YAMDAS現更新履歴

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2006-08-31

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原稿を催促する人、締め切りを破る人 原稿を催促する人、締め切りを破る人を含むブックマーク

ちょうど仕事の関係で読んだ本に平林さんのエントリに対応する文章があったので紹介しておく。

本 (あたらしい教科書 2)

本 (あたらしい教科書 2)

↑を見ると『本』というタイトルの本のようだが(笑)、「あたらしい教科書」シリーズの一冊である。これにマガジンハウスの中島敏子という編集者の方が「原稿を待つということ」という文章を書いている(38-39ページ)。

そこには「日本が世界に誇る遅筆居士のひとり、伊藤ガビン氏」という表現があったりするわけだが、原稿の催促についての記述を引用する。

 催促faxに何を書くかは編集者のセンスが問われるところである。ただ「早く原稿ください!」だけでは著者の心に響かない。百戦錬磨の相手にいかに重い腰を上げさせるか。校正者にわざわざ代筆させて切迫感をあおったり、自分の家庭の危機を切々と訴えたり、人の心を動かす手練主管を学ぶ修行といえる。

平林さんの文章を読むと、この人の例は逆効果なようだ。ワタシにしてもそういう催促をくらったら、「で、それがどうかされまして?」と一言答えるかもしれない。もっともこれは当方が冷血漢だからだが。

なお、中島敏子はリリー・フランキーの担当もされていたようで、その苦労話も書いている。

事務所に行けない時は会社で悶々としながら達筆で流麗な手書き原稿のfaxを待っていたのだが、あまりの遅さに私の催促の文面もどんどん激化し、最後にA4の紙にデカい文字で「腐れ外道」と書いてfaxした紙は、その後何年もその編集部に保管されていた。

大変失礼なことを書かせてもらうと、この文章を読む限り、この人は優秀な編集者には見えない。

なおワタシの場合、締め切りを破るのは(例えば平林さんがそうであるように)才能のある人の権利であり、文才のない当方にはその権利はないと考えるので、少なくとも雑文仕事に関しては締め切りを遵守しており、催促メールをもらったこと自体ない。

もっともそれはワタシが引き受ける雑文仕事の絶対量が少ないからであり、またこの締め切り遵守というモットーに自分がひどく縛られているのを感じたので、これを当方の主義から外すことにする。

次に依頼を受けた原稿は、雑文、翻訳に限らず、必ず締め切りを破ります!(やっぱり縛られてるじゃん)

それはそうと、今日の画像も例によって Wikimedia Commons より。

Web 2.0の四段階の階層構造、並びにWeb 2.0商標問題続報 Web 2.0の四段階の階層構造、並びにWeb 2.0商標問題続報を含むブックマーク

ありがたい翻訳をトラックバックで教えていただいたのでご紹介。ティム・オライリーLevels of the Game: The Hierarchy of Web 2.0 Applications の Takashi Mizohata さんによる翻訳である。一点指摘しておくと、元のエントリは Share-like な Creative Commons ライセンス指定されているので、翻訳にも同一ライセンスが適用されるのを明記したほうがよいでしょう。

なるほど、Web 2.0 アプリは以下の四段階に分けられるわけで、Pandora が Web2.0 的でないというのはティム・オライリーも書いていたのか。

  1. 基本的にオンライン根付いているけれど、ローカルキャッシュにすべてのデータがありさえすれば、全くオフラインと変わらない使い心地になる
  2. オフラインに存在することができ、かつ実際に存在するが、オンラインにすることで何かしらの追加機能がうまれる
  3. オフラインでも存在できるけれど、オンラインにあることで独特の強みをもつ
  4. ネット上 *のみ* に存在できるアプリで、その本質的要素は、ネットワークから引き出されて人々やアプリをつなぐことができる

なお、ティム・オライリーWeb 2.0 Trademark Redux というエントリにおいて、Web 2.0 Expo というイベントの開催告知とともに、オライリーのイベントと混同するくらい名前が似たものでなければ Web 2.0 の商標を盾にしないことを明言している。

[][] 何の脈路も解説もなしに発表する極私的はてなダイアリー10選  何の脈路も解説もなしに発表する極私的はてなダイアリー10選を含むブックマーク

  1. セミビキニ(id:aikawa8823
  2. 空中キャンプ(id:zoot32
  3. あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記(id:hachi
  4. 映画×ロケンロー備忘録(id:gakus
  5. ARTIFACT@ハテナ系(id:kanose
  6. しなもん日記(id:hatenacinnamon
  7. アンカテ(Uncategorizable Blog)(id:essa
  8. おれはおまえのパパじゃない(id:kowagari
  9. 吐息の日々〜労働日誌〜(id:roumuya
  10. 雑種路線でいこう(id:mkusunok

[][] 世界最大のBittorrentファイル共有サイトのドキュメンタリー映画とアビー・ホフマン  世界最大のBittorrentファイル共有サイトのドキュメンタリー映画とアビー・ホフマンを含むブックマーク

レッシグ教授も取り上げているが、世界最大の Bittorrent ファイル共有サイトである The Pirate Bay についてのドキュメンタリー映画 Steal This Film が公開されている。

Slashdot で 1get した人が書いている通り、このタイトルはアビー・ホフマンの Steal This Book のもじりですな。

アビー・ホフマンについては Wikipedia のページが適確な解説になっていると思うが、ワタシのようなロックファンからすると、「ウッドストックでピート・タウンゼントにぶん殴られた人」である(笑)

ちなみに彼の伝記映画のタイトルは『Steal This Movie』で、最近では Steal This Book をみんなで Wiki で書き換えようぜという Steal This Wiki なんてサイトもできている。

[] カッコーの巣の上で  カッコーの巣の上でを含むブックマーク

ミロス・フォアマンは偉大だと改めて思った。映画という芸術形態の頂点と確信する『アマデウス』だけ観て満足していたが、他の作品もちゃんと観ないとな。

本作はアカデミー賞主要5部門を独占した名作だが、今見てもとても見ごたえがあり、こってり堪能させてもらった。

それにしてもジャック・ニコルソンは、こうしたルーズさと凶暴さとユーモアが共存する役柄を演じさせるとすごいな。何より彼だと精神病院に入れられるという設定が不自然でない(笑)。それにクリストファー・ロイドダニー・デビート、マイケル・ベリーマン(!)、ブラッド・ドゥーリフ(え、知らない? チャッキーの声の人だよ)といった後に活躍する面々がズラリと脇に揃っていてそちらも見逃せない。

昔、村上龍マイケル・チミノの映画の主人公を「放っておけない奴」とか表現していたが、本作の主人公もそうした人間である。そんなの放っておいてさっさと逃げろよという場面がいくつもある。そうした意味で本作は紛れもなくアメリカ的な映画である。

本作の題材は、公開当時より現在のほうが好意的に受け入れられにくくなっているかもしれない。しかし、結果として本作の主人公の気質がその辺りをうまく中和している。

2006-08-28

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[][] 『デジタル音楽の行方』で読み解く!(タワーレコード倒産、PandoraはWeb 1.0的か)  『デジタル音楽の行方』で読み解く!(タワーレコード倒産、PandoraはWeb 1.0的か)を含むブックマーク

