YAMDAS現更新履歴

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2013-10-31

[] YAMDAS更新(渋谷直角『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』)  YAMDAS更新(渋谷直角『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録渋谷直角『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』を追加。

今更であるが読んでみたら本当によくて驚いた次第である。

[] オープンソース都市やオープンガバメントの実現を目指す10のサイト  オープンソース都市やオープンガバメントの実現を目指す10のサイトを含むブックマーク

ちょうど今日 Wired がオープン・ガバメントのカンファレンスを開催したが、既にこんなサービスがあるんやね。全然知らなかったよ。

  1. CitySourced
  2. FixMyStreet
  3. OpenPlans:公共セクターと協力してオープンソースな都市インフラの構築
  4. Electorate.Me:自分が住む地域の政治や社会の問題について意見を言う機会を与える
  5. NationBuilder
  6. OpenPublic
  7. Open311
  8. Granicus:政府や役所の透明性や市民参加を促すクラウドベース技術を提供
  9. SeeClickFix
  10. Open-City:役所の透明性を促進するためにオープンソースのアプリやプログラムを作成するボランティア集団

要は市民の政治参加と行政の透明性を促すサービスということですな。FixMyStreet には日本版があるんやね。

[] ハイ・フィデリティ  ハイ・フィデリティを含むブックマーク

昔、青月にじむさんに「『ハイ・フィデリティ』はお前向きの作品だ」と勧められた覚えがあって、ただ原作のほうか映画のどちらを推していたのかまでは覚えていないのだが。

まぁ、主人公のヘタレさというか情けなさがワタシ向きということなのだろうが、うん、少なくとも映画は楽しめたね。

本作は中古レコード屋を営む主人公が、カメラに向かって過去(と現在)の実らなかった恋愛について語りかける構成でずっと進む。現実には本作のように華麗な女性遍歴を重ねるビニール・ジャンキーなどいないわけで、つまりは本作の主人公をワタシ自身に重ねることはなかった。

映画の性質上音楽の使い方が重要なのだけど、Love と Velvet Underground の曲の使い方が特によかった。

2013-10-28

[] 追悼ルー・リード 〜 偉大なるロック詩人、ギタリスト、偏屈オヤジ  追悼ルー・リード 〜 偉大なるロック詩人、ギタリスト、偏屈オヤジを含むブックマーク

彼は打ちのめされ叩きつぶされて横たわり
十字架の上でクシ刺しにされ血を流して
ロクに話すこともできなかった

Lou Reed, "Dime Store Mystery"

朝 iPhone のアラームで目覚めると、そのまま iPhone で Twitter をチェックするのが習慣になってどれくらいになるだろうか。いきなりルー・リードの訃報が目に飛び込むも、寝ぼけ頭のため感情がついてこず、ぼけっとしたまましばらく放心状態だった。

好きなミュージシャンはたくさんいるが、ワタシの場合、究極的にはルー・リードロバート・フリップの二人に行き着いてしまう。その片方の死はもちろん悲しかった。

ワタシが自分の志向に従って本格的に洋楽を聴き始めたのは80年代後半だが、1989年にリアルタイムに出会ったルー・リードの新譜が、彼のキャリアにおいて屈指の名盤である『New York』だった。このアルバムは当時多くの中年ミュージシャンたちが苦しんでいたコマーシャリズムと MTV の80年代の低迷期から吹っ切れ、名盤『Blue Mask』のときと同じくシンプルな4ピースバンドのロックンロールに回帰し、また一方で『Blue Mask』以降試行錯誤してきたジャーナリスティックな詩がそれに噛み合った作品である。

もっとも当時のワタシは、完全にトーキングスタイルな彼の歌に、「こんな歌がメジャーに流通してもいいのか……」と慄いたくらい無知だったわけだが、1989年当時において啓示を受けたのがストーン・ローゼズでなく47歳のオヤジだったのは、ワタシの音楽探求の旅に大きな影響を与えたのは確かで、夜寝る前に必ずヴェルヴェット・アンダーグラウンドのベスト盤か『Berlin』のB面(もっとも CD だったが)を聴くような暗い高校生になってしまった。

ジョン・ケールとの久々の共演となった1990年の『Songs For Drella』も素晴らしかったし、1990年の来日公演も恐ろしく地味だが凄かったらしく、この当時何度目かのキャリアの頂点にあったのは間違いない(今日、Twitter で大変な数拡散されている血祭りインタビューをやらかしたのもこの来日時だ)。

この後、ヴェルヴェッツの再結成、ローリー・アンダーソンとのロマンスを挟みながら、2000年の『Ecstasy』あたりまでは充実期と言えるだろう。ワタシは1992年、2000年、そして2003年と来日公演に足を運んだが、4ピースバンドでヴェルヴェッツ時代を思わせるノイズギターを存分に鳴らしていた2000年の来日公演が一番良かった。しかし、彼のライブを最後に観て10年になるんだな……

