YAMDAS現更新履歴

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2013-03-28

[] YAMDAS更新(フィリップ・K・ディック『ユービック』、東野圭吾『ブルータスの心臓』)  YAMDAS更新(フィリップ・K・ディック『ユービック』、東野圭吾『ブルータスの心臓』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録フィリップ・K・ディック『ユービック』東野圭吾『ブルータスの心臓』を追加。

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)

はい、読みました、というだけの文字通りの読書記録。

[] 文化庁のCCライセンス支援を歓迎し、あと一押しの助力を願う  文化庁のCCライセンス支援を歓迎し、あと一押しの助力を願うを含むブックマーク

日本における著作権周りの話で近年まれに見る素晴らしいニュースだと思う。

文化庁の「自由利用マーク」とかいう独自ライセンスの試みははじめから余計なことして……と思ったが、そうそうはじめからクリエイティブ・コモンズに全面的に与するのも当時は無理だったよな、と今となっては思う。

逆に言えば、文化庁も日本のお役所としてクリエイティブ・コモンズのライセンスを基盤として認めたということになるわけでこの意義は大きい。

個人的には文化庁にはあと一押しの助力を願いたい。

現在 Creative Commons 本家ではバージョン4.0ライセンスが今年2013年の4〜6月に公開予定なところまできている。

しかし、日本版ライセンスはバージョン2.1が最新のままである。おそらくはマンリソースが不足しているのだろう。こういうのを文化庁に期待するのはお門違いなのかもしれないが、そうしたところで日本版ライセンスの最新版追従を支援してくれないものかと思う。

[] オープンソースハードウェアのドキュメンテーションを充実させるためのイベントが来月開催される  オープンソースハードウェアのドキュメンテーションを充実させるためのイベントが来月開催されるを含むブックマーク

opensource.com で知ったのだが、来月26〜28日にニューヨークで Open Source Hardware Documentation Jam というイベントが開催される。

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これは要はオープンソースハードウェア(OSHW)のドキュメンテーションを充実させることを目的としたハッカソンみたいなイベントなのだと思う。

最近ではクリス・アンダーソンの『MAKRES』の影響もあって Arduino などオープンソースハードウェアなどにスポットライトが当たることが多いが、こんなもの作ってオープンにしたぜ! と一部の突き抜けた人たちががむしゃらに突っ走る段階から、もう少し落ち着いて開発者の裾野を広げる基盤作りに取り組む段階に移ったということだろうか。

Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)

Arduinoをはじめよう 第2版 (Make:PROJECTS)

[][] 『The Office』のデヴィッド・ブレントが帰ってきた……でも何故?  『The Office』のデヴィッド・ブレントが帰ってきた……でも何故?を含むブックマーク

旧聞に属するが、ワタシも愛する『The Office』(本国版)の主人公である最低上司役のデヴィッド・ブレントが帰ってきた……でも、なんで?

これはチャリティイベント Red Nose Day の一環みたいね。リッキー・ジャーヴェイスがデヴィッド・ブレントを演じるのは、かの感動のクリスマス特番以来ほぼ10年ぶりになる。

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あのテーマ曲のメロディーが流れるだけで盛り上がるが、10年後もデヴィッド・ブレントはセールスマン兼C級セレブをやってる設定のようだ。『The Office』の他のキャストは登場しない。

彼はセレブになった後、レコードデビューした設定だったが、ここでも新曲を披露している。

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今年の Red Nose Day は、募金額が番組史上最高額を達成したそうだが、それは残念ながらこの曲ではなくワン・ダイレクション効果らしい

The Office BOX [DVD]

The Office BOX [DVD]

[] キャビン  キャビンを含むブックマーク

キャビン [Blu-ray]

キャビン [Blu-ray]

ホラー映画と思いきや一筋縄にはいかない映画という話を聞いて観たくなったのだが、ようやく観れた。

これも『スクリーム』以降のホラー映画のクリシェ(若い男女が人里離れた場所に出向き惨劇に遭う、淫乱な女性は真っ先に殺される/処女は最後まで助かる、集団から離れると危険、などなど)に意識的な、ゲーム性の高い一連の作品の系譜に連なるものだろうと思えるわけだが、この映画の場合は、非ホラー的な呑気な職場の場面にガーンとタイトルが入るこけおどしっぽいオープニングから、主人公たち若者たちを監視する存在がはっきりと描かれているのがポイントである。

