YAMDAS現更新履歴

このページは YAMDAS Project の更新履歴ページです。

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2010-01-29

[] プライバシーに関する電子書籍バイヤーズガイドのアップデート  プライバシーに関する電子書籍バイヤーズガイドのアップデートを含むブックマーク

プライバシーに関する電子書籍バイヤーズガイドを原文のバージョンアップにあわせて電子書籍のプライバシーポリシー一覧として改版しました。

質問が増えており、また元からある項目についても回答が詳しくないっている。

今後も原文はアップデートし続けるかもしれないが、訳文もそれに常に追従し続けるかは保証できませんのであしからず。

2010年、起業家が読まなければならない本 2010年、起業家が読まなければならない本を含むブックマーク

ReadWriteWeb で起業家にとっての Must-Read な本(を紹介するブログ記事)が紹介されている。

アイン・ランドと XP 本と GTD 本とマキャベリが並んでいてちょっと可笑しかった。

ワタシ的にはやはり Founders At Work をオススメするね。もう70回くらい書いたが、本当に邦訳出ないのかな。

個人的にこの手のリストに入るには意外に思い、また邦訳があるものは以下のあたり。

競争の社会的構造―構造的空隙の理論

競争の社会的構造―構造的空隙の理論

こちらは2009年に出た本を対象としていて、Crush It!asin:0061914177)と Trust Agentsasin:0470743085)と米国ソーシャルメディアのオールスターの二人の新刊が入ってるね。

『Viral Loop』(asin:0340918675)は、著者が TechCrunch に寄稿してたやつか。

邦訳が出ているのはさすがにこの一冊だけだった。

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

こちらはさらに上記米国ソーシャルメディアのオールスターの本が多いし、こちらにも Crush It! と Trust Agents が入ってる。それだけ評価が高いなら邦訳も出るかもね。

このリストでは以下の三冊に邦訳がある。

グーグル的思考

グーグル的思考

[] マシニスト  マシニストを含むブックマーク

マシニスト [DVD]

マシニスト [DVD]

クリスチャン・ベールが極端に体重を落として主人公を演じたことで有名な映画という事前知識はあったが、これが半端なくて、「よく頑張って痩せたね」というより「お前、万が一のことがあったらどうすんだ」と怖くなるレベルの鬼気迫る役作りである。

本作をこれから見る人がいるなら注意しておきたいのが、ハングマンを知っておくこと。

かく言うワタシはこのゲームのルールを知らず、観ているうちに大体「こんなものだろう」と理解していったのだが、これを知らないとメモが最初にあらわれる時点ではただの記号にしか見えず、そうでなくても謎の多い映画を観る緊張感が切れてしまう可能性がある。

精神を病んだ主人公がどんどんおかしな事態に巻き込まれる展開はもはや珍しいものではない。この手の映画はどのようなオチをつけてくれるのかが重要なわけだが、謎が最終的に件の役作りの原点である「なぜ彼は一年間眠れなかったのか」という点にちゃんと収斂している。上でハングマンのことを書いたが、途中主人公がこれを間違ってしまう原因というかミスリードもちゃんと考えられている。

まぁ、そうした辻褄あわせを小賢しいとみる向きもあるのかもしれないし、冷蔵庫から血がしたたり落ちすぎとか演出に疑問を感じるところもあったが、謎をさんざん撒き散らした挙句、伏線の回収を放棄して投げっぱなしジャーマンになる自称スリラー映画もあることを思えば、緊張感が最後まで途切れない本作はベールも役作りした甲斐のある佳作である。

2010-01-27

[] Dr.パルナサスの鏡  Dr.パルナサスの鏡を含むブックマーク

Dr.パルナサスの鏡 プレミアム・エディション [DVD]

Dr.パルナサスの鏡 プレミアム・エディション [DVD]

テリー・ギリアムは前作『ローズ・イン・タイドランド』が途中で席を立ちたくなったほどの映画で落胆したが、今回は事前情報から極私的ギリアム最高傑作な『バロン』の夢再びを期待していた。

本作は主演俳優であるヒース・レジャーが急死したため一時製作が暗礁に乗り上げたものの、ジョニー・デップジュード・ロウコリン・ファレルという三人のスター俳優が代役をかってでたことで完成にこぎつけた映画であることが知られている。

正直代役といってもねぇと高を括っていたのだが、本作を観るとヒース・レジャーの死を無駄にすまいというギリアム、キャストの意思が伝わってくる。「鏡の向こう」という設定で助かってるところはあるが、違和感を与えないような見せ方の工夫がちゃんとなされていて感心した。悪魔役のトム・ウェイツも貫禄十分でよかった。

上で『バロン』の夢再びと書いたが、チャールズ・マッケオンの脚本参加、小人への愛着、場末の見世物小屋、日常にいきなり立ち現れる幻想的な映像、何より想像力(ファンタジー)という武器……どれも『バロン』と共通する要素であり、ギリアムらしい傑作を予感した。確かに前作、前々作よりは明らかに「戻って」きているが、残念ながらあの域には達していない。テンポが悪いというか映画を貫くリズムを獲得できていないように感じられた。

それにしても惜しまれるのはヒース・レジャーの死である。映画界にとっても本作にとっても。本作のあらすじ紹介などを読むと彼の役をヒーローだと思うかもしれない。ただそれはちと違うのだ。これ以上はネタバレになるから書かないが、「鏡の向こう」で彼が辿る最後まで通して演じていれば、本作は上に書いたリズムを得ていたかもしれない。

いったいどういうオチがつくのだろうと後半不安になったが、最後がすごく感じが良くて、それで印象がかなり持ち直した。かつてのギリアムだったらこうはしなかった終わり方かもしれないが、彼自身の娘を想う気持ちも反映しているのかもね。

[] 塚本牧生さんの「群衆の知恵・集団的知性とWikiコラボレーション」  塚本牧生さんの「群衆の知恵・集団的知性とWikiコラボレーション」を含むブックマーク

今更ワタシが紹介するまでもないと思うが、塚本牧生さんのスライドが公開されている。

スライドにはワタシの「第1回ウェブ学会シンポジウムの後に考えた集合知の行方」から引用されているが、ここで「(非)エリート主義的」という言葉を使ったのは勇み足というか、ワタシが考えなしに引用したのがいけないのだが、そのあたりについても塚本さんが正す形になっていると思う。

