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ブルース・スプリングスティーンの知性と音楽を形作った28冊の本

こういうミュージシャンが選ぶリーディングリストって好きだねぇ。このページは Twitter 経由で知ったものだが、ブライアン・イーノが選ぶ、文明の維持を考える上で欠かせない20冊の読書リストで取り上げたのと同じサイトだね。

さて、ブルース・スプリングスティーンの知性と音楽を形作った28冊とはどんなリストになるのか。

結構新しめの本が多い。個人的にはグリール・マーカスの『ミステリー・トレイン』の邦訳が出ていないのに驚いた。[追記]:これは当方の調査不足で、ちゃんと邦訳は出ているのを指摘いただいたので修正した。

「有名俳優が主演したミュージックビデオ」と言ったらこれだと思ったが……

ワタシが選んでも "Weapon of Choice" におけるクリストファー・ウォーケン様を選ぶと思うが、こういうリストに絶対入っていると思った曲が入ってなかった。

ポール・サイモンの "You Can Call Me Al" である。

ビデオに出演しているのはチェビー・チェイスだが、思えば彼は俳優というよりコメディアン枠か。

実はチェビー・チェイスは、後にスティーリー・ダンを結成するドナルド・フェイゲンウォルター・ベッカーとバンドを組んでたこともあるのだが(定番トリビア)、とにかくポール・サイモンのビデオはすごくシンプルで低予算な作りだけど、サイモンとの凸凹コンビぶりが細かいところまで笑える。

このビデオのポール・サイモンって、爆笑問題の田中の佇まいをどこか思わせる。

そういえば先月だか「サタデー・ナイト・ライブ」の40周年記念番組があり、サイモンもゲストとして出ていたし、チェイスもオリジナルキャストの一人として出演していたらしいが、未だ元気なスティーヴ・マーティンや(チェイスと入れ替わりで番組のレギュラーになった)ビル・マーレーなどと比べるとちょっと痛々しかったという噂をツイッターで見てしまった……。

GRACELAND 25TH ANNIVERSAR

GRACELAND 25TH ANNIVERSAR

菊地凛子の主演映画『ラスト・サマー』がイタリア映画祭2015で上映される

菊地凛子の主演映画『ラスト・サマー』については以前触れたが、朝日新聞社などが主催するイタリア映画祭2015特別上映作品に入っているのを知った。

東京では4月29日の上映とのことで、あとこの映画祭は大阪でも開催されるようだが、田舎暮らしのワタシは行けなさそうで残念である。

ここの読者ならご存知だろうが、『ラスト・サマー』において菊地凛子さんの息子役をブレイディみかこさんの息子さんが演じている。昨年そのケン君(ハンサム)とみかこさんとご一緒したときには、「いやぁ、ケン・ワタナベの後を継ぐのはケン・ブレイディですよ!」とヨイショをして、みかこさんを呆れさせたりしたが、あのとき床に転がりながらタブレットでサッカー見ていたケン君もどんどん大きくなってるのだろうな。

余談はともかく、この『ラスト・サマー』といい、『Kumiko, the Treasure Hunter』といい、菊地凛子さんの主演作の日本公開の話が一向に聞こえてこないのはいったいどうした訳なんだ。

『Kumiko, the Treasure Hunter』というと、少し前に町山智浩さん(id:TomoMachi)がたまむすびでテレビドラマ版『ファーゴ』を語っていたとき、『ファーゴ』を実話だと信じて死んだ人もいる、と『Kumiko〜』の元ネタが都市伝説であることや監督もそれを分かった上で映画にしたことに一切言及しないまま『Kumiko〜』を紹介していて、心底呆れた。

町山智浩さんは、本当に『Kumiko〜』が実話でなく都市伝説を元ネタにしていることを知らないのだろうか。まさかと思うが、だとしたら映画評論家としてかなりみっともないし、知っててわざとああいう話し方をしたのなら極めて不誠実だと思う。

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