやはり SkypeIn、SkypeOut がもっと利用されるようになってからだろうねぇ。

『銃・病原菌・鉄』がまたブームなのか? 『銃・病原菌・鉄』がまたブームなのか?を含むブックマーク

先週立て続けに『銃・病原菌・鉄』(上巻下巻)の名前を目にしたもので。

ピューリッツァー賞を受賞してたんやね。テレビ番組化が大きいということか。

ちょっと変わったところでは O'Reilly Rader でも。

この本の主張をオープンソースにあてはめたらということかな。

なお、ジャレド・ダイアモンドのこれに続く『Collapse: How Societies Choose To Fail Or Succeed』については、山形浩生「唖然とするほどの愚作」とけなしているが、いずれ邦訳も出るだろう。

ドバイがとんでもないことになっている ドバイがとんでもないことになっているを含むブックマーク

恥ずかしい話、アラブ首長国連邦の一つであるドバイ首長国がこんなとんでもないことになっているという話はほとんど知らなんだ。

こういう連想は的外れかもしれないが、例えばJ.G.バラードがドバイに滞在するとしたら、その体験をどういう小説にするかなとか思った。

[][] 史上最低の映画監督エド・ウッドの代表作『プラン9・フロム・アウタースペース』がダウンロード可能に  史上最低の映画監督エド・ウッドの代表作『プラン9・フロム・アウタースペース』がダウンロード可能にを含むブックマーク

The Featherston Blog で知ったのだが、「史上最低の映画監督」と知られるエド・ウッドの代表作である『プラン9・フロム・アウタースペース』がパブリックドメインとなり、Archive.org からダウンロード可能になっている。インターネット・アーカイブも訴訟に巻き込まれたり大変そうだけど頑張ってほしいね。

ティム・バートンの映画『エド・ウッド』における清々しいラストを観てうっかりこれが傑作のように思った方は、最低映画館における岸田裁月さんの文章を一応読んでおきましょう。

でも、『エド・ウッド』は素晴らしい場面満載の良い映画だったなぁ。ジョニー・デップは偉大だ。

yagitoshiroyagitoshiro 2005/07/18 21:36 Plan9 From Outer Space、衣装担当の名前がディック・チェイニー。

yomoyomoyomoyomo 2005/07/19 00:26 ああ、ホントだ
http://www.imdb.com/name/nm0151583/

wakatonowakatono 2005/07/22 01:09 畑は違うけど、今月のSDの末席に同席させていただきました(^^;
「Wikiつまみぐい」は、yomoyomoさんのコラムも含め、全部楽しく読まさせていただきましたー(って、ミーハー丸出しです(^^;)。

yomoyomoyomoyomo 2005/07/22 01:21 えーっ、ホント? と確認したら確かに。
でも、wakatonoさんの偽装通信の記事とワタシの埋め草コラムを同列に扱うわけにはいきません(笑)

2005-07-14

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

コラムライブラリ将棋の消費についてを追加。

おそらく最後まで読んでくれる読者の数が十名以下なのが確実の暴走文章、それがワタシにとっての将棋コラム。

もう心底疲れたので、長文コラムはしばらく書かないとここに宣言する。

あと将棋というと、「若者よ! もっと恋愛を!」には笑ってしまった。

[][] 2005年GLOCOMフォーラム  2005年GLOCOMフォーラムを含むブックマーク

ARTIFACT で知ったのだが、次の ised は GLOCOM フォーラムの一コマとして行われるとのこと。

しかも倫理研と設計研が両方開かれ、それぞれ高木浩光氏と近藤淳也氏の両巨頭が講演するとのことで、行きたくてたまらないのだが、その前後に仕事が佳境を迎える見込みのため難しいなぁ。んがぐぐ……

それにしても一日目、はじまりが10時で終わりが22時半ってすごいな。設計研が終わる頃には近藤さん寝ちゃうんじゃないだろうか(笑)

