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2009-09-28

改めて新聞の危機とマイクロペイメントとクレイ・シャーキー 改めて新聞の危機とマイクロペイメントとクレイ・シャーキーを含むブックマーク

こないだ訳した「ニュース向けマイクロペイメントは聖杯? それともただの危険な妄想?」は反応が薄くて少しがっかりしたが、それはともかくいくつか付け加えておく。

ワタシが訳した文章はキーとなる文章へのリンクが豊富でそうした意味で意義があると翻訳したが、何度も名前が出てくる Clay Shirky が今年のはじめに書いた Why Small Payments Won’t Save Publishers にリンクがないのは惜しかった。

あとこのニュースメディアの危機の話については、同じく彼のブログからの翻訳「新聞、考えられないことを考える」が公開されていてありがたい。ちょうど Nick Carr 先生が Questioning Accidentalism でこの文章(の原文)にリンクをはって、彼の「偶然論」を批判的に取り上げていたので思い出した。

Shirky の文章は長くて内容がとてもシビアだが、名言連発の趣きがあるのでご一読をお勧めする。

新聞が今直面している問題は、彼らがインターネットの到来を予見できなかったことによるのではない。彼らにはもう何マイルも先から見えていた。のみならず、対策プランが要ることも早くから分かっていた。それが証拠に1990年代初頭には1つだけでなく何通りものプランを捻出している。

「新聞をどう別のものと取り替えると言うのだ?」と知りたがる人は、我々が革命の時代を生きているんじゃないと本当は言ってもらいたいのだ。新しいシステムに交代するまで、古いシステムは崩壊しないと言ってもらいたい。古の社会契約は存続の危険に晒されていないし、コアの組織はそのまま見逃してもらえると言ってもらいたい。情報伝播の新手法は、これまでのやり方を改善するものであって転覆するものではないと、言ってもらいたいのだ。

新聞業界人はよく、新聞は社会全体の利益になると言う。それは本当にその通りなのだが、今さしあたっての問題には関係ない。;「俺たちがいなくなったら、寂しくなるぞ!」 ―という台詞がかつてビジネスモデルだった試しはないからだ。

社会は新聞を必要としない。必要なのはジャーナリズムだ。1世紀もの間、ジャーナリズムの強化と新聞の強化は互いにあまりにもきつく1本に括られてきたので、どっちがどっちか見分けがつかなくなっている。これは良き偶然だった。が、その偶然が終わった今(まさに我々の眼前でそれは終わっている)、それに代わる様々なジャーナリズム強化策が求められている。

この文章について切込隊長「途中までは最高の論述」と評しているが、氏と意見が異なるところについて知りたくもある。

あと、ここでも何度も取り上げているが、彼の『Here Comes Everybody』の邦訳は結局出ないのかしら。

Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations

Here Comes Everybody: The Power of Organizing Without Organizations

[][] オバマ大統領のおかげでアース・ウィンド&ファイヤーが人気復活?  オバマ大統領のおかげでアース・ウィンド&ファイヤーが人気復活?を含むブックマーク

Hotwire News(2009年9月25日)の「アース・ウィンド&ファイヤーが再びスポットライトに」という記事におっとなった。

アース・ウィンド&ファイヤーが今年で結成40周年を迎える。オバマ大統領にホワイトハウスでのパフォーマンスに招待されたのがきっかけで、バンドは大復活を果たした。最近では、80年代の全盛期以来初めてアリーナ級の会場に出演している。

本当かよ! ……と思ったら、確かに Newsweek などにそうした記事がある。ここは便乗させてもらって今回のAmazon980円劇場はアース・ウィンド&ファイヤーを取り上げることにする。

That's the Way of the World

That's the Way of the World

Spirit

Spirit

All 'N All

All 'N All

EWF といえば70年代を代表するファンクバンドだし今もファンは多いが、その大仰な音楽性というか、飽くまで陽性でまぶしすぎるところが敬遠されてきた感もある。ピーター・バラカンは「ユーモアが足りない」といった言葉でそのあたりを表現してた記憶がある。

そのあたり好みが合えば、上に挙げた70年代中盤〜後半のアルバムはどれも自信をもってお勧めできる。音の洗練度合いが半端ない。しかし、『太陽の化身』、『暗黒への挑戦』、『灼熱の饗宴』、『太陽神』、『黙示録』と彼らの70年代のアルバムの邦題がプログレ並に大仰で、そのあたりも敬遠される理由なのかもしれない。

アルバムを辿る余裕のない人、そしてオリジナルアルバムに入ってない "September" がないと満足できないという人はベスト盤をどうぞ。

Playlist: The Very Best of Earth Wind & Fire (Dig)

Playlist: The Very Best of Earth Wind & Fire (Dig)

ワタシの EWF 初体験も小学生のときに兄の部屋から流れてきた "September" だが、この世にこんな良い曲があるのかと驚いたのを覚えている。

[] 『空飛ぶモンティ・パイソン』40周年記念BOXセットが出る  『空飛ぶモンティ・パイソン』40周年記念BOXセットが出るを含むブックマーク

以前紹介したコメディ特別講義「空飛ぶBBC帝国」に行かれた友人の mixi 日記で、『空飛ぶモンティ・パイソン』の40周年記念 BOX セットが12月に出るを知った。

パイソニアンであるワタシは当然『空飛ぶモンティ・パイソン』を全巻持っているが、それでも特典にふらふらと引き寄せられてしまう。

もちろん本家も40周年ということで、パイソンのスケッチを公演する An Evening Without Monty Python が始まっており、来月はモンティ・パイソン結成40周年記念ドキュメンタリー番組『Monty Python: Almost the Truth (The Lawyer's Cut)』も放映となる。というか、来月にはもう DVD も出るのね!