個人的にはその監視側にリチャード・ジェンキンスというワタシが好きな俳優さんがいたの嬉しかったが、ホラー映画の、ここで来るぞ……来るぞ……ほら、ギャー!! をしっかり満たしながら、ヘンな仕掛けというか操る側のメタな描写が入る映画で、単にその枠に収まるならつまんないなと思っていたら、ちゃんとそれに留まらない展開があってよかったですな。

最後であの人が『宇宙人ポール』と似た感じで登場して笑ってしまったが、彼女は SF 映画における一種の守護天使になったのだろうか。

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2013-03-25

[] ザ・マスター  ザ・マスターを含むブックマーク

ザ・マスター [Blu-ray]

ザ・マスター [Blu-ray]

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(もう5年前だ!)に続くポール・トーマス・アンダーソンの新作である。

本作は、一言で言ってしまえば、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる「ザ・マスター」とホアキン・フェニックス演じる帰還兵の二人のラブストーリーである。ラブストーリーが基本的にそうであるように、本作も不可解で、不条理で、その終わり方は唐突である。

それはよいのだが、ポール・トーマス・アンダーソンへの期待値が上がりすぎていたためか、ほとんどストーリーなどないといってよい本作は正直辛いところがあったのも確かである。本作におけるホアキン・フェニックスの粗暴さと脆さをたたえた演技は見事で、シーマンも例によって安定感のある演技をみせている。しかし、本作はこの二人の演技に頼りすぎてないか?

本作も前作に続いてジョニー・グリーンウッドが音楽を担当していて、前作の観客の不安をかきたてる感じよりもずっと綺麗にまとまっていて、普通ならそれでよいのだろうが、個人的には少し不満だった。

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[] LinuxDevicesの創始者が新たに組み込みLinuxニュースサイトLinuxGizmosを開始  LinuxDevicesの創始者が新たに組み込みLinuxニュースサイトLinuxGizmosを開始を含むブックマーク

Linuxdevices の終焉については一年以上前に書いているが、その創始者 Rick Lehrbaum が LinuxGizmos という組み込み Linux ニュースサイトを立ち上げている。

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しかしなぁ、一年以上前に書いた「組み込み Linux という分野自体を Google の Android が飲み込んでしまった」ように見える状況はそのままなのであんまり面白くもないんだな。

オープンなウェブを守るためHTML5にDRMを入れさせまいとする電子フロンティア財団の怒りの訴え オープンなウェブを守るためHTML5にDRMを入れさせまいとする電子フロンティア財団の怒りの訴えを含むブックマーク

Boing BoingSlashdot など各所で話題になっておりが、W3C の HTML5 ワーキンググループで Encrypted Media Extensions という名前で HTML5 の規格に DRM(デジタル著作権管理)の仕組みを入れられるようにしようやという提案を批判する訴えを電子フロンティア財団が行っている。

Defective by Design も同種の訴えを行っているが、要は DRM はメディア企業側の念願であるということを言いたいのだろう。

実は今年の SXSW で行った講演後の質疑応答タイムで、ティム・バーナーズ=リー卿が「ウェブはオープンなままであるべきだけど、DRM は構わんよ」と述べているらしいんですな。これに対してはコリィ・ドクトロウが、What I wish Tim Berners-Lee understood about DRM と批判する文章を書いている。

[] Aaron Swartzの未完の著書『Programmable Web』の草稿が公開  Aaron Swartzの未完の著書『Programmable Web』の草稿が公開を含むブックマーク

今から四年前(そんなになるのか……)、Aaron Swartz の初の著書が刊行されるという話を書いた。のだが、その後まともに本が出た気配がなく、どうなったのだろうと思っていたが、やはり話は流れていたようだ。

