YAMDAS現更新履歴

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2007-12-30

はてなブックマークで振り返るYAMDAS Projectの2007年 はてなブックマークで振り返るYAMDAS Projectの2007年を含むブックマーク

一昨年昨年に続き恒例の企画で2007年を締めたいと思う。

今年は本サイトとこのYAMDAS現更新履歴だけでなく、8月に始まった WIRED VISION での連載も加わり、場が更に分散してしまった感がある。

さて、今年2007年当方が上記サイトに公開した文章の被ブックマーク件数トップ20は以下の通り(2007年12月30日午前9時0分時点)。

  1. Microsoft is Dead 日本語訳 511 users
  2. 17年に及んだ山形浩生の「CUT」連載が終了 - YAMDAS現更新履歴 187 users
  3. 人名を冠したソフトウェア開発の19の法則 159 users
  4. ロック界で最も有名な25の噂をざっと検証する 72 users
  5. 世界一賢いオウムだったアレックスの最期の言葉は原文で読んだほうが泣ける - YAMDAS現更新履歴 71 users
  6. MIAU設立に寄せて | WIRED VISION 59 users
  7. Web 2.0は我々の文化を殺すのか?(その1) | WIRED VISION 57 users
  8. ブロガーの行動規範、はやはり無理なのだろうか - YAMDAS現更新履歴 52 users
  9. クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのブログ翻訳のススメ 49 users
  10. オーストラリアの美しい自然をお楽しみください - YAMDAS現更新履歴 49 users
  11. WWWからGGGへ? | WIRED VISION 46 users
  12. 藤沢周平の遺族のアレさ加減に見る著作権者の過保護の弊害 - YAMDAS現更新履歴 45 users
  13. 書籍とクリエイティブ・コモンズとコンテンツの未来 | WIRED VISION 36 users
  14. 注目すべき10のセマンティック・アプリ - YAMDAS現更新履歴 35 users
  15. 海外でも「無断リンク問題」が裁判に。しかもWikiが対象。 - YAMDAS現更新履歴 32 users
  16. ユニバーサルがYouTubeに3500近くの動画を公開していた - YAMDAS現更新履歴 31 users
  17. クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの海外ブログ情報まとめ 30 users
  18. Microsoft is Dead: The Cliffs Notes 日本語訳 29 users
  19. 編集者賛歌(その2)〜今年優れた記事を最も量産した人 - YAMDAS現更新履歴 27 users
  20. yomoyomoの読書記録 - ブルース・シュナイアー『セキュリティはなぜやぶられたのか』(日経BP社) 25 users

文章の量と質に関して言えば、2007年はなかなか充実した一年だったと思う。ただ8月以降は上記の通り WIRED VISION 連載一辺倒となり、本サイトに文章を書けなくなってしまった。

例によって「19の法則」とか「25の噂」といった数ものが強いが、読書記録から久方ぶりのランクインとなった『セキュリティはなぜやぶられたのか』渾身の読書記録やクリエイティブ・コモンズ関係の文章といった力を尽くした文章が入っているのは嬉しい。あと「オーストラリアの美しい自然をお楽しみください」は自分でも大好きだし、今読んでも笑ってしまう。あと昨日書いた西村賢さんのエントリがランキングしているのはすごいね。

そして1位と2位がこれ以上ないという組み合わせである。両方とも公開前から「絶対受ける」と確信していたもの。山形浩生の CUT 連載については、一つの時代が終わったとか大げさなものではないが、事実17年ワタシは山形浩生の連載をずっと読み続けていたのだ。何か感謝の意を示すのが礼儀というものだ。

そして1位の Microsoft is Dead は /.J でも取り上げられたし、賛否両論があった。今後もこうした挑発的な文章を訳したいものだと思うが、今年は「翻訳首狩人」の名に相応しくない成果だったが(それでも Michael TiemannAllison Randal という FLOSS 界の大物の文章を訳したけど)、ポール・グレアムという大物の首を狩れて嬉しかった。

ただ Microsoft is Dead はやはり言い過ぎで、ニコラス・カーが書くように Microsoft doesn't matter がまだ適切だったと思う。マイクロソフトは甘く見てはいけないよ。

チャートに入らなかったものとして、収録済みの対談が内容に陰惨なこともあり、ベンジャミンとワタシの間で何年かぶりにシリアスな緊張が生じ、結果ボツになった回があった。対談は友人との関係性より優先すべきものではない。ちなみにその回のタイトルは everyone i know goes away in the end であった。来年バカ話対談が復活できればよいな。

実は今年のあるとき、サイトを続けていく奥義を会得したと思った。週に二度はてなダイアリーを更新する程度であれば、いつどのような状態でもどのようにでもネタを揃えられる(それが読者にとって面白い、受けるかどうかは別の問題)という地点まで来たと思った。

ただ今年後半から本業が激務となり、そうした感覚は吹き飛んでしまった。そして同時に、「こうやって皆サイトを更新しなくなるんだな」という道も見えてしまった。

過去何度もサイト閉鎖について言及してきた当方であるが、止めようと思ったのは、何か嫌な目にあったからか、あるいは自分が嫌になったかのいずれかであった。そうでなく外的な要因のためにサイトを続けられなくなる危機を目の前にし、少なからず動揺した。やはりこれは避けられないことなのか。