Monty Python: Almost the Truth - The Lawyer's Cut [DVD] [Import]

Monty Python: Almost the Truth - The Lawyer's Cut [DVD] [Import]

3枚組セットらしいが、リージョン1なので予約する人は気を付けてね。ワタシは大人しく日本盤が出るのを待つつもり。

そういえばこないだCNET Japan の Google に関する記事で唐突にパイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』の話が出てきて笑ってしまったが、マイケル・ペイリン日記本第二段を出しジョン・クリーズ三度目の離婚で19億もの慰謝料を要求される喧騒の中で、パイソンは結成40周年を迎える。

Stuart Sempleの「Happy Clouds」アートに驚いた Stuart Sempleの「Happy Clouds」アートに驚いたを含むブックマーク

Rocketboom で綿菓子のようなスマイルマークの雲が空に舞う映像が面白くて調べてみたら、Stuart Semple というアーティストの Happy Clouds という催しだった。

彼のサイトでも映像は観れるが、結構高く飛んでるね! 調べてみたら半年以上前に Gizmodo Japan が記事にしていて、単にワタシが知らなかっただけだった。

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Gizmodo の記事にもあるが、BGM でモンティ・パイソンの "Always Look on the Bright Side of Life" が良い味出してますな。

ultimateanswerultimateanswer 2009/09/28 23:43 その"September"を書いたAllee Willisはキッチュ収集家となって「キッチュ博物館」なんてサイトを始めてます。あ、EW&Fがキッチュだとは言ってませんよw http://www.alleewillis.com/discography/index.htm

yomoyomoyomoyomo 2009/09/29 00:07 キッチュ博物館! 何じゃそりゃ! まったく知りませんでしたが面白いですね。

2009-09-24

[] YAMDAS更新(ニュース向けマイクロペイメントは聖杯? それともただの危険な妄想?)  YAMDAS更新(ニュース向けマイクロペイメントは聖杯? それともただの危険な妄想?)を含むブックマーク

Technical Knockoutニュース向けマイクロペイメントは聖杯? それともただの危険な妄想?を追加。Mathew Ingram の文章の日本語訳です。

元々は Slashdot で知った記事で、それほど大した内容ではないが、主要な議論へのリンクがはられているので訳してみた。サイト全体が CC ライセンスだからというのもある。誤記、誤訳を見つけた人はご一報を。

ワタシ自身は「2009年に求められるマイクロペイメントのイノベーション」なんて文章を書いたくらいで、マイクロペイメントに対する希望は捨ててないが、新聞業界の人たちが今望むような形ではマイクロペイメントは確立されないと思うというのが現時点での考え。

[] 現代暗号の60年  現代暗号の60年を含むブックマーク

Slashdot で知ったのだが、今年はクロード・シャノンが論文「秘匿系での通信理論(Communication Theory of Secrecy Systems)」を発表して60年になる。

CIO.com が挙げるこの60年間での暗号に関するトピックをいくつか挙げておく。

  • 1967年:David Kahn が The Codebreakers(邦訳『暗号戦争―日本暗号はいかに解読されたか』、asin:B000JA48B8)を刊行
  • 1967年:DES が合衆国標準局により標準暗号に選択される
  • 1977年:RSA 暗号の誕生
  • 1984年:最初の量子暗号プロトコル BB84 が誕生
  • 1992年:映画『スニーカーズ』(asin:B002AG4WBA)公開
  • 1994年:Bruce Schneier が Applied Cryptography(邦訳『暗号技術大全』、asin:4797319119)を刊行
  • 1996年:合衆国司法省が PGP の作者 Phil Zimmermann に対する訴えを取り下げ
  • 1998年:電子フロンティア財団が DES 解読マシンを作成
  • 2000年:AES として Rijndael が採用される

要は、みんな、サイモン・シンの『暗号解読』読もうぜ! ということだ。

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

メルヴィル『白鯨』をクラウドソースの力で絵文字に変えるプロジェクト メルヴィル『白鯨』をクラウドソースの力で絵文字に変えるプロジェクトを含むブックマーク

メルヴィルの『白鯨』といえばアメリカ文学史に残る名作と言われるが(はい、読んでません!)、この長大な小説を日本発祥の絵文字に変換してやろうというプロジェクト Emoji Dick が始まったとな。

screenshot

クラウドソースを謳うところが今風だが、ヘンなことを思いつく人もいるもんだ。これも絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」なのだろうか(違うって)。

ネタ元は Boing Boing

白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))

白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))

白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))

白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))

ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウンの最悪な文章20選 『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウンの最悪な文章20選を含むブックマーク

世界的ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』の作者として知られ、新作『The Lost Symbol』の邦訳も待たれるダン・ブラウンだが、彼の文章については「ブラウンの文章はただひどいというだけでない。彼の文章は千鳥足で、不器用で、軽率で、ほとんど独創的なまでにひどい(Geoffrey Pullum)」という声もある。

Telegraph の記事ではそんなダン・ブラウンの最悪な文章を20個選んでいて、添えられたコメントもあわせてさすが英国人、というべきか。しまいには『ダ・ヴィンチ・コード』という題名すら標的になっている。

『The Lost Symbol』については洋書ファンクラブでもびしばし酷評されていたが、彼の本は読まなくてもよさそうだな。

ネタ元は O'Reilly Radar

[] キッズ・リターン  キッズ・リターンを含むブックマーク

キッズ・リターン [DVD]

キッズ・リターン [DVD]

北野武は引き算で画を作っていく人で、それが彼の映画の美点の一つである数学的な所以だが、同時に独特のぎこちなさにもつながっている。

本作はその両方が出ているが、以前の作品には足りなかったストーリーテリングとしての巧みさもでてきたように思う。

悪い先輩ボクサーを演じるモロ師岡が良かった。

2009-09-21

[][] 「ブラスロック」という忘れられた音楽ジャンル  「ブラスロック」という忘れられた音楽ジャンルを含むブックマーク

先日 Wikipedia で調べものをしていて、wikipedia:ブラス・ロックという項目に行き当たり、そういえばそんなジャンルあったなと思ったのだが、この項目に英語版がないということは和製英語の一種なんだろうか。

今ではロックに管楽器の音が入るのは珍しくもなんともなくなったが、確かにブラスが中心となったバンドはあんまりなくなった印象がある。日本ではスカパラとかあるけど。

そういうわけで今日のAmazon980円劇場はブラスロック特集だが、このジャンル(?)を語る上で欠かせないのが何といってもシカゴである。

そういえば1967年の結成当時のオリジナルメンバーの半数がバンドに残っているんだよね。ブラスロックと呼ばれるバンドは基本的にジャズかソウル寄りなのだが、シカゴは当初は(どちらかというと)ジャズ寄りだった。