またこれにはヘンリー・ジェンキンスの文章も引かれているが、これも塚本さんによる日本語訳が公開されている。

あと、塚本さんのスライドをもとに第八回Wikiばなが開かれるみたいね。

日本初のキンドル本が発売になる 日本初のキンドル本が発売になるを含むブックマーク

キンドルの衝撃

キンドルの衝撃

「キンドル(Kindle)」の名前が題名に入った本が日本で出るのはこれが初めてだろう。こういうのはやったもの勝ちである。

副題まで含めると、以下の本のほうが発売が早いのだが、値段がべらぼうで、普通の書店で買うような本じゃないみたい。

Amazon を調べてみると、意外にアメリカでも Kindle をテーマにした本は少ない。まぁ、電子書籍リーダーのことを紙の本で学ぶというのもねじれてる感じがする(笑)。こないだ Kindle Development Kit が公開されて話題になったが、そちら方面からアプローチする本がオライリーあたりから出たりして。

あるいは今年6月に発売予定の以下の本のようなセルフパブリッシング需要を見越したものとか。

How to Publish a Kindle Book with Amazon.com: Everything You Need to Know Explained Simply

How to Publish a Kindle Book with Amazon.com: Everything You Need to Know Explained Simply

これについては印税70%の話ばかりが引き合いに出されるが、そんな簡単なものではなく、デジタル時代の「自費出版」の意味が問い直されるはずだ。

[] 電子フロンティア財団が設立20周年記念イベント  電子フロンティア財団が設立20周年記念イベントを含むブックマーク

1990年にジョン・ギルモア、ジョン・ペリー・バーロウ、そしてミッチ・ケイパーが、来るデジタル社会における個人の自由を護ることを目的に立ち上げた電子フロンティア財団が今年設立20年を迎える。

来月それを祝うパーティが開かれるそうで、場所は jwz のクラブ DNA Lounge。創始者三巨頭に加え、スティーブ・ウォズニアクやアダム・サヴェッジも参加するとのこと。

そうそう、EFF というと 12 Trends to Watch in 2010 という面白い予測をしていて取り上げようかと思ったが、シリコンバレー101で的確に紹介されていたので、未読の人は読むといいと思うよ。

[] レッシグ4部作最終章『Remix』邦訳が来月出る  レッシグ4部作最終章『Remix』邦訳が来月出るを含むブックマーク

REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方

原書が出たのが2008年10月で、一年以上経っての邦訳登場である。

今回は商業経済と共有経済は共存(リミックス)がテーマである。そうえいばワタシも2007年に「クリエイティブ・コモンズと営利経済」という文章を書いているが、ともかくこの本が(おそらく)レッシグがこの分野について書く最後の一冊になるので読まねばなるまい。

2010-01-25

[] YAMDAS更新(ラハフ・ハーフーシュ『「オバマ」のつくり方 怪物・ソーシャルメディアが世界を変える』)  YAMDAS更新(ラハフ・ハーフーシュ『「オバマ」のつくり方 怪物・ソーシャルメディアが世界を変える』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録ラハフ・ハーフーシュ『「オバマ」のつくり方 怪物・ソーシャルメディアが世界を変える』を追加。

それにしてもオバマも苦しい政権運営が続いてますな。

緊急増刷中の『ハッカーと画家』は来月前半に品薄解消 緊急増刷中の『ハッカーと画家』は来月前半に品薄解消を含むブックマーク

今年のはじめ現役グーグル社員が名前を挙げて以来(だと思う)品薄が続いているポール・グレアム『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』だが、森田尚さんの tweet によると現在緊急増刷中で、来月には品薄は解消される見込みとのこと。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

個人的には、Google にそんなに強い興味を持ってる人がこれまでこの名著を読んでないことのほうが意外だったのだが、世の中そんなものか。ワタシにしても must-read とされる本で読んでないのは結構あるもんね。

さて、なぜワタシがわざわざ『ハッカーと画家』の品薄解消を取り上げるのか。お前関係ないだろと言われそうだが、のびかけの鼻毛くらいはワタシもこの本に関係がある。この本の訳者あとがきにワタシの名前が出てくるのだ!

まだ読んでないアナタ、ウソだと思ってるでしょ? ワタシも信じられなかった。この本が Amazon から届いたときのことはよく覚えているが、最初あとがきから読み始め、自分の名前を見つけてしばし呆然とし、それからしばらく文字通りおいおい大泣きした。多分、当時つらいこともあったのだろうが、ワタシは川合さんの踏み石になったことを今でも心から誇りに思う。

そうした意味で『ハッカーと画家』は、ワタシの名前が載った本の中で最も売れた本ということになるな!(どういう切り口や)

そうそう、同じく川合×森田コンビによる Clojure 本もちょうど発売になるね。

プログラミングClojure

プログラミングClojure

[][] WordPress財団が設立される  WordPress財団が設立されるを含むブックマーク

これは驚いた。今や最も広く利用されているオープンソースのブログ/CMSツールである WordPress だが、その開発元である Automattic の Matt Mullenweg が WordPress Foundation の設立を発表している。

screenshot

FLOSS 関係で財団というと Mozilla 財団が浮かぶが、WordPress Foundation もこれをモデルにしたものだろう。つまり、WordPressオープンソースであることに変わりはないわけで、開発もちゃんと続く。

それだけ WordPress が巨大な存在になったということか。

本件については OSI 代表のマイケル・ティーマンも祝辞を述べている

[] OK GoがYouTubeにおける動画埋め込みの件でEMIに抗議  OK GoがYouTubeにおける動画埋め込みの件でEMIに抗議を含むブックマーク

こないだ OK Go の新譜を紹介したとき新曲のビデオをはろうとして、YouTube で公開されているビデオが埋め込み禁止設定になっていて、YouTube がそのブレイクに大きな貢献をしたバンドがこれはどうかと思いながら Vimeo の動画をはりつけたのだが、OK Go 側からの説明を読むと、これは EMI が許可しなかったからで、バンドとしても不本意だったものらしい。

そういうわけで今回も Vimeo から。このビデオも面白いね。

OK Go - This Too Shall Pass from OK Go on Vimeo.