いずれにしても忙しさは来年も変わらない、あるいは今以上になることが分かっている。WIRED VISION 連載は間違いなく来年のある地点で終了するだろう。ただそれだけで済むかは分からない。

正直なところ、ここ数ヶ月は精神的なプレッシャーのためそうした方面の健康が危うい状態にあった。そしてその状態は上記の通り続く。これが良い状態とはとても思えない。自分の力で状況を改善できないなら、来年はこれまで先延ばしにしてきた決断を迫られる年になるのかもしれない。ただそうなって、果たして自分にできることが何か残っているのだろうか。

今年2007年の更新はこれで終わりである。皆さん、よいお年を。

2007-12-29

編集者賛歌(その1)〜中央公論にこの人あり 編集者賛歌(その1)〜中央公論にこの人ありを含むブックマーク

以前梅田さんが Twitter で、

中央公論に田中正敏あり、と言われる日がいつか来るだろう。たいへんな才能の持ち主だ。

http://twitter.com/mochioumeda/statuses/431313392

と書かれていたが、このインタビューのことだったのか。

実はワタシも田中さんのことは少しだけ存じている。

氏に初めてお目にかかったのは、2002年の山形浩生の講演会後に開かれた打ち上げの宴席だった。大人数のオフ会に参加するのは、実はそのときが初めて(!)で、舞い上がっていたワタシは、田中さんからいただいた名刺にあった婦人公論の文字に震え、

「い、いけません! 婦人公論の方が山形浩生などという女性蔑視の裁判被告人の宴会に参加されるなんて! 今ならヤツを殺れますよ。さあ、今からあのフェミニストの敵、ピアス野郎を成敗してやりましょう!」

と訴えたのだが、笑って右から左に流されてしまった。まぁ、当たり前か。

そしてその縁で、田中さんには第一回目 yomoyomo 上京オフ会にも参加いただいた。

その後も当方の友人の担当だったりして 2hop 内の範囲にはいるもののお目にかかる機会がないのは残念なのだが、充実した仕事をされておられるのは素晴らしいことである。

しかし、あれから5年が経ったのだな。

編集者賛歌(その2)〜今年優れた記事を最も量産した人 編集者賛歌(その2)〜今年優れた記事を最も量産した人を含むブックマーク

ウェブメディアにおいて、2007年最も優れた記事を最も量産した編集者、記者は誰か。

当方の独断と偏見で選ぶなら、@IT の西村賢氏になる。

当方は氏とは面識はないし、これからも持つつもりはないが、氏のウェブ日記を読んでいて以前から氏のことは一方的に存じている。

「俺たちに明日キーはない」と言ったかは定かではないが、確か昨年後半 @IT に移られたはずである。今年は実にポイントを突いた記事を量産されたように思う。一番最近では「OpenIDを使ってみた」がそうだが、注目を集める事項について実際に使いこなした、あるいは海外の資料をよく調べた記事を書いている。

例えば、はてなブックマークで200以上のブックマークを集めた記事に限って選ぶと(以下がすべてではもちろんない)、試してみた系は以下のあたり。

そして、分析系は以下のあたり。個人的には特にこっちに唸った。

あと「ストールマンは正しかった」と書いて、5年遅れている記事と Dis られたりもしているが、IT 業界全体で見ても「ストールマンは正しかった」という認識のほうが明らかに少数派なわけで、こういうことを素直に書ける感覚を大切にしたいものだ。

そういえば先日のまつもと×笹田 Ruby 1.9 対談も聞き手が西村さんだね。

[] 一年間更新が止まったサイト……  一年間更新が止まったサイト……を含むブックマーク

それまでコンスタントに更新があり巡回先だったのに、魔に魅入られたように昨年末からぱったり更新が止まって一年間が経ったサイトが二つある。

お元気……してますか?

[] はてなセリフってはてなハイクに統合できるんじゃね?  はてなセリフってはてなハイクに統合できるんじゃね?を含むブックマーク

多分他にも言っている人はいるに違いないが、はてな大喜利的なはてなハイクを見ていて思ったりした。

2007-12-26

[][] WIRED VISIONブログ第16回公開  WIRED VISIONブログ第16回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「2007年の連載を振り返る」を公開。

四ヶ月あまりだが、今年書いた WIRED VISION ブログのフォローアップである。

あとこれに入れ込めなかった話をここに書いておくと、瀧口範子さんの新たな広がりを見せ始める「CCマーク」におけるクリエイティブ・コモンズと営利経済の関係の話。

先週サンフランシスコで開かれた5周年記念パーティー行ったのだが、おもしろいなあと思ったのは、「CC」マークがついたコンテンツをうまく寄せ集めて、けっこうユニークな売り物になるコンテンツや書籍を作ろうとしている人々がいるということである。(中略)この場合は「CC」コンテンツを独自の視点でアグリゲートする、その視点で勝負しようというもの。

これを昔近藤さんに、ダイアリーをはじめとするはてなのサービスを CC 対応にする利点として力説したのがこれなのだが、言葉に説得力がなかったのかピンとはきてもらえなかった。ケータイという巨大プラットフォームから生まれた小説が、質はどうであれ軽くベストセラーになるように、CC コンテンツの巨大プールができれば、そこから商品などいくらでも生み出せるし、それがはてなのブランド力を高めることにもなる。