21世紀に入ると、エドガー・アラン・ポーの詩に材をとった『Raven』あたりからちょっと変則的な活動が多くなった印象がある。なぜかWeb 2.0サミットに登場して偏屈オヤジぶりをいかんなく発揮したり、新譜が出たと思ったらただの環境音楽だったり、世紀の駄作『Metal Machine Music』をライブで再演したり『ベルリン』を再演したり音楽に無関係な iPhone アプリを出したりドキュメンタリーで映画監督デビューしたりモントルージャズフェスティバルで大ブーイングをくらったりメタリカとアルバムを出すも評判悪かったり、ゴリラズと共演したり、精力的な活動には敬意を払うが、できれば早く通常のアルバムリリースのサイクルに戻ってほしいと願っていた。しかし、残念ながらその日は来なかった――

そのうちにワタシもルー・リードの音楽に距離を保って接することができるようになり、ウェブサイトを開設して以来10年以上懸案だった「ルー・リードの音楽の核心にまったく迫らないルー・リードについての雑文」をシリーズ「魔法と喪失」四部作としてようやく書くことができた。

これで個人的にかなり気が済んだところがあったが、とはいえ今年になって肝臓移植を受けたというニュースにはショックを受けた。回復が伝えられ、本人も「毎日オナってるぜ!」とのたまっていたわけだが、一番最後に見たミック・ロック絡みのパーティにおいてエルトン・ジョンロジャー・ダルトリーと写ったルーの姿が状態が悪そうでとても痛々しく、これは覚悟しなければならないなと思ったものである。一番最後のレコーディングは、ピーター・ガブリエルのカバーアルバムにおける "Solsbury Hill" になるのか?

ヴェルベット・アンダーグラウンドのメンバーが介するイベントが2009年にあったが、このとき不参加だったジョン・ケールとはヴェルヴェッツの『White Light/White Heat』45周年記念盤の作業を一緒にやったようで、最後に和解できていればなとファンとして願う。

彼の訃報に接し、ワタシが思い出したのは、1995年に死去したヴェルヴェッツのギタリストであるスターリング・モリソンへのルーの追悼文 Sterling Morrison Velvet Warrior の胸に迫る一節である。

I missed the train back to New York and sat on the cement pavement waiting for another. I very badly wanted a cigarette and a drink. My God, I thought, We'll never play guitar together again. No more Nico. No more Andy. No more Sterl.

ニューヨークに戻る電車を逃し、次の待ってセメントの道路に腰を下ろした。どうしようもなく煙草と酒がほしかった。なんてことだ。俺たちはもう二度と一緒にギターをプレイすることはないのだ。ニコとも。アンディとも。スタールとも。

No more Lou. I miss you.

Velvet Underground & Nico

Velvet Underground & Nico

Velvet Underground

Velvet Underground

BERLIN

BERLIN

Blue Mask

Blue Mask

New York

New York

Songs for Drella

Songs for Drella

Ecstasy

Ecstasy

[] インターネット監視に抵抗しうる10のステップ  インターネット監視に抵抗しうる10のステップを含むブックマーク

NSA による通信盗聴の問題は、世界35カ国首脳の通話を盗聴していただの、メルケル独首相の携帯電話を(野党党首時代の)10年以上前から盗聴してただの相変わらずいろいろ報道がなされているが、電子フロンティア財団(EFF)がインターネット監視に抵抗しうる10のステップを指南している。

  1. Off-the-Record Messaging などを導入し、end-to-end で通信を暗号化する
  2. HTTPS Everywhere を使ったり、VPN を使うなりして、通信をできるだけ暗号化する
  3. ハードディスクを暗号化する
  4. 強度のあるパスワードを使い、またパスワードマネージャーを使ってその安全を保つ
  5. Tor を使う
  6. 二段階認証を有効にする
  7. 添付ファイルはクリックしない
  8. ソフトウェアを最新状態に保ち、アンチウィルスソフトウェアを導入する
  9. TrueCrypt などを使って特別に秘密な情報は特別に安全にする
  10. Stop Watching Us の署名などを通じて我々を支援する

正直ワタシはここに挙げられるステップの多くを実践できてないな……。

ネタ元は Slashdot

[][] OpenStreetMap南三陸町で復興マップづくりを開催  OpenStreetMapが南三陸町で復興マップづくりを開催を含むブックマーク

三浦広志さん経由で、10月12日に南三陸町志津川地区で開催された OpenStreetMap のワークショップの動画があがっているのを知る。

このワークショップは、何より南三陸町に関する OSM の情報を充実させること、南三陸の現状をそのまま記録して残すこと、そして地域の住人が自らの手で地図を作成し、地元の魅力を再発見できるきっかけを作るという三つが目的だったようだ。

