YAMDAS現更新履歴

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2015-10-12

[] 今年もCreative Commons本家に寄付をした  今年もCreative Commons本家に寄付をしたを含むブックマーク

例によって、今年も Creative Commons 本家に寄付をした。

正直、もう今年でそろそろ打ち止めにしようかねぇと思っている。

最近 CC で大きな話題というと、CC BY-SA(表示-継承)4.0 と GNU GPL version 3.0 との(BY-SA から GPL 側への一方向の)互換性が認められたことがある。これで GPLv3 のソフトウェアに BY-SA 4.0 の文章やサウンドなどのコンテンツを利用するのに問題がなくなったことになる。

そうそう、今週 Global Summit 2015 がソウルで開かれるのだが、日本からの参加者はいるのだろうか? ワタシも creativecommons.jp にはもはや期待はしていないが、このイベントのレポートくらい誰かやってほしいよな。

Y Combinatorが自前で長期スパンのイノベーションを実現する非営利の研究所を立ち上げ Y Combinatorが自前で長期スパンのイノベーションを実現する非営利の研究所を立ち上げを含むブックマーク

Y Combinatorのミッションはできる限りのイノベーションを可能にすることで、これまでそれは主にスタートアップへの資金提供だったわけだけど、非常に時間がかかるイノベーションの実現にはスタートアップは向いていない。

そこで、そういうの専門に取り組む研究所として YC Research を立ち上げるぜ、とサム・アルトマンがぶち上げている。

ベンチャーキャピタルとしての枠から外れているような気もするが、VC がそうした非営利研究開発組織を立ち上げる時代なんやね。

YC Research の従業員は、給料を他の財団などからの助成金などから賄われるのではなく、Y Combinator のフルタイムの従業員になるとのこと。サム・アルトマンは個人で1000万ドルを寄付したとな!

ネタ元は The Verge

First Mondayに日本の10代が使用するケータイの絵文字についての論文が掲載されている First Mondayに日本の10代が使用するケータイの絵文字についての論文が掲載されているを含むブックマーク

ここでも何度も取り上げているオンライン論文誌 First Monday の最新号をざっと眺めていて、かわいいめいる……まろやかねこ……ってなんじゃそりゃ! と驚いてしまった。

これはスイスのフランクリン大学の Satomi Sugiyama 氏の論文ですな。

日本の10代が使用するケータイの絵文字についての論文だが、調査対象が2006年から2010年らしく、この分野では5年も経てばコンテキストも随分変わると思うので、今現在の日本の10代が読むと違和感があるのかもしれない。

元々絵文字自体ほとんど使わないワタシなどにはどのみち分からん世界なのだが。

この本の帯文は佐野研二郎氏に依頼すればいいのではと思った『パクリ経済――コピーはイノベーションを加速するか(仮)』 この本の帯文は佐野研二郎氏に依頼すればいいのではと思った『パクリ経済――コピーはイノベーションを加速するか(仮)』を含むブックマーク

昨年のほぼ月刊山形浩生状態には及ばないものの、今年も何冊も訳書や監修本が出ている山形浩生の訳書の最新刊が今月末出るらしい。

仮タイトルだけ見ると、佐野研二郎センセイに帯に推薦文を書いてもらうとピッタリに思えるのだが、訳者のコメントによれば、当然ながらそんな本ではないみたいだ。

 著作権や特許で知財をギチギチ縛るだけでは創造性は発達しないという本。従来の本は、縛ることによる弊害を分析し、縛ってもイノベーションが増えていないことを指摘することで知財批判を展開していたけれど、本書はむしろ知財保護が存在しないのに創造性が華開いている各種の分野をあれこれ分析する。ファッションも料理もコメディも、知財保護は存在しないけれど、でも創造性は大いに開花している。それはなぜ? なぜこうした分野はコピーが横行してもみんな創造を続けるの? これを分析した本。いろいろ訳した系列の本として、楽しく訳せました。内容がアメリカにかなり寄っているのが難点といえば難点。アメフトのフォーメーションとか、スタンダップ・コメディとかの話はどこまで理解されるか……