さて、ワタシもその OK Go の新譜を発売とともに買ったのだが、ファルセットを多用したヴォーカルとディープな音作りは、期待していたものとはっきり距離があって、最初かなり戸惑った。何度も聴きなおすうちにこれはこれで良いじゃないかと思えるようになったが、やっぱり彼らに求める音とは違うのよね……

あと彼らは来月一夜限りの来日公演を行う。

Of the Blue Colour of the Sky

Of the Blue Colour of the Sky

[] ウィリアム・バロウズの伝記映画『A Man Within』  ウィリアム・バロウズの伝記映画『A Man Within』を含むブックマーク

柳下毅一郎さんの tweet で知ったのだが、ウィリアム・バロウズの伝記映画が作られていた。

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映画のタイトルは A Man Within で、デヴィッド・クローネンバーグガス・ヴァン・サント、ジョン・ウォータースといった映画関係、イギー・ポップ、サーストン・ムーア、ローリー・アンダーソンといった音楽関係などバロウズらしく多方面の人たちがインタビューを受けている。

何で昨年作られたのだろうと思ったが、そういえば昨年『裸のランチ』50周年記念本が出たからなのかな。

裸のランチ (河出文庫)

裸のランチ (河出文庫)

2010-01-21

『Make: Technology on Your Time Volume 09』発売 『Make: Technology on Your Time Volume 09』発売を含むブックマーク

『Make: Technology on Your Time』日本版紹介ページに Volume 09 の情報を追加。

Make: Technology on Your Time Volume 09

Make: Technology on Your Time Volume 09

今回はとうとう訳した文章が一つになっちゃった(笑)。風前の灯ですな。

今回訳したのは Kindle とそのテキスト音声変換ソフトウェアと Authors Guild と視覚障害者の問題で、少し前に TechCrunch でも「視覚障害者団体とアリゾナ州立大、Amazon Kindle DX差別訴訟で和解」で取り上げていた話である。

Foursquareは5つの方法で世界を変えている Foursquareは5つの方法で世界を変えているを含むブックマーク

最近ワタシの周りのアーリーアダプター層の間で foursquare がやたらと話題になっている。

この位置情報 SNS サービスは ReadWriteWeb も2009年最高のスタートアップの一つに選んでいたし、Twitterの次はこれじゃね? という声もある。何がそんなにすごいのか。Mashable が以下の5つのポイントを挙げている。

  1. 新たな通貨を作り出している
  2. 社会活動をゲームにする
  3. 常連客の意味を変える
  4. 場所と常連の間により深い関係を開拓する
  5. 大学での利用(ハーバードの利用事例)

これだけでは分からないと思うのであとは原文をどうぞ。ネタ元は O'Reilly Radar

百式田口さんは foursquare を「リア充専用SNS」と評していたが、この手のサービスはワタシが苦手とするもので、残念ながら個人的には使う余地がない。

ブラーのライブドキュメンタリー映画がDVD化 ブラーのライブドキュメンタリー映画がDVD化を含むブックマーク

昨年末に取り上げた blur のライブドキュメンタリー映画だが、日本盤 DVD が来月出るとのこと。

今週末に東京と大阪でプレミア上映が行われるらしいがこれは観に行けないな。

[] 黒沢清、青山真治が選ぶゼロ年代ベスト映画10作  黒沢清、青山真治が選ぶゼロ年代ベスト映画10作を含むブックマーク

松谷創一郎さんの tweet で知ったアジアの映画監督が選ぶゼロ年代ベスト映画10作だが、やはり黒沢清と青山真治という日本人監督が何を選んだのかが気になる。

黒沢清

青山真治

三つかぶってますな。予想していたこととはいえ観てない映画が多くて自分なんてまだまだ映画初級ファンだねぇと思った。

それはともかく『グラン・トリノ』の DVD が75%引きで990円という狂った値段で売っているのに気付き、送料無料というのもあり反射的に購入してしまった。

バレンタインデーを演出する「告白コンシェルジュ」って何じゃそりゃ!? バレンタインデーを演出する「告白コンシェルジュ」って何じゃそりゃ!?を含むブックマーク

これにはリアルにお茶を噴きそうになってしまった。何というかよくこんなもんを思いつくなと呆れる。

しかし、少し引いて考えてみると、これも中杜カズサさんが書いていた「商業としてのバレンタインデーはこの3年で大きく変わるかもしれないと思った話」に関係するのかも。

つまり、学校や職場でのチョコレート消費に期待できないのを逆手にとってホテル業界が乗り込んできた、と。

しかしねぇ、なんか演出がバブルっぽい感じが頭痛い。「ホテルスタッフ全員で歌のプレゼントをすることも、ヘリコプターの手配も可能」て……

そもそも恋焦がれて「告白コンシェルジュ」に頼る女性なんておらんやろ。男性のほうもバレンタインデーにホテルに呼ばれた時点で分かるっての。

以上、この数年チョコひとつもらえない寂しい30代男性の遠吠えでした。

2010-01-18

阪神大震災から15年経って 阪神大震災から15年経ってを含むブックマーク

日付の上では昨日になったが、阪神・淡路大震災から15年が経った。

震災当時ワタシも大阪にいたため地震被害にあったが、それは神戸で震災にあわれた方々の被害と比べることなどできないものである。

裏日本ニュースで神戸新聞の社説「被災者になって分かったこと」がウェブに公開されているのを知った。

というか、神戸新聞が震災15年ブログ(id:shinsai15)として期間限定ではてなダイアリーを利用していること自体気付かなかった。

自分が震災の一端に触れ思うのは、こういうことは体験しないなら体験しないに越したことはない、しかし、それが無理ならできる限りその被害の実態について忘れないで生きなくてはならないということである。

米国ソーシャルメディアのオールスター20名 米国ソーシャルメディアのオールスター20名を含むブックマーク

渡辺由佳里さんの tweet で知ったが、米国ソーシャルメディアのオールスターとして20名選ばれている。面白く思ったのが、各人の紹介の最後にウェブサイトやブログでなく Twitter アカウントにリンクしていること(もちろん全員使っている)。

以前最近最もイケテる七人のソーシャルメディアコンサルタントを取り上げたが、そのメンバーも半分以上入っている。

リストを眺めるとガイ・カワサキやセス・ゴーディンといった有名人をはじめとして、デビッド・マーマン・スコット(渡辺由佳里さんのダンナさま)や『グランズウェル』の人たちなど邦訳が出ている人も何人か。

せっかくなので、リスト入りしている人の近著を紹介しておく。このうちの何冊か邦訳されるのかな。

Crush It!: Why NOW Is the Time to Cash In on Your Passion

Crush It!: Why NOW Is the Time to Cash In on Your Passion

Social Media Marketing For Dummies

Social Media Marketing For Dummies

そうそう、長らく邦訳のなかったガイ・カワサキの『The Art of the Start』の日本語訳が昨年出ていたのね。

完全網羅 起業成功マニュアル

完全網羅 起業成功マニュアル

[] マンチェの新クラブFAC251、クリエーションのドキュメンタリー映画など  マンチェの新クラブFAC251、クリエーションのドキュメンタリー映画などを含むブックマーク