Chicago Transit Authority

Chicago Transit Authority

Chicago

Chicago

Chicago 5

Chicago 5

結成当時はプロデューサーのジェイムズ・ウィリアム・ガルシオの意向もあり、かなりリベラルというか政治色の強いバンドだった。はっきりいってその政治性については今となってはだから何という感じもするが、彼らの若さと問題意識が音の緊張感につながっていたとはいえる。

ワタシにとってはギターのテリー・キャスが生きてた頃までが重要で 1st、2nd、そして4th(タイトルは V だが、ライブアルバムがあったため)を選んだが、彼らの場合最初の三作が二枚組なんだよね。そういうほとんど暴挙のようなチャレンジができたのもロックの可能性に燃え上がっていた当時ならではか。

今聴くとはっきりいって気合が空回りしている曲もいくつかあるが、「アルバム」という単位に意識的だった時代性を感じるし、80年代以降ポップな方向にシフトした後しか知らずシカゴを軟弱だとバカにしてる人も聴いてみて損はない。

シカゴと並び称されるバンドというとブラッド・スウェット&ティアーズか。

Child Is Father to the Man (Exp)

Child Is Father to the Man (Exp)

元々はアル・クーパーが作ったバンドで、バンド名、アルバムタイトル、そして組曲風の 1st アルバムとコンセプトマンとしてのアル・クーパーの面目躍如という感じである。

しかし、アル・クーパーの面白いところは、彼のやりたいことと出来た音の美点が微妙にすれ違うことで、本作もよくできているけど、今聴いて心に残るのはコンセプトマンによる「仕掛け」ではなく "I Love You More Than You'll Ever Know" などアル・クーパーの「うた」なんだよね。

Blood Sweat & Tears

Blood Sweat & Tears

アル・クーパーが早々に放逐され、デビッド・クレイトン・トーマスが加入してできたのがこの 2nd アルバムで、一般的なブレイクはこちらから。確かに文句なしの重厚なつくりで、彼らの場合ソウルとジャズのバランスが良かった。

そして最後に個人的に好きなタワー・オブ・パワーをば。

Soul Vaccination: Live

Soul Vaccination: Live

ワタシが洋楽を聴き始めた80年代は彼らの低迷期で、はっきりいってヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのブラスセクションというイメージだったのだが、後になって彼らの初期作を聴いてファンになった。

ただ彼らの場合、この一枚! という決定盤がないので、比較的最近のライブアルバムをチョイスしておく。彼らは完全にソウル寄りですね。

[] CDリマスターにあわせ『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』も新装版が出ていた  CDリマスターにあわせ『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』も新装版が出ていたを含むブックマーク

紹介し忘れていたが、高森郁哉の「ArtとTechの明日が見たい」でジェフ・エメリックの『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』の新装版が出ていたのを知った。

ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実 <新装版>

ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実 <新装版>

発売日を例のリマスター版 CD のリリースにあわせるところなど心憎いが、何より値段が下がったのがありがたい。この本については邦訳が出たときに取り上げているが、やはり値段が値段だけに手を出せずにいたのだ。

ビートルズというと Rock Band のあれもなかなかよくできているらしいが、21世紀になってこれだけ話題になるなんてやはりすごいこった。

[] 「ジョン・ヒューズ後」のハイスクールムービー10選  「ジョン・ヒューズ後」のハイスクールムービー10選を含むブックマーク

なぜ1987年なのかというと、この年以降ジョン・ヒューズが青春映画を撮らなくなったから。なるほど、そういう切り口できたか。しかし、ワタシはジョン・ヒューズの代表作もたまに観ようかなと思いながら観てないんだよな。

  1. リチャード・リンクレイター『バッド・チューニング』(asin:B002AG4W42
  2. アレクサンダー・ペイン『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』(asin:B00118Q9Z0
  3. ピーター・ソレット『ヴィクター・ヴァルガス』
  4. スティーヴ・ジェームズ『フープ・ドリームス』(asin:B000K7VIOU
  5. マーク・ウォーターズ『ミーン・ガールズ』(asin:B000GM4CGA
  6. グレッグ・モットーラ『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(asin:B002PJ5R4S
  7. ローラン・カンテ『Entre les Murs(英題:The Class)』
  8. ベイトン・リード『チアーズ!』(asin:B00005ULJD
  9. ソフィア・コッポラヴァージン・スーサイズ』(asin:B00005HTH1
  10. マイケル・レーマン『ヘザース/ベロニカの熱い日』

なんてこった! ワタシが観たことがあるのは『ヘザース』だけじゃないか。そういえばこの映画、ウィノナ・ライダーが続編の話を言い出したが監督がそれを完全否定していたっけ。一方でTVシリーズ化されるそうで一種のカルトクラシック化してますな。なんで未だ DVD 化されないんだろう。

こうしてリストを見るとリチャード・リンクレイターアレクサンダー・ペインといった現在実力派として知られる人たちの映画が入っていて観たくなるね。あと『Entre les Murs』は、昨年のカンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた映画。

ネタ元は Digg

lazaruslazarus 2009/09/21 14:23 ブラスロックといったらスペクトラムでしょ〜
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0_%28%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%29

yomoyomoyomoyomo 2009/09/21 14:37 恥ずかしながらスペクトラムのことは知りませんでした。日本にもこんなバンドがあったんですね。

2009-09-17

『Make: Technology on Your Time Volume 08』発売 『Make: Technology on Your Time Volume 08』発売を含むブックマーク

