YAMDAS現更新履歴

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2010-12-30

はてなブックマークで振り返るYAMDAS Projectの2010年 はてなブックマークで振り返るYAMDAS Projectの2010年を含むブックマーク

毎年恒例なので説明は省略。YAMDAS Project本家、はてなダイアリーのYAMDAS現更新履歴、Wired Vision のyomoyomoの「情報共有の未来」、そしてマガジン航に提供した文章も含め、2010年に公開した雑文、翻訳の被ブックマーク数トップ20は以下の通り(2010年12月30日零時時点)。

  1. 『インセプション』の音楽に「植えつけられた」秘密 - YAMDAS現更新履歴 217users
  2. 「高嶺の花」を「高根の花」と書いて日本語を乱す新聞業界 - YAMDAS現更新履歴 170users
  3. 東浩紀氏にTwitterでブロックされた - YAMDAS現更新履歴 134users
  4. no title 94users
  5. TechWaveの一番クソだと思うところ - YAMDAS現更新履歴 93users
  6. エンジニアが一人Googleに入るたび、スタートアップが一つ死ぬ - YAMDAS現更新履歴 65users
  7. インターネットプラットフォーム戦争:「インターネットOS」に一番近い企業はどこか | ワイアードビジョン アーカイブ 64users
  8. 人気のプログラマー向けテキストエディタがSourceForgeから離れる理由 - YAMDAS現更新履歴 64users
  9. たぬきちなんて糞くらえ。これこそ地方在住ロスジェネのリアルリストラ戦記だ - YAMDAS現更新履歴 64users
  10. マルコム・グラッドウェルの苦言と岡田斗司夫の予言 | ワイアードビジョン アーカイブ 63users
  11. アメリカ合衆国のヘンテコな法律50選 - YAMDAS現更新履歴 58users
  12. iPadを待ちながら:我々はどれくらい自由であるべきなのか | ワイアードビジョン アーカイブ 56users
  13. ウェブ時代にあるべき本の生態系を目指して | ワイアードビジョン アーカイブ 50users
  14. ティム・オライリーの「インターネットOS」というヴィジョン | ワイアードビジョン アーカイブ 50users
  15. インターネットは我々に何を与え、奪うのか 〜 クレイ・シャーキーとニコラス・G・カーの新刊 | ワイアードビジョン アーカイブ 48users
  16. はてなツールバー for Firefoxは今年中にバージョンアップするのか? - YAMDAS現更新履歴 48users
  17. 黒沢清、青山真治が選ぶゼロ年代ベスト映画10作 - YAMDAS現更新履歴 47users
  18. 英語の学習に適したKhan Academyの教育ビデオ(とその翻訳ブログ) - YAMDAS現更新履歴 45users
  19. The Facebook Reckoning 日本語訳 37users
  20. 2010年最高のスタートアップ10社 - YAMDAS現更新履歴 37users

今年はブックマーク数同数というのがいくつかあり、これを見ても分かる通りブックマーク数を比較すると昨年よりも全般的にはっきり減っていて、個人的にはワタシの活動自体は低調だったとは思わないのだが、別に衰えたと言われてもそれはそれで結構である。もっとも、はてなブックマーク自体がどんどん Twitter などの他サービスに食われていると解釈するのが自然かもしれない。

昨年に引き続いてはてなダイアリーが半分以上を占め、Wired Vision ブログがぼちぼち入るという感じで、唯一本サイトから「Facebookの報い」が入ったのは嬉しかった。Wired Vision ブログは今年もなかなか充実していたと思う。誰も誉めてくれないので自分で誉めるが、まさかこの連載が足掛け五年に及ぶとは夢にも思わなかった。原稿料以上のものを僕に与えてくれた連載だと思う。

あと今年はマガジン航に翻訳だけでなく雑文も寄稿し、「電子書籍にDRMは本当に有効か?」が堂々ランクインしたのは嬉しい。これは仲俣暁生編集長も驚くほどのアクセスを集めたらしい。

来年2011年は公私ともに転機の一年になることが確定している。正直嬉しくない変化のほうが主になりそうだが、いずれにしても今年一年を何とか無事に過ごせてよかったとそちらを祝いたい。今年もいろんな人に会えたことにも感謝したい。

2010年の更新はこれにておしまい。どうか皆さんよいお年を。

2010-12-29

[] 2010年の映画をふりかえる  2010年の映画をふりかえるを含むブックマーク

毎年恒例になりつつある空中キャンプの「2010年の映画をふりかえる」(募集結果発表)だが、今年も回答させてもらった。

ワタシの回答は「みなさんの回答を読む/1」にあるが(上から8番目)、改めてワタシが選んだ2010年に劇場公開された映画でよかったものは以下の3本。

  1. インセプション
  2. トイ・ストーリー3
  3. 第9地区

順位もこの通り。ワタシが選んだ3本が全体結果でも2〜4位に入っていて、これはワタシが映画に関してはすごく素直な人間だからだと思う。

今年はベスト3の選択で迷わなかった。調べたら今年は19本映画館で観ていて本数は昨年を上回ったが、体調やスケジュールの問題で10月半ばから映画館に行けなかったのは残念なり。

あと今年は『生きる技術は名作に学べ』を読むことができた。来年も伊藤聡さんのご活躍をお祈りします。

ジョエル・テストのアップデート版に入る項目は何か ジョエル・テストのアップデート版に入る項目は何かを含むブックマーク

The Joel Test日本語訳)というと Joel Spolsky 先生考案の企業におけるソフトウェア開発環境の良し悪しを判断する12のチェックリストだが、Marc Garcia がこれに加えて以下のチェックすべき項目を挙げている。

  • 分散ソース管理システムを使ってる?
  • ユーザが直接バグを報告できるバグデータベースがある?
  • テスト手順があり、しかもテストのために特定のリソースを割いている?
  • 新機能を実装する前にバグを修正してる?(これジョエル・テストの第5項目と同じでは…)
  • 自動のビルド手順なりデプロイ手順がある?
  • ロードマップがあり、短期的な優先度に従って重要な変更を行うことがないよね?
  • チームが良いコンディション(静かな環境、柔軟なスケジュール、開発ソフトウェアを選択する自由、公平な給与)で働いてる?

