WIRED VISION ブログに「自由の彼方の変わることなき独占? ティム・ウーの新刊『The Master Switch』」を公開。
ここ数回異様に長い文章が続き、こういうのばかり書いてると身体が持たんと今回は短く切り上げることを心がけたが、それでも書いているうちに盛り上がってしまい、規定量よりは大目になっている。
The Master Switch: The Rise and Fall of Information Empires (Borzoi Books)
- 作者: Tim Wu
- 出版社/メーカー: Knopf
- 発売日: 2010/11/02
- メディア: ハードカバー
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タイトルは言うまでもなくガブリエル・ガルシア=マルケスの短編から。
- 作者: ガブリエルガルシア=マルケス,鼓直,木村栄一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1988/12/01
- メディア: 文庫
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ティム・ウーの前作『Who Controls the Internet?』については柏野雄太さんの書評に詳しいが、EFF's Favorite Books にも入るなどその筋で高く評価されたが、邦訳は出なかった。『The Master Switch』はどうだろうね。
あと今回の記事の下調べで Boing Boing を読んでいて知ったのだが、ティム・ウーとコリィ・ドクトロウは同じ小学校に通っていた旧友なのね。
そうそう、最後に Wikileaks の話にも触れたが、シリコンバレー101の最後にあるような懸念をもっとちゃんと書いておけばよかったね。