『Make: Technology on Your Time』日本版紹介ページに Volume 08 の情報を追加。

Make: Technology on Your Time Volume 08

Make: Technology on Your Time Volume 08

今回も二本だけである。なお、目次において、コリィ・ドクトロウの文章タイトルに誤植があるらしいので一応お知らせまで。

ブッシュ政権による科学の歪曲を暴いた著者の新刊『非科学的なアメリカ』 ブッシュ政権による科学の歪曲を暴いた著者の新刊『非科学的なアメリカ』を含むブックマーク

Slashdot 本家の「どうしたら科学の人気を再興できるか」というストーリーで、Unscientific America という本を知った。

この本の共著者であるクリス・ムーニーはベストセラーとなった『The Republican War on Science』(asin:0465046762)の著者で、この本については WIRED の「ブッシュ政権による科学の歪曲」を暴く本という記事が詳しい。

新刊がタイトルからして『The Republican War on Science』の後を継ぐ本であるのは明らかで、アメリカ合衆国における科学リテラシーの危機を訴える本である。

最近も米国における根強い進化論への反発が話題になったが、こういうアメリカの現状をはっきり知らしめる上でこの本の邦訳の需要はあるんじゃないか。

[] 【職場では】一発撮り+ヌードなビデオの傑作【閲覧注意】  【職場では】一発撮り+ヌードなビデオの傑作【閲覧注意】を含むブックマーク

ワタシは一発撮りビデオの緊張感が好きなわけだが、最近はこれに被写体が裸になることでさらにテンションをあげる傑作ビデオが出てきた。

D

これは多くの人の度肝を抜いたし、何より PV として良くできている。いくつものパロディー作品を生んだのも納得できる。

さすがにこれを超えるものはそうないだろうと思っていたら、RockMusicFan.net の MTV Video Music Awards 2009 全受賞作品集の中にとんでもないものがあった。Breakthrough Video 賞を獲得したビデオである。

D

堂々のモザイク入りである。全裸の二人の清清しい表情といったら! そしてすっかり放心状態のところにそのオチか! とんでもねービデオだよ、これは。

Matt and Kim という二人組についてビタイチ知らなかったが、これは忘れられないな。

Grand

Grand

[][] バッファロー・スプリングフィールドから辿るウェストコーストロックの歴史  バッファロー・スプリングフィールドから辿るウェストコーストロックの歴史を含むブックマーク

今日のAmazon980円劇場は大げさなタイトルをつけてしまったが、最近バッファロー・スプリングフィールドが結成されたきっかけが「1966年、新しいグループを結成しようと思ったが連絡が取れないまま諦めていたニール・ヤングとブルース・パーマーの乗った黒い霊柩車と、スティーヴン・スティルスとリッチー・フューレイの乗った白い車が、渋滞した対向車線で運命的な出会いをした」という本当かよ、と言いたくなる話を知ったことで書きたくなっただけである。

Last Time Around

Last Time Around

バッファロー・スプリングフィールドではセカンドアルバムが最高傑作とされているが、値段が折り合わなかったのでラストとなるサードアルバムを挙げておく。セカンドほど評価は高くないが、ワタシ的には結構好き。その理由はアルバム全体がリッチー・フューレイのトーンでまとめられているからで、逆に言うと、ワタシはあんまりスティーヴン・スティルスが好きでないようだ。

バッファロー・スプリングフィールド解散後、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)、リッチー・フューレイとジム・メッシーナが Poco に移ったのは御存知の通り。

Poco

Poco

さてその Poco だが、日本では人気は低いが1968年の結成以来、現在まで(!)活動が続いているカントリーロックの代表的バンドで、ランディー・マイズナーとティモシー・B・シュミットというイーグルスの二人のベーシストを輩出したことでも知られる。

このように歴史の長いバンドだが、リッチー・フューレイの Poco という意味ではセルフタイトル作であるセカンドアルバムが一番か。

Loggins & Messina

Loggins & Messina

ジム・メッシーナが Poco 脱退後にケニー・ロギンスと組んだのがロギンス&メッシーナで、彼らのアルバムでは最初の二枚がお勧めだが、今ファーストアルバムの音源が手元にないので、「ママはダンスを踊らない」のヒット曲を生んだセルフタイトル作のセカンド(Poco と同じですな)を挙げておく。

軟弱なイメージがあるが、今聴くと割とストレートなロックである。

You're Only Lonely

You're Only Lonely

次に Poco 脱退後のリッチー・フューレイ、そしてクリス・ヒルマンとサウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドをやったり、何よりイーグルスのメンバーとの深い親交で知られるJ.D.サウザーの代表作。

ロイ・オービソンを意識したタイトル曲ともどもヒットした当時は AOR じゃないかとバカにしていたが、今聴くと結構良いアルバムだなと素直に思う。

The Byrds - Greatest Hits

The Byrds - Greatest Hits

最後に時代はさかのぼるが、CSN&Y のデヴィッド・クロスビーやクリス・ヒルマンが在籍したバーズも取り上げておく。彼らの場合、アルバム毎に結構振幅があるので、ここはベスト盤を挙げておく。ロジャー・マッギンのディランの曲からサイケからカントリーロックまで12弦ギターで対応し続ける柔軟さには驚く。

元々はこうした西海岸生まれの音はワタシの好みではないのだが、以前は軟弱と毛嫌いしてきたカントリーロック的な音が心地よくなってきたことに最近気付いた。やはりこれも年齢的なものなのだろうか。

2009-09-14

[] YAMDAS更新(高月靖『南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史』)  YAMDAS更新(高月靖『南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録高月靖『南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史』を追加。

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)

南極1号伝説―ダッチワイフの戦後史 (文春文庫)

良い本だったので、少し本から派生した話も書いた。

イギリス首相の謝罪によりアラン・チューリングが55年ぶりに名誉回復 イギリス首相の謝罪によりアラン・チューリングが55年ぶりに名誉回復を含むブックマーク

SlashdotBoing Boing など各所で伝えられているが、第二次世界大戦においてドイツのエニグマ暗号解読に多大な功績を残した天才数学者でありながら(みんなサイモン・シン『暗号解読』読もうぜ!)、同性愛者であることにより有罪判決を受け、自殺に追い込まれるという非業の死を遂げたアラン・チューリングに対し、ゴードン・ブラウン英首相が彼に対し謝罪する声明文を発表し、チューリングの名誉回復がなされた。