元の項目から大きく方向性を変えるものではないが、ソフトウェア開発環境の変化に伴い、ジョエル・テストにも項目が追加されるべきなのかな。このエントリには60を超えるコメントがついているが、他に欠かせないというチェックポイントはありますか?

ネタ元は Slashdot

Joel on Software

Joel on Software

50人を超える女性起業家が誇る「2010年の成功」 50人を超える女性起業家が誇る「2010年の成功」を含むブックマーク

これは素晴らしい企画だね。Women 2.0 - Founding Startups において、女性起業家に自身の会社が今年成し遂げた成功を募り、それに50名を超えるファウンダーが名乗りを上げている。

正直なところ、会社の名前を見てピンとくるところはほとんどない。半ば自己宣伝として名乗りを上げた人もいるかもしれない。しかし、これだけの数の女性起業家(その多くは創業者というだけでなく CEO でもある)が自身の会社を立ち上げ、その製品、サービスの成功を誇示しているのは壮観である。

あと当然だけどみんな Twitter アカウントもってんだね。

ネタ元は O'Reilly Radar

[] ブルース・スターリングがWikileaksについて語る文章で思い出したクリプトアナーキスト宣言  ブルース・スターリングがWikileaksについて語る文章で思い出したクリプトアナーキスト宣言を含むブックマーク

この八田真行さんのツイートでブルース・スターリングが Wikileaks について語る The Blast Shack を知った。かのサイバーパンク作家はまず以下のように語っている。

The Wikileaks Cablegate scandal is the most exciting and interesting hacker scandal ever. I rather commonly write about such things, and I’m surrounded by online acquaintances who take a burning interest in every little jot and tittle of this ongoing saga.

Page Not Found - Webstock

かなーり長い文章なので正直全部は読めてないのだが、八田さんも書いている通り、Wikileaks とサイファーパンク(cypherpunk)の関連性について語っているのがまさにスターリング先生らしいところだと思った。

そこで Timothy C. May の The Crypto Anarchist Manifesto について触れていて、ああ、確か山根信二さんの日本語訳があったねぇと調べたところ、ちゃんと残っていた。Eric Hughes のA Cypherpunk's Manifesto 日本語訳も久しぶりに読み直した。

残念ながらこのあたりについてはワタシは昔も今も理解が浅く解説できないので、八田さんが書いたという文章を読んでみたいところ。あと誰かスターリング先生の文章訳してくれんかな。

デヴィッド・ワインバーガーの新プロジェクト「大きすぎて分からん」 デヴィッド・ワインバーガーの新プロジェクト「大きすぎて分からん」を含むブックマーク

調べものをしていて、『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』にも何度か名前が登場する重鎮デヴィッド・ワインバーガーの新刊のページが Amazon にできているのを知る。

おいおい、発売日が2011年10月31日って来年秋やんけ! と何かの間違いかと思っでさらに調べたら、確かに Too Big to Know という公式サイトができている。

screenshot

デヴィッド・ワインバーガーの本としては Everything is Miscellaneous日本語訳)以来の新刊ということになるが、タイトルの「大きすぎて分からん」とは何のことなのか。

Too Big to Know is about what happens to knowledge and expertise now that we are faced with the fact that there is way way way more to know than can be known by any individual. Its hypothesis is that knowledge and expertise are becoming networks, and are taking on the properties of networks.

404 Not Found

もはや個人の手には余りまくるほどでかくなったものを扱っているわけで、一言で言えば「データ」ということになるか。

それは例えばクラウドの向こう側に蓄積されたデータであったり、Wikileaks によって暴露された情報であったり、オープンガバメント関係で公開された生データだったりするのだろうが、それをどう扱うか、その知識や技術がネットワークになるという見立てなのかなと推測する。

前作は「すべてがばらばらになる」だったが、その後の秩序がどうなるかというのも含むのではないか。勝手に推測を並べたが、来年秋が楽しみである。

noriyo_asanonoriyo_asano 2011/02/06 16:43 The Blast Shack、この記事を拝見して読みましたが、非常に考えさせられる内容なので一度ならず何度も読み返しているところです。さすがにスターリング先生の名文をおいそれと翻訳するわけにはいきませんが、近いうちに要約記事でも書こうかと…

yomoyomoyomoyomo 2011/02/06 17:11 おおっ、要約記事はありがたい! ……と、まだ全部読めてないのがバレてしまいますが(笑)

noriyo_asanonoriyo_asano 2011/04/20 20:23 さきほど、翻訳公開しました。ふう。
yomoyomoさんに感謝です。http://bit.ly/gLPtTz

yomoyomoyomoyomo 2011/04/20 20:41 お疲れ様です! 今夜の更新時に紹介させてもらいます。

2010-12-27

[][] YAMDAS更新(スコット・ローゼンバーグ『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』)  YAMDAS更新(スコット・ローゼンバーグ『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録スコット・ローゼンバーグ『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』を追加。

ワタシ的にとても嬉しい本だったので、かなり長めに読書記録を書いてしまった。スコット・ローゼンバーグについては、レベッカ・ブラッドがブログに関するインタビューを2006年にしていて、これも面白い。

あと関係ないが、スリムクラブの二本目は面白かったね。

[] WikileaksのニュースアグリゲータWikiriver……という名前はやはりおかしくないか?  WikileaksのニュースアグリゲータWikiriver……という名前はやはりおかしくないか?を含むブックマーク