面白いのは Mozilla Japan がバス提供という形で協力していること。MozBus Project というのがあるんだね。

D

D

2013-10-24

[] WirelessWire Newsブログ第8回公開(「文脈の時代」がもたらす強力なサービスの光と影)  WirelessWire Newsブログ第8回公開(「文脈の時代」がもたらす強力なサービスの光と影)を含むブックマーク

WirelessWire Newsブログに「「文脈の時代」がもたらす強力なサービスの光と影」を公開。

実に三週間以上ぶりの WirelessWire News ブログ更新だが、風邪をひいたのもあるし、ちょっと全力を傾けなければならない原稿を請けていたというのがある。こちらについては来月にこちらでも告知できるだろう。

正直『Age of Context』については文章を書くつもりがなくて、気が変わって慌てて書いたのでタイトル付けに正直失敗したと思う。もうちょっと素直にその面白さに力点を置いたタイトルのほうがよかったか。

Ape: Author, Publisher, Entrepreneur

Ape: Author, Publisher, Entrepreneur

The Human Face of Big Data

The Human Face of Big Data

インテンション・エコノミー 顧客が支配する経済 (Harvard business school press)

インテンション・エコノミー 顧客が支配する経済 (Harvard business school press)

[] Facebookは最大のオープンソース企業なのか?  Facebookは最大のオープンソース企業なのか?を含むブックマーク

世界最大のオープンソース企業といえば、かつては Red Hat がキングで、続いて Google がその王座を奪ったが、今では Facebook じゃないの? という記事。

確かに Open Compute Project というデータセンターそのものをオープンソース化するというのはスケールがでかいし(参考:Marco ArmentがFacebookのOpen Compute Projectを斬る)、いっぱいオープンソースのプロジェクトを公開してるぜということらしい。

このあたり誰かコード量を計算してどこが最大のオープンソース企業か調査してくれないものか。

[] ブレイディみかこさんの二冊目の単著『アナキズム・イン・ザ・UK』が出るぞ!  ブレイディみかこさんの二冊目の単著『アナキズム・イン・ザ・UK』が出るぞ!を含むブックマーク

先日ブレイディみかこさんから久しぶりにメールをいただき、ご著書が刊行されるのを教えていただいた。今年の正月にお目にかかったときに持参したカステラ効果で献本いただけるようでありがたいことである。

これは ele-king における連載の書籍化であることは容易に想像できるのだが、Amazon のページを見ると、みかこさんの処女作『花の命はノー・フューチャー』の文章も厳選収録されるとのこと。

碧天舎が自己破産してしまったため『花の命はノー・フューチャー』は新品を手に入れることが不可能なので、これは嬉しい人もいるだろう。

ele-king堀越英美さんの連載「ギーク母さんの21世紀女児カルチャー観察記」が始まった ele-kingで堀越英美さんの連載「ギーク母さんの21世紀女児カルチャー観察記」が始まったを含むブックマーク

ele-king 続きだが、堀越英美さんの連載「ギーク母さんの21世紀女児カルチャー観察記 ピンクに塗れ!〜現代女児のキラデコ事情〜」(長い……)が始まった!

第1回「ピンクに塗れ!」が公開されているが、やはり『ギークマム』を受けた連載みたい。ele-king って音楽サイトとばかり思っていたのだが、その枠に収まってませんな。

demi さんの連載では「文化系ママさんダイアリー」も本当に面白かったので、今回も期待である。

……というか、ワタシは demi さんのご尊顔を初めて拝見したよ。

demi さんのことはかつて1973年組の10人にも選ばせてもらったものだが、同年の(好きな)書き手の活躍は理屈抜きに嬉しいものだ。

近未来ディストピアラブストーリーの傑作『スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー』邦訳が出る 近未来ディストピアラブストーリーの傑作『スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー』邦訳が出るを含むブックマーク

この本の原書のことを3年前に取り上げていて、邦訳は出ないかなと諦めていたがちゃんと出たね。

技術書もこのくらいのスパンで翻訳に時間をかけられたらなぁ……

著者のゲイリー・シュタインガートはやはり3年前に『ニューヨーカー』が選ぶ今後注目の40歳以下作家20人に選ばれていて、もう40歳をこえているのだけど、年齢といいうだつのあがらなそうな風采といい親近感を覚える。

まぁ、それはもちろん勘違いであることは承知しているわけだが、そんなもてなさそうなおっさんが書くラブストーリーは面白そうじゃないの。

[] 用心棒  用心棒を含むブックマーク

用心棒 [Blu-ray]

用心棒 [Blu-ray]

昔テレビで観ているはずだが、遥か忘却の彼方の黒澤の代表作を今更観る。

うん、面白い。けど、主人公の設定を引き継いだ続編的な作品である『椿三十郎』のほうがワタシは好きである。

あと非常に情けない話を書いておくと、ワタシはどうも耳が弱いという自覚が以前からあるのだが、今回この作品を観ていてどうにも台詞が聞き取りにくく、邦画なのに字幕をつけないと物語が理解できずに難儀した。