個人的には、今まで謝罪がなかったことに驚いたが、今回は嘆願書が後押しした模様。あと Number10.gov.uk ってのがイギリス首相の公式サイトなのね。

そうそう、プロジェクト杉田玄白チューリングの論文「計算する機械と知性」が公開されている。

甦るチューリング―コンピュータ科学に残された夢

甦るチューリング―コンピュータ科学に残された夢

[2009年09月15日追記]ゴードン・ブラウンの公式謝罪文の日本語訳、並びに嘆願書運動をはじめた John Graham-Cumming のブログエントリの日本語訳も是非お読みください。

[] Wired Vision連載で取り上げた『Wiki Writing』が全文オンライン公開されていた  Wired Vision連載で取り上げた『Wiki Writing』が全文オンライン公開されていたを含むブックマーク

昨年末「子供たちに「Wikiリテラシー」を習得させることは可能か」という文章を WIRED VISION に書いたのだが、そこで取り上げた『Wiki Writing: Collaborative Learning in the College Classroom』という本が、digital culture books において全文オンライン公開されていた。ワオ!

これ時間があったら訳したいなぁ。それを公開するとなるとミシガン大学と原著者の許可がいりそうだが。

Wiki Writing: Collaborative Learning in the College Classroom

Wiki Writing: Collaborative Learning in the College Classroom

求人検索エンジンJobTargetサービス開始 求人検索エンジンJobTargetサービス開始を含むブックマーク

昨年秋に福岡でお会いしたフォリフの熊谷さんから、求人検索エンジン JobTarget についてのメールが来ていたのを忘れていた。

screenshot

全国の求人情報の一括検索性、そして従来の求人サイトではうまく検索できないキーワードでも意図にあった検索結果を出せることで勝負するということか。これは熊谷さんが専門とする自然言語処理技術のうまい応用例と言える。

[][] ロジャーとザップの最高傑作が安くなっている  ロジャーとザップの最高傑作が安くなっているを含むブックマーク

最近やたらとAmazon980円劇場ずいているが、こうやって紹介できるのがとにかく楽しい。何年か前も同じように円高のため一気に輸入盤の値が下がっていたのだが、ぼやぼやしている間に円安に振れてしまったことがあり、紹介できるうちに紹介し倒そうと思う。

今日はロジャーとザップと紹介したい。思えば10年前、ロジャー・トラウトマンが悲劇的な死を遂げたときに稚拙な文章を書いているが、もう彼らは忘れ去られた存在なのだろうか。

Zapp II

Zapp II

ザップの最高傑作というと世間的にはどれかは分からないが、個人的にはセカンドアルバムが一番だ。理由は簡単で "Doo Wa Ditty (Blow That Thing)" が入っているから。ロジャーのヴォコーダと生の歌声のかけあいが、ドゥーワップ調の楽曲にすごく合っている。

Unlimited

Unlimited

ロジャー名義のアルバムとなると、やはり "I Want to Be Your Man" という全米1位シングルを生んだこのアルバムになるだろう。以前にも書いたが、このアルバムは、ワタシがこれを初めて聴いた大学一年のときの夏の記憶とワタシの中で完全に融け合っている。

ロジャーのジョージ・ベンソン風のギターも好きだし、ソウルの名曲を見事に料理する手腕も好きだった。本当に惜しい才能だった。

practicalschemepracticalscheme 2009/09/14 11:10 チューリングのpetitionを始めた当事者John Graham-Cummingのこのエントリはなかなか感動的ですぜ (淡々と書いてるけどじわじわくる)。
http://www.jgc.org/blog/2009/09/hello-john-its-gordon-brown.html
一人の人間がやれることの可能性、という意味でも。

yomoyomoyomoyomo 2009/09/14 21:36 早速日本語訳が公開されてますね。
http://d.hatena.ne.jp/wh_cm/20090914/p1
「30分の落ち着いた時間とiPhoneでできることって本当にすごいよね」とありますが、3万人もの署名を集めたのですからまったくその通りですね。

wh_cmwh_cm 2009/09/15 16:39 ご紹介いただきありがとうございます。
一人でやったことが大きくなって、首相が公式のコメントを出し、電話がかかってきてといった状況を生み出していった、一人の行動と、いろんな人の善意の凄さを読んでおもしろがってしまったので、訳してしまいました。

yomoyomoyomoyomo 2009/09/15 22:32 今回の謝罪コメントが元はといえば一人の尽力からはじまったものであることはトラックバックをいただいて知ったことで、とても有意義な翻訳だと思いました。

2009-09-10

[] WIRED VISIONブログ第66回公開  WIRED VISIONブログ第66回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「「プラットフォームとしての政府」が意味するもの」を公開。

オライリーの Govement 2.0 ネタだが、「小さな政府」という言葉の使い方など文句の付け所の多い文章だと思う。もちろんオバマ政権が公的保険制度の導入を目指し(苦労して)いることは承知しているが、それとは別に手の回らない部分は……という意味である。苦しいか。

今回の文章を書いていてワタシがちょっと死にたくなったのは、Vivek Kundra などワタシより年下だし、Aneesh Chopra はそれより上だけどそれでも30代だと思う。それでそれぞれ合衆国の CIO と CTO なんである。我が身を省みて不甲斐なくてたまらなかった。

あとオライリーからは来年頭に Open Government という本が出る予定。抜かりないな。

Open Government: Collaboration, Transparency, and Participation in Practice

Open Government: Collaboration, Transparency, and Participation in Practice

[] あなたがビートルズについて知らない20の事実  あなたがビートルズについて知らない20の事実を含むブックマーク

昨日の9月9日はリマスター盤の世界同時発売ということで、ビートルズ関連の記事をいくつも見たが、期待して読んだ Telegraph の記事も案外知った話ばかりだった。個人的におっと思ったのは以下のあたり。

  • 実は未だに未発表曲が存在する(確かに名前は知ってるが "Carnival of Light" を聴いたことはないな)
  • レノン&マッカートニーの曲のみからなるアルバムは『A Hard Day’s Night』だけ
  • マッカートニーのファーストネームは「ポール」でなく「ジェームズ」。ジョン・レノンは再婚時にミドルネームを「ウィンストン」から「オノ」に変えた
  • 『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band』リリースの2日後、ジミ・ヘンドリックスがライブの1曲目にアルバムタイトル曲を演っている
  • ビートルズ再結成に最も近かったのは、1979年のエリック・クラプトンとパティ・ボイドの結婚式にポール、ジョージ、リンゴが出席したとき……おい、ジョージはパティの前夫じゃん(笑)