Books that I wrote/translated

料理のレシピとフリーソフトウェアのアナロジーについてはリチャード・ストールマンがよく講演で引き合いに出すので分かるが、ファッションって知財保護ないんかね。

[][] 配偶者を亡くし、愛犬を奪われた殺し屋ローリー・アンダーソンがマフィアに復讐をするドキュメンタリー映画(ウソ!)『Heart of a Dog』  配偶者を亡くし、愛犬を奪われた殺し屋ローリー・アンダーソンがマフィアに復讐をするドキュメンタリー映画(ウソ!)『Heart of a Dog』を含むブックマーク

愛する夫ルー・リードを亡くし、愛犬を奪われた凄腕の殺し屋ローリー・アンダーソンがマフィアに復讐をする映画らしい……って、おい! 別の映画の話が混ざってるぞ!

冗談はともかく、最近ローリー・アンダーソンのインタビューをニュースサイトで見るなぁ、ルー・リードが死んでもうすぐ二年になるからか? と記事をよく読まずに思っていたのだが、ドキュメンタリー映画 Heart of a Dog を作ってたんだね。

D

ルー・リードが遺した楽曲もサントラに使われているようだが、多分映画の中でも彼に対する言及があるだろうから気になるところである。

Ost: Heart of a Dog

Ost: Heart of a Dog

2015-10-04

[] YAMDAS更新(近藤正高『タモリと戦後ニッポン』)  YAMDAS更新(近藤正高『タモリと戦後ニッポン』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録近藤正高『タモリと戦後ニッポン』を追加。

タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)

タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)

本当はもっとじっくり長く書きたくて、場合によっては WirelessWire 連載のほうに持って行きたい本だったのだが、なかなか時間的余裕がなく、週末にばたばたとりあえずの読書記録を書くしかなかった。

そういえば近藤正高さんは第一回文学フリマ福岡に確か来られると聞いたが、残念なことにその頃はワタシの都合が悪いのである。

せっかく「魚民」とかいう魚が美味しそうな名前の居酒屋にご案内しようと思っていたのだが――

[] スティーブ・ジョブズの先達電話ハッカーであるキャプテン・クランチの物語  スティーブ・ジョブズの先達電話ハッカーであるキャプテン・クランチの物語を含むブックマーク

この間のケビン・ミトニック連載で知った牧野武文さんのハッカー列伝だが、電話ハッカー(フリーカー(phreaker)ですね)のキャプテン・クランチを取り上げている。

今回の連載ではキャプテン・クランチが出てくるまでにじっくりフリーカーの歴史が語られるが、それとネットワーク中立性など現在的な問題とをつなげてみせている。

スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックがアップル創業前に「ブルー・ボックス」を作って売り、一儲けしたことはよく知られているが、キャプテン・クランチはその元祖なのである……という話はもちろん知っていたが、キャプテン・クランチジョン・T・ドレーパー)についての文章は読んだことがなかったので、今回もありがたかった。

FBI に逮捕され、収監されたキャプテン・クランチが、刑務所で自身のスキルを受刑者たちに教えるフリークス学校の先生だったという話が受けたし、実は彼が出所後に作ったワープロソフトが Apple II の売り上げに大きく貢献したという話はまったく知らなかった。

なお、八田真行が先日キャプテン・クランチと2ショット写真を撮る幸運に恵まれている。ちなみに彼が着ている偽 NSA Tシャツは、今年電子フロンティア財団(EFF)に寄付したらもらえるもので、ワタシも持っていたりする。