児島由紀子の「ロンドン通信」で知ったのだが、マンチェスターに FAC251 というクラブがオープンし、ピーター・フックも関わっているとのこと。

そういえばピーター・フックというと自伝を出していたが、邦訳はされないのかな。フッキーも素直にバーニーに頭下げてニューオーダーをまたやればいいのに。もう無理なのか。

The Hacienda: How Not to Run a Club

The Hacienda: How Not to Run a Club

児島由紀子も書いているように、このクラブ名を見ただけでこれがかのファクトリーレコード絡みだと分かる仕掛けである。

ご存知ない方のために説明しておくと、ファクトリーには関係する品に FACxxx というカタログ番号を振る通例があり、このコード一覧が Wikipedia のページになっているほどである。

FAC251 についても既に記載済だが、面白いのはこの例からも分かる通り、カタログ番号がふられるのはレコードだけではないことで、例えばファクトリーの創始者であるトニー・ウィルソンの棺には FAC501 という番号がふられている。

ファクトリーというと『24アワー・パーティ・ピープル』という映画が作られたが、ファクトリーより少し後に生まれ、90年代いっぱいまでインディーギターロックシーンを牽引したクリエイションのドキュメンタリー映画が作られることを id:heatwave_p2p さんに Twitter で教えてもらった。

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まだ公式サイトとかないみたい。クリエイションといえば大分前に本が出ていたが未読のままだなぁ……

クリエイション・レコーズ物語

クリエイション・レコーズ物語

[] 仲井戸麗市忌野清志郎に捧げたライブをCDとDVDのどちらで買うか悩んだ  仲井戸麗市が忌野清志郎に捧げたライブをCDとDVDのどちらで買うか悩んだを含むブックマーク

ライブの話はどこかで読んでいたが、パッケージ化されないのだろうなと勝手に思い込んでいたのでありがたいと思った。

I STAND ALONE [DVD]

I STAND ALONE [DVD]

I STAND ALONE

I STAND ALONE

ただ、CD と DVD のどちらを買ったものか悩んだ。

普通 CD より DVD のほうが高いものだが、ご存知のようにDVDには再販制度が適用されないため(だったよね?)値引き幅が大きく、実質値段は変わらない。

そうなると DVD のほうがお得に思えるのだが、正直 DVD だと CD より鑑賞に手間がかかるし、そうそう DVD 2枚組の映像を観る時間が取れない。それに本作は音のみで向かい合いたい気もする。

……いやいや、それはおかしいだろう。やはり仲井戸さんの演奏する姿や表情をみながら聴けるならそっちのほうがいいに決まってるだろう。

というよく分からない感じで悩んだのだが、コストパフォーマンスを考えて DVD を予約させてもらった。

[] 戦場でワルツを  戦場でワルツをを含むブックマーク

戦場でワルツを 完全版 [DVD]

戦場でワルツを 完全版 [DVD]

とても恥ずかしい話から始めないといけないのだが、寝不足に疲労が加わったため、本作の中盤で少し寝てしまった。少しとはいえ上映中に意識を飛ばしたのはデヴィッド・クローネンバーグの『裸のランチ』以来で、(日本の場合)高い金を払って映画館に出向くことを考えれば情けない話である。

本作は監督であるアリ・フォルマンの失われた記憶を巡るドキュメンタリー映画であり、それがアニメーションで作られていることに興味があったが、26匹の獰猛な犬が街を駆け回るオープニングに始まり、現在と主人公の従軍時代(流れる音楽が実に80年代っぽい)が交錯する映像をみると、確かに本作はアニメで表現するのが適していると思った。

ただ中盤以降、物語の一部ではなく、普通のドキュメンタリー映画のようにインタビューイが普通に答える画が多用されるといささか退屈で、これをアニメにやる意味はないだろうと思った(もっともワタシが書いても言い訳にしか聞こえないだろうが)。

基本的にあまり政治について書かないようにしているが、ワタシの中でのイスラエルのイメージはお世辞にも良いとはいえないもので、もっとはっきりいえば新山祐介さんが書くところのところの金も武器も本当に持っている「本物のチンピラ」に近い。

しかし、一方でその国民は、本作で描かれるサブラ・シャティーラの虐殺、そして最近のガザにいたるまで自分たちがやってきたことをどのように考えているのかという疑問があった。本作はその疑問にある程度答えてくれるものだし、本作の最後アニメーションが実写に変わる瞬間の総毛立つような感覚は忘れられないだろう。

2010-01-14

[] WIRED VISIONブログ第70回公開  WIRED VISIONブログ第70回公開を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「ダン・ギルモアのリターンマッチに期待する」を公開。

まぁ、タイトル通りの文章ですね。Boing Boing で新刊が今春出るのを知って取り上げることにした。

Mediactive: A User's Guide to Finding, Following, and Creating the News

Mediactive: A User's Guide to Finding, Following, and Creating the News

ブログ 世界を変える個人メディア

ブログ 世界を変える個人メディア

[] 暗号化によりクラウドデータを保護するGrendel  暗号化によりクラウドデータを保護するGrendelを含むブックマーク

Boing Boing で知ったのだが、ブラウザで管理できる会計ツールを提供する Wesabe が、ウェブアプリがユーザのログインパスワードを使ってデータを暗号化(し、ユーザがログインしたらデータを復号化)することでクラウドのデータを保護する Grendel というソフトウェアをオープンソース化したとのこと。

これは面白いし、こうしたソフトウェアの必要性は増すだろう。Grendel の目的やできた経緯については Wesabe のブログに詳しい。

[] リーク経済? Wikileaks創始者(?)インタビュー  リーク経済? Wikileaks創始者(?)インタビューを含むブックマーク

レッシグ先生の tweet(のRT)で知ったのだが、Wikileaks の Julian Assange のインタビュー Leak-o-nomy: The Economy of Wikileaks が公開されている(レッシグ先生は彼のことを founder と書いているが、インタビュー中「私は自分のことを創始者とは呼ばない」と答えている)。

インタビューは謎に包まれている Wikileaks の運営や法的問題、そして何よりどうやって資金を調達していくかというお金周りの話が多くて面白い。誰か訳しません?