その彼の早すぎる死を受け、Aaron Swartz が残した first draft が公開されている。

PDF ファイルで60ページくらいの分量で、クリエイティブ・コモンズCC BY-NC-SA 3.0 ライセンスの元での公開なので、翻訳公開も可能である。

ネタ元は Boing Boing

[] アマンダ・パーマー 「“お願い” するということ」  アマンダ・パーマー 「“お願い” するということ」 を含むブックマーク

少し前に話題になってた TED 講演だが、早速青木靖さんにより日本語訳がついた。これはすごく面白い。

ここでも彼女の活動は何度も取り上げてきたが(その1その2その3)、昨年 Kickstarter2週間で75万ドル(約5900万円)の寄付を集め、音楽分野で新記録達成したことがかなりいろんなところで話題になったものである。

彼女は単にクラウドファンディングの波に乗っただけでなく、それにいたる彼女の過去からの積み重ねが語られている。個人的にグッときたのは、件の寄付記録達成後、ツアー先のミュージシャンにノーギャラで何曲かライブに参加することをお願いして批判されたときの話もちゃんとしているところ。この人らしい打たれ強さだ。

『デジタル音楽の行方』の訳者として推したい講演である。

Theatre Is Evil

Theatre Is Evil

2013-03-11

[] YAMDAS更新(ヒュー・マクガイア、ブライアン・オレアリ編『マニフェスト 本の未来』)  YAMDAS更新(ヒュー・マクガイア、ブライアン・オレアリ編『マニフェスト 本の未来』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録ヒュー・マクガイア、ブライアン・オレアリ編『マニフェスト 本の未来』を追加。

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自分も関係者ではある本であるが、といっても一章訳しただけなんで、普通に読書記録を書かせてもらった。

おいおい、今度は「Androidは死んだ」ってよ! おいおい、今度は「Androidは死んだ」ってよ!を含むブックマーク

こないだは「ビッグデータは死んだ」という「かまし」を紹介させてもらったが、今度は Android が死んだってよ。もう、言った者勝ちだな!

いや、もちろんこのタイトルが The Web Is Dead. Long Live the Internet という Wired の(というかクリス・アンダーソンの)かましのもじりであることは承知しています。

上昇を続けるシェアの一方で分断化が手がつけられないところまできているという話なのだと思うが、こういうのを見ていると、ワタシも 何か一発「○○は死んだ」と勢いよくかましてドヤ顔してみたいものである。

[] あなたがオンラインプライバシーについて(たぶん)知らない12のこと  あなたがオンラインプライバシーについて(たぶん)知らない12のことを含むブックマーク

この手のリストはもう食傷としかいいようがないが、最近はワタシもオンラインプライバシー分野のトレンドに疎くなってしまったので、おさらいの意味でざっと訳しておく。

  1. ビッグデータはアンチウィルス業界にとって目新しいものではない
  2. アンチウィルス企業は1980年代からコーペティション(co-opetition、協力と競合の合成語)を実践してきた
  3. すべてのメジャーなウェブブラウザは、マルウェアサイトや他の脅威についての情報を共有している
  4. ビッグデータの安全化で一番難しいところの一つは、そのデータが実際に格納される場所である
  5. 高価値なターゲットがハックされない理由の一つに、とても多くの低レベルの獲物がぶらさがっているからというのがある
  6. 大抵の攻撃はマルウェアやハッキングの形をとる
  7. アンチウィルスでは久しくウィルスシグネチャとのマッチングは重要でなくなっている
  8. 自分がインターネットでやっていることを分かっている人は、アンチウィルスソフトウェアなしでもなんとかやっていけるかも
  9. 未だに世の中には信じられない量のスパムがある
  10. 徹底的に圧縮することでセキュリティレベルをあげるのが全体的な流れである
  11. 32ビット版のマルウェアよりも、64ビット版のマルウェアを書く方がずっと大変
  12. いろいろな意味で、ハッキング行為は年月をかけて上手になってきているようにみえる

各項目の詳しい内容については原文をあたってくだされ。

[] フィリップ・シーモア・ホフマンクリストファー・ウォーケンが競演する『25年目の弦楽四重奏』が日本公開  フィリップ・シーモア・ホフマンとクリストファー・ウォーケンが競演する『25年目の弦楽四重奏』が日本公開を含むブックマーク

シーマンとウォーケン様というワタシが特に愛する男優二人が共演する映画ということで注目していた『A Late Quartet』(WikipediaIMDb)が『25年目の弦楽四重奏』として日本公開される。


