YAMDAS現更新履歴

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2008-07-30

[][][] WIRED VISIONブログ第41回公開  WIRED VISIONブログ第41回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「オープンミュージックビジネスの挑戦」を公開。

ま、ありがちな題材ですが、いつも献本してもらっている Software Design をたまには役立てなくちゃね。

[] デヴィッド・バーンブライアン・イーノ久々のコラボレーション続報  デヴィッド・バーンとブライアン・イーノ久々のコラボレーション続報を含むブックマーク

以前お伝えしたデヴィッド・バーンブライアン・イーノの共演だが、早くも公式サイトができている。

『Everything That Happens Will Happen Today』がアルバムタイトルらしい。

screenshot

バーンの動画を見るだけでこちらも盛り上がってくるが、Boing Boing にもあるように8月にウェブで聞けるようになるらしい。おおっ。

ツアーなど詳細な情報は追って公開されるとのこと。

[][] 最近Freddie Stevensonをよく聴いている  最近Freddie Stevensonをよく聴いているを含むブックマーク

WIRED VISION 原稿に入れられなかった CC 関係の話。

最近 Freddie Stevenson のアルバムをよく聴いている。

彼についての情報は公式サイトMySpace、そして YouTube というインディーミュージシャンに必須な三点セットをどうぞ。

どちらかというアコースティック寄りの普通のロックなのだが、気持ちよく聞き流せる。

彼のことを知ったのは、彼が最新アルバムをクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開というニュースからである。

そのアルバムは Amazon.com では売ってるのに Amazon.co.jp では扱ってないのだが、堂々とダウンロードして聴けるのはありがたい(もっともワタシの場合は Napster Japan 経由で聴けるのだが)。

CC が常に最良の答えなんて言えるわけはないが、ワタシの場合このおかげでこの人を知ることができたわけである。何よりそれに感謝したい。

Body on the Line

Body on the Line

[][] 『素晴らしき哉、人生!』日本語字幕版が公開されていた  『素晴らしき哉、人生!』日本語字幕版が公開されていたを含むブックマーク

なぜ今まで気付かなかったのか。

青空文庫プロジェクト杉田玄白に登録された仕事でもおなじみ大久保ゆうさんがかの名作『素晴らしき哉、人生!』の字幕版を公開している!

大久保さんによるあとがきもお読みいただきたい。この映画についてワタシが付け加えることはこれ以上何もない。

[] フェイクドキュメンタリーシリーズ『放送禁止』が映画になるのか  フェイクドキュメンタリーシリーズ『放送禁止』が映画になるのかを含むブックマーク

先日ふと思い出して某所でフェイクドキュメンタリーシリーズ『放送禁止』(フジテレビ系列)を久しぶりに見直した。これもうやらないのかなとwikipedia:放送禁止 (フジテレビ系列のテレビ番組)を見たら、一月前ぐらいに放送禁止6「デスリミット」が放送されてたのね(ワタシの住んでるところの局で放映されたかどうかも分からないが)。

それはともかく Wikipedia によると9月には「密着68日 復讐執行人」が映画として公開されるとのこと。

『放送禁止』シリーズは結構好きなのだけど、やっぱりパソコンで動画を見るだけでは細部を把握できなくてよく分からない点が残るのよね。

放送禁止 DVD封印BOX

放送禁止 DVD封印BOX

放送禁止 DVD封印BOX2

放送禁止 DVD封印BOX2

boostedboosted 2008/07/31 02:29 おお、こりゃ楽しみです>バーン+イーノ
とりあえず公式サイトをアンテナに追加しました。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/31 22:20 既にWikipediaにページができてますね。早い(笑)
http://en.wikipedia.org/wiki/Everything_That_Happens_Will_Happen_Today

2008-07-28

いわゆるひとつの『愛と青春の旅だち』 いわゆるひとつの『愛と青春の旅だち』を含むブックマーク

Wikimedia Commons の Featured pictures海軍兵学校の卒業式のひとコマの写真を見つけた。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/ab/AnnapolisGraduation.jpg/600px-AnnapolisGraduation.jpg

なかなか壮観だったのでご紹介。この角度から撮られた写真は珍しいかも。ちなみにこれは米国海軍によりパブリックドメインとして公開されている。

この帽子を投げ上げる場面をみると思い出すのはやはり『愛と青春の旅だち』で……って若い人たちにも分かってもらえるかしら。

IT業界のホットなカップリングを妄想してみよう IT業界のホットなカップリングを妄想してみようを含むブックマーク

Andy Patrizio が考えるIT業界のホットなカップリングは以下の三つ。

  1. Apple × nVidia
  2. Dell × SGI
  3. Microsoft × Salesforce.com

Dell が SGI を買収するのではという噂は他でも見たが、注目はマイクロソフトと Salesforce の組み合わせだ。

もっとも Salesforce のマーク・ベニオフは「敵の敵は味方だ。だから、Google とは親友になれる」なんて言ってるわけでその可能性は低いが、Dustin Puryear は Microsoft and Salesforce.com というエントリで、それすごくカップリングじゃない? と書いている。

彼が挙げているのは以下の四点。

  • マイクロソフトは SaaS 界に乗り出しているが遅れをとっている。これは現在の収益源にフォーカスするより他に選択肢がないというのがある。
  • Salesforce は自分たちのビジネスをちゃんと把握し、未来のエンタープライズアプリを構築するクラウドにしっかりしたプラットフォームを築きつつある。
  • Salesforce はアジャイルだが、マイクロソフトはそうじゃない。
  • Salesforce は OS ドリブンでなく可能性ドリブン(capabilities-driven)だ。

要はクラウドコンピューティングに舵をとるために企業文化を変えろということか。

[] 岩波書店からウィキペディア本が出る時代になった  岩波書店からウィキペディア本が出る時代になったを含むブックマーク

森山和道さんの日記で知った本だが、著者や原書にまったく心当たりがなく、版元が岩波書店というのも気になった。

2007年夏,ある調査がフランスで話題となった.調査はウィキペディアによる教育の現場の混乱や,そこで不正確で悪意のある書き込みが日常化し政治的な意図をもった情報操作も行われていることを明らかにした.単なるウィキペディア批判ではなく,集合知という情報システムそのものの可能性と内在する問題を根本的に問い直す.