しなもんにガブリと噛まれたいんですよ!」と目を血走らせながら迫るんじゃなく、俺がその編集をやるから……と生臭い話を一緒にしていれば、近藤さんももう少し身を入れて聞いてくれたのかもしれない、と今になって思う。

2007年に書かれた最も優れた技術系エッセイがウェブで読める 2007年に書かれた最も優れた技術系エッセイがウェブで読めるを含むブックマーク

The Best of Technology Writing 2007

The Best of Technology Writing 2007

この本については今年のはじめに取り上げているが、今年の編者はスティーブン・レヴィである。

実は本を買わなくても、digitalculture.org において、全エッセイが公開されているので、読みたい方はそちらからどうぞ。

編者のレヴィをはじめとして、Kevin Kelly や Aaron Swartz といったなじみのある面子に混じって The Onion の記事が入っているのが楽しい。

ほらね、全部ウェブ上で読めたって本としてパッケージ可能なんだから。

プレゼン&ドキュメント公開・共有サイトHandsOut プレゼン&ドキュメント公開・共有サイトHandsOutを含むブックマーク

紹介するのが遅れてしまったが、プレゼン資料やドキュメントを公開、共有する handsOut が始まっている。

screenshot

この手のサービスでは SlideShare が知られるが、Okdt BLOG のエントリを読むと、その意義、TechStyle にとっての重要性がよく分かる。

一点指摘。そのエントリに貼られている岡田さんのプレゼン資料を見ていて気づいたのだが、Wikinomics の原書が出たのは2004年でなく2006年である。

[] 円谷英二の研究本がアメリカで刊行されている  円谷英二の研究本がアメリカで刊行されているを含むブックマーク

Boing Boing で知ったのだが、円谷英二の研究本がアメリカで刊行されている。

著者の August Ragone は20年以上にわたり日本映画やポップカルチャーについて書いてきた人なようで、調べてみたら Henshin!Online が彼のサイトのようだ。

これを見るだけで彼がどれだけ日本の特撮ものが好きか伝わってくる(ヘンシン! オンライン、だもん)。好きが嵩じて今回の書籍につながったのは間違いなさそう。すごいね。

mohrimohri 2007/12/27 19:32 こういうのの日本版って出せるかな?
アルファエントリーを探せっつーか

yomoyomoyomoyomo 2007/12/27 22:55 はてなダイアリーアワード2007とか一部そういう性質を持っているのでしょうが、技術系のエントリはあまり選ばれてません
日本でやるとしたら編者は誰がよいのでしょうね

okdtokdt 2007/12/28 21:26 お、ご指摘感謝です。

2007-12-25

[][] 何の脈路も解説もなしに発表する極私的はてなダイアリー10選(2007年編)  何の脈路も解説もなしに発表する極私的はてなダイアリー10選(2007年編)を含むブックマーク

以前にも同じ企画をやっているが、当然ながらそのときに入れたもの以外から選んだ。

  1. 祖母ログ(id:sobolog
  2. 深町秋生の新人日記(id:FUKAMACHI
  3. ノッフ!(id:kotorikotoriko
  4. Ohnoblog 2(id:ohnosakiko
  5. Casual Thoughts(id:ktdisk
  6. strange(id:strange
  7. ゾンビ、カンフー、ロックンロール(id:samurai_kung_fu
  8. Tech Mom from Silicon Valley(id:michikaifu
  9. 荻上式BLOG(id:seijotcp
  10. 琥珀色の戯言(id:fujipon

祖母ログ最高! この方の写真を見るだけでワタシは胸いっぱいになる。

[] 2007年は音楽産業が壊れた年なのか?  2007年は音楽産業が壊れた年なのか?を含むブックマーク

今年のトレント・レズナー、マドンナ、プリンス、そしてレディオヘッドによるレコード会社に依存しないチャレンジを振り返っている。

しかし、この "The Year The Industry Broke" という認識は半分しか正しくない。『デジタル音楽の行方』に何度も書かれるように、衰退しているのはレコード産業であり、音楽産業は文句なく栄えている。

最新号の WIRED では上の記事で名前が挙がっているトレント・レズナーのインタビュー、そしてレディオヘッドトム・ヨークデヴィッド・バーンの対談記事が掲載されている。

後者に関しては、対談の音声が聞ける!

そしてこちらはデヴィッド・バーンによる音楽業界の分析と新興アーティストのサバイバル戦略のアドバイス。とても興味深い内容なので WIRED VISION あたりで翻訳しないかと思うが無理かな。

Year Zero

Year Zero

In Rainbows

In Rainbows

[] 今年はDaft Handsなるものが流行ったそうな  今年はDaft Handsなるものが流行ったそうなを含むブックマーク

先週だか Rocketboom で2007年のネットでの流行りモノを特集していたが、12月17日分(例によって dotSUB の字幕付き)で "Daft Hands" のことを今更知った。

Rocketboom でも分析されているが、昨年の OK GO もそうだが、こういう一発撮りって盛り上がるよね。

YouTube で "Daft Hands" を検索するとボロボロでてくるんだな。いろんな人がこの面白さにやられてチャレンジした模様。

Discovery

Discovery

あと Rocketboom で紹介されてる Green Day の曲のやつもすげー楽しいし、よくできている。一発撮りの魅力全開。こういうのやってみたい。

[] 今年はBBCで『リバプールの降誕劇』が放映  今年はBBCで『リバプールの降誕劇』が放映を含むブックマーク

そういえば今日はクリスマスとか言う日らしいが、昨年の『マンチェスターの受難劇』に続き、今年はビートルズや The La's やズートンズ、イアン・マクナブ、エコバニの曲がフィーチャーされた音楽劇 Liverpool Nativity が BBC3 で放送されたそうな(既に YouTube に参加者が映した動画がいくつかあがってるね)。