ネタ元は Digg

ザ・ビートルズ・ボックス

ザ・ビートルズ・ボックス

[] トニー・レヴィンの昔のウェブ日記にみるロバート・フリップのお茶目さんぶり  トニー・レヴィンの昔のウェブ日記にみるロバート・フリップのお茶目さんぶりを含むブックマーク

Tony Levin's Road Diary 日本語版は昔からずっと読ませてもらっているのだが、確かにトニー・レヴィンのウェブ日記は、最も長く続いているウェブログの一つだよな。

その彼のウェブ日記に1996〜1998年という10年以上前のロードダイアリーが復刻掲載されている。そうそう、実はワタシこれ(中略)のプリンターで(中略)ものを持ってるんだよね。なんでそこまでしたかというと、レヴィンが淡々と描写するロバート・フリップが可笑しくてたまらなかったからである。特に笑えるところを引用しておく。

Robertは二人のファンから写真を撮っていいか尋ねられて:”結構ですよ、もし私が入らないのなら”

R.Frippは'One Time'に関して、”これについて僕がやったこと全てが気に入らない。しかし、やらなかったことは気に入ってる”

6/23/96の日記から:Naples.空港からのヒッデェ運転。エイドリアンのコンピュータが僕の頭に落ちてきた。ぶっとんだタクシーでディナーへ。ロバートは可愛い子犬ちゃんではなかった。彼が2度も肉は抜いてくれ念を押したのに、やってきたピザにはハムとソーセージが両方とも乗っていた。ロバートはレストランの窓から、レストランから人が放り出された歴史的な事件に倣って、そのポーク版としてハムを放りなげた。

今夜の最初の公演の前に面白いイベントがあって、Robert Frippがステージに歩み出て、マイクのところまで行った。ものすごく珍しい出来事。(しまった、ステージにカメラを持ってきてなかった)記憶を辿ってそのときの言葉を復唱すると、彼はこんな風に言った:"私がオーディエンスにKing Crimsonとしての文脈で話しかけるのは30年と半年ぶりのことだ。しかし今夜は私の足はステージを鞭縄のように横切らせ、皆さんに何事かを話そうとしている。諸君が聞こうとしているのは、King CrimsonのProjeKct Oneであり、すでにProjeKct Twoというものも..."(この時点でオーディエンスからカメラのフラッシュが炊かれ、Robertはセンテンスの途中で言葉を停めた。彼は数秒考えたのち、顔をしかめて、ステージを横切って彼のシートに戻り、そうして僕たちは演奏を始めた。彼がセンテンスを話し終わるには、また30年と半年を要するのだろうか?僕は知らない。

ワタシのようなフリップ真理教信者にはこたえられない偏屈なお茶目さんぶり。そういえば今年はキング・クリムゾンのデビュー40周年ツアーは結局実現しなかったな。残念。

[][] 伝記映画も公開中のパティ・スミスの初期作〜近作まで安くなっている  伝記映画も公開中のパティ・スミスの初期作〜近作まで安くなっているを含むブックマーク

『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』が先月末から日本でも公開されている。撮影に11年もかかった労作とな。

90年代の復帰以降は神格化というと大げさだが、あまりにも奉られすぎているきらいはある。ニューヨーク・パンクシーンの起源、隆盛、終焉の証言録であるレッグス・マクニール&ジリアン・マッケイン『プリーズ・キル・ミー』には、彼女の結構嫌な面についての証言もあって、彼女の半生を辿るならそうした証言も欠かせないとワタシは思う。もちろん彼女の還暦過ぎての精力的な活動には敬意を払うけどね。

その彼女のアルバムが初期作から最近作まで安くなっているので、ここぞとばかりにAmazon980円劇場の幕が開くのである。

HORSES

HORSES

彼女の記念すべきデビュー作。ジャケット写真は同棲もしていたロバート・メイプルソープで、プロデュースはジョン・ケイル

彼女は上手いシンガーではないけど、とにかく鮮烈な印象で、ジャケット写真を見ながら "Gloria"(ヴァン・モリソンのカバーですね)を聴いてるだけで背筋が伸びてくる。

Easter

Easter

本作から "Because the Night"(ブルース・スプリングスティーンとの共作)というヒット曲が出たが、純音楽的な充実がめざましいアルバムだと思う。

Wave

Wave

本作をもって彼女は音楽活動を完全に停止し、フレッド・スミス(元MC5)との結婚生活に入る。作品としての集中力はさすがに上で紹介したアルバムには及ばない印象だが、プロデュースはトッド・ラングレンで彼らしいポップな仕上がり。

Gung Ho

Gung Ho

2000年のアルバムで、ジャケットに写っているのはパティ・スミスのお父さんの若かりし頃の姿だったんじゃなかったっけ。しっとりじっくり落ち着いて聴ける佳作だと思う。マイケル・スタイプトム・ヴァーラインがゲスト参加している。

TWELVE

TWELVE

このアルバムについてはリリース時に紹介しているが、スカした選曲とは無縁のド直球のカバーアルバムでその潔さがすごくかっこよく感じた。

2009-09-07

[] 単著祭殿堂入りユーザが30人に達した  単著祭殿堂入りユーザが30人に達したを含むブックマーク

はてなダイアリーユーザで単著が五冊を超える人を勝手に単著祭殿堂ユーザとしてまとめていたが、野尻抱介氏(id:nojiri_h)を追加したことでその数が30人に達した。

改めて見ると、一線を活躍する著名な人たちが並ぶとんでもないリストである。

正直最近でははてなダイアリーユーザで本を出している人を知るとひやっとする。ワタシが書いた単著祭エントリがきっかけとなりプレゼント企画が実現した今となって抜けが見つかれば、その著者に大変申し訳ないからである。