これから特に古い邦画を観るときにこの問題に悩まされるんだろうなぁ……

2013-10-21

[] バーニー みんなが愛した殺人者  バーニー みんなが愛した殺人者を含むブックマーク

ワタシの住む田舎でも一週間だけ公開されたので観てきた。

死刑論議において、死刑は被害者遺族のためにも必要だという論法に対し、それなら身寄りのない人が殺されたら、その犯人の刑は軽くていいのか? という反論がある。本作は、逆に殺人犯が(事件後においても)コミュニティにおいて誰からも愛される人気者だったという実際に起こった殺人事件を基にしたブラックコメディーである。

何より仕事熱心な上にコミュニティへの献身も欠かさず皆に愛される善人バーニーと、実の孫から財産管理の訴訟を起こされ、親族からもコミュニティの人間からも一様にクソばばあ呼ばわりされる富豪の老婆マージョリーの対比が可笑しい。

本作の主人公はカントリーや賛美歌など歌声を披露する場面が多いのでジャック・ブラックがピッタリで、『スクール・オブ・ロック』の監督・主演コンビが久しぶりに実現したわけだが、本作の主人公は実はバーニーではなく、インタビューに答える形で登場するテキサス州の田舎町カーセージの人たちなんですな。特にマージョリーの死が露見し、バーニーが逮捕された後のコメントが軒並みふるっている。

リチャード・リンクレイターというと作品の当たり外れの大きいことで知られるが、本作は成功作なのだろうが、住人たちの言葉の面白さに頼って、バーニーのダークサイドの掘り下げ方がもう一歩足りない気がする。彼が買い物依存だったことが示唆され、実際のところマージョリーとデキていたの? 彼はゲイだったの? といったあたりも話題にはなるのだが少し物足りなかった。

それにしてもエンドロールでジャック・ブラックに面会して談笑する本物のバーニーには驚いた。

D

[] ブルース・シュナイアー『Liars & Outliers』の邦訳が山形浩生訳で出るぞ  ブルース・シュナイアー『Liars & Outliers』の邦訳が山形浩生訳で出るぞを含むブックマーク

ここでも何度か紹介しているが、ブルース・シュナイアーの Liars and Outliers の邦訳が来月出る。

信頼と裏切りの社会

信頼と裏切りの社会

山形浩生がこの本について書いているのは以下の文章だろうか。

うーん、この人の本は毎回重複する部分が多いきらいはあるんだけど…… 各種の行動は、集団の利益とそれを支持する規範、これに対する個人の利己的な利害との対立から生じるのだ、という理屈をずっと繰り返すのだけれど、それはわかった。でもその分析を使うとどういういいことがあるのか、というのが十分示しきれておらず、つらいところ。

Books that I wrote/translated

ふーむ、そうなのか。この本の場合、もはやセキュリティ本の域を越えているように思うんだけどどうだろう。いずれにしても楽しみである。

[] Aaron Swartzが設計したジャーナリスト向け告発ツールSecureDropと彼を偲ぶハッカソン  Aaron Swartzが設計したジャーナリスト向け告発ツールSecureDropと彼を偲ぶハッカソンを含むブックマーク

Slashdot で知った Aaron Swartz が設計したジャーナリスト向け告発ツール SecureDrop について取り上げようと思ったら、GIGAZINE に先を越されていた。

要は報道機関が匿名情報源から安全に情報を得るのを可能にするツールだが、ソースが GitHub 上で公開されている。ライセンスは GPLv2 である。

一方、その Aaron Swartz を偲び、彼の業績を受け継ぐことを謳う Aaron Swartz Hackathon が、来月8〜10日に開催されるとのこと。

詳しくは Wiki ページを参照いただくとして、これは有名なハッカースペース Noisebridge の Wiki だな。

Aaron Swartz が自殺したのは今年のはじめだったが、彼の遺志はいろんな形で受け継がれているね。

速水健朗の新刊『1995年』が来月出る 速水健朗の新刊『1995年』が来月出るを含むブックマーク

1995年 (ちくま新書)

1995年 (ちくま新書)

これはwebちくまにおける同名連載の書籍化ですね。

この連載(既にウェブからは下げられているようだ)は、ワタシ自身更新を楽しみにしていたものである。やはり速水さんとは同い年というのがあり、お互い体験している、しかもまだ多感だった頃の年についての文章は盛り上がりますな。

そういえば、二年前だか速水さんを含め1973年生まれの人間だけで飲んだことがあった、あれまたやりたいなぁ……しかし、激烈に忙しくなった人もいるので、あのメンツでまた飲むのはもう無理なのかねぇ。

[] 自伝と『ソウル・トレイン』ヒストリー本――The Rootsのクエストラブは恐るべきワーカホリックだな  自伝と『ソウル・トレイン』ヒストリー本――The Rootsのクエストラブは恐るべきワーカホリックだなを含むブックマーク

この記事を見て驚いたのは、ここでも恐るべき精力的な活動を称えている The Roots の首謀者であるクエストラブ(Questlove)の自伝が入っていること。しかも出たのは今年。すごい仕事量だな。

Mo' Better Blues をもじったタイトルもシャレてるね。なお、この記事で紹介しているリストに入った本で、邦訳が出ているのは以下のあたりか。

ジャスト・キッズ

ジャスト・キッズ

ライフ

ライフ

おいおい、お前自伝以外にも本書いてたんかい! とここまでくるとさすがに呆れた。

しかも題材が Soul Train という歴史の長いテレビ番組ともなれば、資料の準備だって大変だろうに。ホントに本人が書いたのか?