「どんたくフィナーレ、福岡市民総踊り」という感想に笑ってしまったが、ワタクシ福岡に長らく住みながらどんたくも山笠も一度も出向いたことがないエイリアンで、福岡が日本のリバプールとか聞いても鼻で笑ってしまうのだが、いずれにしてもこういう番組は日本では観れないのかねぇ。

リヴァプール・ニュース News of the Liverpool World によると、番組収録終了後に You'll Never Walk Alone を全員で歌ったそうだ。

ktdiskktdisk 2008/01/12 09:30 光栄にも10選に選んで頂きながらレスが遅くなってしまいました。しばらく、わけあってブログを休んでいたのですが、そろそろ再開します。今年もよろしくお願いします!

2007-12-19

[] WIRED VISIONブログ第15回公開  WIRED VISIONブログ第15回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「クックとハック」を公開。

関係ないが、はてな用アイコンを WIRED VISION の画像にあわせることにした。

[][] 『デジタル音楽の行方』への反応 その50(最終回!)  『デジタル音楽の行方』への反応 その50(最終回!)を含むブックマーク

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

遂に『デジタル音楽の行方』への反応も2年以上かかって50回に達した。予告通り、今回で終わりにする。

その最終回は Welcome to BOL [Business On Line] の「imeemで音楽を共有する。」からの引用。

もともと、音楽というのは完成型がないもので、劇場や教会や誕生会や路上や、とにかく至る所で演奏される、いわばライブパフォーマンスそのものだった。

だから、毎回演奏内容は違うし、それが当たり前だったし、聴衆はそこでしか聴くことができなかった。つまり、演奏者が直に客に売ってた、永遠に未完成型の芸術だったんですね。(『デジタル音楽の行方』からの思いっきり意訳)

imeemで音楽を共有する。 – Welcome to BOL [Business On Line]

もちろんパッケージビジネスがなくなっちゃいけないんだけど、いずれにしても imeem のようなサービスがちゃんとレコード会社と提携するようになったんだね。

[] 「ウェブログ」という言葉が生まれて10年が経ったそうな  「ウェブログ」という言葉が生まれて10年が経ったそうなを含むブックマーク

よく言われるように「ウェブログ(Weblog)」という言葉は Jorn Barger が言い出したもので、それが10年前の1997年12月17日だったとのこと。

ただこの記事でも触れられているように Dave Winer は Jorn Barger がこの言葉の発明者だとされることに強い不満をもっていて、やはり Barger よりも早くに Scripting News を始めたという自負があるからで、この10周年について触れたエントリでも以下のように書いている。

Since Scripting News existed before blogs were invented, I went ahead and included the stuff that I blogged before there were blogs.

To celebrate the 10th anniversary of blogging (Scripting News)

で、現在は一般的な呼び名である「ブログ(blog)」を最初に言い出したのは、Peter Merholz で……といった話は『ウェブログ・ハンドブック』に詳しいよ!

[12月20日追記]:ブログヘラルドの「ブログ生誕10周年?」永遠に続く議論もご参考まで。

2007年 私のBEST BUY 2007年 私のBEST BUYを含むブックマーク

実験4号さん(id:yurusu)さんから依頼されて寄稿させてもらった。

本や CD や DVD でない商品となると、今年買ったものを思いつかず難儀した。

ようやく思い出したのがメガネのシャンプーで、以前紹介したときに買ったものである。

ソフト99 メガネのシャンプー 220ml

ソフト99 メガネのシャンプー 220ml

何というかワタシの悲しい生活ぶりが出ているが、実際そんなものである。

practicalschemepracticalscheme 2007/12/19 04:17 www.phdcomics.com に出てくる学生たちもRamen, Ramenって言ってましたね。インスタントラーメンは2ダース入りの箱でどかどか買ってゆく人もよく見ます。
スタートアップの自炊生活についてはHacker Newsでトピックが立ったことがありました。Paul GrahamもViaweb時代のレシピを紹介しています。http://news.ycombinator.com/item?id=57538

yomoyomoyomoyomo 2007/12/19 08:13 やはりインスタントラーメンは学生にはポピュラーなんですね。
それとそうそう、ハッカー達のレシピ集という本の企画も面白いね、という話を入れ忘れてました。やはりPGも自炊してたんですね。

2007-12-17

[] オリコン個人提訴事件を憂慮し、烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動に寄付していた  オリコン個人提訴事件を憂慮し、烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動に寄付していたを含むブックマーク

CC-JP に寄付したことを書いた後、何か忘れているような気がしていたのだが、はたと烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動に寄付するつもりで、まだしてなかったのを思い出した。

オリコン個人提訴事件に関しては、当方は全面的に烏賀陽弘道氏を支持しているわけではなく、氏にも落ち度があったと思うし、気に入らない点もいくつかあるのだが、売文屋として他人事でないし、本件のような訴訟手法がまかり通るのは問題だと思うのでわずかながら支援させてもらった。

『デジタル音楽の行方』関係の仕事をする上で、烏賀陽さんの『Jポップとは何か』がとてもためになったというのももちろん大きい。

Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)

Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)

……という文章を書いてから公開し忘れて随分経っていた。日刊サイゾーの「オリコン訴訟の最大の山場 証人尋問が行われる」を読んで、そういえば書いた文章を公開していないのに気付き、埋もれていた文章を探し出したので今更ながら公開しておく。

[] Googleの新サービスKnolはWikipediaを殺すのか?  Googleの新サービスKnolはWikipediaを殺すのか?を含むブックマーク

これを書いている時点で、Google で "Knol" を検索すると、「もしかして: Knoll」と表示されるのだが(笑)、海外の著名ブロガーの反応を見るとかなり強い調子のタイトルになっている。

Steve Rubel は、「Wikipedia と Wikia は死んだ」とまで断言している。でも、そこまで言えるかね。

ニコラス・カー先生は例によって面白いことを書いている。

この一年、ジミー・ウェールズは検索ビジネスにおける Google との対決について随分と戯言を吐き散らしてきた。今 Google が逆襲に転じている。

まぁ、「5年以内にGoogleを葬ってやるぜ!」とか言ってますが、それはかつてのリーナスの「世界征服」みたいなものであって……

TechCrunch は Google の戦略に疑問を呈しているが、そう言われると Knol は後に Google のターニングポイントとして振り返られるのかも。

ワタシにはそう簡単に Knol が Wikipedia を追いやることになるとは思えないが、Wikia Search ももうすぐスタートとのことでそちらの動きも気になるね。

AmazonのウェブデータベースサービスSimpleDBはErlangで書かれている AmazonのウェブデータベースサービスSimpleDBはErlangで書かれているを含むブックマーク

Amazon SimpleDB が話題となっているが、この Amazon が主導するプラットフォーム展開については、ニコラス・カーの新刊『The Big Switch』の内容が符合する。これは書いてもよいと思うが、『The Big Switch』は原書刊行からそう間もなく邦訳も出るでしょう。

それはそうと、この Amazon SimpleDB は Erlang 上に構築されているそうだ。

プログラミング言語Erlang入門

プログラミング言語Erlang入門

2007-12-12

[] WIRED VISIONブログ第14回公開  WIRED VISIONブログ第14回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「真実と伝説」を公開。

ちょっとマニアックだし、ブログ名からかなり外れてしまっているが、ブルース・シュナイアーのインタビューから始めてセキュリティ論になるかと思いきや、意外な方向に転がる展開が気に入っている。

例によって疲労困憊状態で書いたので、微妙におかしな表現があるが大目に見てください。

[] NBAが公式WikiサイトHoopediaを立ち上げている  NBAが公式WikiサイトHoopediaを立ち上げているを含むブックマーク

Micro Persuasion で NBA が NBA 版 Wikipedia を目指しているとおぼしき Hoopedia を立ち上げているのを知る。

NBA と Wiki というと、ダラス・マーベリックスがファンに公式 Wiki 編集を呼びかけた例があるが、Hoopedia は nba.com ドメインにあるのでこれは NBA 公式 Wiki と考えてよいのだろう。

こういうスポーツには熱心に数字を追うファンが多いので、そのパワーを Wiki に振り向けてもらうと有益なデータベースができるだろうね。

Googleの大統領候補チャンネルにバラック・オバマ登場 Googleの大統領候補チャンネルにバラック・オバマ登場を含むブックマーク

以前Google の大統領候補チャンネルにマイク・グラベルが出たのを紹介したが(相変わらずお元気そうで何より)、今度はバラク・オバマが Google 詣でをしている。

最初に Google 社員(多分)の歓声が聞こえるが、それは彼が有力候補というだけでなく、大統領選出後のネット中立性関連法の制定を約束していることから、自分たちの味方という意識があるのかな。

そういえばローレンス・レッシグバラック・オバマを称えていたが、まだ政策が具体的に見えなくてイメージ先行に思えるんだよね。彼の著作が邦訳されたらもう少しそのあたり分かるのだろうが。

合衆国再生―大いなる希望を抱いて

合衆国再生―大いなる希望を抱いて

[] フォー・ウェディング  フォー・ウェディングを含むブックマーク

軽く見る人が多いが、ワタシはヒュー・グラント(と彼の英国式ラブコメ映画)が好きだし、アンディ・マクダウェルのことはちっとも美人とは思わないが、彼女はワタシが高校時代付き合っていた女性と観に行った思い出の映画『グリーン・カード』(asin:B0009QX4JE)の主演女優なので悪く思うわけがない。

本作はアメリカでも予想外のヒットとなり、ヒュー・グラントを国際的スターの座に押し上げた映画であるが、まさに原題通り4つの結婚式と1つの葬式で占められ、主人公たちの日常生活の描写はほぼ皆無という実はかなり偏った構成の映画である。

逆に言えばそうした非日常の場をそれぞれメリハリをつけて描いた脚本のリチャード・カーティスの手腕はなかなかのもので、それは後の『ブリジット・ジョーンズの日記』映画化の成功を見ても明らかである(ってワタシまだ観てないんだけど)。

本作はヒュー・グラントもいいが、ワタシ的にはクリスティン・スコット・トーマス が印象的だった。この二人(はポランスキーの『赤い航路』(asin:B0001E3CM8)では夫婦役でしたね)が絡む場面の彼女の表情は特に良かった。