今年末の話題をがっとさらってしまった Wikileaks だが、Dave Winer が4つの主要ニュースソースから Wikileaks に関する記事を集約する wikiriver.org を作っている。

screenshot

RSS や OPML の専門家であるワイナーからすれば簡単なお仕事かもしれないが、このあたりのフットワークが軽さはさすが。そのワイナー自身 Guardian の報道がもっとも生産的で有用と認めていて、これについては id:nofrills さんの精力的なエントリが日本語で読めるもっとも的確な情報源だろう。

さて、ここで本筋から離れるが、Wikileaks のニュースアグリゲータの名前が Wikiriver ってやっぱおかしくないか? Leaksriver のほうが適切でないか? とワタシはどうしても思うのだ。クォーターパウンダーWikiを見て、クォーターパウンダーペディアじゃね? と書いたときのことを思い出してしまった。

Wikileaks のおかげで Wikipedia を Wiki と略す人が減るのでは、という意見があるが、現実はもうちょっとややこしそう。

[][] Google Labsから構造化データを扱うDataWikiが登場  Google Labsから構造化データを扱うDataWikiが登場を含むブックマーク

Google Labs からリリースされたベータプロダクトの中に Data Wiki(titleタグをちゃんと入れろよ)というのがあって目を引いた。

screenshot

今のところこれが構造化データのための Wiki であること、REST アーキテクチャに基づいており AppEngine を使用していること、そしてオープンソースとして公開されることぐらいしか分からないが、そういえば Google と Wiki というと2年前にリリースされた SearchWiki 機能はうやむやになってしまったが、こちらはどうかな。

ReadWriteWeb は構造化データ共有手段として FluidDB と比較しているが、まだそんな段階にないんじゃないのかな。

[] ドナルド・フェイゲンのソロアルバムが来年出るかも  ドナルド・フェイゲンのソロアルバムが来年出るかもを含むブックマーク

竹田茂さんのツイート経由で知ったが、ドナルド・フェイゲンが自宅スタジオで4枚目のソロアルバムの制作しているらしい。

フェイゲンというと、マイケル・マクドナルドとボズ・スキャッグズと彼の三人で Dukes of September ツアーを今年やっているのは知っていたが、ソロアルバムを作っていたとはね。

Steely Dan 後期からソロまで、フェイゲンというと豪華なセッションミュージシャンを起用することで知られたが、今回のソロアルバムは Pro Tools を使って基本一人で作っているというのは面白い。もちろん全部宅録で済ますわけではないが、彼の『The Nightfly』をオールタイムベストの1枚とする人間としては彼の動向はどうしても気になるね。

THE NIGHT FLY

THE NIGHT FLY

[] ジーザス・キャンプ 〜アメリカを動かすキリスト教原理主義 ジーザス・キャンプ 〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜を含むブックマーク

「松嶋×町山 未公開映画祭」においてレンタルした(予告編)。

本作の背景にはサミュエル・アリートの合衆国連邦最高裁判事の就任があるのだが、観終わった後はそんなことすっかり忘れ、キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史の巧みさと自信に満ちた表情、並びに彼女の元に集う子供たちの姿ばかりが印象に残る。

ワタシ自身の信仰については以前対談で語ったことがあるが、一応洗礼を受けているとはいえ、自分のことをキリスト教徒と自称できないだろうという気持ちに今も変わりはない。そういう人間から見て、本作の内容はフクザツな気分にさせるものだった。

本作の内容はある程度予想通りだったが、それにしてもフィッシャー女史をはじめとする福音派の指導者たちの現代ポピュラーカルチャーを取り込んだ巧みさには舌を巻く。そういえば以前町山さんが書いていたあらゆる音楽ジャンルの福音派版があり、大きな市場を形成しているという話を思い出した。

本作は左派クリスチャンのDJのラジオ番組を狂言回しとすることで立ち位置を示しているが、福音派の活動を過剰にあげつらうことはしてなくて、前述の上手さもあって編集をそんなにいじらなくてもそのまま彼らの宣伝にも使えそう(彼らなら胸を張ってこれを宣伝に使いそう)なところが怖くもあった。

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2010-12-23

[] リトル・ランボーズ  リトル・ランボーズを含むブックマーク

リトル・ランボーズ [DVD]

リトル・ランボーズ [DVD]

今年映画館で観る映画はこれで最後。もう無理かと思ったが、終了直前に間に合った。

普通なら『銀河ヒッチハイク・ガイド』の Hammer & Tongs(監督のガース・ジェニングスとプロデューサーのニック・ゴールドスミスのコンビ)の新作というべきだが、ワタシ的には R.E.M."Imitation of Life"blur"Coffee And TV" などむちゃんこ好きな PV を作った人たちの映画として楽しみだった。

1980年代前半、宗教的に厳格な家庭で育つ11歳の主人公ウィルは本作の監督、脚本のガース・ジェニングス自身が投影されているのは言うまでもなかろう。彼が性格的に正反対の悪童リーと組んで映画を自主制作するという話を聞くだけで楽しみだったのだが、ちょっと前半駆け足過ぎるというか、主人公があそこまで『ランボー』に惹かれる理由の納得性が足らないと思った。

本作は少年版『僕らのミライへ逆回転』ともいえるが、少年たちの想像力の発露を素朴さを残しながらうまく映像化している。映画の本筋とは少し離れて面白いと思ったのは、内向的で奥手にみえる主人公が意外にもオーガナイザーとしての才能を発揮するところ。おそらくはガース・ジェニングス本人がそうした資質を持った人なのだろう。