前にもやったような気がするが気にするな! ちなみに今日の画像も Wikimedia Commons より。

先週はタワーレコードの倒産がニュースになったが、特に新聞報道など、それの原因が iPod や音楽配信サービスにあるといった論調が多く、政治的意図を疑ったほどだ。

こないだの MOK Radio津田大介さんがこれについてきっちり語っていたが、それを聞きながら「おい、『デジタル音楽の行方』の名前を出してくれよ、金髪!」とシャウトしていたのはヒミツである。

冗談はともかく、えるみれに続いて中島聡さんが的確な分析を書かれている。特に後者を読めば十分なのだけど、悔しいので『デジタル音楽の行方』から引用させてもらう。

 ターゲット、ベスト・バイ、サーキット・シティ、そしてウォルマートといった量販店が全CDセールスの五〇パーセント以上を占めており、アメリカにおける音楽の小売販路のあり方をすっかり変えてしまった。比較的少ないタイトル数に絞って激しく値引きして(しばしば実際の卸売原価割れで)CDを売ることで、彼らは店舗に客寄せする「目玉商品」として、他のものを売るのに音楽を利用しているのだ。これらの小売業の巨人達は、現在アメリカの市場で最大のシェアを握るところまで達している。ウォルマートだけでアメリカで売られるすべての音楽のおよそ二〇パーセントを占めている。ウォルマートの大半の店舗には通常七五〇以下のタイトルしか置かれていないことを鑑みれば、これは驚くべき数字である。個人経営の小売店もタワー・レコードやヴァージン・メガストアなどの音楽専門チェーンもこのような値付けに太刀打ちできないのだ。(131ページ)

『デジタル音楽の行方』には、この数年で1200の音楽小売店が店を畳んだことをあわせ、この話が何度も登場する。実はワタシも mhatta ポッドキャストに参加したときにこの話をしている。Amazon や iTMS といった(ロング)テール部分で勝負できるプレイヤーがないと、再販制度の廃止は音楽の多様性を狭めてしまう結果になりかねない。

続いて栗原潔のテクノロジー時評Ver2の「意外にもWeb 1.0的なPandora」だが、ちょうど Pandora についてはオライリーのサイトに Inside Pandora: Web Radio That Listens to You という記事が公開されていて、「アナリスト」が仕事する画像もあるし、人でなく機械に分析をまかせるアプローチについての CEO の回答も載っている。

『デジタル音楽の行方』でも Pandora の基となった Music Genome Project について触れているが、これが人海戦術になることをちゃんと見通していた。

 MusicGenomeなど一部の既存技術は、あなたがたくさんジャズを聞くからといって、レコメンデーションが全部ジャズの曲にならないように、普段聞いているジャンル以外の音楽作品もレコメンドできる。このようなアプリケーションの真の便利さは、巨大なコンテンツデータベースが開発でき、しかも「中身の濃い」カタログから、より正確で賢いマッチングが作られないと明らかにならない。誰か一千万曲の中身の濃いメタデータのインデックスを作り、点を結んで音楽データベースの全体像を作り上げるのに千人の音楽大学の学生を雇うだけの余裕ができるまで待たないといけない!(232-233ページ)

それを40人でやっているわけだからすごいとも言えるが、これはある意味 Amazon.com 本家の創業期に雇っていた専門レビュワーに通じると思う。

[] 『伽藍とバザール』のエリック・レイモンド曰く「Linux支持者は妥協すべきだ」  『伽藍とバザール』のエリック・レイモンド曰く「Linux支持者は妥協すべきだ」を含むブックマーク

短期間に続けて Eric Raymond の名前が /. のストーリーに登場するのも珍しい。乱暴にまとめればいずれも、ギーク層だけでなく iPod 世代に Linux 使ってもらうには独占ソフトウェア企業に妥協せにゃならんよという主張である。Red Herring のインタビューから引用。

Q: どんな種類の妥協が必要なんでしょうか?

A: 僕が言いたいのは、独占的な(proprietary)コーデックの権利保持者のところに出向き、お金は出しますのでライセンスをくださいと言う必要があるということ。これは Linux コミュニティはすごく嫌っていることで、なぜかというと我々はオープンソースに関して理想を抱いているからなんだ。長い目で見れば、それは正しいと思うよ。僕にとって独占的なコーデックベンダへの妥協は、もっと広範なユーザ市場シェアを得るための戦術であって、そうすれば最終的にもっと多くのものをオープンにできる。

Linus Torvalds は、自分のプラグマティズムLinux の大きな成功要因と語っているが、マルチメディア方面の対応に関して、Linux コミュニティはどう折り合いをつけていくのか。

[] デイブ・ワイナーがホストするモバイル版有名ニュース、ブログサイト  デイブ・ワイナーがホストするモバイル版有名ニュース、ブログサイトを含むブックマーク

Blackberry を購入した Dave Winer が、モバイル環境でも見やすいウェブサイトをということで、New York TimesBBC News という二大ニュースサイトの簡易表示版を立ち上げている。

他にも以下の海外人気ブログの表示簡易版、モバイル版をホストしている。

RSS から構成しているのだろうが、こういうのを見ると、RSS 全文配信の利を感じるな。さすがは RSS の父らしいハックだが、一方で代表的なサーバ型 RSS リーダがモバイル環境に対応していないとも言えるのかな。

殺人は小説よりも映画よりも残酷なり…… 殺人は小説よりも映画よりも残酷なり……を含むブックマーク

心にナイフをしのばせて

心にナイフをしのばせて

森山和道さんが紹介していて知った本だが、今からおよそ30年前に起きた「酒鬼薔薇事件」に似た事件の「その後」を取材したルポルタージュである。

被害者側の家族は、事件の後まさに生き地獄を味わうこととなったが、加害者の少年は少年法に護られ、後に弁護士(!)になった。

この加害者の少年の話自体は、以前読冊日記を読んで知っていたが、この本によると、加害者はこれまでまったく慰謝料の支払いや謝罪を行っておらず、その気すらまったくない(!!)という認識らしい。

信じがたいことで、呆れるというか腹が立つというか、悲惨すぎて言葉が見つからない……

未成年による殺人事件の話では、ポーリン・パーカーとジュリエット・ヒュームの後日談にも驚かされた。

 1994年、同郷の異才ピーター・ジャクソンが本件を映画化した。『乙女の祈り』がそれだ。作品的にも素晴らしかったが、それ以上の驚きを我々に齎した。なんと英国の人気ミステリー作家アン・ペリーがジュリエット・ヒュームその人であることが発覚したのである。やはり小説家の道を歩んでいたのだ。当人は意外に冷静で、

「隠すことが何もなくなってしまったので、これからはありのままの自分で生きていけます」。

 などと語っていたという。

乙女の祈り [DVD]

乙女の祈り [DVD]

[] 天国の日々  天国の日々を含むブックマーク

天国の日々 [DVD]

天国の日々 [DVD]

まさにこれぞ映画としか言いようがない。

ひたすら映像が美しい。ストーリーなどどうでもよくなる。でくのぼうのリチャード・ギアなどはじめからどうでもよい。もうどうしようもなく絵が見事。

DVD に苦言を書いておくと、映像がテレビサイズになるのは仕方ないとしても、字幕サイズまで小さくすることはないだろう。ワタシのような近眼は、字幕を読むのに難儀させられた。