最後の結婚式が何で彼女とでないのか分からないのだが、そうなるとまた彼女は傷つくことになり、これはこれでよかったのかなとも思う。

ところでこの映画を監督したマイク・ニューウェルはシーランド公国の歴史の映画化を手がけるらしい。彼が監督するならまともな映画になるだろうが、でも何でこの仕事を選んだのかしら。

2007-12-10

[][] Stevie Wonder, Talking Book  Stevie Wonder, Talking Bookを含むブックマーク

Talking Book

Talking Book

輸入盤CD規制問題に対する怒り一つの契機として始まった「Amazon980円劇場」シリーズだが、今年は円安のためほぼ休止状態だった。

そんな折、スティーヴィー・ワンダーの名盤が980円どころか800円台で売られているのを見かけたので慌ててご紹介。

彼のアルバムでワタシが一番好きなのはこれの次作にあたる『Innervisions』(asin:B00004S363)なのだが、70年代のスティーヴィー・ワンダーのアルバムはほとんどが破格の内容で、本作もまたしかり。

本作はジェフ・ベックの参加が話題となったが、今聴くとシンセサイザーの使い方が当時のソウル界のみならずずば抜けていたと感心する。

しかし……本作は35年前のアルバムである。ワタシが洋楽を聴き始めた80年代後半に35年前のアルバムを聴けと言われても、そんなもん聴く気にはなれなかった。しかし、今では70年代のビッグネーム、例えばレッド・ツェッペリンの再結成が歓迎されたりする。特にスティーヴィー・ワンダーの場合、今もかなりコンテンポラリーな音として聴くことができる。

これは果たして良いことなのか。

[] ローレンス・レッシグの『CODE VERSION 2.0』邦訳が登場  ローレンス・レッシグの『CODE VERSION 2.0』邦訳が登場を含むブックマーク

CODE VERSION2.0

CODE VERSION2.0

今月の15日で Creative Commons が5周年を迎えるが、大体それに間に合った感じである。

この本は WIRED VISION で是非取り上げたいところだが、果たしてその時間が捻出できるか……

本書の内容とは関係ない話だが、以前宴席で山形浩生氏と一緒になると(といっても二三度だが)、誰かから「ところで柏木さんはお元気ですか?」という質問が必ず聞かれたのを思い出した。VERSION 2.0 では訳者は山形さん単独クレジットになっている。

柏木さんはお元気されているのだろうか。

[] 角川歴彦氏とクリエイティブ・コモンズ  角川歴彦氏とクリエイティブ・コモンズを含むブックマーク

読後の印象の違う記事二つだが、両者とも読まないといけないということか。

ダウンロードやストリーミング配信時の“閲覧権”創設の考えについては批判がいろいろ出ているが、実はワタシはこれも考えてみるべき話だと思っていたりする。

問題は「閲覧権」の前段にある「完全な DRM を前提とする」のところだろう。これを前提としてしまうのはあまりにも危険で、まさにレッシグの『CODE』的議論というか。

さて、実は以上は前振りである。

以前から気になっていたのだが、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの寄付ページに名前がある角川歴彦氏ってやはり、この角川歴彦氏なんだろうね。氏がちゃんと CC の活動をおさえているのは興味深い。

あとこの支援者クレジットに「匿名(個人)」が一人だけ挙げられており何で? と思ったら、額が50万円でビックリ。これはやはりあの人なんだろうか。

ついでながら書いておくと、このクレジットに唯一実名と金額がセットで書かれている人がいるんだが……これはやめたほうがよくありません?

内田麻理香女史待望の新刊『恋する天才科学者』 内田麻理香女史待望の新刊『恋する天才科学者』を含むブックマーク

恋する天才科学者

恋する天才科学者

既に内田さんのはてなダイアリーで告知がされているが、二冊目の著書『恋する天才科学者』がまもなく刊行される。

この本に関しては、著者に「イケメン科学者の本」と聞いて、冷たく「じゃ、買いません」と言い放ってしまった過去がある。

イケメンという単語に過剰反応してしまったわけだが、この手の本は元々大好きだし、上の無礼のお詫びの意味もこめて早速予約させてもらった。

kasokenkasoken 2007/12/10 12:38 こちらでご紹介いただけるとは光栄の限り、ありがとうございます。
そして予約まで! 恐縮です。yomoyomoさんにはご献本しようかと思ってたのですけど……。
このエントリー、こっそりurlに”ikemen”と入っているのに笑いました。タイトルにも副題にも帯からもその単語は消したのに〜。

yomoyomoyomoyomo 2007/12/10 23:26 ああ、いや、献本はお気になさらず。いずれにしてもしばらくは感想を書く時間も取れませんし。

あとikemenはワタシの性格の悪さかコンプレックスの発露はあるいは……

2007-12-06

[][] 『ニル・バイ・マウス』とレイ・ウィンストンとキャシー・バークとモリッシーとジョン・ライドンと……  『ニル・バイ・マウス』とレイ・ウィンストンとキャシー・バークとモリッシーとジョン・ライドンと……を含むブックマーク

恥ずかしながらワタシは『Nil by Mouth』は未見である。

この映画の主演女優であるキャシー・バークがモリッシーの大ファンとのことだが、モリッシー自身90年代のインタビューで、最近観た映画を聞かれてこの映画を大プッシュしていたのを思い出した。暗いという評判に手が伸びなかったが、やはり観ないとな。