[] 増井俊之氏のmixi日記  増井俊之氏のmixi日記を含むブックマーク

インタフェース研究の第一人者にして富豪プログラミングの提唱者である増井俊之さんのmixi日記が自身のサイトで公開されている。

ワタシもずっと読ませていただいているが、あえてベストエントリを挙げるなら「昔の日記」だろうか。珍しく困っている富豪家さん。美しき哉、夫婦愛。

増井さんについてよく知らない方は、Rubyist Magazine におけるインタビューを読み、いろいろ驚いてください。

おいおい、なんでも2.0だからって、セックス革命2.0はねーだろ おいおい、なんでも2.0だからって、セックス革命2.0はねーだろを含むブックマーク

「思いつく言葉になんでも 2.0 つけて遊んでみるとバカバカしくて楽しいよ」とのことで、"2.0"の氾濫をいちはやく指摘してきた(ウソ)当方も取り上げないわけにはいかないのだが、毎週失笑をもたらすセックスコラムを淡々と届けてくれるレジーナ・リンの新作「個人発信メディアと「セックスの話題」」を読んで、こいつの書籍のタイトルが The Sexual Revolution 2.0 であるのを知り、また失笑。おいおい。

ただ以前にも「数学とセックス」の関係を解き明かす専門書を取り上げたが、それよりも「テクノロジーとセックス」というのはマーケティング次第で結構売れる素材だと思うのだけど、出版社の皆様、どーですか! ワタシは翻訳しませんが。

[] Wiki無料レンタルサイトについて  Wiki無料レンタルサイトについてを含むブックマーク

livedoor Wiki の登場により Wiki の無料レンタルサーバが以前より注目されるようになったが、この情報集積ページの記述を参考に用途にあったものを選ぶとよいのではないか。もちろん livedoor Wiki のページもある。

あと関係ないが、@wiki の人は宣伝熱心なのは結構だが、いかにもバカっぽいので「通りすがり」という名前を使うのは止めたほうがよいと思う。

2005-07-11

人生二度目の葬式参列 人生二度目の葬式参列を含むブックマーク

週末は幼馴染みの父上の葬式があったりして、コラムを書き上げることができなかった。明日か明後日には公開したいところだが。

お葬式への参列は二度目だったが、一度目はその幼馴染みの祖父のときだった。なんということだろう。

二度目の葬式というと、『ニューヨーク・ストーリー ルー・リード詩集』に以下のような述懐がある。

セント・パトリック教会のミサのとき、アンディにもう二度と会えないと思い知った。どういうわけか、私は彼がそこにいることを期待した。彼が最後の仲間たちに取り囲まれ、にこにこしながら、「やあ。どこへ行ってたの?なぜ連絡をくれなかったんだい?」と言いながら。私にとって、二度目の葬式であり、二度目の通夜だった。(194ページ)

アンディというのは言うまでもなくアンディ・ウォーホルのことで、一度目はルーの詩作の師であるデルモア・シュワルツ。

はじめてこれを読んだときは、四十台半ばで葬式に二度しか出たことないってどういうことよルー親父、と思ったものだが、ワタシも他人のことをどうこう言えない。

またルー・リードは New York Times Magazine に寄稿したスターリング・モリソンへの追悼文 Sterling Morrison Velvet Warrior の中で、死に床にある元バンド仲間を見舞った後のことを以下のように書いている。

ニューヨークに戻る電車を逃し、次の待ってセメントの道路に腰を下ろした。どうしようもなく煙草と酒がほしかった。なんということだろう。俺たちはもう二度と一緒にギターをプレイすることはないのだ。ニコとも。アンディとも。スタールとも。

最初読んだときは、偏屈大王ルー親父でもこういうことを書くのかと思ったが、今はまた別の感想がある。

[] 実装はともかくとしてライブドアのWikiについての認識はまっとうだ  実装はともかくとしてライブドアのWikiについての認識はまっとうだを含むブックマーク

さて、遂に livedoor Wiki が始まった。

ワタシ自身はまだほとんど触っていないが、使った人の評価は必ずしも良くないようだ。これなら @wiki のほうがいいという声もあるが、それならそれで @wiki や、もっと本式の Wiki を使いたい人に WikiRoomHikiFarm として提供されるレンタルサービスの認知が広がればよいわけで、何より市が栄えることに期待したい。やっぱり Wiki にみうらじゅんを引っ張ってくるなんて企業でないとできないしね。

個人的には「なぜ今、Wikiなのか――livedoor Wikiスタート」におけるライブドアのネットメディア事業部サーチグループウィキチームの谷口正人サービスエンジニアの以下の発言に懐かしい感覚を覚えた。

「ネット上の情報が、堂々巡りの次の段階に来ている」――谷口さんはこう話し、一過性で、同じ話が繰り返されがちなブログや掲示板とは異なり、知識が蓄積・整理されるサービスとWikiを位置づける。

この「堂々巡り」というのはまさに Wiki の父 Ward Cunningham も artima.com におけるインタビュー Exploring with Wiki において言っていたことなのである。

Ward Cunningham: Because you can't keep up. There isn't a context. Discussion groups tend to keep covering the same ground over and over again, because people forget what was said before. I think the invention of the Frequently Asked Questions, the FAQ, was a response to that. A lot of times just reading the FAQ is more valuable than joining the discussion group.