404 Not Found

なるほど、フランスで出た本が原書なのか。それなら Amazon 日本版で検索しても原書が出ないわけだ。

解説を読む限り本のテイストは『ウィキペディアで何が起こっているのか』が近そうだが、Wikipedia フランス版の規模や内実が例えば日本版と比べてどうなのかというのが不勉強ながら分からない。

ただ批判的考察が主調そうな本の書名が『ウィキペディア革命』というのはちょっとおかしいのではないか。

[] ロシアでエモとゴスが違法になる?  ロシアでエモとゴスが違法になる?を含むブックマーク

ロシア政府がエモとゴスを違法にする法案を提出している……ってホントか?

いやー、いまどき「ロックは反抗の音楽」なんて誰も言わないが、自分たちのやってる音楽が違法になるなんてリアルロックスピリッツに訴えるじゃないの! 反権力!

冗談はともかく、個人的にはゴスはともかく、エモがそういう扱いってのがどうもピンとこないんだよねぇ。

ネタ元は Digg

[] サム・ライミが『死霊のはらわた』シリーズ第4作目に着手!  サム・ライミが『死霊のはらわた』シリーズ第4作目に着手!を含むブックマーク

スプラッタホラーの名作にして今年ミュージカル化もされた『死霊のはらわた』シリーズの続編に着手していることをサム・ライミが認めたらしい。

もちろん主役はブルース・キャンベルで、押しも押されぬ大監督になった現在もかつての盟友と仲良く仕事ができるってよいねぇ。

ネタ元はやはり Digg

インタビュー・メールマガジン「サイエンス・メール」が本になった『クマムシを飼うには』 インタビュー・メールマガジン「サイエンス・メール」が本になった『クマムシを飼うには』を含むブックマーク

クマムシを飼うには―博物学から始めるクマムシ研究

クマムシを飼うには―博物学から始めるクマムシ研究

森山和道さんに「どうして本を出さないんですか?」という話を(不躾にも)したのが2003年のことで、もう5年近く前になるが、メールマガジンサイエンスメールでの鈴木忠氏のインタビューが書籍化されている

「地球最強の生物」とも呼ばれるクマムシに興味のある方はどうぞ。

nofrillsnofrills 2008/07/28 12:59 Kerrang! の記事を読む限り、音楽というよりも、
Emo/Gothの「カルチャー(若者文化)」を容認しない、という方向で
法案が作られているようですね。
Emoの「自傷・自殺」が社会にとって不安定要因である、というようなことで。

こういうことは米国でも英国でも多少は言われていますが、
国会議員が法律を作って禁止するというのは…… (^^;)

yomoyomoyomoyomo 2008/07/28 17:00 確かにエモやゴスといっても幅があるわけで、そんなのをきっちり定義できるわけでなく、「カルチャー(若者文化)」丸ごと拒否したいというのが本音なんでしょうね。
またそうした自分たちの理解できないものを排除したいうという欲求は形を変えて日本でも見られるわけで。

tfjtfj 2008/07/28 23:05 横から口を挟むようでなんですが……。

Kerrang! の記事を読む限り、若者文化を丸ごと拒否したい、って話でもないでしょう。
Kerrang! が伝えているのは、音楽の様式 (ジャンル) としての emo や goth が問題視されているというより、 (もちろん音楽も含まれるけど) ファッションやライフスタイルを含むサブカルチャーとしての emo や goth が問題視されていて、その規制の一環として関連する音楽を禁止しようという話かと。

emo や goth とされている音楽に幅があるとか、きっちり定義できないといういうことは、ここではあまり問題にならないかと。サブカルチャーとして emo や goth の文脈で受容されているとされる音楽を規制する、ことでしょうから。(そもそも、ロック以降のポピュラー音楽のジャンルというのは、音楽的な形式というより受容の文脈という面が強いとも思いますが。)

ま、そのサブカルチャーの音楽に関する面を規制したところで、どうとなるとも思えないのですが……。

サブカルチャーとしての emo に自傷や自殺の要素が伴っており、それが問題視されているというのは、欧米でも時々ニュースになってましたし、 wikipedia にも書かれていますね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Emo#Fashion_and_Stereotype

goth の方は、コロンバイン高校銃乱射事件の際に関係付けられて批判されたことが、日本語で紹介されたりしていたので、 emo より判りやすいといえばそうかもしれません。

BrittyBritty 2008/09/03 22:42 この調査というのは、著者のアスリーヌ氏が学生を集めてフランス語版に意図的に誤りを差し込み、それがどのくらいで除去・訂正されるかを調べるというものでした。ウィキペディアからすればそれはたんなる荒らし行為であり、そういうものが科学的調査の名に値するのか、わたくし個人としては疑問に感じております。
というわけで、テイストが近い感じがするというのには同感です。

2008-07-23

[][][] WIRED VISIONブログ第40回公開  WIRED VISIONブログ第40回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「How the West Was Won and Where It Got Us」を公開。

タイトルは何のこっちゃと思われるでしょうが……すいません、またワーキングタイトルのまま送ってしまいました。もちろん R.E.M. の曲名をいただいたものですが、特に意味はありません。

そういえばこの本の刊行を記念した勉強会が開催されるみたいね。

[] Pandoraの成功(ただし日本は蚊帳の外)にみるiPhoneのキラーアプリの条件  Pandoraの成功(ただし日本は蚊帳の外)にみるiPhoneのキラーアプリの条件を含むブックマーク

Pandora こそ iPhone のキラーアプリだぜ! とのことだが、このエントリにも注記されている通り、Pandora は日本からは利用できないし、App Store にも表示されないとのこと。とほほ。

TechCrunch と同意見の Jeff Jarvis は Pandora's lessons というエントリでモバイルアプリケーションの成功条件を挙げていて、これは Pandora 抜きで参考になるかもしれない。

  1. 完全にパーソナルなものであること(私の Pandora はあなたのとまったく違う)
  2. 地域別であること(これもパーソナライゼーションの一つか)
  3. ソーシャルであること
  4. 現実世界とのリンクがある(今いる場所のレビューが残せるとか)
  5. 双方向である