Soul Train: The Music, Dance, and Style of a Generation

Soul Train: The Music, Dance, and Style of a Generation

2013-10-17

[] クロニクル  クロニクルを含むブックマーク

以前からいろいろ名前を聞く映画で、ようやく日本でも公開されたが首都圏限定ということですっかりくさっていたが、集客が良かったようで、ワタシの住む田舎でも上映されてよかった。

平凡な高校生三人がある日超能力に目覚め――という基本設定は知っていたが、てっきりボンクラ三人組の話だと思っていたのね。しかし、この三人は微妙に立場が異なる。ダメダメなのは主人公だけで、彼の従兄弟はもう少し垢抜けたイケメンだし、もう一人の黒人は政治家志望の外交的な性格とくる。女性関係も主人公と他二人では差がある。

この主人公のすごく口下手で臆病で鬱屈した感じがよかった。元々が臆病なだけに力を得てしまうとだんだんと歯止めがきかなくなるし、非リア充がその力を使ってかりそめの名声を得ても、大事なところでボロが出てしまい、それで元のカーストに再び叩き落とされてしまう。

あと主人公らが撮影したフィルムという設定も知っており、低予算を逆手にとったアレかと早合点していたが、これも裏切られた。もちろんハリウッド超大作に比べれば低予算なのだけど、主人公が力に翻弄されるに従ってなかなかに壮大なことになり、しまいにはこれは実写版『AKIRA』ではないか、というところまで行き着くのはお見事だった。

D

Foursquareと都市のパターン・ランゲージとアンソニー・タウンゼンドの初の著書『Smart Cities』 Foursquareと都市のパターン・ランゲージとアンソニー・タウンゼンドの初の著書『Smart Cities』を含むブックマーク

Boing BoingAnthony M. Townsend 初の著書『Smart Cities: Big Data, Civic Hackers, and the Quest for a New Utopia』からの引用が紹介されているのだけど、タイトルからして「都市はツリーか?」で、引用されている文章ものっけからクリストファー・アレグザンダーの名前が登場するあたり、『パターン、Wiki、XP――時を超えた創造の原則』の読者としては気になるところですな。

この本については本の公式サポートサイトができているので詳しい情報はそちらをあたってくだされ。副題もトレンドをおさえた感じで、これは邦訳出るんでしょうか。

そうそう、パターン・ランゲージといえば、ズバリそれを書名に掲げる本がもうすぐ出るんやね。江渡 浩一郎さんが著者に名前を連ねている。

マルコム・グラッドウェルの新刊『ダビデとゴリアテ』とその内容を含むTED講演 マルコム・グラッドウェルの新刊『ダビデとゴリアテ』とその内容を含むTED講演を含むブックマーク

ベストセラー作家マルコム・グラッドウェルの新刊が出てたのね。

本作も、彼の本に共通する問題があるようだが、それでも読ませるストーリーテラーであるというのも確かなようだ。

彼の着眼点と実例は面白いし、部分的に同感するところはいくつもある。だが、これまでと同様に、私にとってのグラッドウェルの問題は結論の部分にある。単純すぎるし、そこに辿り着く経路が納得できないのだ。

不利な条件を利点に転換する発想『 David and Goliath』 - 洋書ファンクラブ

ちょうど彼が TEDSalon NY2013 で行った講演の日本語字幕版「知られざるダビデとゴリアテの物語」も公開されているので、新刊の内容紹介にこれがよいのだろうね。

21世紀のママ必携!? 『ギークマム』待望の邦訳が出るぞ! 21世紀のママ必携!? 『ギークマム』待望の邦訳が出るぞ!を含むブックマーク

オライリーより『ギークマム――21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』が今月末に出るぞ!