DynDNSがEveryDNSを買収 DynDNSがEveryDNSを買収を含むブックマーク

Slashdot をみて驚いたのだが、EveryDNSDynDNS に買収された模様。

こないだ OpenDNS 創業者、CEO である David Ulevitch の「Google DNSに関する考察」を翻訳したばかりなのだが、実は David Ulevitch は EveryDNS の創業者でもあるのだ。

OpenDNS と EveryDNS は会社としては別なのだけど、Google Public DNS が契機となって DNS ビジネス(?)の動きが激しくなってきたというべきか。

[] ジャケ写を顔にあてはめるSleevefaceの作り方  ジャケ写を顔にあてはめるSleevefaceの作り方を含むブックマーク

Sleeveface って何ぞや? と言われる方は、その名もズバリ Sleeveface.com をみていただければ一目瞭然である。

つまりジャケ写を顔にあてはめる遊びだが、以前同じようなのを取り上げたことがあった記憶が……と探したら、二年前に LP portraits という名前で紹介していた。

Boing Boing で知ったのだが、Sleeveface.com の人がこれの作り方を動画にしている。こうしてみると分かっちゃいても笑ってしまうので皆さんもご覧あれ。

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[] リッピング・ヤーン  リッピング・ヤーンを含むブックマーク

モンティ・パイソンのオックスフォード組(マイケル・ペイリンテリー・ジョーンズ)が70年代後半に作ったテレビ番組で、2シーズン全9話からなる。

以前、パイソニアンの友人の好意で3話分はビデオで観ていたのだが、モンティ・パイソン結成40周年の区切りで日本でも2枚組 DVD がめでたく発売となった。

細切れのスケッチをテリー・ギリアムのアニメーションでつなげていくのが『空飛ぶモンティ・パイソン』の基本構造だが、『リッピング・ヤーン』は第3シリーズの「サイクリング・ツアー」のような一つのストーリーを展開する構成になっている。スタジオ撮影は少しでほとんどがロケ撮影。

本作はすべて1910〜1930年代というパイソンズがまだ生まれていない時代を舞台にしていて、ワタシがその時代の英国について特に知識がないというのもあるのかもしれないが、それぞれ笑いどころはあるものの、大爆笑まではいたらなかったというのが正直なところ。同じく70年代のテレビシリーズとしては、やはりジョン・クリーズ『フォルティ・タワーズ』には及ばない。あとどうしてテリー・ジョーンズはほとんど出演していないのだろう。

ただ第1シリーズ最終話の「ツメの呪い」のラストは SF 的というかコメディの枠を超えた怖さがあってびっくりした。

2010-01-13

[][] 欲しいものを手に入れたら  欲しいものを手に入れたらを含むブックマーク

マガジン航に「欲しいものを手に入れたら」を公開しました。Dan Visel の文章の日本語訳です。

最初なんじゃこりゃと思いながら訳していたが、予想していたのとかなり違う方向に展開するのが面白かった。

レイ・カーツワイルがBlioで電子書籍リーダー市場に参入 レイ・カーツワイルがBlioで電子書籍リーダー市場に参入を含むブックマーク

今年の CES はやたらと電子書籍リーダー(E-Reader)が出品されたいたらしいが、かのレイ・カーツワイルも自身の会社が開発する Blio eReader を出品していたようだ。カーツワイルというと最近は技術特異点絡みの話題ばかりだが、何より彼は伝説的な発明家なんだよね。

screenshot

といっても Blio はハードウェアではなくプラットフォームで、無料、フルカラー、3D 対応といったあたりを謳っているようだ。記事の比較表をみると既に機能がかなり盛り込まれているようだ。Baker & Taylor など提携先もあるようで、果たして CES の会場でどれくらい注目を浴びたんだろうね。

CNET によるカーツワイルのインタビュー動画をどうぞ。

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ネタ元は Slashdot

[] アルバムジャケット拡張アート  アルバムジャケット拡張アートを含むブックマーク

……と言われてもピンと来ないと思うが、まぁ challenge: extending album art を見ていただければ言わんとするところは分かってもらえると思う。

ワタシこういうの好きなんだよね。

ネタ元は Boing Boing

[] (500)日のサマー  (500)日のサマーを含むブックマーク

本作は冒頭でこの映画はラブストーリーでないと宣言されるが、でもやはり本作はラブストーリーだと思う。しかもうっとりもし、痛みも感じる、ユーモラスでとてもよくできたラブストーリーの映画である。

ロックヲタが素敵な女の子に恋をする話で、節々にそうしたネタを突いてくるのだけど、主人公のロックヲタぶりを強調し過ぎず、自意識グジュグジュになってないところはよかった。

とはいえ彼女の気を引きたくてスミスの "Please, Please, Please..." をかけるってお前高校生か! と言いたくなるが、でもそんなもんだよな。彼がカラオケバーで歌う曲が聴いたことあるのに思い出せなくてイライラしてしまったが、ピクシーズの "Here Comes Your Man" だったのね(後半歌うのはクラッシュの "Train In Vain" ですな)。何より彼女と愛し合って有頂天になる朝にホール&オーツの "You Make My Dreams" で踊る場面はやっぱり笑ってしまった。

時制をランダムに飛ぶ構成には面食らったが、ウディ・アレンの『アニーホール』を少し思わせる、しかしもっと若くストレートに心象風景を描く演出がよかった。

本作では主人公とサマーのアップが多用されるが、サマー役のズーイー・デシャネルが魅力的なビッチで(失礼)、彼女のアップをみてワタシも付き合いがあったある女性のことを思い出したりした。

最後にベンチで二人が語り合う場面、そのやり取りはとても皮肉とも言えるが、二人の終わりをうやむやにせずそのあたりをちゃんと描いているのはよかったね。そして、ラストの面接会場でのやりとり……最後に苦笑いしながらも幸せな気分になった。

2010-01-12

[] 今Amazonで1000円未満でDVDを買える名画を挙げてみる  今Amazonで1000円未満でDVDを買える名画を挙げてみるを含むブックマーク

現在 Amazon でDVD どれでも3枚で3,000円フェアをやっている。ほうほう、といくつかみてみたら一枚1000円しないものも結構ある。おいおい、それじゃ3枚まとめて買う必要なくね?

もちろん条件が合う人は3枚3000円で買ってもよいのだが、特に今また全品送料無料キャンペーンやってるし、1000円未満の DVD を個別に買ってもよいわけだ。

そういうわけで、今値引きされて1000円未満になってる DVD を紹介させてもらう。もっとも単に並べただけではやりがいがないので、ワタシ自身観たことがあり、お勧めできる映画のみに限らせてもらう。あと昨年取り上げたスタンリー・キューブリックの作品はここでは外させてもらう。

ワタシの感想文。途中ちとたるいですが、ラストはゾクゾクきましたなぁ。

これはベンジャミンに勧められて観たんだった。電話ボックスの場面から終幕までとても悲しくて落ち込んだのを覚えている。

エクソシスト ディレクターズカット版 [DVD]

エクソシスト ディレクターズカット版 [DVD]

こないだも書いたが、ワタシはこの映画のディレクターズカットはあまりお勧めしない。でも、それでも男泣きの名画には違いない。

カッコーの巣の上で [DVD]

カッコーの巣の上で [DVD]

ワタシの感想文。これもベンジャミンが好きな映画で、ただワタシは彼ほどこの映画が好きでない。ジャック・ニコルソンは映画をドライブさせる才能をもった名優だけど、本作を今観るとちょっと違和感がある。

タワーリング・インフェルノ [DVD]

タワーリング・インフェルノ [DVD]

確か平川哲生さんも指摘していたと思うが(追記:これは記憶違いでした。訂正並びにお詫びさせていただきます)、火事が起きて人が死ぬことを除けば、実はこの映画は三谷幸喜の『有頂天ホテル』と大枠で同じ内容だったりする。それなら大火災が起きる本作のほうが盛り上がらないかい?