映画に没頭する二人とも家族の問題を抱えていて、リーの兄との関係に『スタンド・バイ・ミー』のある登場人物を想起したのはワタシだけではないだろう。そうした意味で、本作は『ランボー』以外のいくつかの映画も連想させるが、ラストの締め方にはやはりほろりときてしまった。

あと本作はエンドロールでキュアーの "Close To Me" が使われているが、本作の舞台が1982年であることを考えると、1985年リリースのこの曲が劇中に流れるのはおかしい。近年では『パイレーツ・ロック』でも同様の事例があったが、本作ではそもそも1980年を舞台としながら1982年公開の『ランボー』をテーマにするなど時代考証がちょっとどうかと思った。

[] 2010年オープンソースは目に見えなくなった?  2010年オープンソースは目に見えなくなった?を含むブックマーク

オープンソース業界で最も影響力があるビジネスマンの一人であり、今年 Canonical の COO になったと思ったら先日早くも退社しちゃった Matt Asay が Register に寄稿している。

彼によると、2010年はオープンソースが本質的に目に見えなくなった年だという。

これはオープンソースがニュースにならなくなったという意味ではなく現実にはその逆なのだけど、記事の種類が劇的に変わり、ホットでエキサイトなものとして取り上げられるのではなく、Facebook や Google といったウェブの大企業の多様なビジネスモデルに欠かせない要素になったというのだ。

この後もいろんな企業の名前を挙げて論じているので、後は記事を読んでくだされ。

ネタ元は O'Reilly Radar

[] ブルース・シュナイアー先生Wikileaksについて語る  ブルース・シュナイアー先生Wikileaksについて語るを含むブックマーク

モーリさんのツイートで知ったが、ブルース・シュナイアー先生が半月ほど前に Wikileaks についてコメントしてたのね。

短いしちょっくら訳してみようかと思ったら、とっくにnakashiの日記 v.2 に抄訳がなされていた。ファンダメンタルなコメントだと思います。

あとシュナイアー先生というと、最近は『Security 2020: Reduce Security Risks This Decade』(asin:0470639555)に序文を寄せているみたい。

セキュリティはなぜやぶられたのか

セキュリティはなぜやぶられたのか

[] エルヴィス・コステロ司会の豪華ゲストが出演する音楽トーク番組のDVD&Blu-rayが日本でも発売  エルヴィス・コステロ司会の豪華ゲストが出演する音楽トーク番組のDVD&Blu-rayが日本でも発売を含むブックマーク

これってちょうど一年前にとりあげた Channel 4 の Spectacle: Elvis Costello with... のことか。

いやー、正直日本でのソフト化は無理じゃないかと思っていた。この番組はゲストが本当に豪華なので、ワタシも欲しいな。現在 Amazon では DVD も Blu-ray も26%引きなり。

そういえばエルヴィス・コステロというと今年は新譜も出たし、なかなか衰えないねこの人も。

National Ransom

National Ransom

[] テリー・ギリアムの次のプロジェクトはスチームパンク冒険劇  テリー・ギリアムの次のプロジェクトはスチームパンク冒険劇を含むブックマーク

『ドンキホーテを殺した男』がまたしても制作中止になった後はアーケイド・ファイアのライブ中継を監督したり、短編映画 The Legend of Hallowdega を手がけたりしたテリー・ギリアム監督だが、次のプロジェクトは1848年に制作された1884年のロンドンを舞台にしたスチームパンクアドベンチャーという設定の映画らしい(ややこしいな)。

タイトルの『1884』はもちろんジョージ・オーウェルの『1984年』にかけているに違いないが、ギリアム×スティームパンクって面白そうじゃない。ただし、ギリアム自身が監督するわけじゃなく creative adviser という肩書きで関わるようだ。

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Dr.パルナサスの鏡 [DVD]

Dr.パルナサスの鏡 [DVD]

takahashimtakahashim 2010/12/23 02:39 ひょっとして日記が途中で切れてます?

yomoyomoyomoyomo 2010/12/23 02:52 ありがとうございます。ご指摘の通り、最後の部分が欠けていたので追加しました。

2010-12-20

[][] YAMDAS更新(魔法と喪失(4) 魔法と喪失)  YAMDAS更新(魔法と喪失(4) 魔法と喪失)を含むブックマーク

読んだ観た聴いた魔法と喪失(4) 魔法と喪失を追加。

えーっと……もはや覚えている人はいないだろうが、題名を見ても分かる通り、この文章はシリーズになっている。

今回の文章がこの「ルー・リードの音楽の本質にまったく迫らないルー・リードについての雑文」シリーズの4回目であり最終回である。というか、今回の文章を書くためのシリーズであり、これを読めばシリーズ名が文字通りの意味であることが分かるだろう。

ただ今回の文章は書き出すまで随分と躊躇した。それは読めば分かることだが、普通に読んでワタシの気が触れたと忌避される、好意的に解釈しても重度の中二病とバカにされるに決まっているのがさすがのワタシにも分かっていたからだ。

もちろんこの文章は失敗作なのだけど、こういうイビツな形式であれ書かずにはいれないものだった。その理由はやはりこの文章を読んでいただければお分かりになるだろう。

あとこれは明記しておくが、この文章の冒頭に出てくる儀式は、流智明の著書からの引用である。さすがにそのまま全部書くのはまずかろうと記述は大枠にとどめたが、後になってググったら、図入りで丸ごと転載しているページがあって拍子抜けした。まったくひどい話である。

Darklore

Darklore

Occult America: White House Seances, Ouija Circles, Masons, and the Secret Mystic History of Our Nation

Occult America: White House Seances, Ouija Circles, Masons, and the Secret Mystic History of Our Nation

Blue Mask

Blue Mask

マジック・アンド・ロス

マジック・アンド・ロス

[][] 栄光と資金難の中でWikipediaはまもなく十周年を迎える  栄光と資金難の中でWikipediaはまもなく十周年を迎えるを含むブックマーク

来年1月に Wikipedia は創立十周年を迎えるとのこと。既にそれを祝う Wikipedia 10 もできていて、これを見ると日本でも京都でイベントが開催されるらしい。

来年1月22日に場所ははてな京都本社8階とのことで、ワタシ自身は Wikipedia の編集からはかなり離れてしまったが、このイベントには行きたいな!