この本については昨年末に原書をここで紹介しているが、そこで呼びかけたように実際に堀越英美さんにお声がかかったようで、共訳者に名前を連ねている。

ワタシのような場末のブロガーが書いたことが現実になったわけでこれは純粋に嬉しいことである。献本もいただけるようなので、いずれ読書記録を書きたい。

ただ心配なのは、色物というかネタ本みたいにとらえられることで、内容も幅広く、多くの母親とその家族にとって、特に子供の創造性を養うことについて有益な本だと思うので、そのあたりしっかり受けてほしいところである。

[] デヴィッド・バーントム・ヨーク擁護とSpotify批判  デヴィッド・バーンのトム・ヨーク擁護とSpotify批判を含むブックマーク

最近、New York の金持ちと文化について苦言を呈していた(参考:Living, Loving, Thinkingデヴィッド・バーンだが、やはり Guardian に文章を寄稿している。

今回は、若いアーティストのためにならないとして自らの音源を引き上げたトム・ヨークを擁護するもので、この記事にかなり長くバーンの文章を引用してくれているのでありがたい。元 Galaxie 500 のデーモン・クルコフスキーの話はここでも以前紹介したことがあるが、現状 Spotify がミュージシャンに分配するお金があまりにも小さいということだ。

トム・ヨークの意見表明についてはいろいろ批判もあったが、バーンの文章はなぜ報酬が少ないのか構造的なところにまで踏み込んでいる。

また、スポティファイの成り立ちについても、スポティファイは5億ドル(約495億円)規模の前金を大手レーベルに支払った上に各レーベルに株式も委譲していることを指摘し、コンテンツを制作したアーティストをまったく無視した利権構造を作り出していると指摘しつつ、同じような構造がテレビや映画などにも持ち込まれた場合、インターネットにすべてのクリエイティヴィティが何も残らなくなるまで吸い尽くされることになるだろうと警告を発している。

デヴィッド・バーン、トム・ヨークのスポティファイ批判を擁護 (2013/10/16) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

ここにきて、The internet will suck all creative content out of the world というタイトルにつながるわけだ。

Spotify はワタシがかつて訳した『デジタル音楽の行方』が提唱する「水のような音楽」に現状もっとも近いものを提供していると思うのだが、現状はまだまだなんだろうな。

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

2013-10-10

[][] Steely Dan, Aja  Steely Dan, Ajaを含むブックマーク

Aja

Aja

調べものをしていたら、スティーリー・ダンの最高傑作が600円台で売られているのに気付き、慌てて「Amazon980円劇場」として紹介させてもらう。

ご存知の通り、本作はスティーリー・ダンの最高傑作とされる。実際その通りなのだが(ワタシ自身はこの次の『Gaucho』も同じくらい好き)、このアルバム自体は(主に)ニューヨークの一流セッションミュージシャンを贅沢に配した非常に高級な作品である。正直に書くが、高校時代いきがっていきなり本作からスティーリー・ダンに入門したものの、とてもじゃないが当時はアルバムを咀嚼できませんでしたね。

ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーがやりたい音って結局ジャズファンクだと思うのだけど、本作がハイブロウながらポップミュージックとして流通できたのは、逆説的だが初期の西海岸バンド時代って大きかったんだなと思ったりする。

あと彼らの魅力の一つに捻りのある歌詞があり、当時から「ポエティック・ロック」とか言われたが、ぶっちゃけその何割かは、バンド名がバロウズの小説内のフレーズから取られたという予備知識と、当時の訳詞が純然たる誤訳からなっていたため意味不明で、雰囲気を感じるしかなかったのがあると思う。

もっとも当時の訳詞者を責めるつもりはない。The Steely Dan Dictionary というのがあるくらいで、インターネット時代以前にニューヨーカー的語彙がない人に彼らの詞を訳すのは端的にいって無理だったのだ。

ワタシが高校時代に買った CD についていた訳詞も、"Deacon Blues" のサビの部分における「アラバマの赤い潮」という伝説的な誤訳は有名だが(正解は、アラバマ大学のアメフトチームのニックネームが "Crimson Tide" だったことを指している)、冒頭の "Black Cow" も「牛の乳を飲んで出発しようぜ」みたいな都会的な彼らの音にまったく似合わないカントリーな訳詞になっていたのも懐かしい(正解は、"Black Cow" はソーダの名前)。

これは確かデニー・ディアスが言っていたことだが、フェイゲンとベッカーは、一流のセッションミュージシャンを呼び、まず完璧に正確に曲を演奏させる。しかし、それで終わりでなく、今度は自然に演奏できるところまで持っていき、そこで初めて録音に入るそうだ。本作は未だに「良い音」の見本とされるロジャー・ニコルズのエンジニアリングから山口小夜子を配したジャケットまでとにかく高級なアルバムだが、居丈高であったり威圧的でないのは、その自然さがあるからである。

ネイト・シルバーの『シグナルとノイズ』待望の邦訳が来月出るぞ ネイト・シルバーの『シグナルとノイズ』待望の邦訳が来月出るぞを含むブックマーク

昨年のアメリカ合衆国大統領選挙の予測で一躍名をあげたネイト・シルバーについては以前にも取り上げているが、そこでも触れた彼の本の邦訳が来月出るぞ。

えーっと……これがそのまま表紙になるわけはないですよね?