FAQ-O-Matic と Wiki の関係については以前にも触れたことがあるが、FAQ がメーリングリストや掲示板に対応するものとすれば、ライブドアの人は Wiki はブログに対応するものと見ているわけだ。大枠で志向性は何らおかしなものではない。

ただ一番の問題は、あの企業に地道に息長く Wiki に取りくみ、盛り上げていく根気があるかということなのだが、そこらへん苦手そうなのがどうも……

[] 梅津信幸さんの新作『あなたの説明はなぜわかりにくいのか? 理解と説明の技術』と氏のWikiの評価  梅津信幸さんの新作『あなたの説明はなぜわかりにくいのか? 理解と説明の技術』と氏のWikiの評価を含むブックマーク

かつては窓と林檎の物語の作者、現在は名著『あなたはコンピュータを理解していますか?』の著者として名高い umz(梅津信幸)さんの新作が8月にちくま書房から出るとのこと。

「伝わる!」説明術 ちくま新書(551)

「伝わる!」説明術 ちくま新書(551)

また umz さんは最近 PukiWiki がお気に入りなようで「wikiって便利」というエントリを書かれている。一部どうかと思う記述もあるが(ブログツールも動的生成が結構多いんじゃない?)、偶然にも「歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない」で再度取り上げたストック型コンテンツとフロー型コンテンツの話と共振していたり、Wiki の利点・楽しさについての言及があったのが面白かった。

[][] オープンソース関連の情報交換サイト「Swik」がオープン  オープンソース関連の情報交換サイト「Swik」がオープンを含むブックマーク

何か最近 Wiki 的な話題が続きますなー。

SourceLabs って Bruce Perens が移った会社なのか。

Swik についてはティム・オライリーSwik - wiki meets open source software download というエントリで、オライリーCodeZoo という類似の試みをやっているけど、「Swik の Wiki 的なところには感銘を受けたと言わざるを得ない」と書いてますな。

[][] 電子フロンティア財団のブロガー法律ガイド追加と設立15周年記念イベント  電子フロンティア財団のブロガー法律ガイド追加と設立15周年記念イベントを含むブックマーク

EFF のブログで知ったのだが、以前にも取り上げた EFF: Legal Guide for Bloggers労働法に関する FAQ が追加されている。さて、これの翻訳は誰が(どこが)手がけるんでしょうな。

そして今年は電子フロンティア財団設立15周年記念なのね。その記念イベントのキックオフとして、ブロガーの権利について話し合う集まりが開かれるみたい。15周年かぁ。

[] テリー・ギリアムの新作『The Brothers Grimm』は8月26日全米公開! そしてそれに続く……  テリー・ギリアムの新作『The Brothers Grimm』は8月26日全米公開! そしてそれに続く……を含むブックマーク

『ドン・キホーテを殺した男』の製作失敗などあってファンを不安にさせていたテリー・ギリアムの待望の新作『The Brothers Grimm』の公開が決まったようでひとまずほっとする。

グリム兄弟が題材ということで、トレイラーを見てもファンタジー色の強い作品のようだ。極私的ギリアムベストの『バロン』の再来を期待したい(但し興行収入は真似しないでよろしい)。マット・デイモンモニカ・ベルッチといった初顔合わせの役者陣がどの程度弾けているかがポイントか。

しかも、しかも! 『The Brothers Grimm』に加え、『Tideland』という9歳の少女が主人公の作品も既にできあがっているらしい。こちらの公開は分からないが、『フィッシャー・キング』以来久方ぶりにジェフ・ブリッジズも登場するようで楽しみ。早く観たいねぇ。

そして現在ギリアムは『ドン・キホーテを殺した男』の製作復活に向けて動いているとのこと。気持ちはとてもよく分かるが、それは止めたほうが……

2005-07-07

犬は吠えるがモヒカンは進む 犬は吠えるがモヒカンは進むを含むブックマーク

というわけで、はてなグループ モヒカン族から招待されてしまったので、とりあえず砦を作っておいた。

そちらにも書いている通り、とりあえず場を作っただけと言ってよい。いくつもの場所に文章を書き散らす余力はないし、何より当方は不器用なためそうした場の使い分けを最も苦手としている。万が一あちらの砦に何かしらまとまった文章を書いたとしても、その場合必ずこちらに告知するので、新たにアンテナや RSS リーダに登録する必要はありません。

「歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない」への反応 「歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない」への反応を含むブックマーク

辺境から戯れ言の「歴史は繰り返す」に決まっているより。

「歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わない」はなかなか想像力をかきたてる内容のようで,実は私もこれを読みながら全然違うことを考えていた。

こう言っていただけると書いた甲斐があるというものだ。「歴史は……」の中でも紹介しているポジションペーパーにも書いているように、「捨て石になるのは嫌だが、踏み石なら喜んでなる」が当方のポリシーなので。

次に結城浩さんの www.textfile.org より。

そこでどなたかに提案。ドッグイヤーのネットにおける「タイムカプセル文書」を識者(?)に書かせるという企画はどうでしょうね。お題を決めて、形式を決めて、近未来を予測させる。しかもあいまいにではなく、可能な限り、あとで言い逃れできないぐらいに具体的に、詳細に。重要なのは、あたったか外れたかを○×△でマークできるぐらい具体的に書かせること。そして、数ヵ月後、その予測の何が当たって何が外れたかを振り返って楽しむ。

数ヶ月でなく年単位になるが、Ed Felton が Freedom To Tinker でやってますね。

最近では反応というと、ソーシャルブックマークを無視できない。

はてなブックマークのほうで id:korin という方がコメントされているが、以下のコメントもある。

どうして元のコメントを修正しないのだろう。もしくははてなダイアリーのほうに書くとか。

[07月08日追記]:korin 氏より反応いただきました。ありがとうございます。

[] トラベルブログが、WIKIで作る旅行ガイドブックサービスを開始  トラベルブログが、WIKIで作る旅行ガイドブックサービスを開始を含むブックマーク

ネタ元は capsctrldays

しかし、このプレスリリースにはがくっときたな。

トラベルブログは、WIKI(ウィキペディア)の仕組みをつかったオンライン旅行ガイドブック「トラベルブログ クチコミガイド」を開始しました。

Wiki とウィキペディアはイコールじゃねぇぞ! 彼ら自身のその間違いを分かっているのだとしたら、Wikipedia の名前を出さないとユーザが分からないと思ったのか?

問題の Wiki だが、これはどの Wiki エンジンを使っているのだろう。

旅行情報 Wiki というと最も有名なものに Wikitravel があり、児玉さんもリンクくださっているが、当方はその主催者が書いた文章を訳しているので参考まで。

ワタシがこれを訳したときにはなかった日本語版も一応できている。

[] Wikipediaを携帯電話やPDAからみやすくしたWapipedia  Wikipediaを携帯電話やPDAからみやすくしたWapipediaを含むブックマーク

wapipedia.org だが、そういう端末からの利用の需要があるほどの存在になったということか。残念ながら日本語は通らないみたい。

ネタ元は O'Reilly Weblog

[] アメリカ文学界におけるブログ集団の影響力  アメリカ文学界におけるブログ集団の影響力を含むブックマーク

青山南さんのロスト・オン・ザ・ネットの新作は「ブログ集団の威力」で、文学界におけるブログ集団の影響力を話題にしている。

個人的に共感したのは、Maud Newton の以下のコメント。

出版社へのブログの影響力を証明するのがかれらの目標だとしたら、それはきっと成功するだろうが、しかし、そういうのはわたしの目標ではないのだ

ブログはジャーナリズムだ! と力んでいる人たちの一部にもこうした「ブログの影響力を証明する」のだけが目的化した人がいるように見える。

日航ジャンボ機墜落事故から20年経ち…… 日航ジャンボ機墜落事故から20年経ち……を含むブックマーク

日航ジャンボ機墜落事故を題材にフジテレビがノンフィクション・ドラマを制作するというニュースを見て、今年の8月であの事故から20年経つのを思い出した。

当方もあの事故のとんでもなさを知ったのは、恥ずかしいことに加藤弘一氏の文章を読んでからである。ちょっと言葉を失いますね。

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫)

2005-07-04

[][][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

Technical Knockout歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わないを追加(追記:7月4日夜に少し記述を修正し、加野瀬未友氏の文章へのリンクを追加)。

久しぶりに長尺のコラムを書いたが結構ズタボロである。念のために書いておくと、前半の話はティム・バーナーズ・リー批判でもセマンティックウェブ批判でもありませんので。