上の5つのうち下3つは必ずというわけではないようだが(Pandora に合致しないものもあるし)。

[] The Last Town Chorusの"Modern Love"カバーが心地良い  The Last Town Chorusの"Modern Love"カバーが心地良いを含むブックマーク

おなじみ CovervilleThe Last Town Chorus によるデヴィッド・ボウイ"Modern Love" のカバーを知る。

"Modern Love" はボウイの大ヒットアルバム『Let's Dance』の冒頭を飾るヒット曲で、このアルバムはいろいろと非難されたしワタシもそんなに好きではないが、"Modern Love" はボウイの全盛期にあった妖気を感じるので大好きだ(ボウイは妖怪かよ)。

その大好きな曲を原曲とかなり違った、しかし心地良い音に仕上げている The Last Town Chorus に興味が湧いた。例によって公式サイトMySpace ページ、そして YouTube チャンネルがあった。

早速公式 YouTube チャンネルから "Modern Love" カバーのビデオをはらせてもらう。

そういえば英国の音楽誌 UNCUT の6月号にボウイのトリビュートアルバムがおまけでついたそうだが、その中にもこのカバーが入っている。

Wikipedia によるとこのカバーバージョンは人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』で使われているそうで、これのファンにはおなじみなのかな。

Wire Waltz (Dig)

Wire Waltz (Dig)

河出書房新社にお詫びします(『Founders At Work』続報) 河出書房新社にお詫びします(『Founders At Work』続報)を含むブックマーク

一年半近く前になりますが、Jessica Livingston の Founders at Work について、河出書房新社が版権を取得している旨を書いたことがありますが、これは間違った情報でした。版権を取得したのは別の出版社のようです。

間違った情報に基づき名前を出したことに関し、河出書房新社に謹んでお詫び申し上げます。

Founders at Work: Stories of Startups' Early Days

Founders at Work: Stories of Startups' Early Days

2008-07-22

[] 『週刊はてな』に取り上げられた!  『週刊はてな』に取り上げられた!を含むブックマーク

メールマガジン『週刊はてな』の「れいこんのはてなピックアップ」に単著祭エントリが取り上げられていて驚いたし、嬉しかった。

れいこんさんからは「いつかしなもんと対面してもらえるとよいですね」というコメントをいただき、これは会長への謁見許可が出たものとみなし、れいこんさんの大事業が落ち着き次第、お祝いがてらしなもん会長に会いに行くことに勝手に決めました、ハイ。

そういえば最近の京都オフィスの写真を見ると若く利発活発そうな女性スタッフが増えていて、彼女達に囲まれてすましている id:secondlife さんが無性にむかつくのだが……あれ、あの方はいずこ? と思ったら「裏側に写ってる」とのことです(えっ?)。

[] ズートンズの新作ビデオがかっこよい  ズートンズの新作ビデオがかっこよいを含むブックマーク

今年のフジロックにも出演するらしい The Zutons のニューアルバムからのシングル "Always Right Behind You" のビデオがかっこよい。

「リクエストによる埋め込み無効」設定のために動画をはりつけられないが、レコードレーベルが YouTube にビデオを公開してくれるのはありがたい。

これを機会に彼らのビデオを見直したのだが、別に傑作とか言うつもりはないが、どれも彼ららしい洒落っ気を感じさせるものが多い。それに何より、彼らは曲が良いんだよねぇ。

以下、すべてレコードレーベルが公開してるもの。

で、注目の新作だが、日本盤のほうがなぜか圧倒的に価格が安いようなので、その発売を待ったほうがよさげである。

You Can Do Anything

You Can Do Anything

ユー・キャン・ドゥ・エニシング

ユー・キャン・ドゥ・エニシング

[] 『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ』コンビの原点『SPACED』日本盤DVD発売決定  『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ』コンビの原点『SPACED』日本盤DVD発売決定を含むブックマーク

ワタシが住む田舎では『HOT FUZZ/ホット・ファズ』は未だ公開されておらずおあずけ状態なのだが、監督のエドガー・ライトと主演のサイモン・ペグとニック・フロストによるタッグの原点であるコメディー・シリーズ『SPACED』の日本盤 DVD の発売が決定したということでめでたい。

以前『HOT FUZZ』の劇場公開の署名活動について上から目線で皮肉ってる文章を見てむかついたことがあるのだが、これだって署名活動の副産物と言えるだろう。ザマーミロ。

『SPACED』の面白さについては THE BRADY BLOG のエントリを読んでいただくのが一番だろう。発売会社の方によるはてなダイアリー(id:spaced)も要チェック。

ドストエフスキーの『未成年』が新潮文庫から再刊されていた ドストエフスキーの『未成年』が新潮文庫から再刊されていたを含むブックマーク

未成年 上巻 (新潮文庫 ト 1-20)

未成年 上巻 (新潮文庫 ト 1-20)

未成年 下巻 (新潮文庫 ト 1-21)

未成年 下巻 (新潮文庫 ト 1-21)

ドストエフスキーの五大長編というと『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『未成年』、そして『カラマーゾフの兄弟』で、ワタシも『罪と罰』と『白痴』と『カラマーゾフの兄弟』は大学生のとき、『悪霊』は社会人になってから読んだが、『未成年』だけは新潮文庫に入ってないこともあり未読である。

今回の再刊はやはり昨年からの光文社古典新訳文庫版『カラマーゾフの兄弟』のヒットのおかげなんだろう。

折角なら読んでみたいところだが、その前に途中で止まったままになっている『死の家の記録』があるし、これにとりかかる見込みは少ないだろうな。

やはりドストエフスキーの小説は、時間と体力のある学生時代に読んどいたほうがよいと思います。

2008-07-17

[] WIRED VISIONブログ第39回公開(その2)  WIRED VISIONブログ第39回公開(その2)を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「特異点、精神的麻薬、社会的余剰(後編)」を公開。