牧野武文さんは既にキャプテン・クランチについて電子書籍を出していたんだね。

[][] DrupalをバンドにたとえるならRushかな  DrupalをバンドにたとえるならRushかなを含むブックマーク

この記事は、ロサンゼルスで開催された DrupalCon の後で Colan Schwartz にインタビューしたもののようだ。

Drupal は未だにコンテンツ管理システム(CMS)なんだろうかというところから始まり、いろいろ聞いているのだが、個人的には一番最後の「Drupal をミュージシャンやバンドにたとえるなら何でしょう?」という質問に対して、カナダのロックバンドのラッシュの名前を挙げているのがなんかおかしかった。

これはラッシュの人気があまり高くない日本ではちょっと伝わりにくいニュアンスかもしれないが、自分が使っているツールやサービスをミュージシャンやバンドにたとえるならなんでしょう? というのは面白い質問かもしれない。

Drupal 実践プログラミング徹底入門

Drupal 実践プログラミング徹底入門

[] ロバート・クインが録音したヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブ音源が4枚組ボックスで発売に  ロバート・クインが録音したヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブ音源が4枚組ボックスで発売にを含むブックマーク

この記事、複数の再発の話が含まれていて紛らわしいが、個人的にはロバート・クインが録音したヴェルヴェット・アンダーグラウンドのザ・マトリックスにおけるライブ音源が4枚組ボックスで発売になるというニュースが何より嬉しい。

ロバート・クインの録音テープは Quine Tapes として知られ、2001年に3枚組ライブアルバムとしてリリースされている。

Vol. 1-Bootleg Series-Quine Tapes

Vol. 1-Bootleg Series-Quine Tapes

これは Bootleg Series Volume 1 と銘打たれていたので当然続いていくつもリリースされると思っていたのに一向にそういう話を聞かずどうなってるんだと不満だったが、ようやく出るわけだ(やはり、ロバート・クインの死の影響だったのだろうか?)。

Bootleg Series Volume 1 は初めて聴いたとき、正直もっさりした音に感じられたのだが(まぁ、なんせ当時一介の客がテレコで録音したものだからね)、大分経ってから聴きなおすとその演奏の素晴らしさに心打たれ、その感動とロバート・クインに対する感謝の念が、「魔法と喪失(2) イカれた保険外交員の青春」を書く原動力になった。

問題は今回の4枚組ボックスが未発表音源からのみ構成されるかだが、もしそうならこれは買わねばなるまい。

The Complete Matrix Tapes

The Complete Matrix Tapes

[] ジャージー・ボーイズ  ジャージー・ボーイズを含むブックマーク

クリント・イーストウッドの映画はできるだけ映画館で観ようと思っているのだが、本作は仕事が忙しかったかで観に行けず、レンタル DVD の鑑賞となった。

フランキー・ヴァリフォー・シーズンズの1950年代のバンド結成前から1990年のロックの殿堂入りを果たすまでの歴史を基にしたミュージカルの映画化だが、舞台のほうは未見である。

うーん、正直完全には乗り切れなかった。それはこの映画が悪いということはなく、結局ワタシはフランキー・ヴァリが好きではないのだ。どうしてもそこに引っかかったしまった。

フォー・シーズンズの歴史を辿るにあたり、物語は文字通り春夏秋冬の「四季」の構成を採っており、その季節ごとにトミー・デヴィート→ボブ・ゴーディオ→ニック・マッシ→ヴァリと語り手が変わっていくのだが、語り手によってバンドや音楽についての見方が当然ながら異なるのだ(『羅生門』的というほどではないが)。個人的には、春のパートであるトミー・デヴィートの語りが一番良かったな。

そのトミーとヴァリの庇護者であるマフィアのボスをクリストファー・ウォーケンを演じておりさすがの貫禄だが、ウォーケンがまったく怖さを出さず、ヴァリの歌声に涙するマフィアのボスをやっているあたり、彼も歳を取ったのだなと思わざるをえない。

hirofmixhirofmix 2015/10/17 10:49 確か映画化にあたり、このマフィアのボスを悪く描くなって注文があったって聞きました。そのせいもあるのでは。

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