しかし、本作の台詞はアメリカ映画の基準からすれば極めて控えめで、言葉のウェイトは小さい。映画的時間を堪能させてもらった。

今日のつぶやき 今日のつぶやきを含むブックマーク

気がつくと、フォトライフのお気に入りしなもん特選写真館になっていた。

でも、忘れてはいけないが、どんなに愛らしくても、しなもんさんは老犬である。

yagitoshiroyagitoshiro 2006/08/30 20:17 PandoraってOpenLaszloなんだよな。

yomoyomoyomoyomo 2006/08/30 20:25 ん? OpenLaszloってこれか
http://openlaszlo.jp/
http://laszlo.jp/

ふーむ、なるほど
Pandora.com Sings With OpenLaszlo
http://www.computerworld.com/softwaretopics/software/appdev/story/0,10801,108522,00.html

2006-08-24

yomoyomo2006-08-24

[] YAMDAS更新、もしくは『Make』日本版Vol.1が発売!  YAMDAS更新、もしくは『Make』日本版Vol.1が発売!を含むブックマーク

yomoyomoの訳書・執筆記事『Make: Technology on Your Time』日本版ページを追加。これはサポートページではなく、飽くまで当方の仕事の紹介ページですのであしからず。

これを見てもお分かりなようにワタシが訳したのは『Make』日本版Vol.1のごくごく一部に過ぎない。それでもブルース・スターリングの文章を訳せたのは光栄だった。まぁ、それぞれその人らしい文章ではある。というか、ティム・オライリーの文章ははっきりいってバイオニック・ソフトウェアだし、コリィ・ドクトロウはいつものコリィ・ドクトロウである。

 この技術者は、スキルがあり、情熱のあるギークである。おじいさんが彼に鉱石ラジオチューナーの作り方を教えることで、彼はエンジニアの道に進んだ。でも、彼は自分の孫娘の傍らに座り、彼女にデジタルテレビのチューナーをハックする方法を教えることはできないのだ。

以前にも少し書いたが、コリィ・ドクトロウのこの文章を訳していて、ワタシは不覚にも泣いてしまった。全然関係ないように思われるだろうが、かつてルー・リードがスターリング・モリソンの追悼文で書いた以下の文章を思い出したからだ。

ニューヨークに戻る電車を逃し、次の待ってセメントの道路に腰を下ろした。どうしようもなく煙草と酒がほしかった。なんということだろう。俺たちはもう二度と一緒にギターをプレイすることはないのだ。ニコとも。アンディとも。スタールとも。

もちろん友人の死はつらく悲しい。しかし、誰でもいずれは死ぬのだから仕方ないとも言える。技術が人間の視野狭窄により予め殺され、大事な人と共有できない理不尽にはかなわない。

もっとも昨日はしなもん日記に『元気でな、しなもん!(涙)』と書き込みながら本当に涙してしまったくらいだから、ワタシの場合単に加齢とともに涙腺が緩んでしまっているだけかもしれないが。

Web 2.0 と「グローカライゼーション」 Web 2.0 と「グローカライゼーション」を含むブックマーク

danah boyd のブログを読んでいて、Why Web2.0 Matters: Preparing for Glocalization という文章を知る。

danah boyd は Web 2.0 というコンセプトを説明するのにグローカライゼーションという言葉を使っているわけだが、このグローカライゼーションという言葉、中庸とすり合わせと曖昧を好む日本人に受ける言葉だと思う。

といいつつ、このグローカライゼーション、分かったようで意味を説明できない。「地域創造のための専門情報誌」を謳う日経グローカルという雑誌が既にあるし、グローカルという言葉はそれ以前から市民運動方面で使われているが、そうした用法を見てももやもやが消えない。Wikipedia の Glocalisation の項目を見ても然り。

こりゃ danah boyd の元エントリを訳してみるかと思ったが、調べてみたら Goodpic にこれを一部訳した「グローバルとローカルの間をうめる情報のアクセス形態 Glocalization」というエントリを発見。

これを読んで少しすっきりした。既に読んでいたはずなのに、そのときはスルーしていたようだ。いかんなぁ。

[][] アル・ヤンコビック様のファイル共有賛歌「この曲をダウンロードするな」  アル・ヤンコビック様のファイル共有賛歌「この曲をダウンロードするな」を含むブックマーク

Boing BoingSlashdot 本家でも取り上げられているが、"Weird Al" Yankovic 様がファイル共有賛歌 "Don't Download This Song" を公開している。

それにしてもこの人は根強い人気があるな。ワタシも好きだ。

まぁ、曲自体はどうってことないのだが(おいおい)、これを取り上げたのは、これと似たタイトルの別のファイル共有賛歌を思い出したからで、それは MC Lars"Download This Song"YoutTube)である。

この曲は MC Lars が Future Of Music という本の内容にインスパイアされたものなのだが、そう、これ『デジタル音楽の行方』の原著なんですね。

というわけで、『デジタル音楽の行方』をよろしく。

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

[] 狼男を退治するのに必要なのが「銀の弾丸」というのは伝説ではなく映画が由来?  狼男を退治するのに必要なのが「銀の弾丸」というのは伝説ではなく映画が由来?を含むブックマーク

おなじみ最低映画館の『狼男の殺人』についての文章を読んで驚いた。

銀の弾丸」はてっきりヨーロッパの古式ゆかしき伝説に由来するものとばかり思っていたよ。

別にどちらだろうと何が変わるものではないが、IT 業界の人間はこの「銀の弾丸」というフレーズに敏感である。これはブルックスの『人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない』に由来する。これはさすがに間違いない。

[] IMDbユーザレイティングで見る最高のインディペンデント映画  IMDbユーザレイティングで見る最高のインディペンデント映画を含むブックマーク

digg 経由で知ったページ。最高のインディペンデント映画というと以前にも同じような企画を取り上げたことがあるが、こちらは IMDb のユーザレイティングを切り口にしたもので、これはうまいですな。

トップ10は以下の通り。

  1. クエンティン・タランティーノパルプ・フィクション』(asin:B000FHIVYU
  2. ミロス・フォアマン『カッコーの巣の上で』(asin:B000DZJJNQ
  3. ブライアン・シンガーユージュアル・サスペクツ』(asin:B0002U8NQG
  4. スタンリー・キューブリック博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか』(asin:B000CEGVUW
  5. アルフレッド・ヒッチコック『サイコ』(asin:B000BIX878
  6. クリストファー・ノーラン『メメント』(asin:B0000D8RO4
  7. ジョナサン・デミ羊たちの沈黙』(asin:B000CIXJ3K
  8. フランシス・フォード・コッポラ地獄の黙示録』(asin:B0000635C4
  9. ミシェル・ゴンドリーエターナル・サンシャイン』(asin:B0007TW7W8
  10. ロバート・マリガン『アラバマ物語』(asin:B000BIX86O