編集部にわがままを言って予定よりも早く後編を公開していただいた。しかし、今回は暗い。

Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations

Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations

クレイ・シャーキーといえば、MediaFuturist で彼の Berkman Center での講演動画が紹介されている。

自分の身体をキャンバスにして絵を描いてしまう動画 自分の身体をキャンバスにして絵を描いてしまう動画を含むブックマーク

休日に Chumby の YouTube チャンネルをぼんやり見ていて知ったのだが、この動画有名なんだろうね。

ボディペイント自体は珍しくないが、自分で描いているのがすごい。タイトルは、自分が影響を受けたものを再現してるという意味か。

これをやっているのは Phil Hansen という人みたいだけど、Wikipedia にもページがあるからそこそこ有名なんだろうな。

PC-6001で「らき☆すた」を再生する動画がすごすぎる PC-6001で「らき☆すた」を再生する動画がすごすぎるを含むブックマーク

もう一つ動画紹介。mixi の PC-6001 コミュで知ったのだが、これは驚いたねぇ。

少し前に実家にあった PC-6001mkIISR を泣く泣く処分したワタシも、これだけの再生動画をあのマシンでどうやって作ったのかさっぱり見当がつかない(笑)

これの作者の方は Ajax についての本を書かれている方のようね。

AJAXの基本と実践

AJAXの基本と実践

2008-07-16

[] WIRED VISIONブログ第39回公開  WIRED VISIONブログ第39回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「特異点、精神的麻薬、社会的余剰(前編)」を公開。

今回は暗い。WIRED VISION ブログに書いた文章の中でもっとも長く、そして暗い。これは終わりも近いかもしれない。

しかし、二回に分けられるとしても、一挙公開だとばかり思っていた。だってそんなもったいつける文章でもないんだもん(それに前編を読んだだけではタイトルの意味が分からない!)。今、編集部に後編もすぐに公開するようお願いしてるところ。

[][] 『Linuxカーネル2.6解読室』がオンライン公開されていた  『Linuxカーネル2.6解読室』がオンライン公開されていたを含むブックマーク

今更気付いたのだが、高橋浩和さんらの労作『Linuxカーネル2.6解読室』が SourceForge.jp で公開されていた(本文執筆時点で第2章まで)。

screenshot

情けないことに『Linuxカーネル2.6解読室』は買ってはいるものの積読に近い状態で、ヘンな表現になるがこれを見て罪悪感が湧いてきた……

Linuxカーネル2.6解読室

Linuxカーネル2.6解読室

[] カーネギーメロン大学とLulu.comがCC出版で協力  カーネギーメロン大学とLulu.comがCC出版で協力を含むブックマーク

取り上げるのを忘れていたが、カーネギーメロン大学が Lulu.com と協力して「アカデミックでオープンソースでマルチメディアな出版」を目指す ETC-Press というのを始めている。出版物をクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開ということみたい。

Lulu.com のことは以前 WIRED VISION で書いたが、無料のテキストで学ぶ時代というのも大げさでなくなるのかなぁ。

そういえば Lulu.com が Scribd と組むという話が ReadWriteWeb に出てますな。

青月にじむさん、ホソキンさん以来の快挙? 青月にじむさん、ホソキンさん以来の快挙?を含むブックマーク

長嶋有が朝日新聞夕刊の連載小説ににじむさんが登場という話を読み、おおっ、と驚くとともに、何か記憶にひっかかるものがあった。

なんだろうとしばし考え、朝日新聞の連載小説にネットワーカーが登場するのは、筒井康隆の『朝のガスパール』以来、という言い方ができるのかな? と思ったりした。

朝のガスパール (新潮文庫)

朝のガスパール (新潮文庫)

boostedboosted 2008/07/17 03:32 レイ・カーツワイルと言えば、シンセオタクのワタシとしては「カーツウェル」(音楽業界ではこう発音される)という当時としては超ド級のデジタルシンセを発明した人なので(ホールを借りきってスタインウェイと聞き比べとかいうイベントがあったのを覚えてます)、位置づけとしてはデジタルシンセにおけるボブ・モーグに近い感じなのですわ。ただの電子楽器技術者の枠に収まる人ではないと知ったのがつい最近で。よもやホフスタッターにdisられるような人とは思いもしませんでした……。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/17 08:11 そうそう、現在は著述家として有名ですが、何より大変な発明家なわけでその実績があるからこそ彼の主張もそう簡単に退けられないんですよね。

2008-07-14

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録速水健朗『ケータイ小説的。 "再ヤンキー化"時代の少女たち』を追加。

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

速水さんが「ケータイ小説評論家」を名乗りだしたときは正直笑ってしまったし、本当にこの人は考えていることが捕らえにくい人なのだけど、本作への自信のあらわれだったのだろう。

そうそう、速水さんにも情報いただいたこの一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめが追記に追記を重ねとんでもない分量になっているので、初版しか見てない人は再度チェックいただきたい。

[] フリーソフトウェア財団が説くiPhone 3Gを避けるべき5つの理由、あとオープンソース携帯電話の話  フリーソフトウェア財団が説くiPhone 3Gを避けるべき5つの理由、あとオープンソース携帯電話の話を含むブックマーク

先週末は(そして今週も)iPhone の話題だらけだったが、フリーソフトウェア財団が早速 iPhone に噛みついている。

  1. iPhone は完全にフリーソフトウェアを閉め出している。
  2. iPhone はデジタル制限管理(Digital Restrictions Management、DRM)技術を支持している。
  3. iPhone はあなたの所在を晒し、あなたが知らないうちに他者があなたを追跡する手段を提供する。
  4. iPhone は Ogg Vorbis や Theora といったパテントフリー、DRMフリーなフォーマットを再生しない。
  5. iPhone が唯一の選択肢ではない。FreeRunner とか選択肢があるよ。

正直言って主張に新味をまったく感じないが、たとえそうでも言っておかねばということなんだろうか。

そうそう、最後に挙げられている Linux ベースのオープンソース携帯電話 OpenMoko の話は、最後にここで取り上げてから一年後に FreeRunner が出てまた話題になっているが、Ars Technica にレビュー記事が挙がっているので興味ある方はどうぞ。