Wikipedia というと「ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズからの緊急のお願い」のロゴのジミー・ウェールズの顔がでかいこと(これは既に変わったが)とともにWikipediaまたしても資金難、そろそろ広告導入するべき? と話題になったりするが、ともかく世界最大の Wiki に成長した Wikipedia の十周年を祝いたいものだ。

[] ダン・ギルモアの新刊『Mediactive』が(ようやく)出た  ダン・ギルモアの新刊『Mediactive』が(ようやく)出たを含むブックマーク

今年のはじめ Wired Vision に「ダン・ギルモアのリターンマッチに期待する」という文章を書いて、彼の刊行直前だった『Mediactive』を取り上げたのだが、それからしばらくして調べてみたら Amazon のページ自体なくなっていて、編集者に問い合わせたらキャンセルされたとのこと。うーん、ダン・ギルモアとワタシはどうも相性が悪いらしい、と苦笑いしたものである。

さて、Boing Boing でその Mediactive が遂に本として刊行されたことを知った。

その本は Amazon 日本版にはページがないのだが、ありがたいことにウェブサイトでクリエイティブ・コモンズAttribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 United States ライセンスで全編ウェブ上に公開されている(PDF 版もあり)。

ネットジャーナリズムの今後に興味ある人は読んでみてはいかが。ついでに誰か翻訳してくれれば……

ブログ 世界を変える個人メディア

ブログ 世界を変える個人メディア

[] Netflixの副社長が語る「我々がオープンソースを利用し、貢献する理由」  Netflixの副社長が語る「我々がオープンソースを利用し、貢献する理由」を含むブックマーク

Netflix の Systems & ECommerce Engineering 部門の VP である Kevin McEntee が「Why we use and contribute to open source software」というブログエントリを書いている。

内容はよくある「我々はオープンソースをありがたく使わせてもらうだけでなく、貢献もしています」という内容だが、Red Hat の Jason Hibbets は三つのポイントにまとめている。

  • オープンな標準はより多くの参加や採用を可能にする
  • 目的意識のあるコミュニティへの参加は、そこにお返しをするときにより大きな意味を持つ
  • オープンソースプロジェクトへの貢献と知識の共有がこのサイクルを完全なものにする

Netflix がオンライン DVD レンタル企業として急成長を遂げ、現在オンラインストリーミングに大きく舵を切っていることは知っているが、オープンソースへの貢献という面で考えたことはなかった。Jason Hibbets が書いているポイントは基本的な話だと思うが、オープンソースの企業利用が全然珍しいものでなくなった現在、その企業がどれくらいオープンソースプロジェクトに「お返し」をしているかというのもポイントになるのだろうね。

[] OK Goが歌詞翻訳パーティを開催し、あっという間に日本語訳も完成  OK Goが歌詞翻訳パーティを開催し、あっという間に日本語訳も完成を含むブックマーク

毎回奇抜かつ素晴らしい PV で我々を驚かす OK Go だが、Universal Subtitles とタッグを組み、彼らのビデオに各国語の歌詞の字幕をつける Translation Party: OK Go! を開催し、本文執筆時点でほとんどのビデオの日本語訳が完成している(ただワタシの環境では vimeo のビデオが Japanese を選択しても字幕が出ない)。

ぱっと見たところちゃんと訳されているようだ。ワタシは彼らの CD は輸入盤しか持たないので、その訳詞が日本盤からのコピペでないか判断できないのだが、ちゃんと訳したものならすごいことだ。

正直 OK Go は歌詞が重要なバンドでないと思うのだが、自分たちのファンの多くがビデオ込みで彼らを愛していることを踏まえ、より多くの人たちに自分たちの曲を届けようとする点で彼らは一貫しており、その点についてワタシは彼らを深く尊敬する。

それでは彼らの最新ビデオをどうぞ(日本語字幕付きは Translation Party のページで見てね)。

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Of the Blue Colour of the Sky

Of the Blue Colour of the Sky

2010-12-16

[] 「ベスト・ライブラリー 1500円:隠れた名作特集」のDVDが500円以上値引き中  「ベスト・ライブラリー 1500円:隠れた名作特集」のDVDが500円以上値引き中を含むブックマーク

Amazon.co.jp からメールが来て「ベスト・ライブラリー 1500円:隠れた名作特集」とのことで DVD のセールをやっているのを知ったが、見てみると値段が一律954円で、500円以上値引きしている。

これはお得である。しかもこうした特集に入りにくいヨーロッパ映画が結構入っているのもポイントだ。このシリーズで気になる映画を適当にピックアップしておく。値引きは発売日である22日までだろうから、それまでにポチっとやって年末の休みで観るのはいかがか。

これは名作の誉れが高いが、ワタシも大好き。はじめの警官殺しの場面から鮮烈で、一度は観ておくべき映画でしょう。

ゴダールブリジット・バルドーの組み合わせが意外だが、ワタシは好き。ジョルジュ・ドルリューの音楽が印象的で、昔女友達と電話で喧嘩となり、そのとき電話越しにこの音楽が流れてきて、我に返った個人的な思い出がある。

狼たちの午後』と並ぶシドニー・ルメット×アル・パチーノの傑作だが、観よう観ようと思いながら、未見なんだよなぁ……

そうそう、この映画も観よう観ようと(以下略)。ルイス・ブニュエルは、『アンダルシアの犬』の冒頭の場面でトラウマを植えつけられた恨みがあるので、いつか観ねばなるまい!