なお、来年以降単著祭エントリを書くつもりは今のところない。これについては昨年の段階ではてなは「ユーザの広報日記」をやるとよいのではないかと書いている通り、はてな自身が一つユーザ広報ダイアリーを立ち上げて日常的に紹介するのが一番良いと考えるからである。

ソーシャルメディア研究の決定版? 『Socialnomics』という本が面白そうだ ソーシャルメディア研究の決定版? 『Socialnomics』という本が面白そうだを含むブックマーク

Socialnomics: How Social Media Transforms the Way We Live and Do Business

Socialnomics: How Social Media Transforms the Way We Live and Do Business

タイトルが『ウィキノミクス』みたいでいかにも狙った感じだが、あちらがマスコラボレーションが経済に及ぼす影響を論じた本なら、こちらはソーシャルメディアが我々の生活や経済に及ぼす影響を論じた本の決定版を目指したものだろう。

詳しい情報は公式サイトから辿っていただくとして、YouTube にかっちょいい動画も公開している。

D

あれ? これ前見たことがあるなと記憶を辿ったら、IDEA*IDEA でソーシャルメディアに関する驚くべきデータを4分ほどにまとめた必見の映像として紹介されていたんだった。動画の日本語訳はそちらでどうぞ。

本の装丁も Web 2.0 サイトっぽい色使いとソーシャルメディアのつながりを表現したポップな感じで、これは邦訳が出るとみた。

Twitterがお金をもうける10の方法 Twitterがお金をもうける10の方法を含むブックマーク

Twitter は独自のビジネスモデルを確立できるのか? というのはずっと言われていることで、いろんな意見が既出であるが、上で紹介した Socialnomics ブログが挙げるのは以下の10個。

  1. 人が欲しがってる製品ニーズに応える
  2. 求職者向けリクルータツール
  3. Fortune 500企業向けホワイトレーベル機能
  4. 企業向け評判分析パッケージ
  5. ローカルクーポンの売り込み
  6. Q&A用マイクロペイメント
  7. 個人、小企業向け評判分析パッケージ
  8. 報道者、ブロガー用情報ソースの迅速な発見
  9. 無線キャリアからの収入
  10. プレミアサービス(月4ドルで広告非表示とか)

既に実現しているものがあるような気もするが、まぁ、穏当なところじゃないだろうか。詳しく知りたい方は原文にあたってくだされ。

Scott Berkunの新刊『Confessions of a Public Speaker』 Scott Berkunの新刊『Confessions of a Public Speaker』を含むブックマーク

『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』(asin:4873112990)や『イノベーションの神話』(asin:4873113458)といった著書で知られる Scott Berkun の新刊『Confessions of a Public Speaker』オライリーから出る。

Confessions of a Public Speaker

Confessions of a Public Speaker

著者が Speaker Confessions というサイトを立ち上げてるので詳しい情報はそちらを見ていただくとして、今回は講演者、教師など人の前で話をする人たちにターゲットとしたプレゼン術の本といったところだろうか。

そうそう、Scott Berkun というと青木靖さんの直撃インタビュー+翻訳エッセイ連載に登場しているが、そこでも本書に触れてるね。

[] リベリオン  リベリオンを含むブックマーク

リベリオン -反逆者- [DVD]

リベリオン -反逆者- [DVD]

こないだ「過小評価され忘れられたSF映画トップ10」を紹介したときにこの映画について推す人が多かったので観てみた。

いやぁ、ものの見事に『1984年』+『華氏451』な世界観に『マトリックス』なアクションの組み合わせである。アクションシーンにモロにそれっぽい音楽が流れるにいたって正直ちょっと呆れたが、それでこの映画がダメなのかというとそんなことは全然なくて、「ガン=カタ」という架空の武術の完成度が高いために白熱して観れた。そうそう、こういう二挺拳銃が観たいわけだよ!

バットマンシリーズもそうだが、クリスチャン・ベールという人はおバカすれすれの設定をシリアスに演じて作品に重みを与えることのできる俳優さんである。

nojiri_hnojiri_h 2009/09/07 02:13 殿堂にまぜてもらってありがとうございます。そろそろ北米で、超訳された"USURPER OF THE SUN"が発売になるようですが、詳細はよくわかりません。http://www.haikasoru.com/ Amazonでは予約可能になっています。

yomoyomoyomoyomo 2009/09/07 08:16 野尻さん、コメントいただきありがとうございます。
"USURPER OF THE SUN"とは……おおっ、『太陽の簒奪者』ですね!

2009-09-03

[][] チープ・トリックの80年代までのアルバムが600〜800円台で買える!  チープ・トリックの80年代までのアルバムが600〜800円台で買える!を含むブックマーク

チープ・トリックの80年代までのアルバムの多くが安くなっているのに気付いたので急遽Amazon980円劇場として紹介させてもらう。

Cheap Trick

Cheap Trick

セルフタイトルのデビュー作。後のアルバムに比べるとヘヴィーだけど、独特のヘンテコさというかユーモアが同居しているのが彼らならでは。プロデュースはジャック・ダグラス。

Heaven Tonight

Heaven Tonight

最高傑作とされるサードアルバム。トム・ピーターソンも渋谷陽一のインタビューでこのアルバムが一番好きと語っていたような。

Cheap Trick at Budokan

Cheap Trick at Budokan

言わずと知れた彼らの大出世作なライブ盤。後に完全盤が出たし、昨年には30周年記念ライブを武道館で行なっている。

Dream Police (Exp)

Dream Police (Exp)

これも代表作だが、今みるとジャケットがちょっと(笑)。タイトル曲などがヒットした。

All Shook Up

All Shook Up

80年代最初のアルバムで、本作発表後トム・ピーターソンは脱退し(ただ前述のインタビューで、トム自身は「自分はクビになった」と主張していた)、バンドは低迷期を迎えてしまう。

Lap of Luxury

Lap of Luxury

トムが復帰した心機一転作で、"Flame(永遠の愛の炎)" とプレスリーのカバー "Don't Be Cruel(冷たくしないで)" がヒットし、バンドは復活する。ただし前者は外部のソングライターが書いたバラードで、80年代的なオーバープロデュースな音とあわせ批判もされた。