さて、ネイト・シルバーだが New York Times から ESPN/ABC へ移籍とのことで、彼のブログ FiveThirtyEight は今独自ドメインで運営されてるのね。

オンライン論文誌First Mondayの今月号が「ビッグデータ」特集 オンライン論文誌First Mondayの今月号が「ビッグデータ」特集を含むブックマーク

このブログでも何度も取り上げさせてもらっているオンライン論文誌 First Monday だが、その今月号である Volume 18, Number 10 - 7 October 2013 が、Making data - Big data and beyond を掲げる特別号になっていて、目次を見ていただければわかるが、まさにほぼすべて「ビッグデータ」がタイトルに入ってるんですな。

おいおい、誰だ、「ビッグデータは死んだ」なんて言ってたヤツは(笑)。

このテーマに興味ある方は、研究者が「ビッグデータ」にどんなアプローチで取り組んでいるか知るのにちょうどよいのではないだろうか。

[] パンチドランク・ラブ  パンチドランク・ラブを含むブックマーク

パンチドランク・ラブ DTSエディション [DVD]

パンチドランク・ラブ DTSエディション [DVD]

今ではアダム・サンドラーがシリアスな映画に出てもさほど驚くことではないが、この映画に関しては俊英ポール・トーマス・アンダーソンの新作の主演がアダム・サンドラー!? と困惑する空気があったような記憶がある。

ただナイスガイなのだけど、家族からのプレッシャーにキレてしまう幼児性をもった主人公、というキャラクターはアダム・サンドラーにぴったりで、実はおかしなキャスティングではない。

本作はこれまで以上に彼一流の流麗なカメラワークが堪能できるし、特に主人公がキレたりピンチに陥る場面の映像は見事でし、仕掛け画みたいになってるところもよかったね。

ただ、舞台がハワイに移ってからが個人的にちょっとピンとこなくて、総体としては今一歩というのが正直な感想である。

2013-10-07

[][] 秋の夜長にライ・クーダーのギターを堪能あれ  秋の夜長にライ・クーダーのギターを堪能あれを含むブックマーク

このブログでは、Amazon で980円以内で買える輸入ディスクを紹介する「Amazon980円劇場」というコーナーを不定期にやっていたのだが、ご存知の通り昨年末からの円安により、このコーナー自体しばらく再開できないかなと思っていたのだが、調べ物をしていてライ・クーダーのアルバムが安いのに気付いて、できるうちに紹介しておこうと思った次第。

ワタシはかつてThe Bandの『Music from Big Pink』について書いたとき、ライ・クーダーの名前を引き合いに出している。

それそのものは新しさを感じないのに、どこか常にレイテストな音とつながる回路を持った音というのがある。ワタシの場合、それを最も感じるのはライ・クーダーとザ・バンドだったりする。これを読んで笑われる人もいるだろうが、実際感じるのだから仕方がない。

The Band "Music from Big Pink" - YAMDAS現更新履歴

ライ・クーダーの場合、何より常に過去からの継承と温故知新の両方を徹底して意識していることがあるだろうし、そのアプローチを可能にするのが穏当なようで鋭角的な(スライド)ギターなのは間違いない。80年代以降の『パリ・テキサス』に代表される映画音楽、90年代以降のブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブなどワールドミュージックの方面の仕事が有名かもしれないが、やはりワタシはギタリストとしてのソロ作が好きだ。

Ry Cooder

Ry Cooder

1970年発表のソロ第一作。この時点で、オリジナル曲にも昔から歌い継がれたような感覚があり、古い曲を取り上げても独特のギターがちょっとだけテンションをあげるという手法は確立されている。

Into the Purple Valley

Into the Purple Valley

なんかホラー映画のサントラみたいなジャケットだが、1972年発表のソロ第二作。ヴァン・ダイク・パークスとレニー・ワロンカーがプロデュースだが、彼の初期作はこの二人に加えラス・タイトルマンなどワーナーブラザーズ人脈がプロデュースを手がけており、それが後のサントラ仕事につながっていったことはよく言われる。前作より音像がくっきりして聴いてて楽しめる。

Boomer's Story

Boomer's Story

これも1972年に発表されたソロ第三作。こうやって初期作を続けて聴いていると、確かに歌がだんだんうまくなっているのが分かる。アルバム全体がアメリカをさすらう男の物語をイメージしており、それはクーダー自身の音楽探求の旅にも重なるものである。

ソウルの名曲 "Dark End Of The Street" を泣けるギターでカバーしているが、本作にはその作者であるダン・ペンも参加している。

Chicken Skin Music

Chicken Skin Music

1976年発表のソロ第五作。本作はジャケットも楽しいが、ハワイアン音楽の要素が導入されたアルバムである(特に後半)。リラックスして聴けるアルバムで、最初に聴くアルバムはこれあたりがいいんじゃないですかね、という代表作。

Bop Til You Drop

Bop Til You Drop

エルヴィス・プレスリーの "Little Sister" の軽快なカバーで幕を開ける1979年発表の本作は、初めてデジタルレコーディングされたレコードの一つとして知られ、その音には好き嫌いが分かれるが、彼のソロ作の中で一番売れた部類ではないか。