ワタシはデヴィッド・ボウイの熱狂的なファンだが、演技者としてのボウイには実はあんまり興味がなくて、宇宙人という当時(正確にはその少し前)のイメージにずっぱまりな役柄の主役を演じた代表作である本作も未見である。

ブラッドシンプル [DVD]

ブラッドシンプル [DVD]

ワタシはこれの再編集版である『ブラッド・シンプル/ザ・スリラー』しか観ていないが、オリジナルも秀作に違いないだろう。

本作でニコラス・ケイジはアカデミー主演男優賞をとるのだが、その後あんなことになるなんて当時は思わなかったよ。本作の監督のマイク・フィッギスは性格的に反逆児のようで、驚異のワンカット映画『タイムコード』など実験作をとっているが、本作に匹敵する作品はとれてないみたいね。

インターネットの検閲、フィルタリングの世界的現状を把握するのに必読な二冊がダウンロード可能になっている インターネットの検閲、フィルタリングの世界的現状を把握するのに必読な二冊がダウンロード可能になっているを含むブックマーク

2年半以上前になるが、「「自由の真の代償」と「自由の真価」 〜 サイバースペース独立宣言を越えて」という文章を書いたとき、冒頭で触れたのが OpenNet Initiative の研究員によって書かれた Access Denied: The Practice and Policy of Global Internet Filtering である。

これはインターネットの現状、具体的には国によってどういうフィルタリングが行われているか把握するのに適した本である。著者にはジョナサン・ジットレインJohn Palfrey といった重要人物も含まれていて、そうした意味でも注目なのだが、今年になってこの続編の Access Controlled: The Shaping of Power, Rights, and Rule in Cyberspace が刊行されていた。

ふと気付いたのだが、『Access Denied』は公式サイトですべての章の PDF ファイルがダウンロードできるようになっていて、残りの序文などは MIT Press のページから同じく PDF がダウンロードできるので、本がまるごと PDF で揃うわけだ。

もしやと思い調べてみたら、これは『Access Controlled』も同様で、公式サイトMIT Press のページからやはりまるごと PDF でダウンロードできる。

これは驚きである。誰か翻訳しないもんかな。

ロスジェネ世代の心の叫び:大宮冬洋は「ボク様」から卒業できるのか? ロスジェネ世代の心の叫び:大宮冬洋は「ボク様」から卒業できるのか?を含むブックマーク

日経BPネットにおける大宮冬洋のインタビュー連載は、「ロスジェネ世代の叫び! 「ボク様」未婚男のリアル」、そしてその続きにあたる「「ボク様」卒業への道 ロスジェネ既婚男のつぶやき」を断続的に読ませてもらっていた。

それはワタシ自身ロスジェネ世代(これ重言ってやつ?)に属するからというのが一番大きいが、「ボク様」卒業への道連載も終わりが見えてきたところでなにやら雲行きが怪しくなってきた。

 私事だが、先日から別居している。妻の家族と同居していたので追い出された形になった。仕事場のある町にアパートの一室を借りて、1年半ぶりの一人暮らし再開である。この記事を妻の関係者も読んでいる可能性があるので詳細を書くのは控えるが、僕が結婚後も相変わらず「ボク様」だったことが原因の一つかもしれない…。

【49】僕たちは愛し合うことが足りなかった(1/3ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

やはり、これって最終回は大宮冬洋のリアルなロスジェネ既婚男のつぶやきでオチをつけるための伏線なんだろうか……と書くと怒られそうだが、果たして明日はどっちだ。

30代未婚男 (生活人新書)

30代未婚男 (生活人新書)

[] バーチ通り51番地 〜理想の両親が隠した秘密〜  バーチ通り51番地 〜理想の両親が隠した秘密〜を含むブックマーク

「松嶋×町山 未公開映画祭」においてレンタルした(予告編)。

主人公はこの映画の監督の両親であるマイクとミナの夫婦。金婚式を迎えた二人の子供たちは、両親が仲睦まじい夫婦だと信じていた。しかし、それからまもなくして母親がこの世を去ると、すぐに父親はかつての秘書と再婚する。

ラブラブで早々に長年住んだ家を引き払いフロリダに引っ越そうとする二人を見て、息子としてどうしても割り切れない想いを抱く監督は、母親の遺品を整理する中で、彼女の30年分の日記を見つける。そこに書かれる「古き良きアメリカの理想の夫婦」の真実は……

正直もっとエグい話かと思っていた。母親の日記に書かれる話はそんな大層なものではない。しかし、子供、特に息子にとって、自分の母親が一人の奔放な女性であることを知るのは、頭では分かっていても受け入れがたいことの一つである。

映画は最後にもう一度二人の金婚式の映像で終わる。問題を抱えながら、二人は夫婦であり続けた。ワタシはワタシで、同じく金婚式を迎えた自分の両親のことを思った。

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2010-12-13

[][] YAMDAS更新(大切なのは中身。たくさんある「wiki」の場合)  YAMDAS更新(大切なのは中身。たくさんある「wiki」の場合)を含むブックマーク

Technical Knockout大切なのは中身。たくさんある「wiki」の場合を追加。Erik Möller の文章の日本語訳です。

簡単に言えば Wikimedia Foundation からのお知らせで、著者は財団の Deputy Director である。Wikipedia に「ウィキリークスとウィキペディアは関係ありません」というページが出来ているのでそちらを見ればよいのだが、これは分量はわずかだが関連リンクなど要点を押さえていて両者の混同に関する情報源として数年後(笑)に参考になるかと思い訳してみた。正直、題名はもう少し良い訳があったように思う。

Wikileaks については相変わらずいろんなニュースが飛び交っているが、WikiRebels – The Documentary という一時間弱のドキュメンタリーが早くも作られたのには驚いた。

[] ジョエル・スポルスキーがニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』宣伝のために依頼されたこと  ジョエル・スポルスキーがニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』宣伝のために依頼されたことを含むブックマーク

Hacker News で知った記事だが、Stack Exchange に寄せられた、初めてプログラマーとして職を得る若者からの、うちのボスは優秀なソフトウェア技術者なんですが、多忙な彼に自分を良く印象づける方法って何でしょうか、という質問に対して、Joel Spolsky 先生が一本のエッセイ分の回答を書いていて、少なくとも Joel Spolsky の気を引くことには成功したね、という話。

……と思ったら、omo さんYukiWikiジョエルの文章の日本語訳を公開してる!