ニル・バイ・マウス [DVD]

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そしてレイ・ウィンストンが主演した『Sexy Beast』、これも未見である。しかしこちらは日本未公開で DVD も出てないので仕方がない。『プロポジション』(asin:B000T7QCYW)だって DVD 化されたのに、どうしてこの「過去20年につくられたブリティッシュ・ギャング映画の最高傑作」の DVD が出ないのかな。

ただ Directors Label シリーズのジョナサン・グレイザーの DVD に、この『Sexy Beast』からの抜粋が収録されていて、ベン・キングズレーの鬼神のごときぶち切れ演技を見ており、噂にたがわぬ作品なのは間違いなさそう。

DIRECTORS LABEL ジョナサン・グレイザー BEST SELECTION [DVD]

DIRECTORS LABEL ジョナサン・グレイザー BEST SELECTION [DVD]

それにしてもパンクスだったキャシー・バークが、通りでジョン・ライドンに出くわしてしまったときの話は何ともチャーミングで大好きだ。

来年Facebook本の刊行ラッシュ(もちろんアメリカの話) 来年Facebook本の刊行ラッシュ(もちろんアメリカの話)を含むブックマーク

オライリーから『Facebook: The Missing Manual』が刊行されることを知る。

Facebook (Missing Manual)

Facebook (Missing Manual)

調べてみると、来年に入ると Facebook の書籍の刊行が続くようだ。

Facebook Application Development (Programmer to Programmer)

Facebook Application Development (Programmer to Programmer)

How to Do Everything: Facebook Applications

How to Do Everything: Facebook Applications

興味深いのは、開発プラットフォームとしての Facebook を主眼としており、単なる使い方講座の本でないらしい点。

For Dummies シリーズなんてその辺分かっていて、来年のはじめに『Facebook For Dummies』を出し、来年中ごろに『Building Facebook Applications for Dummies』を出すという段取りぶり。

Facebook For Dummies

Facebook For Dummies

Building Facebook Applications For Dummies

Building Facebook Applications For Dummies

Facebook の勢いについては This Year's Model で書いたが、画期的なはずの広告手法が反発をくらってる模様。上に挙げた本が刊行される頃、Facebook の人気はどうなっているだろう。

[] 『奪われた記憶 記憶と忘却への旅』とジョナサン・コットとローリング・ストーンとジョン・レノンと……  『奪われた記憶 記憶と忘却への旅』とジョナサン・コットとローリング・ストーンとジョン・レノンと……を含むブックマーク

愛・蔵太のすこししらべて書く日記でジョナサン・コットの『奪われた記憶 記憶と忘却への旅』という本を知る。

『ローリング・ストーン』誌創刊時からの敏腕インタビュアージョナサン・コットは、危険性を知らされないまま、鬱病治療のため、脳にECT‐電気ショック療法‐を施された結果、15年間の記憶を永遠に失ってしまった。

この人知っているよ。彼はヤン・ウェナーの旧友であり、『ローリング・ストーン風雲録』(asin:4152078766)にも何度も名前が登場する。ローリング・ストーンで初めてジョン・レノンのインタビューを行ったのはこのジョナサン・コットなのだ。以下、『ローリング・ストーン風雲録』121ページより引用。

ローリング・ストーンの創刊一周年記念号は、それまでで最高の仕上がりとなった。(中略)コットによるレノンの独占インタビューには、包茎のペニスをあらわにしたレノンの写真が添えられていた。表紙にはレノンとオノの後ろ姿が使われ、二人をアダムとイヴにたとえるキャプションが付けられていた――「かくして、男とその妻はともに裸となり、しかも恥じることがなかった」

しかし、その彼が神経生物学者、老年学者、精神医学者、心理療法学者、宗教家との対話本を出すなんてね。ついでに調べたら、『転生―古代エジプトから甦った女考古学者』という別の邦訳も出たばかりなのを知ってさらにビックリ。

ロック・ジャーナリストからスピリチュアル・ノンフィクション・ライターへの転身といったところだろうか。

奪われた記憶―記憶と忘却への旅

奪われた記憶―記憶と忘却への旅

転生―古代エジプトから甦った女考古学者

転生―古代エジプトから甦った女考古学者

Webby Awardsが選ぶ「史上最も影響力のあったオンラインビデオ」 Webby Awardsが選ぶ「史上最も影響力のあったオンラインビデオ」を含むブックマーク

取り上げるのを忘れていた。Boing Boing で、Webby Awards が史上最も影響力のあったオンラインビデオを12本選出しているのを知った。

やっぱり選ばれてるね、All your base are belong to us

大分前 CNET でも似たような企画をやってたが、その後に生まれたもので最高なのはやはり OK GO だよな。何度見ても飽きない。

2007-12-03

[][] クリエイティブ・コモンズを巡る重大ニュース その1〜WikipediaのライセンスがCC互換に  クリエイティブ・コモンズを巡る重大ニュース その1〜WikipediaのライセンスがCC互換にを含むブックマーク

日本版の更新を待ってたらいつになるか知ったもんじゃないので、Lessig Blog から重要案件を取り上げておく。

Wikimedia 財団、Creative Commons、そしてフリーソフトウェア財団の三者が、現在 GFDL な Wikipedia のライセンスを Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 互換にすることで同意したと発表している。