チャカー・カーンをゲストに迎えるなど、ヴォーカリストとしての面に光を当てている印象がある(そしてリズム&ブルース色が強い)。とはいえ、リラックスした "I Think It's Going to Work Out Fine" のギターインストカバーも見事である。

Borderline

Borderline

ジャケットの趣味の悪さで損してるが、クーダーらしさは相変わらずのリラックスした、それでいてちょっと明るめな音の1980年発表のアルバムである。

全編ドラムをジム・ケルトナーが叩いており、本作で取り上げられている "The Way We Make a Broken Heart" の作者であるジョン・ハイアットも参加しており、後のハイアットの名盤『Bring The Family』、そしてそこにも参加しているニック・ロウ(彼によると、クーダーはイギリス人にひどく悪印象を持ってるらしい。おそらくはローリング・ストーンズのせいだろう)を加えた四人によるバンド Little Village につながる。

こうして彼のアルバムを聴き直すと、どれもアルバムが40分前後におさまっていて、おっさんには聴きやすくてありがたい。さて、ライ・クーダーのアルバムをこの機会に何枚かまとめて買おうかという方がもしいれば、80年代後半までのソロ作11枚をまとめたボックスセットがライノから来月出る予定で、予約すればアルバム1枚あたり300円程度で買えるので、そちらをお勧めする。

1970-1987 [Box Set]

1970-1987 [Box Set]

[] Drupalの原作者が語るスタートアップで重要な三つのこと  Drupalの原作者が語るスタートアップで重要な三つのことを含むブックマーク

オープンソース CMS として著名な Drupal(アメリカでは政府系サービスにも多く採用されており、ホワイトハウスがコードを公開しているくらい)の原作者である Dries Buytaert が、スタートアップで重要な三つの要素について語っている。

  1. 人がすべて:誰しもアイデアを持ってるけど、誰もがそれを現実に変えられるわけではない。正しいチームに限界はない
  2. 情熱は重要で、多くの場合それは経験に勝る:Drupal は何千人ものボランティア開発者の情熱のおかげで成功した
  3. 急いで失敗する:失敗の仕方を学び、失敗から学ぶ方法を学ぶ。突き詰めるとそれこそ成功する唯一の方法である。

そういえば Dries Buytaert の文章は、「エンタープライズとクラウドにおけるオープンソース」をワタシも訳しているね。

Drupal 実践プログラミング徹底入門

Drupal 実践プログラミング徹底入門

[] オープンソースでスケーラブルな農業ロボットFarmBot  オープンソースでスケーラブルな農業ロボットFarmBotを含むブックマーク

O'Reilly Radar 経由で知った FarmBot だが、オープンソースでスケーラブルな農業ロボットを謳っている。

screenshot

二年前に農業をオープンソース化する試みを取り上げたが、これも農業分野におけるオープンソース・ハードウェアの一種と言えるだろう。

サイトを読むと、3D プリンタやクラウドファンディングといった言葉が出てくるのがいまどきだが、FarmBot Genesis が来年半ばには出荷見込みとのこと。

[] モリッシーの出版中止なはずの自伝が今月刊行される?  モリッシーの出版中止なはずの自伝が今月刊行される?を含むブックマーク

先月このニュースを知り、なんじゃそりゃと思ったのだが、調べてみたら確かに彼の自伝が今月刊行される模様。

Autobiography (Penguin Modern Classics)

Autobiography (Penguin Modern Classics)

最近ではツアー中止のニュースばかりでレーベルも決まらないので新譜も出ないという煮え切らない状況が続いているが、果たしてどんな自伝を書いたのか、スミス時代をどう振り返っているのか気になるところには違いない。

でも……ぁまみゃまみゎ……ズッ独だょ……!! 雨宮まみの新刊『ずっと独身でいるつもり?』 でも……ぁまみゃまみゎ……ズッ独だょ……!! 雨宮まみの新刊『ずっと独身でいるつもり?』を含むブックマーク

雨宮さん、すいません! 「ズッ友だょ……!!」を真似てしまいました!

ずっと独身でいるつもり?

ずっと独身でいるつもり?

さて、雨宮さんの新刊はマイナビニュースの連載を元にしていて、この連載はとても刺さるところが多いのだけど、最近は少しずつ堂々巡りの気配を感じ、この連載を続けることは、彼女にとって良いのことなのだろうか、とおせっかいにも思うところがあるのも確かである。

正直、今は彼女の他の連載、例えば「東京」などのほうが好きだ(これを読んで彼女に小説を依頼する編集者が増えればと思う)。

今回の単行本は単に連載をまとめただけでなく、テーマ別に構成をしなおしてかなり手を加え、「私が結婚しなかった理由」というズバリなタイトルの書き下ろし章があるとのことなので、ワタシが上に書いたあたりについてある程度決着をつけている本が期待できる。

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