正直、どこがインディーやといいたくなる作品もあるが、いずれも文句なく良い映画であることは間違いない……といいつつ観てない映画があるな。

yooseeyoosee 2006/08/24 00:39 狼男や吸血鬼に関しての現在の常識は古い映画や小説が由来になっているものが多いですね。太陽で灰になるなんてのも映画発祥と聞きました。
銀の魔除け的役割は昔から世界中にあるようですから、魔除けの銀+狼を倒す銃、といった着想なんでしょうね。

yomoyomoyomoyomo 2006/08/24 00:44 >太陽で灰になるなんてのも映画発祥
なにっ、そちらもですか!
いわゆるゾンビ(何じゃそりゃ)がロメロ発祥みたいなものでしょうかね

yooseeyoosee 2006/08/25 00:11 太陽で灰は「吸血鬼ノスフェラトゥ(http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0002T24WQ/)」がオリジナルらしいです。そもそもドラキュラの場合は殆どの設定(十字架やニンニクも)はブラム・ストーカーの小説からきてるようですけど。

yomoyomoyomoyomo 2006/08/25 00:16 なるほど。
そうした意味で、幽霊関係も含めたホラーの決まりごとの出典をまとめたサイトとかあると面白そうですね(実はあったりして)

2006-08-21

Licensed under CC by-sa 2.5

[][] YAMDAS更新、もしくはオープンソースのライセンスは時代遅れなのか?  YAMDAS更新、もしくはオープンソースのライセンスは時代遅れなのか?を含むブックマーク

Technical Knockoutオープンソースのライセンスは時代遅れだを追加。

冒頭にあるように、原文は OSCON を受けて今月のはじめに書かれたもので、まさに遅きに失しており、せめて半月前には訳したかったが、Register の esr が宗旨替えとの報道が Slashdot 本家で話題になっておりオープンソースも曲がり角なのかなと思ったので今更訳してみた次第。例によって原文をコメントアウトしているので、誤記、誤訳があったらご指摘願います。

そういえば、そろそろ『Open Source 2.0』の邦訳が出る頃でしょうなぁ。

さて、今日の画像は Wikimedia Commons より。

今、改めて問う。Web2.0とは何か。その10の定義 今、改めて問う。Web2.0とは何か。その10の定義を含むブックマーク

タイトルがちょっと力んでいるが、なんだかなぁと苦笑してしまうような説明を見ることがあるわけである。結局 Web 2.0 とは何なのか。それを聞かれてどう答えればよいのか。

twopointouch のエントリに代表的な10の答えがあるので、相手の興味ある分野と自分が喋りたい分野とその日の気分を鑑みてチョイスすればよい……のかな?

  1. 集合知(The wisdom of crowds)
  2. 共有ウェブアプリケーション
  3. プラットフォームとしてのウェブ
  4. ユーザの参加
  5. リッチなユーザ体験
  6. マーケティングのバズワード
  7. データこそ次代のIntel Inside
  8. 永遠のベータ版
  9. ウェブが元々意図したように使うこと
  10. 何でもねーよ

ネタ元は Micro Persuasion

もう猫も杓子も Web 2.0 を称し、それに対してお前それは違うだろと怒る人もいるわけだが、これは Web 2.0 ではなく浩2.0だと思えば腹も立たないというものだ。

[] Wikimania報告会&WikiSym 2006開催  Wikimania報告会&WikiSym 2006開催を含むブックマーク

ここでも取り上げた Wikimania 2006 の参加者が現地の模様を語ってくれるとのこと。Wikipedia に興味のある人は面白い話が聞けると思います。

そうそう、Wiki の国際的シンポジウム WikiSym 2006 は今日から始まるのだった。委員会メンバーに江渡浩一郎氏が入っているが、他に日本からの参加者はおられないのかな?

ソーシャルネットワークサイトの研究者、研究論文リスト ソーシャルネットワークサイトの研究者、研究論文リストを含むブックマーク

このブログ主である danah boydWikipedia)をはじめとして、ソーシャルネットワークに関する主要な研究者とその論文のリンク集になっている。

欧米の SNS に関する学術的な評価や突っ込んだ研究を知りたい人は読むとよいだろう。

[] フィリップ・K・ディックが『暗闇のスキャナー』について語る貴重映像  フィリップ・K・ディックが『暗闇のスキャナー』について語る貴重映像を含むブックマーク

恥ずかしながらディックが動く映像自体はじめてみた。

『暗闇のスキャナー』並びにその映画化については以前にも書いたが、CNET にも映画版『A Scanner Darkly』で使われている技法「ロトスコープ」についての記事が載ったりして期待が高まる。

伝記映画も制作中らしいし、今年はディック再評価の年になるのだろうか。

消えた書籍情報の謎 消えた書籍情報の謎を含むブックマーク

山形浩生著書訳書ページに掲載されたスティーブン・ジョンソンの新刊翻訳の情報が数日で削除されたのはなぜだろう。

スティーブン・ジョンソンというと、少し前に adaptive path のインタビューでインタフェースや Web 2.0 方面にコメントしていてちょっと意外だった。

[8月22日追記]:記述が戻っていた。すいません。

etoeto 2006/08/21 21:53 私は今回日本でお留守番…。諸処の事情で行けなかったのです。

yomoyomoyomoyomo 2006/08/21 22:10 そうでしたか……それは残念です

2006-08-17

[] ライブのエンディングの演出についてふと考えた  ライブのエンディングの演出についてふと考えたを含むブックマーク

少し前に Gyao でモリッシーのライブを観たのだが、ライブの最後、モリッシーに始まりメンバーが一人ずつステージから去っていき、最後にキーボーディストだけが残る構成になっていた。

それで思い出したのは、ジョー・ジャクソンの『Laughter And Lust』(asin:B000000WHW)期のライブで、これも最後の "Slow Song" でメンバーが去っていき、この場合は最後にジョー・ジャクソンが残り、シーケンサーだけが鳴る中、"Good Night" の一言とともに終了という洒落た演出になっていた。

このライブの終わりに、ステージからメンバーが一人一人去っていくという演出を最初にやったのは誰だろう(これの逆パターンが、最初一人から始まり、徐々にメンバーが増えていくものだが、これの一番有名なのはトーキング・ヘッズ『Stop Making Sense』)。

おそらく(演劇の世界由来の)古典的な演出手法の一つなのだろうが、ワタシが知るので一番前からこれをやっているのはピーター・ガブリエルである。

1980年以降ピーター・ガブリエルのライブのラストは "Biko" だが、アパルトヘイトの被害者となった黒人活動家スティーヴン・ビコの歌に観客がこぶしを振り上げて合唱する中、ピーガブは「後はあなた方次第です」と言い残してステージを去る。遠藤利明氏(id:ending)は昔、これを観客は振り上げたこぶしの意味を否が応でも内省させる最高のライブの終わり方だと書いていた。

スティーヴン・ビコについては映画『遠い夜明け』が詳しいが、ピーガブの "Biko" にこの映画の映像を組み合わせたビデオをゴドレー&クレームが作っている。

遠い夜明け [DVD]

遠い夜明け [DVD]

ピーター・ガブリエルが現在もこの演出をやっているから知らないが、遠藤利明氏の文章は、彼の Secret World ツアーについて書かれたものだったから90年代はじめまではやっていたのだろう(といってもそれから10年ヤツはアルバムを作らなかったのだが)。

このときのツアー映像を収録した DVD の本編ラストは "Secret World" だったが、この曲でもメンバーが一人一人ステージから消えていくという演出をやっている。具体的にはピーガブがでかいスーツケースをステージの花道に置き、メンバーがその中に消えていくのだが、最後に中に入ったトニー・レヴィンがうにょーんと戻ってくる場面には爆笑したものだ。