[] トリッキーが5年ぶりのニューアルバムで復活  トリッキーが5年ぶりのニューアルバムで復活を含むブックマーク

Hotwire News(7月9日)でトリッキーのアルバムが出ることを知る。前作が2003年だったから5年ぶりになる。

ワタシが愛する洋楽アルバム100選でも彼の 2nd を挙げさせてもらったが、1st とか 2nd の頃の彼はすごかったからね。

YouTube を検索したらレーベルの公式チャンネルでニューアルバムについて語る動画とシングルのビデオが公開されていた。

国内盤のほうが輸入盤よりも安いので、そちらの発売を待ったほうがよいかも。

ノウル・ウエスト・ボーイ

ノウル・ウエスト・ボーイ

Knowle West Boy

Knowle West Boy

[][] 勝手邦題問題の被害者たち  勝手邦題問題の被害者たちを含むブックマーク

空中キャンプの「まるっきりパラダイス」を読んで笑ってしまったが、この分野では邦題が輝いている例と逆効果な例の両方がある。

70年代のプログレはレコード会社の異様な気合と気負いを感じる邦題が多くて、キング・クリムゾンの『太陽と戦慄』やピンク・フロイドの『原子心母』の成功は、この邦題なしにはなかったんじゃないかと思うくらい。

ただ同じくプログレでもクリムゾンの『ポセイドンのめざめ』やイエスの『海洋地形学の物語』といった「単なる誤訳」もあるが。

zoot32 さんは最後に『バス男』を挙げているが、コメディー映画ってこの手の悲しいくらいハズシちゃってるものが多い。ミシェル・ゴンドリーの新作映画は公開前に邦題という名の襤褸を着せられてしまった。ワタシのようなパイソニアンは、『ストップ・ザ・売春天国』とか『Hなえっちな変態SMクラブ』とか本当に死にたくなるような(当然ながら原題とかけ離れた)映画の価値を毀損するクソ邦題をつけられてきた長年の恨みがある。本当に「決定するまでにいたる、その議事録を読ませてくれないか」だよ。

パイソンズ関係の映画の邦題で感心したのはジョン・クリーズ師匠の『ワンダとダイヤと優しい奴ら』くらいか。リズムが良く、映画のジャンル、内容をうまく伝える邦題である。

ただ海外文学の翻訳の世界では新訳で原題カタカナ表記に変わる例が散見され、それについてこれは村上春樹の翻訳仕事の負の遺産じゃないか? と煽ったことがあるが、これはこれで寂しいものがある。

ultimateanswerultimateanswer 2008/07/14 00:18 ワンダ、ダイヤ、やさしい奴ら。しり取りになっているのでリズムよく聞こえるんですよね。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/14 00:21 ……はっ、ホントだ。しりとりになってますね! 気付いてませんでした。
これを思いついた人は内心ガッツポーズをとっていたんでしょうね。

2008-07-11

[] 単著もないのに〜2008年夏〜 この一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめてみる  単著もないのに〜2008年夏〜 この一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめてみるを含むブックマーク


本エントリは鈴木芳樹さんに捧げるものである。


はてなのユーザ層に関して、ギーク層が目立ちがちだがライターなど文化系の書き手が多いというのを以前から思っていて、その証拠というわけではないが、およそこの一年で単著を出した文化系はてなダイアラーをまとめてみようと思う。

文化系の定義についてはwikipedia:文化系をどうぞ。上に書いた趣旨のため技術系の専門書は外させてもらう。また、もともとライターなり評論家なりで一家を成している方、つまり既に単著を何冊も出している人も勝手ながら除かせてもらう。もしこの条件で以下紹介されていない人がいたら、それは単にワタシが知らなかったためで他意はないことを予め書いておく。

さて、文化系はてなダイアラーといえば、まず何より文化系女子叢書と銘打たれた吉田アミさん(id:amiyoshida)の初の単著『サマースプリング』を紹介しなくてはならない。

サマースプリング [文化系女子叢書1]

サマースプリング [文化系女子叢書1]

そしてその吉田さんと同じくエクス・ポで連載をもっている栗原裕一郎さん(id:ykurihara)。こないだ渾身の読書記録を書かせてもらったが、『<盗作>の文学史』はすごい本だよ!

〈盗作〉の文学史

〈盗作〉の文学史

そして奇しくもその栗原さんを介して林心平さん(id:kipuma)を知ったが、氏も『札幌はなぜ、日本人が住みたい街NO.1なのか』の続編を出されている。

今回この企画を思いついたのは、件の読書記録で書いた集まりに参加された方が、(ワタシを除き)はてなユーザにして単著の著者、あるいはその担当者だったからで、例えばソフトバンク・クリエイティブの上林さんは、近藤正高さん(id:d-sakamata)の初の単著『私鉄探検』の担当をされている。

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

そして、同じく集まりに参加くださった円堂都司昭さん(id:ending)は、『YMOコンプレックス』に続く二冊目の単著『「謎」の解像度』を出されている。

「謎」の解像度

「謎」の解像度

円堂さん、というかワタシ的には遠藤さんなのだが、15年以上前から原稿を読んできた方に会えたというのはワタシにとってとんでもない体験で、『YMOコンプレックス』にサインをいただいて悶絶してしまった。確認したところ、今手元にある一番古い文章は rockin' on 1991年2月号に掲載されたプリンス原稿「人工子宮のハイブリッド・チャイルド」だが、それより前のケイト・ブッシュの原稿を読んでいると記憶する。

それはさておき、円堂さんと同じく二冊目の単著を出された方というと、『モテと純愛は両立するか?』に続く『アーティスト症候群』を刊行された大野左紀子さん(id:ohnosakiko)、『カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ』に続く『恋する天才科学者』を刊行された内田麻理香さん(id:kasoken)がいる。

アーティスト症候群―アートと職人、クリエイターと芸能人

アーティスト症候群―アートと職人、クリエイターと芸能人

恋する天才科学者

恋する天才科学者

この一年で複数の単著を出されたはてなダイアラーもいる。まずは件の集まりにも参加された速水健朗さん(id:gotanda6)。速水さんは少し前に「もう専業ライターという職業は成り立たなくなる」と書かれているが、実はワタシはライターとして食っていく最も有力な、みもふたもない解決策を知っているのでいつか書くかもしれない(偉そう)。もっともそれに気付いたのは、実は速水さんにお会いしたからなのだが。

自分探しが止まらない (SB新書)

自分探しが止まらない (SB新書)

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

『自分探しが止まらない』も面白かったが、今読んでいる『ケータイ小説的。』は、今のところそれよりも「引き」が強い。早く読了したいところ。

二冊単著を出されたはてなダイアラーというと、伊藤剛さん(id:goito-mineral)がいる。伊藤さんというと『テヅカ・イズ・デッド』の印象が強いが、この一年で『マンガは変わる』と『マンガを読む。』という二冊の単著をものにしている。

マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ

マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ

マンガを読む。

マンガを読む。

しかし上には上がいる。この一年で三冊の単著を出された方がいる。荻上チキさん(id:seijotcp)である。すごい!