こういうのを見ると、アンタブログ引退を宣言したけど、実はまだ書きたいんじゃない? と思ってしまうが、Stack Overflow が非常に快調で気分いいんだろうな。

彼の Stack Exchange における回答歴を見て、「あなたがクライアント/ボスから頼まれた最もクレイジー、愚劣、阿呆なことって何ですか?」という質問に、世界的大企業からニール・スティーヴンスンの『スノウ・クラッシュ』の宣伝のために、コンピュータを乗っ取って画面を雪一色に、その後本の宣伝を表示する「benign」ウィルスを作るよう依頼された話を書いていて、何という依頼だと呆れた。

もちろんジョエル先生は断っているが、やっていたら確かに歴史に残るネットプロモーション事例になっただろう(笑)。

[] ブラック・コメディ 〜差別を笑いとばせ!〜  ブラック・コメディ 〜差別を笑いとばせ!〜を含むブックマーク

「松嶋×町山 未公開映画祭」においてレンタルした(予告編)。

黒人コメディの歴史や時代背景からその現在までをビル・コスビーやクリス・ロックなど当事者たちを含む関係者が語るドキュメンタリー。レッド・フォックス、ディック・グレゴリー、ビル・コスビー、リチャード・ブライアー、エディ・マーフィークリス・ロックウーピー・ゴールドバーグ、そしてデイブ・シャペルにいたる重要人物が網羅されていてありがたかった。

黒人にとってコメディが、慰めであると同時に真実を突く切実な武器であったことが分かるが、黒人初のシットコム『エイモスとアンディ』の頃から現在まで、黒人はマヌケ役が売れる話など変わらぬシビアな現実にも触れている。

個人的にはデイブ・シャペルの作品を観たいと思った。彼、ワタシと同い年なのね…

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2010-12-09

[] WIRED VISIONブログ第81回公開(自由の彼方の変わることなき独占? ティム・ウーの新刊『The Master Switch』)  WIRED VISIONブログ第81回公開(自由の彼方の変わることなき独占? ティム・ウーの新刊『The Master Switch』)を含むブックマーク

WIRED VISION ブログに「自由の彼方の変わることなき独占? ティム・ウーの新刊『The Master Switch』」を公開。

ここ数回異様に長い文章が続き、こういうのばかり書いてると身体が持たんと今回は短く切り上げることを心がけたが、それでも書いているうちに盛り上がってしまい、規定量よりは大目になっている。

The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires (Borzoi Books)

The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires (Borzoi Books)

タイトルは言うまでもなくガブリエル・ガルシア=マルケスの短編から。

エレンディラ (ちくま文庫)

エレンディラ (ちくま文庫)

ティム・ウーの前作『Who Controls the Internet?』については柏野雄太さんの書評に詳しいが、EFF's Favorite Books にも入るなどその筋で高く評価されたが、邦訳は出なかった。『The Master Switch』はどうだろうね。

あと今回の記事の下調べで Boing Boing を読んでいて知ったのだが、ティム・ウーとコリィ・ドクトロウは同じ小学校に通っていた旧友なのね。

そうそう、最後に Wikileaks の話にも触れたが、シリコンバレー101の最後にあるような懸念をもっとちゃんと書いておけばよかったね。

へー、僕が9月には目をつけてた『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』が今ごろ話題なんだ?(地獄のミサワ風) へー、僕が9月には目をつけてた『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』が今ごろ話題なんだ?(地獄のミサワ風)を含むブックマーク

『シェア〜〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』という本が話題になっているのを見て、あからさまにクリス・アンダーソン『FREE』を意識した作りが鼻についてスルーしていた。

さすがにアンダーソンの新刊ではないとは思ったが、表紙に SHARE と大書されているのでてっきりこれが原題かと思いこみこないだ気付いたのだが、ワタシもこれの原書を取り上げていたよ。

後者の文章への Hexenkessel Tumblr の反応も読んでいただきたいが、「消費のソーシャル化」という表現については他にもピンと来た人がいたようだ。

しかし、ワタシが9月にこれ面白そうと原書を取り上げた時点でとっくに邦訳は大方済んでいたわけで(多分)、ワタシのアンテナなどたかがしれたものということである。『FREE』に続いてこれも売れるんだろうな。

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

[][] Miles Davis, In a Silent Way  Miles Davis, In a Silent Wayを含むブックマーク

In a Silent Way

In a Silent Way

何度も書いているが、ワタシはジャズは門外漢に近く、結局のところ聴く音ごとに「自分に合う/合わない」という感想でしか作品の評価ができない。

そうした意味で、本作は自分に合う音である。しかし、これの次作で、名作とされる『Bitches Brew』はあんまり好きじゃない。その一方でその後出た『On The Corner』は大好きである。そして、それぞれについて理屈をつけることができない。

さて、本作は後にウェザー・リポートを結成するジョー・サヴィヌルとウェイン・ショーターが参加していることもあり、フュージョンの先駆けとも言われる。ただワタシがフュージョンという言葉から連想する音楽よりも本作は音数が少なく、そしてその分ソウルが濃いように感じる。