Secret World Live [DVD] [Import]

Secret World Live [DVD] [Import]

世界を変えた15のウェブサイトとは 世界を変えた15のウェブサイトとはを含むブックマーク

今年はウェブが生まれて15年ということで、ガーディアン紙が世界を変えた15のウェブサイトの記事を公開している。

リストは以下の通り。選定理由などは記事を読んでね。

  1. eBay.com
  2. wikipedia.com
  3. napster.com
  4. youtube.com
  5. blogger.com
  6. friendsreunited.com
  7. drudgereport.com
  8. myspace.com
  9. amazon.com
  10. slashdot.org
  11. salon.com
  12. craigslist.org
  13. google.com
  14. yahoo.com
  15. easyjet.com

おいおい、Wikipedia はドットコムじゃねえだろとか、イギリス人が選んでも Craiglist は入りますかとか思うところはあるが、それよりも friendsreunited.com なんてこの記事を読むまで知らなかったな。

そういえば「実名制 SNS になり損ねた「ゆびとま」」という文章があったが、ゆびとまもやり方によっては世界とは言わないが日本を変えたウェブサイトになれた可能性があった……のか?

上のリストを(Google や Yahoo! は別としても)日本のサイトに置き換えて考えると面白いかも。

ネタ元は Slashdot 本家

[][] 160GBのストレージとBittorrentクライアントとiTunesサーバを内蔵する家庭用WiFiルータ  160GBのストレージとBittorrentクライアントとiTunesサーバを内蔵する家庭用WiFiルータを含むブックマーク

何かタイトルだけ言い尽くしてしまっている感じだが、なかなかチャレンジングというかぶち込んでみたぜ! というか。詳しくは ASUS の製品ページを見てくださいな。

ワタシのネタ元は Boing BoingBoing Boing のネタ元は Gizmodo なのだが、Gizmodo 日本版ではこれが訳されてないように見える。オイラの気のせいでないなら、すごい間抜けだと思うのだが。

数独(Sudoku)なんて時代遅れ、これからは算額(Sangaku)だぜ! 数独(Sudoku)なんて時代遅れ、これからは算額(Sangaku)だぜ!を含むブックマーク

……という煽り文句を捻り出してみたが、もちろんウソです。

Rebecca Blood さんが「Sangakuは17世紀のSudoku」というエントリを書いていてなんじゃそりゃと思ったのだが、Sangaku とは「算額」なのね。

数独は随分と欧米の理系オタクの心に火をつけたようだが、和算の一部である算額も果たしてブレイクするのだろうか……といっても算額自体は絵馬のことなんだけどね。調べてみたら sangaku.info なんてサイトがあって驚いた。

K-ToK-To 2006/08/19 00:58 一人ずつ去る演出はハイドンが似たようなことやってますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC45%E7%95%AA_%28%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%B3%29

yomoyomoyomoyomo 2006/08/19 01:04 おお、まさにこれですね。しかし、18世紀までさかのぼるとは思いませんでした! 情報ありがとうございます

2006-08-15

「ライアカ!」インタビュー完結、そしてヘンリー・ジェンキンスについての補足情報 「ライアカ!」インタビュー完結、そしてヘンリー・ジェンキンスについての補足情報を含むブックマーク

昨日の更新時に取り上げるのを忘れていたが、「ライアカ!」における当方のインタビューがすべて公開されていた。id:inflorescencia さん、お疲れ様でした。

補足情報として、最後の回で言及している Henry Jenkins について。

inf. さんも述べられているように彼は MIT の教授で、詳しい情報は彼の公式サイトWikipedia のページを参照ください。そうそう、彼もブログを始めており、しかもクリエイティブ・コモンズライセンス指定である。

彼の仕事で日本のネットワーカーに最も知られている文章は、Stack-Style で訳された「ビデオゲームに関する8つの神話」だろうか(/.J の関連ストーリー)。Danah Boyd は彼のことを以下のように評している

For those who work in the tech or media industry and don't know Henry, shame on you. Henry is the expert on participatory culture and really gets "user generated content" because he studies how fans create content and culture around their favorite artifacts.

さて、彼の新刊『Convergence Culture』だが、MIT Convergence Culture Consortium での研究の成果なのだと思う。iPod を配したポップな表紙を見ても、ゲーム関係に留まらず映画、音楽の分野も網羅した内容のようだ。

Convergence Culture: Where Old and New Media Collide

Convergence Culture: Where Old and New Media Collide

[追記]:ちょうどタイミング良く Slashdot 本家のブックレビューでこの本が取り上げられている。

2006-08-14

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録ばるぼら『ウェブアニメーション大百科 GIFアニメからFlashまで』を追加。

そういえばこないだばるぼらさんがゲスト出演した MOK Radio を聞けなかったのが残念である(ワタシがゲスト出演したという怪情報があるが……)。

[] レベッカ・ブラッドのブロガーインタビュー集「Bloggers on Blogging」  レベッカ・ブラッドのブロガーインタビュー集「Bloggers on Blogging」を含むブックマーク

以前より Rebecca Blood さんの Bloggers on Blogging シリーズは、どれか訳そうと思いながら結局何もできなかった。気がつくと10回に達していたので、良い機会なので紹介だけでもさせてもらおう。

  1. Matt HaugheyWikipedia
  2. Jessamyn WestWikipedia
  3. Heather ArmstrongWikipedia
  4. Rashmi Sinha
  5. Glenn ReynoldsWikipedia
  6. Adam GreenfieldWikipedia
  7. David WeinbergerWikipedia
  8. Megan Reardon
  9. Fred First
  10. Jason KottkeWikipedia

いずれも有名ブロガーだが、ブログが原因で職を失った元祖の人や、ブログで生計を立てると宣言した人などバラエティに富んでいる。顔ぶれ的には、これはレベッカさんの好みだと思うが、長年ウェブログを続けている人が多く、女性の割合も高い。

ブログ関係に詳しい人なら名前ぐらい聞いたことがある人が多いと思うが、日本でそんなに有名な人はいない。しかし、試しに Wikipedia で調べたら、その大半にページがあったのでリンクを加えておいた。

まさに第一線のブロガーがブログについて語る貴重な資料なので、読んで興味をもった方は翻訳するとよいと思う(他力本願)。レベッカさんはそういうのをとても喜ぶ方だし。

[] WIRED誌にDir en greyの記事が掲載される  WIRED誌にDir en greyの記事が掲載されるを含むブックマーク

MIT Convergence Culture Consortium のブログ経由で、WIRED に Japanese Invasion と題された Dir en grey の記事が掲載されたのを知る。タイトルはブリティッシュ・インベイションを意識したものだろう。

以前から日本のビジュアル系、特に Dir en grey が欧米で受けているという話は聞いていたが、こういう記事を見るとホントなんだなと思う。MySpace のページも充実しているし。

そうそう、以前 id:mohri さんに教えてもらった「欧米でブレイク中!日本のヴィジュアル系」というツカサネットの記事を引用させてもらう。

 ヴィジュアル系というシーンは、閉鎖的でマニアックな客層も影響し、日本の洋楽ファンには毛嫌いされてきた。フジロックやサマソニといった日本の代表的な夏フェスにも、出させてもらえない不遇が今なお続いている。しかし、海外での活動を夢見る多くのバンドが、不慣れな英語で歌って頑張るのを尻目に、ヴィジュアル系バンドは、自分達に対する差別のない海外で、背伸びせずに日本語を歌って人気を博している。

 ヴィジュアル系に対する偏見を助長してきた、日本の音楽雑誌や洋楽偏重の評論家達は、近いうちにしっぺ返しを食うことになるだろう。過激なメイクの日本男児達が見せる快進撃から、目が離せない。

正直言ってワタシ自身ビジュアル系というだけで毛嫌いする部類の人間なのだが、この熱い記事には惚れた!