ウォーケン様が昨年公開された出演映画では『Seven Psychopaths』(WikipediaIMDb)があり、これ豪華キャストですごく面白そうなのに日本公開の話を聞かず、一方で『A Late Quartet』は映画として地味そうなので一層日本公開は難しいかと諦めかけていたので嬉しい限り。

そういえば、この映画のプロモーションで、シーマンとウォーケン様の二人が受けているインタビューを読んだが、ウォーケン様は俺も PTA の映画に出たいんだけどさ、と言っていたが、実現するといいな。

[] 英Channel 4の公式YouTubeチャンネルで『SPACED 〜俺たちルームシェアリング〜』の名場面を楽しむ  英Channel 4の公式YouTubeチャンネルで『SPACED 〜俺たちルームシェアリング〜』の名場面を楽しむを含むブックマーク

深川さんのツイートで知ったのだが、イギリス Channel 4 の YouTube チャンネルエドガー・ライト、サイモン・ペグ、そしてニック・フロストのコンビの始まりとなる傑作テレビシリーズ『SPACED 〜俺たちルームシェアリング〜』の名場面を切り出したクリップがいっぱい公開されている

公式チャンネルなら堂々と紹介できる。『Spaced』といえば、やはり二度のガンファイトをまずあげたくなるね。これは英語が分からなくても楽しめるしね。

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ただ後者は、この前のやりとりを見ないと面白くないんだけどな。

『Spaced』はエドガー・ライトらしい映画パロディーも満載だけど、この『パルプ・フィクション』パロディーはうまいね。

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個人的に一番笑ったのは、『シックス・センス』のパロディー。あの映画のパロディーはたくさんやられているが、これは最後のカットまでちゃんとつながってて笑える。

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今年は、この三人による『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』に続く「血とアイスクリーム三部作」の最終章となる『The World's End』(WikipediaIMDb)が公開されるので、今のうちに『Spaced』をおさらいしとくのもいいと思うね。

SPACED ~俺たちルームシェアリング~ DVD-BOX

SPACED ~俺たちルームシェアリング~ DVD-BOX

2013-03-04

[] YAMDAS更新(鈴木謙介、長谷川裕、Life Crew『文化系トークラジオ Life のやり方』)  YAMDAS更新(鈴木謙介、長谷川裕、Life Crew『文化系トークラジオ Life のやり方』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録鈴木謙介、長谷川裕、Life Crew『文化系トークラジオ Life のやり方』を追加。

文化系トークラジオ Life のやり方

文化系トークラジオ Life のやり方

まぁ、なんというかファン意識まるだしの恥ずかしい文章かもしれないが、ファンなのだから仕方ないじゃない。

でもこの本を読んで、なんと自分は呑気にこの番組を聞いてきたのか、そして分かった気になっていたのかと思ったところはある。

Google検索に久しぶりにちょっと驚いた Google検索に久しぶりにちょっと驚いたを含むブックマーク

『文化系トークラジオ Life のやり方』では、「グーグルの小さな窓に文字を入力するのは、検索じゃなくて祈りに近い」という速水健朗さんの言葉が印象的だったが、もはやインターネットにおけるインフラ的サービスの代表となった検索エンジンとしての Google だが、最近その検索結果を見てちょっと驚いたことがある。

先日調べ物をしていて、google:itojun を検索した。

皆さんご存知のように、Google の検索結果ページででは検索語が太字強調される。

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検索結果を下に辿っていて、ワタシが昔書いた文章がヒットしているのを見て、その表示にあれっと思った。

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ワタシの書いた文章タイトルが、検索語そのものでないにも関わらず太字強調されているのだ。

この文章タイトルは有名な言い回しでもなんでもない。つまり、Google は acronym(頭字語)をちゃんと識別していることになる。ワタシだけかもしれないが、これは知らなかった。

[] アメリカでは州公式ソングなるものがあって、ロックもごく少数ながら選ばれている  アメリカでは州公式ソングなるものがあって、ロックもごく少数ながら選ばれているを含むブックマーク

「オフィシャル公式ソング」って重言では、というのはともかく、アメリカ合衆国の州公式ソングについては以前調べたことがあるのだけど、何のことはない List of U.S. state songs として Wikipedia にまとまっている。