ライトスタッフ [DVD]

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ワタシの感想文。よくできた映画なので、ちゃんと時間をとって一気にみるべきでしょう。

言わずと知れた SF 映画の古典。ルトガー・ハウアーかっこいい! でも「最終版」ってワタシ観たことあったかしら。この映画の場合、自分がどの版を観たがよく分からなくなっている……

アマデウス [DVD]

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かつてワタシはこの映画について映画というものの頂点の一つと書いたが、その気持ちはまったく変わらない。できればこれはディレクターズカットで観てほしいけど。

裸の銃を持つ男 [DVD]

裸の銃を持つ男 [DVD]

『フライングハイ』でコメディーの才能に目覚めたレスリー・ニールセン(『ポセイドン・アドベンチャー』で船長役もやってたのよ)とデヴィッド&ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ(ZAZ)のコンビによる素晴らしきアホコメディ。O.J.シンプソンも出てるよ!

アンタッチャブル(通常版) [DVD]

アンタッチャブル(通常版) [DVD]

ブライアン・デ・パルマ最高の娯楽映画。中学生のとき映画館に二度観に行った。テレビでたまにやるが、かなり刈り込まれたバージョンで怒りを覚えるので、ちゃんと全編観てほしい。

グッドフェローズ [DVD]

グッドフェローズ [DVD]

マーティン・スコセッシが果敢に MTV 世代の映像手法を取り込んだ映画で、特殊な映像効果など一切なしにドラッグの禁断症状を見せる手法の気持ちの悪さが印象的だった。この映画でアカデミー監督賞を取っていれば、後にあんな見苦しいことにはならなかったのに。

許されざる者 [DVD]

許されざる者 [DVD]

ワタシの感想文。ここで彼は初めてアカデミー賞をとるわけだが、クリント・イーストウッドはそれから20年近く経って、まだ作る映画が良くなっているというとんでもない人というか、もはや人間ではないのかもしれない。本作は歳をとってからまた観たい。

ショーシャンクの空に [DVD]

ショーシャンクの空に [DVD]

ワタシの感想文。今や定番中の定番であり、それゆえに甘く見る人もいるが、ワタシは心から両手いっぱい広げて大好きである。

カイザー・ソゼ! これ以降、「やられた!」と観客を言わせることを主眼とする映画が増えた印象がある。改めてこの映画を観直すと、なかなかの豪華キャストなんだよね。

マトリックス 特別版 [DVD]

マトリックス 特別版 [DVD]

続編がまぁあんな感じで衝撃も薄れてしまいましたが、やはり最初この映画に触れたときはスゲーっと思ったよね。

コンスタンティン [DVD]

コンスタンティン [DVD]

ワタシの感想文。こういう並びでこの映画を挙げるのはワタシだけだと思うが、ホラー映画のようでその実バカなところが好きだったりする。ティルダ・スウィントンもピーター・ストーメアもええで!

ミスティック・リバー [DVD]

ミスティック・リバー [DVD]

ワタシの感想文ショーン・ペンティム・ロビンスがオスカーをとったし、マーシャ・ゲイ・ハーデンもそれに値する演技をしていて、それだけ力作なのだけど非常に後味が悪い映画である。

ワタシの感想文。映画館で拍手をしたくなったのはこの映画が初めてで、これでジャック・ブラックが好きになったんだ。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]

ワタシの感想文。そういえば2009年はこの映画、『バーン・アフター・リーディング』、そして『イングロリアス・バスターズ』と三本の映画で彼のヘタレ役を観れたのはありがたいことである。

あとワタシは未見だが、ああ、これ観たいと思ってたんだ、という映画が以下のあたり。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』もベンジャミンが大好きな映画で、実は年末1000円未満になっているのを知り購入済なのだが、何しろ映画二本分の長さなのでまだ観る時間が取れていない……

2010-01-07

[] アバター  アバターを含むブックマーク

評判は聞いていたが、日本人のワタシからみれば、ナウシカ、もののけ姫、ラピュタひっくるめて狼と踊ろうぜ! という感じで宮崎駿アニメの影響を感じるストーリーであるし、だから何なんだよといいたくなる話ではある。

しかし、高度な映像技術を惜しげもなく使いながら、スピリチュアル系も道具にしつつ、スカイアクションもありだし、ロボットアクションもあるぜ! そして大盛り上がりで反乱軍勝利! なストーリーを見事にまとめあげたジェームズ・キャメロンの力技を称えたいと思う。確かにこれは時間を忘れる。

個人的にこの映画で一番良かったのはミシェル・ロドリゲスで、『エイリアン2』のジャネット・ゴールドスタインもそうだが漢気あふれる女兵士ってキャメロンの好みなんだろうな。あとシガニー・ウィーバーが久しぶりに良い役をやってたと思う。

人間と先住民と構図で考えると本作の最後って絵的に結構マヌケなのだが、人間の武器を手にする先住民を見て、ワタシなんかこれが彼らに暴力の連鎖をもたらすのではと考えてしまう。キャメロンはそういうことを想像しなかったのだろうか。

本作は 3D 上映(吹き替え)を観ると決めていたので、Twitter でいろいろ教えていただいて、映画は必ず眼鏡を装着して観るワタシにも優しい Real D 方式でやっている劇場で観た。本作自体はことさら 3D であることをひけらかす作りではないが、折角なら 3D で観たほうが盛り上がるだろう。

ワタシの場合、大体真ん中の大体中央の座席を取れたのでポジション的には問題なかったが、先住民の言葉の字幕はかなり読み辛かった。この映画の 3D 上映を吹き替えでなく字幕でみたら頭痛がしそう。

3D映画の方式についてはにわか映画ファンの駄目な日常に詳しいが、字幕の問題、あと全体的に視界が暗くなる問題はあるが、一番楽で手軽な Real D 方式が一番普及する気がする。