Visual KeiBukkake ほどでないにしろ、Hamedori よりは通用する国際語になりつつあるようだ(どういう比較の仕方だ)。

[] 映画のエンディングについてふと考えたこと(キューブリック、フェリーニ、はてなダイアラー映画百選 映画のエンディングについてふと考えたこと(キューブリック、フェリーニ、はてなダイアラー映画百選)を含むブックマーク

少し前に digg あたりで filmcritic.com の The Top 50 Movie Endings of All Time という記事が話題になっていた。

映画のエンディング50選というわけだが、考えてみれば一般に名画と言われるものはたいていエンディングだってよくできているのだが、それを言うのは野暮というものか。

こうしたランキングにはどうしても文句が出るもので、ワタシなんかもどうして『第三の男』が入ってないんだよとまず思ったが、一位がスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』なのは唸りつつも納得せざるをえない。三谷幸喜も朝日新聞夕刊の連載で、これを最高のコメディ映画として挙げていたっけ。「総統! ワタシ歩けます!」

キューブリックの映画は『博士の異常な愛情』以降はすべて観ているが、そういえばどれも的確な終わり方をしていると改めて思った(もっとも『シャイニング』には幻のエンディングも存在したようだが)。

しかし、前述のリストを見たとき、まずワタシの頭に浮かんだのは、38位に入っているフェデリコ・フェリーニの『81/2』である。

この映画はフェリーニの代表作とされ、つまりは映画史に残る作品とされる。ワタシはボンクラなので、一度観ただけでは『81/2』を咀嚼できなかった。だからフェリーニの映画でも、『道』や『甘い生活』のように心から「傑作!」とは言えない。また機会があったら取り組んでみようと思っている。

フェリーニやこの映画に主演したマルチェロ・マストロヤンニが死去したときは、皆こぞってこの映画の終盤における主人公の台詞を引用したものだ。

人生は祭りだ。ともに生きよう。

君にも他の人にも、僕はこれしか言えない。

ありのままの僕を受け入れてくれ。

ワタシも大好きな台詞だ。でもさ、これを嬉々として引用した人は皆、本当にこの映画を観てたのかな? これが何か詩的で美しい場面で語られたと思ってない? この台詞は、仲が冷めてしまった妻に対してぼそぼそって語られるものなんだよ。

そしてこの台詞の後、映画はとんでもないとしか言いようのないエンディングに突入するのだが、ワタシ自身すげーっと思いつつも、本当にこれでよかったのかな、「人生は祭りだ」と言ってしまうのではなく、別の決着のつけ方はなかったのかなとずっと思っていた。

そのワタシの疑問に応える文章をウェブで読むことができたときは感激した。matterhorn さんの文章だが、これを読んで二年以上になるのか。

この文章に付け加えることは何もない。久方ぶりに再読して、この文章の最後で非常に微妙な緊張が身体に走ったのも思い出した(笑)

そうそう、これははてなダイアラー映画百選のために書かれた文章だった。まだ続いているのかなと思って見てみたら、今年の三月で50に到達した後止まっているようだ。

[] ワーナーの低価格DVDキャンペーン  ワーナーの低価格DVDキャンペーンを含むブックマーク

ワタシ的にはどうしても三桁の方に目がいくのだが、980円シリーズは先ごろ酔っ払い運転をした挙句の反ユダヤ人発言が問題となったメル・ギブソン主演の映画が多いが、何と言っても『何がジェーンに起ったか?』だな! 上質なサイコホラーとしか言いようがない傑作です。

690円シリーズのほうでは、やはり『ナチュラル・ボーン・キラーズ』特別版でしょうなぁ。ジュリエット・ルイス大好き。

2006-08-10

「ライアカ!」にインタビューが掲載されています 「ライアカ!」にインタビューが掲載されていますを含むブックマーク

id:inflorescencia さんが始められた、マジでガチなことを軽い口語文体とちりばめられた冗談で楽しく読ませることを目指したサイト「ライアカ!」当方のインタビューが公開されています。

毎日一回ずつ公開で、全八回の予定とのこと。

しかし……なんでワタシなんだろう。しかも白田秀彰先生や南方司さんと並んでとは! インタビューイの才能、実績、知名度、どれをとっても奈落の底への転落だと思うのだが。しかもワタシの後に掲載される方も確か著名な方で……やはりワタシがこの中に入るのはヘンだ。ワタシの回は箸休めのつもりで読んでください。

このインタビューを受けたのは、三月のロージナ大茶会が非常に有意義で、なおかつそれを契機に新しい仕事に取り組めた恩があるので、白田先生をはじめとする茶会関係者からの依頼であれば、ヨコタンからの mhatta ポッドキャストへの出演依頼以外なら何でも受けようと思ったからである。何はともあれ inf. さん、ありがとうございました。

あと少し先のことをばらしておくと、インタビュワーから「はてなのこととなると饒舌になりますね」と言われるのだが、これは大した仕事をしてない人間が自分のことをいっぱしの口調で喋ることの滑稽さに気付き、自分以外の話となってほっとしたからだと思う。例えば、「将棋の名人戦移籍問題をどう思いますか?」「ストーンズの好きなアルバムを五枚挙げてください」「安部公房文学の魅力について語ってください」といった質問なら、もっと嬉々として喋っただろうし。

[] 『デジタル音楽の行方』への反応 その41  『デジタル音楽の行方』への反応 その41を含むブックマーク

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

『デジタル音楽の行方』への反応だが、「知らぬい」に本書への以下の懐疑点が挙げられている。

  1. 「水のような音楽」モデルが成立するほど音楽は不可欠なものなのか
  2. 強制ライセンスで集められた資金プールを管理する著作権管理団体の透明性
  3. P2P ファイル共有から料金が徴収できるようなシステムで利用されるのは、本書で否定的な DRM ではないのか

どれも鋭いポイントで、日本だと特に二番目が危ういわけだが、三番目は特に鋭いと思う。実際著者達は、デジタルになればどの曲が何回かかったか正確に把握できるようになるといったことを書いているし。著者達に確かめたわけでないので推測だが、著者達が反対しているのはユーザにとって音楽の可搬性の妨げとなる技術に反対だが、紐付けというか正確な利用状況把握に限るならオッケーなのではないか。しかし、DRM と書いてしまうとデバイス間の転送がどうこうという話になるので否定的な立場をとっている、とワタシは解釈している。