やはり州の名前が曲名に入ったポピュラーソングが多く選ばれているのだけど、ロックも前例がないわけではない。

例えばニュージャージー州の Unofficial youth anthem としてブルース・スプリングスティーンの "Born to Run(明日なき暴走)" とか、オクラホマ州の Official rock song としてフレーミング・リップスの "Do You Realize??" というのはびっくりする。

"Do You Realize??" はワタシもむちゃんこ好きな曲だが、「分かってる? 君が知る人は皆いつか死ぬんだよ」という歌詞の、実は虚ろさと暗さを秘めた曲なんだぜ。

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話をマサチューセッツ州に戻すと、一般受けはエアロスミスの "Dream On" のほうが圧倒的にいいだろうが、個人的にはモダン・ラヴァーズの "Roadrunner" のほうを推したい。というか、この曲を推薦した議員って絶対頭おかしいだろ(良い意味で)。ジョナサン・リッチマンが書き、ジョン・ケールがプロデュースの曲が州公式ソングって最高じゃん!

Modern Lovers

Modern Lovers

[] 名作の誕生過程を辿るPitchforkのドキュメンタリー企画にフレーミング・リップスの『The Soft Bulletin』登場  名作の誕生過程を辿るPitchforkのドキュメンタリー企画にフレーミング・リップスの『The Soft Bulletin』登場を含むブックマーク

こないだベル&セバスチャンが取り上げられていた、名作アルバムの誕生過程を辿る Pitchfork のドキュメンタリー企画だが、今回はフレーミング・リップスの『The Soft Bulletin』である。バンドメンバーやデイヴ・フリードマンがインタビューに答えている。

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世間的にリップスの最高傑作というと、上で挙げた "Do You Realize??" が入った『Yoshimi Battles the Pink Robots』なのだろうが、『The Soft Bulletin』はワタシが初めて買って聴いた彼らのアルバムというのもあり、一番好きである。

何より時空を歪めるがごとき "Race for the Prize" が素晴らしくて、『Wiki Way コラボレーションツールWiki』を苦しみながら訳しているとき狂ったようにこの曲を何度も聴いていたのだが、これを聴いていると頭がおかしくなると、『Wiki Way』を訳し終わるまでは『The Soft Bulletin』を絶対聴かないという禁止令を自分に課したほどだ(本当の話)。

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Soft Bulletin

Soft Bulletin

[] ジャンゴ 繋がれざる者  ジャンゴ 繋がれざる者を含むブックマーク

クエンティン・タランティーノという人は、当代を代表する映画監督でワタシも好きだが、ワタシのような浅い映画好きからすると、『キル・ビル』以降は、「これはタランティーノの映画だから」という留保なしには心から楽しめない感じがあるのを認めないといけない。本作も上映時間が165分というのを知ったときは、「ああ、またか」と嫌な予感がした。

本作はタランティーノの西部劇、というよりはブラックスプロイテーション映画で(そもそも舞台西部じゃないじゃん)、冒頭からB級映画的カメラワークなどいかにも「らしい」のだけど嫌な感じはしなくて、結論から書くと、彼の映画で一番面白かった。

本作も『イングロリアス・バスターズ』に続いてクリストフ・ヴァルツが無茶苦茶上手くて、この人は『おとなのけんか』も慇懃無礼な役がよかったが、本作は悪役でないのにとても彼らしくてアカデミー助演男優賞も納得である。本作はヴァルツだけでなく、レオナルド・ディカプリオサミュエル・L・ジャクソン(最初彼と分からなかった)も悪役を活き活きと演じていてよかったですね。

前述の通りワタシは浅い映画ファンなので、本作の元ネタとして挙げられる映画はほとんど観てないし、ちょっとした場面、例えば木につながれた女奴隷が鏡に写ったジャンゴの姿を認める画など何かの映像的引用なんだろうなと思うだけなのだけど、それでも問題なく楽しめる映画だった。

普通ならここをクライマックスとするところで終わらなくて、だから本作は2時間半をゆうにこえるのだけど、最後にさらに見所をつくってくれて、それがすごくかっこいいのだから文句はない。しかも本作は随所に笑いどころがあり、劇場は(ワタシの後ろが西洋人四人組だったからというのもあるが)常に笑いが絶えなかった。

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