社会ネットワークの影響力の強さを解き明かす『Connected』が面白そうだ 社会ネットワークの影響力の強さを解き明かす『Connected』が面白そうだを含むブックマーク

柏野雄太さんの2009年の10冊エントリで挙げられていた『Connected』という本が面白そうである。長めに引用させてもらう。

6は有名な「デブは伝染する」解析("The Spread of Obesity in a Large Social Network over 32 Years" http://bit.ly/5AyzQ1)で有名なChristakis, Fowlerのコンビが一般向けに書いた本。社会ネットワークが、行動ばかりか健康や体質や性格や幸せに至るまで、人間を規程してしまうという驚きの知見が展開される。WattsやStrogatzの数理的なネットワーク理論を実際の社会データに応用し、社会ネットワークが及ぼす影響の大きさを描き出している。特に面白いのが、自分の知らない友達の友達の友達という三次の隔たりがあっても、自分がその三次の隔たりのある友達から影響を受けるという研究成果である。経済学が仮定する個人の選好が社会を決めるだけでも、マルクス主義やポストモダン系の社会科学が仮定する社会集団や慣習が社会を決めるだけでもないのだ。個人と社会の間にあるネットワークもかなり大事なのだ。これは10年代を迎えるにあたって必読書といえる。

Top ten books of the year 2009 -Part 1- : wrong, rogue and log

Nicholas A. ChristakisJames H. Fowler による Connected: The Surprising Power of Our Social Networks and How They Shape Our Lives という本だ。

screenshot

他に日本でこの本を紹介している人はいないか検索したら、△りべらる、○ふりーだむ。(id:wh_cm)において序文が翻訳されていた。おおっ!

早速序文を読んでみたが、確かにこれは惹かれる本だ。邦訳も出るんだろうな。

Connected

Connected

さやわか×ばるぼら対談が懐かしかったり、はっとさせられたり さやわか×ばるぼら対談が懐かしかったり、はっとさせられたりを含むブックマーク

この二人の対談だからもちろん面白くて、特に前編は読んでてすごく懐かしかったり、ゼロ年代をウェブに生きてなんて自称するのが恥ずかしくなったり。

ばるぼらさんの『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』が出てもう五年になるんだな……うちの読者でも若い人は知らなかったりするんだろうな。これはそんな人たちにもオススメだよ。オラの名前も出てくるよ!(ホントだよ)

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

後編は対談としては話があっちこっち飛んでよく分からないものになっているが、逆に言えばお二人ともよくここまで広範囲に喋れるなと敬服した。こちらはばるぼらさんの発言が面白かった。

ばるぼら:ちょっと前にあやしいにすごくいいことが書いてあったんだけど、ネットの接続をいつまでも切れないのは、反応を待ってしまうからだという。どういうふうな反応をされるのか待ってるから、いつまでも接続が切れないんだ、って話があって。ネット依存ってこれだなあと。みんなリアクションがほしいっていう。昔から言ってるけど「ネットはアクションじゃなくてリアクションのメディア」だなあって。

ばるぼら:無数にネット関連本はでてましたけど、ワタシはレッシグの『CODE』以上に衝撃を受けるものはなかったですよ、ゼロ年代は。悪いけど。

ばるぼらさんもそのように考えていたんだ!

ばるぼらKindleというのも……あー思い出したクソー! Kindleが電子出版で騒がれてるじゃないですか、「出版の未来がここに」って話で。で、ワタシが知ってる範囲では出版の未来の方向性って二つあるのね。ひとつはケータイコミックやKindleとかに代表される電子書籍のほう。もうひとつは、普通の印刷会社というのは今後どんどん大量部数のものを印刷する機会が減っていくから、小部数で利益の出るものを考えてなくてはいけないということで、オンデマンド印刷とか、小部数向けの印刷コストというのがどんどん安くなってるんですよ。今そっち側に印刷会社が投資してるんです。で、 Kindleばっかじゃなくてオンデマンド出版みたいなものにも目を向けたほうがいいんじゃないの、みたいなことを金髪豚野郎こと津田さんに言ったらだね、数時間後に「これからは紙だよ紙、Kindleなんてクソだね」っていう風に翻訳されてTwitterに投稿されてですね!

この後「マスゴミならぬツダゴミですよ!」とまで言っているが、そのうち金髪被害者の会とかできたりして。

「おじいちゃんの書斎の本にそっとはさまれていた感動のメモ」で思い出した井上ひさしの話 「おじいちゃんの書斎の本にそっとはさまれていた感動のメモ」で思い出した井上ひさしの話を含むブックマーク

おじいちゃんの書斎の本にそっとはさまれていた感動のメモの話にはワタシもほろりときてしまったが、それで思い出した話がある。

あるとき井上ひさしが古本屋で一冊の本を買ったときの話だ。その古本を読んでみるといろんなところに傍線が引かれていたというのだ。

それはよいのだが、問題はその傍線がことごとく「見当違い」であること。大事なところに限って線が引かれてないのに、どうでもいいところばかりに傍線が引かれている。

この本を売った奴は馬鹿じゃないか? 何も分かっていない、と呆れながらページをめくったらメモが落ちてきた。その紙片には、「ひょっこりひょうたん島」のテーマソングの歌詞の草稿が書かれていた。

そう、その本を売ったのは、井上ひさし本人だったのだ!

井上ひさしは、自分はこの本に復讐されたと反省した。この本は、自分に過去の自分自身を馬鹿だと言わせたのだ。

ワタシがこの話を知ったのは、廃墟通信の「処分本の復讐」である。

ozricozric 2010/01/07 04:33 あいつはそこに書いてるような丁寧な説明は俺にはしてくれなかったけどな! どっちが捏造なんだか。

yomoyomoyomoyomo 2010/01/07 08:11 まあまあ、ここはひとつ当人同士で殺しあってください(笑)。でも、津田さんお痩せになられたから、金髪豚野郎は正しくないでしょうね。

wh_cmwh_cm 2010/01/07 12:00 アクセス増えていてビックリしました。
著作権的にどーかなーとも思いましたが、どっかが出版するときには削除したいと思います。

yomoyomoyomoyomo 2010/01/07 22:45 もうこうなったら全部訳して出版社に持ち込むという手もありますよ!(←無責任)

wh_cmwh_cm 2010/02/06 12:51 http://connectedthebook.com/pages/translations.html
ここを見ると、3月に講談社からでるみたいですね。

2010-01-04

[] 今年パブリックドメイン入りしたもの/するかもしれなかったもの  今年パブリックドメイン入りしたもの/するかもしれなかったものを含むブックマーク

1月1日の Public Domain Day に、青空文庫そらもようパブリックドメインの現状についてとても良い文章が公開されている。もし読んでない人がいたらご一読をお勧めする。