オライリーの『Make』マガジン日本版続報(Tシャツプレゼント&日本版ブログ立ち上げなど) オライリーの『Make』マガジン日本版続報(Tシャツプレゼント&日本版ブログ立ち上げなど)を含むブックマーク

Make: Technology on Your Time Volume 01

Make: Technology on Your Time Volume 01

日本版が出ることをお伝えしたオライリーのハック雑誌 Make だが、オリジナルの編集長が Boing Boing で日本版のことを取り上げていますな。

このエントリにもリンクがあるが、オライリー・ジャパンのページから25ページにも及ぶ内容見本 PDF がダウンロードできるので、興味ある方は是非ご覧になっていただきたい。id:naoya さんあたりが喜びそうな R2-D2 を自作した野郎たちの話も入っているよん。

オライリーのサイトで予約した人にはオリジナルTシャツをプレゼントとか、「そう遠くない時期にmakezine.com/blogの日本語版も立ち上げる方向」とのことで楽しみである。

一方本家のほうはまもなく Vol.9 が発売になる。今回は "Hack Your Plants" ということで植物までハックと相変わらずヘンだな、こいつら。

Make: Technology on Your Time

Make: Technology on Your Time

[] 『マスタリングIPsec』第2版が刊行される  『マスタリングIPsec』第2版が刊行されるを含むブックマーク

マスタリングIPsec 第2版

マスタリングIPsec 第2版

もう一丁オライリー関係だが、IPsec を学ぶ上で欠かせない名著『マスタリングIPsec』の第2版が刊行される。

目次を見る限り初版からドラスティックな内容変更はなさそうだが、昨年末に久方ぶりに改訂されたIPsecバージョン3、IKEv2 をベースにしているということなので、RFC を読むことすらサボっていたワタシは購入するしかない。初版を持たない、またセキュリティに何かしら関わる人には文句なくオススメする。

著者によるサポートページを見ても分かるように、この本はオライリー・ジャパンによる独自企画の本である。これを英訳して売ってもよいのではないかとすら思ったもので、蒲田の喫茶店で id:wakatono さんとあの本は素晴らしいですねと語り合ったのは懐かしい思い出である(大げさ)。

[] ゆれる  ゆれるを含むブックマーク

いやぁ、この歳になって立ち見をするとは思わなんだ。上映時間ギリギリに行くワタシがいけないのだが。立ち見なんて、テアトル梅田で『ハート・オブ・ダークネス』を観て以来、10数年ぶりだ。余りの人の多さに気分が悪くなって一度退場したあのときほどではないにしろ、そこそこ立ち見がいた。

さて『ゆれる』だが、「秀作」という前評判に違わぬ映画だった。二時間以上立ちっぱなしにも関わらず、エンドクレジットが終わるまで動けなかった。

オダギリジョーもよかったけど、香川照之がそれ以上に巧かった。二人が向かい合う面会室の場面のやり取りは特に印象的。あと音楽の使い方も奇をてらってなくてよかったと思う。

ただお前それはどうなのよオダギリジョー、と最後ちょっと思ってしまったが。

2006-08-07

[] オープンソースマガジン連載「ハッカー養成塾」リンク集を作ってみた  オープンソースマガジン連載「ハッカー養成塾」リンク集を作ってみたを含むブックマーク

ちょっと調べものをするついでに、オープンソースマガジンに連載されている「ハッカー養成塾」のリンク集を作ってみた。

情報追加やメンテナンスの手間を鑑み Wiki を使わせてもらう。またしても結城浩さんの YukiWiki を間借りさせてもらった【人の褌おれカネゴン】

ウェブ上に公開されている原稿の抜けなどあったらリンクを加えてください。

[] 「ハッカー」という言葉は死につつあるのか?  「ハッカー」という言葉は死につつあるのか?を含むブックマーク

「ハッカー養成塾」リンク集を作っておきながら何だが、ちょっと釣りっぽいタイトルをつけてみた。

digg などの作り手が TIME や BusinessWeek といった雑誌の表紙を飾る時代なのだが、彼らを評して「ハッカー」という言葉はあまり使われない。使われるのは「ギーク」である(もっとも「ギーク」だけだと広すぎるので、「アルファギーク」とか「Golden Geeks」とか差別化するわけだが)。

こうしたサービスに共通する、利用者が楽しめるサービスを思いつきひとつで立ち上げ、どんどん改良する様は「ハック」に違いないと思うのだが。「ハッカー」という言葉は死んだのだろうか。

「ハッカー」は既に寿命を終えた「死んだ言葉」だと思う。ってなことを書くとハッカーな方々に怒られるかもしれないが,はっきりいってハッカー以外に「ハッカー」を正確に説明し理解できる人はいないと思う。「ハッカー」という言葉の定義はハッカーの内部で閉じている。故に「我こそはハッカー」と叫ぶ人を誰も止められない。

「ハッカー」という言葉にしても、「ギーク」ほどでないにしてもそれなりに広がりのある、風通しの良い言葉だったように思うのだが、Linus Torvalds が「重要でない10人」に選ばれたというニュースなどもろもろが、「ハッカー」という言葉が Unix 文化あたりとともに過去のものとされているような印象と重なり、正直悲しい。もっとも単にワタシが狭い範囲しか見てないからそう感じるだけの可能性も大だが。

オープンソースマガジンの「ハッカー養成塾」を企画した編集者、並びにそこで執筆している方々はそのあたりにどの程度自覚的なのだろう。

[] Wikimania 2006においてジミー・ウェールズが二つの新プロジェクトを発表  Wikimania 2006においてジミー・ウェールズが二つの新プロジェクトを発表を含むブックマーク

以前から何度か取り上げているが、Wikimania 2006 が始まっているDave Winer のレポートによるとネット古参有名人も多数参加の模様。

Jimmy Wales が講演で One Laptop Per ChildWikiversity という二つのプロジェクトへのコミットをぶちあげている。

前者はニコラス・ネグロポンテが進めている100ドルPCのプロジェクトで、後者は Wikibooks の具体的な取り組みといったところだろうか。

まあ、詳しくは Wikimania Blog あたりから辿ってくだされ。あと「大島芳樹のカリフォルニア日記」にも詳しいです。

Wikimania の模様は Forbers.com あたりでも記事になっている。すごいねぇ。

追記:予想通り CNETOpen Tech Press などで記事になっているのでそちらも参照ください。

[] クリエイティブ・コモンズライセンスの元で公開されている書籍一覧ページ  クリエイティブ・コモンズライセンスの元で公開されている書籍一覧ページを含むブックマーク

Creative Commons blog で、クリエイティブ・コモンズライセンスの元で公開されている書籍一覧ページが CC Wiki 上に作られているのを知る。

そうそう、こういう一覧が欲しかったのだよ! というか、今までなかったのはまずかったろう。

ざっと見てみたが、フィクション、ノンフィクションあわせて30を越えている。この中で日本語に訳されているのは、レッシグ教授の『Free Culture』をはじめとして、ダン・ギルモア、コリィ・ドクトロウ、あと Asterisk 本あたりかな。

Free Culture

Free Culture

ブログ 世界を変える個人メディア

ブログ 世界を変える個人メディア

日本オリジナルの本だと『クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権』(の一部)ぐらいだろうか。これはまさにクリエイティブ・コモンズの宣伝のためのものだから、まだまだですな。

スターウッドホテルがSecond Life内にホテルブランドを展開 スターウッドホテルがSecond Life内にホテルブランドを展開を含むブックマーク

これはすごい。スターウッドホテルがここでも何度も取り上げている Second LifeAloft というホテルブランドを展開するというのだ。

Starwood Hotels is adding a dose of realism to the virtual world. But they're doing more. They are giving people a chance to experience something that doesn't exist in the physical world yet. This adds tremendous value to the experience.