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)

12歳からのインターネット

12歳からのインターネット

ネットいじめ (PHP新書)

ネットいじめ (PHP新書)

以上のように複数冊出されている方もいるが、最も売れた単著というと、多分海部美知さん(id:michikaifu)の『パラダイス鎖国』なんだろうな。

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

さて、これで終わり……じゃないんだな。これから単著を出す(はずの)人がいる。

そう、松谷創一郎さん(id:TRiCKFiSH)、3月の Life 花見のときに伺った『ギャルと不思議ちゃん(仮)』頼みますよ!

そして濱野智史さん(id:shamano)がいる。モバイル社会研究所未来心理 vol.012に寄稿している「Googleを攻略せよ ―情報環境≒ゲームを通じた「学び」の可能性」によると WIRED VISION に連載中の濱野智史の「情報環境研究ノート」を『アーキテクチャの生態系(仮題)』として書籍化するそうだ。

WIRED VISION ブログの書籍化というと小島寛之さんに続くことになるが、濱野さんが単著を出すことで、WIRED BLOGS 執筆陣の中で(最近加わった人や編集部関係を除けば)単著がないのはワタシだけになってしまう。そしてワタシが単著を出すことは、端的に言えば、ない。

ワタシはこれから田舎で人知れず朽ち果てていくだけであるが、ワタシを憎む人はせめてそれを心の慰めにしていただきたい。


[2008年07月12日追記]はてなブックマークでの指摘により、以下の方々がリストから抜けていることをご教示いただきました。加野瀬未友さん(id:kanose)、速水さん、そして有村悠さん(id:y_arim)に感謝します。なお上にも書いている通り、本エントリでは既に単著を何冊も出している人は予め対象から外させてもらっていますので御了承ください。

有村悠さん(id:y_arim)から、複数のライトノベル作家の方が別名義ではてなダイアリーをやられていることを教えていただきました。本エントリを書いた原動力の一つに、「はてなの人たちは自分のとこのユーザにこれだけ優れた書き手がいることに自覚あんのか、コラ!」という半ば逆恨みに近い感情があったのですが、自分が見ている領域もまだまだ狭いことを痛感します。

同じく当方が詳しくない漫画・イラスト系のはてなダイアラーについては、萌え理論Blogのまとめが詳しいですのでそちらを参照ください。

jiangmin-altjiangmin-alt 2008/07/11 02:17 昔いただいた『Wiki Way』まだ持ってますよー。
著書はぜひ書き下ろしで濃いやつを!

yomoyomoyomoyomo 2008/07/11 02:24 >昔いただいた『Wiki Way』まだ持ってますよー。
おおおおっ! そうだったんですか!

kipumakipuma 2008/07/12 00:58 林心平です。ぼくの本を紹介してくださり、ありがとうございます。単著を出したはてなダイアラーとは、面白い切り口でした。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/12 01:01 はじめまして。コメントいただきありがとうございます。この切り口を思いついた時点では、これだけの方々の著書を取り上げることになるとは思いませんでした(笑)。すごいことです。

hokuto-heihokuto-hei 2008/07/12 01:58 2007年8月に、私の単著が岩田書院様から出版されました。
安倍晴明「占事略决」詳解
です。ジュンク堂本店においてあります。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/12 02:05 情報いただきありがとうございます。追記に追記させていただきました。

MurakamiMurakami 2009/06/12 07:52 私も『しごとの日本語 IT業務編』というのを単著で出しているんですが、ターゲットが違いすぎますかね。

yomoyomoyomoyomo 2009/06/12 19:21 はじめまして。情報いただきありがとうございます。
『しごとの日本語 IT業務編』はこのエントリを書いた後に発売になっていますので、来月公開予定の「単著祭2009」で紹介させていただきます。

MurakamiMurakami 2009/06/22 12:41 ありがとうございます。「2009」を楽しみにしております。

2008-07-09

[][] LIVE FOREVER  LIVE FOREVERを含むブックマーク

LIVE FOREVER [DVD]

LIVE FOREVER [DVD]

映画館の大画面、大音量で観たいと思いながら都合がつかなかった映画である。なかなか楽しめたが、ただこれなら DVD でよかったかも。

本作は1990年のスパイク・アイランドでのストーン・ローゼズから始まり、オアシス、ブラー、パルプ、マッシヴ・アタックといったバンドに代表されるブリット・ポップの勃興、隆盛、そしてブームの終焉までを描いたドキュメンタリー映画。ブリット・ポップと今言うとバカにされるが、上に挙げたバンドはどれもワタシは現在も大好きである。

シェフィールド、コルチェスター、マンチェスターの町並みの映像とそこが生んだバンドの音を重ねるだけで背景を説明してしまうなど、本作はイギリスの階級社会についても最低限知識(鈴木あかねの『現代ロックの基礎知識』かその類書レベル)がないとピンとこないところがあるだろう。

11年に及んだサッチャー政権による沈滞とそれに対するブレア率いる労働党のイメージ戦略の話などある程度知っていた話が出てくるが、やはりノエルとリアム(雑誌で読んだ本作の監督のインタビューによると、インタビューにこぎつけるまでも、インタビューの現場でも一番苦労したのが奴らしい)のギャラガー兄弟、デーモン、ジャーヴィス・コッカーといった当事者が語る話は面白い("Live Forever" のイントロがストーンズの "Shine a Light" を参考にしてたのは知らなかった!)。