ジョン・マクラフリンのギターが特に好きだ。

[] クレイジー・ラブ 〜ストーカーに愛された女の復讐〜  クレイジー・ラブ 〜ストーカーに愛された女の復讐〜を含むブックマーク

「松嶋×町山 未公開映画祭」においてレンタルした(予告編)。

何じゃこりゃ!? という映画だ。

ストーカーという言葉が一般的になった頃、ところでストーカーの愛を受け入れてくっついたらどうなるんだろうね、というのを冗談で友人と話したのを思い出した。これはそういうカップルを描いた映画である。

お似合いのカップルに思えたバートとリンダ、しかしバートが実は既婚者であることを知ったリンダは彼に別れを告げる。それでバートはストーカーと化すわけだが、ただのストーカーではない。彼の差し金でリンダは失明させられてしまうのだ。

とんでもない話である。しかし、その後紆余曲折あって二人は夫婦になるのである。何じゃそりゃ!? だろう。もちろん失明して仕事が続けられなくなり、庇護者が必要だったという事情は分かる。それでも二人並んでインタビューを受ける姿はワタシの理解をこえている。

ここで冒頭の問いに戻って、そんなに愛しているならくっつけば案外良いカップルになるのかね、と当時冗談で言った覚えがある。本作の二人はそういうカップルと言えるのかもしれない。しかし、バートは他の女性にも同じようなストーカー行為をやらかしているのだ。最終的には無罪を勝ち取ったとはいえ、本作の描写は彼の危険な人間性を示唆している。

邦題の副題には「復讐」とあるが、リンダはバートと結婚することで彼に復讐を果たしたのか? 正直ワタシには分からない。ホント何じゃこりゃ!? だった。

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2010-12-06

[][] YAMDAS更新(パスワードの変えどき)  YAMDAS更新(パスワードの変えどき)を含むブックマーク

Technical Knockoutパスワードの変えどきを追加。Bruce Schneier の文章の日本語訳です。

これまで正月などの例外を除けばずーーーーっと続けてきた、はてなダイアリーの週2回(以上)の更新が先週途切れてしまった。

理由は単純に仕事が忙しかったのとワタシの体調不良が重なったからだが、今週はリハビリがてらブルース・シュナイアー先生の軽めの文章を訳してみた。

シュナイアーの文章を訳すのは「プライバシーの不変の価値」以来およそ一年ぶりになるが、誤記誤訳をみつけたらメールなりコメントなりで指摘してくだされ。

Schneier on Security

Schneier on Security

2010年最高のスタートアップ10社 2010年最高のスタートアップ10社を含むブックマーク

思えば昨年も同じ企画を取り上げていた。今年も TechCrunch Japan の主要記事などをあわせて紹介してまとめておこう。

日本でも利用者が多いのは Instagram ぐらいかね。Chatroulette とか一時期すごい話題になったが、今はどうなんだろうね。やはりここにも英語の壁があるんだろうね。

[] セクシャルハラスメントというオープンソースカンファレンスのダークサイド  セクシャルハラスメントというオープンソースカンファレンスのダークサイドを含むブックマーク

Hacker News で知った記事だが、LWN subscriber-only content とあるな。いいのかな……

それはともかく、オープンソースの発展とともにそのカンファレンスもかつてとは大分変わってきたけれどもオープンソースのカンファレンスへの参加者は現在もやはり男性優位であり、女性参加者に対するセクシャルハラスメントの問題が残っているというそのダークサイドを論じた記事。

多くの女性ハッカーたちから過去、そして現在についてインタビューして貴重な証言を得ているが、そういえば今年は「Googleの社員がTwitterの技術者を性的暴行で告発, Twitterがまるで私設裁判所に」なんて話もあった(補足1補足2)。あれも ApacheCon 開催中の事件だからこの文章の射程に入るだろう。

あと関係ないが、この記事経由で The TCP/IP Drinking Game というのを初めて知った。

200の国の200年の歴史を視覚化するBBCの特別番組「The Joy of Stats」 200の国の200年の歴史を視覚化するBBCの特別番組「The Joy of Stats」を含むブックマーク

BBC4 で先週火曜日に放送された The Joy of Stats というテレビ番組を紹介しているのだが、これが統計データを使って200の国の200年の歴史を視覚化するという壮大なもので、記事ではこの番組が英国でしか放送されないのを悔しがっているが、その気持ち分かるね。BBC の iPlayer のグローバル版がいよいよ出るらしいが、こういう番組がみれるといいな。

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この予告編をみるだけで面白そうだが、この番組のホストであるハンス・ロスリングの TED での講演が日本語字幕つきで見れる(以下に挙げるのが全部じゃないよ)。The Joy of Stats は、これらの講演の内容を発展させたものなのだろう。

[] 近年の記憶に残るコマーシャル10選  近年の記憶に残るコマーシャル10選を含むブックマーク

"my favorite and memorable commercials of all time" と書いているが、比較的最近の CM 動画が選ばれている。

ネットユーザであれば YouTube で一度は見たことがあるものが多いかもしれない。ワタシ的に一番印象的だったのは、今年のサッカーワールドカップでのナイキの CM かな。

サッカーが途轍もないビッグビジネスになり、ワールドカップのプレーにより選手のその後の人生が劇的に変わる様をダイナミックに描いているが、ワタシはこれを見てまず何より恐怖を感じた。

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ネタ元は Digg

tanakakentatanakakenta 2010/12/06 00:20 http://www.yamdas.org/column/technique/passwordj.htmlの「最終更新日」の"年"に誤りがあるような……。

yomoyomoyomoyomo 2010/12/06 00:26 本当だ…早速修正させてもらいました。ありがとうございます。

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