Greatest Hits

Greatest Hits

90年代中盤に編まれたベスト盤で、オリジナルアルバムを辿る余裕のない方はこれだけでもどうぞ。

今回チープ・トリックに注目したのは、彼らの最新作『The Latest』がすごく良かったからである。80年代末の復活後、バンドは緩やかな下降線を辿ってきたわけだが、実は彼らのアルバムは力作揃いで、その一貫した質にリック・ニールセンの才能を感じる。『The Latest』も同じで、言ってしまえばチープ・トリック以外の何者でもない音である。そして『The Latest』にはバンドの自信というか力強さを感じて聴いてて幸せな気分になれた。

Latest (Eco)

Latest (Eco)

[] 11月にWikimedia Conference Japan 2009が開催される  11月にWikimedia Conference Japan 2009が開催されるを含むブックマーク

セマンティックウェブとオントロジー研究会のページで、Wikimedia Conference Japan 2009 が11月22日に開催されるのを知る。9月1日に参加申し込みも始まってるね。

screenshot

Wikimania 2009 が先月開催されたが、WCJ2009 はこの Wikimania の地域限定版という位置づけとのこと。これは面白そうだ。

究極の拡張現実装置? 電脳コンタクトレンズが研究中 究極の拡張現実装置? 電脳コンタクトレンズが研究中を含むブックマーク

今は拡張現実(Augmented Reality)の話題が花盛りで、iPhone や Android 向けの AR アプリがいろいろと開発されている。

拡張現実というとよく「電脳コイル」が引き合いに出されるが、将来的にあれに出てくる電脳メガネが実現するのだろうと考えていたら、その先をいくブツが研究中なのを知る。何と電脳コンタクトレンズである。

IEEE Spectrum の記事にはその写真もあるが、これが目にはいるのかー。実現するとすごいよな。

この記事を知った Slashdot のストーリーではヴァーナー・ヴィンジの『レインボーズ・エンド』が引き合いに出されてるが、こういうのが登場するんだろうか。

レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)

レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)

レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫)

レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫)

[] スローターハウス5  スローターハウス5を含むブックマーク

スローターハウス5 [DVD]

スローターハウス5 [DVD]

原作はカート・ヴォネガットワタシも深く深く愛する代表作で、映画版も観たいと思いながら DVD をレンタル屋で見つけられなかったのだが、原作者の死が契機となったか再発されていた。

ヴォネガットはこの映画版について「小説よりよくできている」と評したらしいが、そんなわけねーだろ(笑)

しかし、タイプライターの音がそのまま銃撃音につながり、雪景色の戦場をひょこひょこ走る主人公をバックにグレン・グールドのピアノが入るオープニングは秀逸で名作を予感させる。

「時間から解き放たれた」原作をどう映画にできるのだろうと不安に思っていたが、意外にも原作に忠実な映画化の部類に入るのではないか。もちろんキルゴア・トラウトやエリオット・ローズウォーターなど刈り込まれた登場人物やエピソードはあるし、主人公の妻とモンタナ・ワイルドハックについては、もっと落差のある女優さんをあてたほうがよかったのではといった細かい不満はあるが、さすがはジョージ・ロイ・ヒルというべき割り切るところは割り切った作りの快作である。

もちろん原作には及ばないが、人々の死をステージフライトの状態で傍観することしかできない主人公の痴呆的な悲しみを確かにこの映画にも感じることができる。ドレスデンの描写はよくできているし、おそらくは監督もここに一番力を入れたのだろう。

ただしラストはそれで終わりかよ、という感じでちょっと残念だった。

結婚できる人/できない人 結婚できる人/できない人を含むブックマーク

ちなみに、福岡は、男が東京に出て行く指向が強いからか男女比が崩れてるらしくて、残った少ない男をつかまえるべく女の子は可愛いし気立てがいい子が多いらしい。

なので、ある程度お金持ってて奢るのが苦にならない男は福岡行けばいいと思います。

http://anond.hatelabo.jp/20090902081013

福岡に住んでて、ある程度お金をもっていて奢るのも苦にならないのにひとりぼっちなワタシは真性のクズですかい! ……とちょっと死にたくなりました。

でもねぇ、こないだ帰省したときも老親に結婚のことを深刻な顔をして聞かれたのだが、彼らの気持ちは十二分に分かるだけに情けないやら申し訳ないやらこっちが泣きたくなった。しかし、ない袖はノースリーブなのである。

マラですら結婚できるというのにお前らときたら。。。

http://twitter.com/bulkneets/status/3306598492

同世代は一通り結婚してしまい、年下の知り合いの方々にどんどこ追い抜かれている最中である。mala さんも nagayama さんもおめでとうございます。

aoshimakaoshimak 2009/09/03 15:15 >マラですら結婚できるというのに
これは知らなかった、おめでとうございます。
ただし、字面だけを読んで中京地区?の奇祭が頭をよぎらなかったかといえば嘘になる。正直スマン。

fumi_ofumi_o 2009/09/05 23:01 Cheap Trickの最初パッとしなかった1stが、後から売れ出した理由に、(当時の記憶として)映画「レベルポイント」(=OVER THE EDGE)のサントラに使われたというのがあったと思います。
オープニングで"Speak Now or Forever Hold Your Peace"が使われています。http://www.youtube.com/watch?v=Y2G1Q3BDwFU
それからもう一つ1stアルバムの思い出として、渋谷陽一氏のサンストで年末の恒例企画として、リスナーの年代別人気投票があって、ある年のチープトリックの10代が選んだベストワンが"The ballad of TV violence (I'm not the only boy)"でした。

yomoyomoyomoyomo 2009/09/06 00:45 映画『レベルポイント』の話は知りませんでした。彼らの人気は日本先行だったというイメージがありますが、ちゃんとブレイクのお膳立てはあったのですね。
あと渋谷陽一というと、以前リックとロビンがプロモーション来日してインタビューしたときに、気前の良いリックから「なんでもやったるぞ」と言われてすかさず"Hot Love"をリクエストした話を読んだ覚えがあります。彼は多分今でもファーストが一番好きなんじゃないでしょうか。

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