当時のラッド文化を牽引した雑誌 LOADED の初代編集長ジェームズ・ブラウン(彼はNMEの副編集長だった)が、あれさえうまくいけばと愚痴るのが英国人だが、あのときはそれが不思議なくらいうまくいった時代だったと回想している。

その彼が「俺たちは戦争に勝った」と感極まってアラン・マッギーに語りかけたオアシスのネブワースでの英国史上最大のライブでブリットポップは頂点を迎えるが、ヴァニティ・フェアの取材の場面にかかるレディオヘッドの "No Surprises"、ブレア政権とのかかわりに流れるパルプの "Glory Days" など音楽の使い方がいかにもで、物語も最後まで皮肉を感じる。

個人的にはスリーパーのルイーズ・ウェナーの毒舌に笑った。首相公邸に招かれたノエルに対して「あのとき彼はタマを切られたの」、ロビー・ウィリアムズの "Angels" を聴いて「あのときオアシスは終わったの」と言いたい放題。彼女は現在は音楽活動は止めて小説家に転身してるみたい。

ブリットポップというとオアシス vs ブラーの話題に触れざるをえないわけだが、パブでワインを飲みながら苦々しげに語るデーモンと、豪勢な椅子に座って「俺たちは労働者階級だから魂が純粋だ」とほざくノエルは見事な好対照をなしている。上記の通り、ワタシは彼らの両方とも好きなのだが、後世では現在とは違った評価が下されるだろう。いずれにしても、例のシングル戦争自体はブラーが勝ったことをこの映画だけ見たのでは分からないのはフェアじゃないと思った。

ジェシカ・リヴィングストンが語る「私がY Combinatorをやる理由」、そして『Founders at Work』の続編 ジェシカ・リヴィングストンが語る「私がY Combinatorをやる理由」、そして『Founders at Work』の続編を含むブックマーク

Hacker News で知ったのだが、ジェシカ・リヴィングストンが、ベンチャーキャピタル Y Combinator をやる理由について長いエントリを書いている。

……のだが、ワタシ的にはその本論よりも、その前の部分に興味があるのである。

I think the past 4 months have been the busiest of my life. We wrapped up YC's winter funding cycle, hosted Startup School for more than 700 people, conducted interviews for the summer funding cycle, I interviewed people for the second volume of Founders at Work and made the semi-annual cross country move, and we recently kicked off YC's summer funding cycle with 22 new startups. And in the midst of all this I got married.

既にお伝えした通り、彼女はポール・グレアムと結婚しているが、それも含めて人生で最も忙しかった4ヶ月だったとのこと。

そして『Founders at Work』の続編の作業も進んでいるらしい。まだ邦訳も出てないのに!

Founders at Work: Stories of Startups' Early Days

Founders at Work: Stories of Startups' Early Days

それはともかくとして、見込みのあるウェブスタートアップを知りたいなら、Y Combinator の投資先をおさえておくべきなんだろうね。

[] オープンソースと知的所有権についての本がオライリーから出る  オープンソースと知的所有権についての本がオライリーから出るを含むブックマーク

Intellectual Property and Open Source

Intellectual Property and Open Source

リチャード・ストールマン御大は「知的所有権(Intellectual Property)」という言葉がお好きでないようで、例えば「Richard Stallman、P2Pを語る」で以下のように述べている。

彼らが「知的所有権」という言葉を使うのは、ミスリードと聞き手を混乱させるためだ。「著作権の侵害」と言えば、彼らの主張は明確で意味のあるものになるのに。しかし、彼らが「著作権」でなしに「知的所有権」と言う場合、著作権法と多くの他の法律を一緒くたにしている。そうした混乱した話題について何かはっきりしたことを言うのは不可能だ。

「知的所有権」という言葉を使う人は、大衆を混乱させようとしているか、あるいは自分自身が混乱してしまっているかのどちらかなんだ。明快な思考を努めようとするなら、それを避けるのが賢明だろう(より詳しい解説は、http://www.gnu.org/philosophy/not-ipr.xhtml 参照)。

しかし、一方でこの言葉が多用されている現状があり、オープンソースはそれ的にどうなのよ、という疑問を持つ人もいるだろう。

そうした意味でこの本は有意義そうだが、多分邦訳は出ないような気がする。本の詳細についてはオライリーのページを参照くだされ。

[] スティーブン・キングが語る「メジャーな映画会社のホラー映画がつまらない理由」  スティーブン・キングが語る「メジャーな映画会社のホラー映画がつまらない理由」を含むブックマーク

ホラーの帝王スティーブン・キングが、結局面白いホラー映画ってほとんどが低予算で作られたやつで、大スタジオが作るホラーって外すことが多いよね、という話を書いている。

キングというとキューブリック版『シャイニング』を散々貶した後に自分が監督したのが『地獄のデビルトラック』というアホ映画だったため、「キングは映画オンチ」というのが一時期定説となってしまったが、ここでのコメントはいかにもキングらしい。

Horror is an unknown actress, perhaps the girl next door, cowering in a cabin with a knife in her hands we know she'll never be able to use.

メジャーによるホラーがつまらない理由についてもばっさり。要は理由付けというか、過剰に辻褄合わせが求められるということで、『ファンタズム』のドン・コスカレリも同じようなことを言っていたっけ。

One more problem: Big movies demand big explanations, which are usually tiresome, and big backstories, which are usually cumbersome. If a studio is going to spend $80 or $100 million in hopes of making $300 or $400 million more, they feel a need to shove WHAT IT ALL MEANS down the audience's throat.

キングがこの文章で引き合いに出しているリヴ・タイラー主演の The Strangers は日本でも公開されるのかな?