今年2010年は、北大路魯山人高浜虚子永井荷風といった人たちの作品がパブリックドメイン入りする。近藤正高さんが書くように Twitter で『断腸亭日乗』botをやることも可能なのだ。

一方アメリカはデューク大学パブリックドメイン研究センターのブログに1月1日にパブリックドメインになったかもしれなかった(がならなかった)ものについてのエントリが公開されている。

ご存知の通り、アメリカは作者の死後70年間著作権が有効になるよう著作権法が改正されているが、もし1978年以前の著作権法なら、例えば以下の作品が2010年1月1日にパブリックドメイン入りしていたそうだ。

おっと、邦訳にアサマシしちゃったけど、パブリックドメイン入りした可能性があったのはもちろん原書ね。

要は1953年に発表された作品ということだが、ジェームズ・ワトソンらが DNA の二重らせん構造についての論文を Nature に発表したのもこの年だったとな。

[] 電子書籍の違法ファイル共有を警戒する気持ちは分かるが、それとオープンソースと結び付けられても……  電子書籍の違法ファイル共有を警戒する気持ちは分かるが、それとオープンソースと結び付けられても……を含むブックマーク

2010年は電子書籍市場が本格的に立ち上がる年となるだろう。音楽産業において iPod と iTunes Music Store が果たした役割を Amazon Kindle が電子書籍分野で果たすという見立てはよくあり、そのアナロジーに従えば、この記事において指摘されるように電子出版分野における海賊版、違法ファイル共有を恐れる気持ちはよく分かる。

ただこの発言はいただけない。

"With the open-source culture on the Internet, the idea of ownership -- of artistic ownership -- goes away," Alexie added. "It terrifies me."

Digital piracy hits the e-book industry - CNN.com

インターネットにおけるオープンソース文化とともに所有権の概念が失われた、ってそれオープンソースと直接は関係ないと思うのだが。こういうのを見ると昨年あった「オープンソース的」問題じゃないが、言葉の意味を正しく普及させる重要性を感じる。電子出版と DRM についてはまた改めて取り上げるつもり。

これの発言主である Sherman Alexie(シャーマン・アレクシー)は金原瑞人の翻訳で何冊か邦訳が出ているね。

ネタ元は Slashdot

マイクロソフトがPalmを今すぐ買収しなければならない10の理由 マイクロソフトがPalmを今すぐ買収しなければならない10の理由を含むブックマーク

この手のエントリって定期的に出るが、あんまり感心したことはない。ただそれを通じてマイクロソフトの問題も見えてくる、かもしれない。

  1. Palm は Research In Motion を買収するより安く済むし理にかなっている(RIM は Blackberry の開発元)
  2. Palm WebOS はモダンな携帯 OS だ
  3. Palm なら同期がうまくできる(Exchange もサポートしている)
  4. WebOS には優れたブラウザが載っている(WebKit ベースということ)
  5. Google は新年に Nexus One 発売のイベントを計画している
  6. Palm の技術はマイクロソフトのモバイル戦略に興奮を生むだろう
  7. マイクロソフトはハードウェア提携先と直接競合することなく自社ブランドの携帯電話をすぐに販売できる
  8. WebOS は Google Android に対する説得力のある選択肢だ
  9. マイクロソフトはオープンソースな携帯 OS を提供すべきだし、WebOS がそれだ
  10. Windows Mobile の問題を修正するのに十分な時間が残されてない

うーん、どうだろう。確かに Palm WebOS は良い買い物かもしれないが、今になって Windows Mobile を捨てられるかどうか。モバイルOS戦争は厳しいねぇ。

ネタ元は LWN.net

[] エリック・アイドルのコメディーオラトリオ『Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy)』がBBC Radio 3で公開中  エリック・アイドルのコメディーオラトリオ『Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy)』がBBC Radio 3で公開中を含むブックマーク

ワタシは BBC iPlayer って英国国外からは聞けないと勘違いしていた。ちゃんと聞けるじゃん。

『Not the Messiah (He's a Very Naughty Boy)』については Wikipedia に詳しいが、『スパマロット』の成功を受け、引き続きエリック・アイドルとジョン・ドゥ・プレッツのコンビが作ったコメディーオラトリオで、2007年に初演されていたのね。知らなかった。

この作品のタイトルは確か何かのアンケートでコメディ映画史上最も面白い台詞に選ばれていた『ライフ・オブ・ブライアン』におけるテリー・ジョーンズの台詞で、要は『スパマロット』が『ホーリー・グレイル』が主な元ネタだったの対して、『Not the Messiah』は『ライフ・オブ・ブライアン』が元ネタということ。あと『スパマロット』と違い、アイドル自身が舞台で歌っている。

今回新年に BBC Radio 3 で放送されたのは、モンティ・パイソン結成40周年を祝った2009年10月の公演で、アイドルの他にマイケル・ペイリンテリー・ジョーンズテリー・ギリアムが参加している。

『ライフ・オブ・ブライアン』が元ネタだからして、最後は Always Look on the Bright Side of Life の合唱で終わる……と思いきや、マイケルが The Lumberjack Song を歌いだして観客が大盛り上がりなのにワタシも笑ってしまった。

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公開期限まで残り数日なので、聴きたい人はお早めに。

[] 話題の低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』が今月日本でも公開  話題の低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』が今月日本でも公開を含むブックマーク

Twitter で @paranormaljp にフォローされて気付いたのだが(というところが今風っすなー)、制作費135万円で驚異の興行収入をあげた低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』が今月末日本でも公開されるのを知った。

screenshot

これ以前キラキラで町山智浩さんが紹介してたやつだよな。

この手の低予算だけど大当たりしたホラー映画というと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が浮かぶ。『ブレア・ウィッチ』は「こけおどし」、「手持ちカメラの映像に気分が悪くなる」といった評判を聞いてワタシは結局見ていないのだが、『パラノーマル・アクティビティ』はまたちょっと違うらしい。

個人的には福岡で公開されるなら観に行きたいところだが、冬ってこの手のホラー映画を楽しむにはちときつい季節かもしれない。

ultimateanswerultimateanswer 2010/03/17 02:15 3月25日に映像版の一夜だけの上映が行われるようです。
さすがにヨーロッパまで観に行くワケにはいかないのでDVD化を待ちます。
http://alternative.artsalliancemedia.com/montypython/

yomoyomoyomoyomo 2010/03/17 03:14 これはまったく知りませんでした! 情報ありがとうございます。
でも、一夜だけなんて!! SpamalotともどもDVD化されてほしいです

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