とりあえずジミー・ウェールズが今回の件を「Wikipedia の解放」とアナウンスし、ローレンス・レッシグと熱い抱擁を交わすビデオをどうぞ。眼鏡っ子なレッシグの奥さんも映ってます。

Slashdot 本家にもストーリーができているが、注意しなければならないのは、Wikipedia のライセンスが CC に変更になったというのとは(現時点では)違うこと。それに CC by-sa は GFDL 同様継承性のあるライセンスなので、今より利用に関するハードルがぐっと下がることを期待するのは間違い。

FSF も同意しているなら何かが疎外されるということもないだろうから、この決定は好ましいものだと思うけど、詳しいところはまだ分からんね。

[] クリエイティブ・コモンズを巡る重大ニュース その2〜ヴァージン・モバイル事件でのCCへの訴訟取り下げ  クリエイティブ・コモンズを巡る重大ニュース その2〜ヴァージン・モバイル事件でのCCへの訴訟取り下げを含むブックマーク

「クリエイティブ・コモンズと営利経済」で取り上げ、その後 Creative Commons への訴訟に発展したことをお伝えしたヴァージン・モバイルのFrickr写真事件だが、原告は Creative Commons への訴えを取り下げたようだ。

This is not a settlement. It is not the product of negotiation. It is the recognition by plaintiffs counsel that the laws of Texas and the United States give the plaintiffs no cause to sue Creative Commons.

とあるので、何らかの司法的な取引の結果でなく、飽くまで原告の判断の結果のようだ。

妥当な判断だと思うし、レッシグ先生も CC 5周年イベントを前に懸案が希望通りに解決してほっとしていると思う。良かった、良かった。

注目すべき10のセマンティック・アプリ 注目すべき10のセマンティック・アプリを含むブックマーク

ReadWrite/Web で注目すべき10のセマンティック・アプリを取り上げたエントリが公開されている。

WWWからGGGへ?でティム・バーナーズ=リーの仕事を取り上げたばかりだし、今後のウェブの構造化のあり方を予想する上でもここで名前の挙がっているところは注目しておこう。

  1. Freebase:API 完備のオープンデータベース
  2. Powerset自然言語検索エンジン
  3. TwineWIRED VISION の記事が参考になる
  4. AdaptiveBlueeHub のインタビューが参考になる。CEO の Alex Iskold は構造化ウェブについて書いている
  5. hakia:「意味」検索エンジンとな
  6. Talisセマンティック・ウェブのアプリケーションプラットフォームを構築した創業40年の英国企業
  7. true knowledge:ここも自然言語検索エンジンみたい
  8. TripIt:旅行情報管理アプリ。TechCrunch40 でも好評だった。
  9. ClearForest自然言語処理の会社で、ロイターに買収済み
  10. Spock:「人」検索エンジン。かつて Tim O'Reilly もベタぼめしていた

ここで取り上げたことがあるのは Freebase だけだった。

[] 「ここが危ない!Web2.0のセキュリティ」連載が最終回を迎えていた  「ここが危ない!Web2.0のセキュリティ」連載が最終回を迎えていたを含むブックマーク

福森大喜氏の「ここが危ない!Web2.0のセキュリティ」連載が最終回を迎えていた。

Ajax に始まり、Flash、WebAPI、Wiki、ブログ、RSS、ウィジェットとまさに Web 2.0 周りを網羅した内容になっている。

個人的には、第8回 Wikiのセキュリティを読みながら、『Wiki Way』刊行前後に office さんが主要 Wiki エンジンの XSS 問題を総爆撃したときのことを思い出したりした。

[] ローリングストーン誌が創刊40周年を記念してデジタルアーカイブをDVDで発売  ローリングストーン誌が創刊40周年を記念してデジタルアーカイブをDVDで発売を含むブックマーク

Rolling Stone Cover to Cover: The First 40 Years

Rolling Stone Cover to Cover: The First 40 Years

今年は日本版も始まったアメリカを代表する雑誌 Rolling Stone だが、創刊40周年を記念して40年分の雑誌をデジタルアーカイブとして DVD 3枚組で販売している。

これはすごい。日本でも技術系の雑誌だとバックナンバーを DVD で、というのは珍しくないが、Rolling Stone のような歴史のある一般誌にも今後広がっていくのだろうか。

これが偉いのは検索可能なデジタルアーカイブなことで、Boing Boing でやってるようにある単語がいつ初めて紙面に登場したか調べるといった楽しみがある。

wanderingdjwanderingdj 2007/12/04 04:11 おおー、妄想してたが実現するとは!

BrittyBritty 2007/12/10 12:15 細かいことなのですが、そしてリンクされている決議 ”License update” にもありますが、1)WMFが何かを決定したというわけではないです。FSFがCC-BY-SA互換なGFDLライセンスを発行してくれるようお願いしたというにとどまります。2)そしてウィキペディアに限っても、WMFがいきなりライセンスを切り替えるというのではなく、コミュニティの合意を得る手続きが後に続きます。個人的には互換ライセンス採択に向かってほしいとおもってますし、コミュニティからも歓迎する声が多いように思いますが、いままで WMF が外部の団体と合意したことがコミュニティからの反対で覆った例がないわけでもないので、落ち着いて今後の展開に対処したいと思っています。

yomoyomoyomoyomo 2007/12/10 23:28 当方も互換ライセンス採択に向かってくれればと考えています。

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