ネタ元は Digg

inumashinumash 2008/07/09 01:43 >>例のシングル戦争自体はブラーが勝ったことをこの映画だけ見たのでは分からないのはフェアじゃない

Blur側は『カントリー・ハウス』のシングルを2ヴァージョン用意していて、当時はその2ヴァージョンのセールス合計がチャートに反映されるという集計形式だったから例の“シングル戦争”に勝てたんだ、みたいな話をどっかで読んだ気がします。

yomoyomoyomoyomo 2008/07/09 01:50 ああ…そういえば確かにそうした話を読んだ覚えがあります。
あとオアシス側(というかCreationか)の不手際で十分な出荷枚数に達しなかったという話も読んだような。

2008-07-07

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録栗原裕一郎『<盗作>の文学史』を追加。

〈盗作〉の文学史

〈盗作〉の文学史

いや、これはすごい本。相当な厚さだけどバリバリ読めるし、資料性も高いという。

id:ykurihara さん、ニヒルな言葉とともに気前良く見本誌を下さりありがとうございました。

注目すべき10のウェブスタートアップ企業 注目すべき10のウェブスタートアップ企業を含むブックマーク

取り上げるのを忘れていた。ウェブスタートアップと言いながら、モバイルや GPS など単にブラウザで完結しない広がりに注目すべきか。

TechCrunch 日本版での紹介もあわせてリストを挙げておく。

  1. PingerTechCrunch
  2. PownceTechCrunch
  3. QIKTechCrunch
  4. DashTechCrunch
  5. Ushahidi
  6. Q-Tech Corporation
  7. 33Across
  8. Peer39TechCrunch
  9. MasheryTechCrunch
  10. Anagran

そういえば Dash Navigation のことは、先日 id:wa-ren さんに教えていただいたんだった。

Anagran って数年前に NGN や FMC といったキーワードにあわせてフロールータをうりこんでいた記憶があるが、その後どうなったのだろう。

[] リチャード・ストールマン御大、ビル・ゲイツ引退を語る  リチャード・ストールマン御大、ビル・ゲイツ引退を語るを含むブックマーク

GNU によるマイクロソフトに対する態度表明というと Is Microsoft the Great Satan? が知られるが、マイクロソフトだけを特別扱いして攻撃しているわけではない。

そういう意味で今回の「節子、それ門ちゃう。柵やで」と題された寄稿文も、もちろんマイクロソフトやゲイツに対して極めて批判的には違いないが、論点はこれまでと変わらない。

ビル・ゲイツの引退に目を取られるのでは、問題を見落してしまう。本当に重要なのはゲイツでもマイクロソフトでもなく、他の多くのソフトウェア企業と同様に、マイクロソフトが消費者に課す非倫理的な制限のあるシステムである。

そういえば、ストールマンのほうがゲイツ、ジョブズより二歳年長だっけ。

ネタ元は Hacker News

[] ルー・リードローリー・アンダーソンジョン・ゾーンのセッションアルバム  ルー・リード、ローリー・アンダーソン、ジョン・ゾーンのセッションアルバムを含むブックマーク

最近はムーグギターを嬉々として演奏する姿をお見かけしたりしたルー・リードだが、現在のパートナーであるローリー・アンダーソン、そしてジョン・ゾーンとの即興演奏がパッケージ化されている。

The Stone: Issue Three

The Stone: Issue Three

これはジョン・ゾーンが関わっているライブスポット The Stone の運営資金のためにルーとローリーが人肌脱いだ形で実現したもののようだ。

実はルー・リードオーネット・コールマンなどフリージャズの愛好家でもあり、70年代にはドン・チェリーとも共演している。このアルバムでもなかなかすごいギターを披露しているらしいので聴いてみたいのだが、値段が……

[] ロバート・アルトマン『フール・フォア・ラブ』初DVD化  ロバート・アルトマン『フール・フォア・ラブ』初DVD化を含むブックマーク

ルー・リードの "Doin' the Things That We Want To" でサム・シェパードの『フール・フォア・ラブ』の舞台を観に行ったことが歌われているが(彼のアンソロジー三枚組に収録された対訳が、サム・シェパードの舞台というのをまったく分かってない糞訳で呆れた記憶がある)、その後間もなくロバート・アルトマンがそれを映画化しているのを知り、ずっと観たかったんだよね。

監督がアルトマン、主役と脚本はシェパード自身という豪華タッグだが、当時はまだアルトマンの低迷期で、IMDB をみても評価は低い。しかも、アルトマンとシェパードの関係は撮影中険悪だったらしい。

でも脇を固めるのがハリー・ディーン・スタントンランディ・クエイドと聞くとそそられるんだよなぁ。

2008-07-02

[][] WIRED VISIONブログ第38回公開  WIRED VISIONブログ第38回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「クリエイティブ・コモンズな本たちと来るべきイベントの話」を公開。

前回に続き CC な本を取り上げ、iSummit 2008 の話につなげてみた。

Little Brother

Little Brother

[][] クリエイティブ・コモンズな音楽のコンテスト開催  クリエイティブ・コモンズな音楽のコンテスト開催を含むブックマーク

クリエイティブ・コモンズな音楽のコンテスト OpenMusicContest が開催される。

ドイツのサイトだが、今回が4回目なのだから結構続いているね。過去の入選作を聞いて、音の傾向や質を鑑みて、これはいけると思う方は作品を登録してみては。締切は今月15日とのこと。

[] ベックのニューアルバム全曲試聴  ベックのニューアルバム全曲試聴を含むブックマーク

ベックはねー、こないだの洋楽アルバム100選にも Odelay を入れようか悩んだんだよな。

最初聴いたときそんなにピンとこなくて、しかし最近久方ぶりに聴きなおすと良いじゃん、と現在では Midnite Vultures とあわせてよく聴いている。

で、新作がもうすぐ出るわけだが、特設ページで全曲を試聴できる。ありがたいことだ。

Modern Guilt

Modern Guilt

[] ミシェル・ゴンドリーが選ぶ25の音楽ビデオ  ミシェル・ゴンドリーが選ぶ25の音楽ビデオを含むブックマーク

新作(邦題を書きたくない)の日本での公開が待たれるミシェル・ゴンドリーが愛するミュージックビデオを25本選んでいる。

"Classic Music Videos" と銘打っているが、マイケルの "Billie Jean" やピーガブの "Sledgehammer" といった80年代の古典から最近のビデオまで含まれている。

ニューオーダーの "The Perfect Kiss" やキュアーの "Close To Me"、そしてスパイク・ジョーンズクリス・カニンガムといった Directors Label 仲間のビデオなどワタシも大好きなビデオが多くて楽しい。

リスト入りした25本のビデオの中で、レコードレーベルや本人など権利者自身が YouTube に公開しているものを以下遠慮なくはりつけておく。

ネタ元は Digg

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