YAMDAS更新
コラムライブラリに now my heart is full を追加。ようやくガードを解いてキチガイ的な文章を書ける喜びを表現させてもらった。それもすぐに終わるに決まっているが。念のために書いておくと、この文章のラストが何のパロディーであるかはお分かり……ですよね?
今日の画像は、完璧な詰め手順による投了図(当方の持ち駒に銀がある)。つい本気を出してしまい、double crown さんを逆転で破ってしまった。ふっ。
『デジタル音楽の行方』への反応 その3
『デジタル音楽の行方』だが、早速痛恨のミスを見つけてしまったので正誤表をサポートページに追加しています。
ぼちぼち購入された方の声が。Gleam/Diary より引用。
検索したところコンピュータ書のコーナーの「インターネット入門書」という棚にあった。レシートには「理工書」と印刷された。
『デジタル音楽の行方』の問題点として「本屋のどのコーナーにあるのか?」があり、これはワタシもよく分からなくて担当編集者に尋ねさせてもらった。
すると傍らの id:mohri さんがすかさず「ベストセラーコーナーです!」と断言され、ワタシはその場で号泣、一生モーリ兄貴についていくことを決めたのである。
いや、ウソですけど。
ワタシも今週末は少し書店を回ったところ(対象者がいれば勝手サインを行おうかと)、一部書店はコンピュータ関係の棚に置いていたが、「音楽」のコーナーに置かれているところが多かった。
さて、その gleam さんの読後の感想からも引用させてもらおう。
アメリカの音楽市場に即した具体的な数値が読める、というところで価値のある文献だと思いますが、いずれにせよこの類の本は何度も基本的な事柄を復習しがちで、かつ、その都度業界を善人と悪人にレッテル付けしがちな気がする、というのが最近思っていることで、この先に進むためにはどうしたらいいのだろうと悩みます。
「水のような音楽」モデルと ACCS の久保田氏の主張の類似の話は興味深い。本書のアメリカ性については鈴木芳樹さんも書かれている。
著者ががちがちのアカデミシャンではなく、マーケティング寄りのひとだからなのかもしれないが、インターネットによって消費者に無限の選択肢が与えられる環境を手放しで礼讃しているのは、いかにもアメリカ的だと思わされる。
一応書いておくと、最後らへんに情報のオーバーロードの問題についても触れられています。
そして真打、本書に推薦文を寄せてくださった丸山茂雄さんも、「“注目本”『デジタル音楽の行方』がいよいよ出ました。」と紹介してくださっています。
従ってこの本は実は2冊分が入っているのですから「超お買い得」です。(笑)
という結論はワタシも爆笑しましたが、
で、当分の間この本からの我田引水をしますから、ご承知おきください。(笑)
とのことで楽しみである。
Wiki小話/Vol.4 - Wiki作成者が知っておきたいセキュリティ・トラック。
今回の小話はセキュリティが話題ということで、しかも講師が id:wakatono さんとあれば参加したいところであるが、さすがに無理か。残念。
もう単純に Wiki 立てました、たのしー、で済まされないわけで、Wiki のようなウェブアプリケーションのセキュリティについてはそれこそ攻撃者の視点も知っておかなくてはならない。そうした意味で得るところは多いだろう。
こうした Wiki についてのイベントを定期的に開催されるスタッフには深い敬意の念を感じる。
Google Videoが単純に面白い
Google Video については以前にも書いたことがあるが、今週末 Documentary On Japanese Sushi が話題になっていたので、ついでに Google Video をぼーっと見ていたのだが、いろいろ面白いものあるのね。まさか Google Video でハードゲイを見ることになるとは。
調べたところ、これ2001年に放送されたものみたいね。誰が映画字幕をつけたのだろう。
やはりこの手のもので定番なのは Asian Backstreet Boys あたりだろうか。
ネタに困ったブロガーさんは、Google Video がねらい目だと思う。
アメリカでもっともポピュラーな苗字は何か?
日本人で最も多い苗字は鈴木で、といった話はよく聞くが、それではアメリカで最も多い苗字は何かと言われるとちょっと分からない。先日それにズバリ答えるページを見つけたのでご紹介。ネタ元は Scripting News。
なるほど、スミスさんが一位なのか。それでも占有率1パーセントで、日本の鈴木さんのそれはどうなのだろう。
以下、ジョンソン、ウィリアムズ、ジョーンズと続くわけだが、これらが日本で言う田中とかにあたるわけね。
コンスタンティン
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ほとんど期待せずに観始めたのだが、これが掘り出しものというか、なかなか面白かった。
キアヌ・リーブス主演のダークヒーローものなのだが、天国や地獄やら聖書やら悪魔やらなんやらとその辺総動員なのだが、外見シリアスなつくりなのに、その実バカというか、ゆるいコメディーとして楽しめる映画なのである。悪魔に対して「お前の罪を赦すぞ」と脅すシーンなんて特に。
コメディー扱いされるのは実は監督の本意ではないのかもしれないが、そういう風に観ているとキアヌのアクションや一部の特撮も『マトリックス』シリーズのパロディーに見えてくる。また本作は妙な具合に「反喫煙」を謳いあげるのだが、その辺もコメディー性に貢献していたりする。
キアヌ・リーブスという人は役選びという点でかなりヘンな感覚を持っているようで、彼のフィルモグラフィーには、定期的に何でこんな役を受けたのか? と訝しく思う作品があり、木偶の坊を演じていたりする。本作もそのパターンかと予想していたのだが、本作のやつれ具合は意外に良かった。
ピーター・ストーメアのオヤジが最後にいかにもな役で登場するのも、そのとってつけた加減さに喝采を送りたくなる。誉めすぎか?
そうそう、この映画はエンドロールの後に1シーンあるのでお見逃しなく。