とにかく疲れた。

[] WEMA Watch  WEMA Watchを含むブックマーク

歴史は性懲りもなく繰り返すが、何もかもが懐かしいなどとは思わないでふしはらかんさんの文章を取り上げさせてもらったが、そのかんさんの代表作の一つである wema の Ruby 以外での言語による派生版も含めた情報ページ。

wema を使ってみたいが利用環境に制限があったり特に必要な機能がある場合など、ここの機能比較ページなどをあたるとよいかもしれない。

[] 軽量指向のWikiエンジンwifky  軽量指向のWikiエンジンwifkyを含むブックマーク

また新しい Wiki エンジンが作られている。軽量指向とのことだが、一通りの機能(記法)は揃っている感じ。

ライセンスは決まっているのだろうか。

ネタ元はWindowsをUNIXっぽくのBlogだが、面白かったのは以下のくだり。

でも、もし仮に(今までWikiを知らなかったような)多くの人がWikiを使いはじめたらBlogにおける「トラックバック返し」のような不思議な風習がまた生まれるんじゃないかと恐れながらも少し楽しみにもしています。

お返しトラックバックのようなしょーもないものは勘弁願いたいのだが、利用が広がるにつれ先人が予想もしなかった使われ方をされるのだろうな。それ自体は楽しみではある。

[][] 国内外のP2Pに関する事をまとめるサイトP2PWiki  国内外のP2Pに関する事をまとめるサイトP2PWikiを含むブックマーク

Skypeやろうぜでもおなじみ IkeJI さんが P2P に関する情報の集積所を目指して Wiki を立てており、早速かなりのリストができてますな。

このように対象(P2P)と目的(情報集積)がはっきりしている場合 Wiki がいいのだと思う。

あと P2P Baton なんてのもあるんだ。

これからは「シンクタンク」でなく「メイクタンク」? これからは「シンクタンク」でなく「メイクタンク」?を含むブックマーク

オライリーというと Web 2.0 に代表されるウェブ周りの Emerging Technology の先導者(先導社?)というイメージがあるのだが、一方で最近の Hack シリーズの斜め上的方向性(しかし、オンライン投資ハックなんてのも出てたか!)がずっと気になっていたのだが、そのあたりをティム・オライリー自らがちろっと語っている。

それにしても「メイクタンク」とは面白い言い回しで、件の Hack シリーズ、そして今年刊行された雑誌 Make の意味というか、一連のハード寄りの動きもちゃんと考えあってのことであることが分かる。

以前も紹介したが、その Make 第2号は R2-DIY というスターウォーズファン感涙の特集があったりする。

Make: Technology on Your Time Volume 02

Make: Technology on Your Time Volume 02

海外ではポッドキャスティング本ラッシュ 海外ではポッドキャスティング本ラッシュを含むブックマーク

さて、ポッドキャスティング対応の iTunes 4.9 が公開され、早速ワタシもアップデートさせてもらったが、さしあたり登録したのははてなアイデアミーティングだけ……

普通に音楽を聴きたいならネットラジオで満足しているわけで、日本のネットユーザはどんなものを聞いているんでしょうか。

さて、上で紹介したオライリーの Hack シリーズから8月には Podcasting Hacks が出るとのこと。やはりね。

Podcasting Hacks: Tips and Tools for Blogging Out Loud

Podcasting Hacks: Tips and Tools for Blogging Out Loud

今回 Amazon を検索して分かったのだが、海外では今年の後半からポッドキャスティング本の出版ラッシュなようだ。

その波が日本に来るのはいつになるのか。

[] Eric S. Raymond曰く、「我々にはもはやGPLは必要ない」  Eric S. Raymond曰く、「我々にはもはやGPLは必要ない」を含むブックマーク

そのオライリーの OMLamp.com に物議をかもしそうな Eric S. Raymond 御大のインタビューが掲載されている。もはや GPL を必要としない理由について esr は、この20年間の教訓として、GPL が防ごうとした例えばオープンソースプロジェクトのクローズドソースな分岐といったものが成功しないことが挙げられる。ならもう GPL でなくてもいいじゃん……というまとめはおもいっきりいい加減なので是非原文をあたってくだされ。

OSI(Open Source Initiative)代表として企業にオープンソースをマーケティングした経験から導き出された結論なのかもしれんが、個人的には "We Don't Need the GPL Anymore" とまで言えるかねぇ、というのが正直なところ。

kmorikmori 2005/07/04 03:32 ”History does not repeat itself, It rhymes.” --Mark Twain

材木材木 2005/07/06 14:44 オナータグの話を書いてくれよ。

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