欧米のミュージシャンにとって MySpace でのプロモーションがかなり重要になっているが、企業も Second Life でのブランディングが必要になる時代がくるんだろうか。

Second Life というと、Second Life Community Convention 2006 という(現実の)ユーザコンベンションが今月開催される。

[][] ファットボーイ・スリムの傑作プロモに触発されたビデオをYouTubeで観る  ファットボーイ・スリムの傑作プロモに触発されたビデオをYouTubeで観るを含むブックマーク

Fatboy Slim のベスト盤におさめられた新曲 "That Old Pair of Jeans" のビデオが素晴らしいという話を以前書いたが、このビデオはいろんな人の芸人根性に火をつけたようで、YouTube をざっと検索しただけでもこのビデオにおけるジャグリングに触発されて作られたと思しき動画がいくつも見つかる。

そういえば、元の Chris Bliss のジャグリングについて、あんなのカンタンだよとけなしているコメントを見かけたが、重要なのはジャグリングの巧拙でなく音楽ビデオとして楽曲のプロモーションに貢献することである。上のような派生作品を生んでいるのを見ても、あのビデオは大成功だったことが分かる。

追記:Chris Bliss と、上で紹介した数多くのジャグリングのビデオが作られた背景については、id:rui314 さんのコメントを読めば分かりますのでご覧ください。

rui314rui314 2006/08/07 12:00 ”That Old Pair of Jeans”のジャグリングPVがYouTubeで何通りも見れるのはChris Blissが発端なのは確かですが、いきさつに少し誤解があるようなのでコメントします。

もともとはChris Blissがビートルズの曲にあわせてジャグリングをしたビデオがずいぶん話題になって、それを受けてFatboy Slimがジャグリングビデオコンペを開催しました。優勝者はPVに採用されるということで。で、これに応募した何人ものジャグラーのビデオがYouTubeで見れるというわけです。Fatboy Slimのジャグリングコンペでは、Chris Blissは一人の参加者で、火付け役ではないです。

ちなみに優勝したのは、フラフープをしているPV(http://www.youtube.com/watch?v=idCQQKr8Bso)で、ジャグラーとしてみるとそもそもこれはジャグリングなのか?という点が疑問ですが、まあいいPVですね。

参考までにURLを3つ:
http://d-code.org/juggling/archives/2006/07/fatboy_slim.html
http://d-code.org/juggling/archives/2006/03/post_151.html
http://d-code.org/juggling/archives/2006/03/post_138.html

yomoyomoyomoyomo 2006/08/07 22:28 ご教示いただきありがとうございます。なるほど、そういう背景があったのですね。ビートルズの曲にあわせてジャグリングをしたビデオのことすら知りませんでした。
正直いろいろ思うところはありますが、それは書かないでおきましょう。ありがとうございました。

2006-08-03

[] 日本版がある著名な海外ブログのリスト更新  日本版がある著名な海外ブログのリスト更新を含むブックマーク

Gizmodo の日本版が登場したり、あと ZDnet Blog に追加があったので、リストに追加させてもらった。とりあえずこれでこれの更新は打ち止めとしようかな。

[] オライリーがイチオシのオープンソース関連企業一覧  オライリーがイチオシのオープンソース関連企業一覧を含むブックマーク

OSCONオライリーが注目企業を挙げている(必ずしもオープンソース企業そのものではない)。「OSCON、第2日」にもあるように、「オープンソースよりもオープンデータ」というトレンドを反映しているようだ。

Greenplum
Sun の Jonathan Schwartz も賞賛しているが、「Greenplumなど3社、オープンソースBIツールをリリース」によると PostgreSQL を基にしたデータベース製品が売りみたい。
Hyperic
彼らのニュースは「米 Hyperic、HP OpenView や BMC Patrol の代替品「HQ 1.5」を」ぐらいしか見つからないな。
Django
これは Python のウェブフレームワークで、要は Ruby における Rails にあたる。Djangoと日本の仲間たち増田泰さんのページが参考になる。
DabbleDB
「スプレッドシートより簡単にデータを管理できる「DabbleDB」が正式公開」を参照のこと。
Alfresco
MOONGIFT で紹介されていた。オープンソースECMとな。
Digium
これは Asterisk のところですな。当サイトでの Asterisk 関連エントリを参考あれ。
Mulesource
この企業についての日本語記事は見当たらないが、サイトによると "Mule is an open source enterprise service bus (ESB) and integration platform." とのこと。
Canoncial
これは言わずと知れた、今海外で最も注目を集めている Linux ディストリビューション Ubuntu の開発元ですな。

[] 今現在全米のラジオでかかっている曲が一目で分かるサービスYES.com  今現在全米のラジオでかかっている曲が一目で分かるサービスYES.comを含むブックマーク

これは驚いた。

screenshot

Micro Persuasion で知った YES.com だが、アメリカのラジオで今かかっている曲が地図上にぽんぽん浮かび上がる形で表示される。zip code を入れればさらに詳しい情報が見れる。例えば90210とか……というか、zip code と言われてぱっと思い浮かぶのは90210しかない(ちょっと恥ずかしい)。

これが次に何につながるのかは分からんのだが、とにかくこんなものを作るだけ面白い。

山形浩生の新刊翻訳『誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか』 山形浩生の新刊翻訳『誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか』を含むブックマーク

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか

今月末の発売予定。NTT出版のページを見てみると、

人はなぜ迷い、後悔するのか
非合理な人間の本質を「双曲割引」によって解明し、意志の根源にせまる驚愕の一冊。
ダイエットをしているのに、つい目の前のケーキを食べてしまう。
なんども二日酔いの経験をしているのに、つい飲みすぎてしまう。
禁煙を決意しても、なかなか続かない。
本書では、心理学者である著者が、「双曲割引」というたった
1つの概念でそれらを説明してしまう。
生物学、心理学と経済学を実証的につなぎ、意志の根源にせまった
驚愕の一冊。

とのことで、これは一年以上前に、

やった! 割引率の生物学的基礎をつくって人の迷いと後悔を説明したすごいおもしろい本を訳すことになった!

と書いているもののことでしょうな。

宦官の謎に迫るウェブサイト 宦官の謎に迫るウェブサイトを含むブックマーク

先日、山形浩生朝日新聞に書いた書評をだらだらと読んでいるときに、賈英華『最後の宦官秘聞』のところで、そういえば宦官について書かれたウェブサイトがあったなと「簡単宦官講座」を思い出した次第。

もはやブログは流行でなくデフォルトになったわけだが、こうしたサイトも残ってほしいなと思う。

それはそうと『最後の宦官秘聞』は、(残酷描写も含め)なかなか面白そうな本ですな。

最後の宦官秘聞―ラストエンペラー溥儀に仕えて

最後の宦官秘聞―ラストエンペラー溥儀に仕えて

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