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2016-02-10

[] ブラック・スキャンダル  ブラック・スキャンダルを含むブックマーク

映画が始まるなりジミー大西の顔が大写しになって驚いたが、もちろん見間違いだった。

何度も書いているが、銃のドンパチがガンガンある映画を劇場で観るのはワタシ的には辛いのだけど、ジョニー・デップの復活作とのことで、これは観なければと思った次第。

本作は実在のギャングであるジェームズ・「ホワイティ」・バルジャーと、FBI 捜査官ジョン・コノリーとバルジャーの兄の上院議員(!)という同じボストン南部に生まれ育った絆で結ばれた、つまりはズブズブな関係の三人がやらかす話である。

一番やらかすのは言うまでもなくジョニー・デップ演じるジェームズ・バルジャーなのだが、本作の狂言回しはジョン・コノリーのほうで、彼がバルジャーと組み、バルジャーを野放しにすることで、なかなかひどいことになる。

劇中フーヴァーの名前も出てくるが、これは70年代に始まる話で同じく FBI がやりすぎる映画では『アメリカン・ハッスル』を思い出すが、あれのようなウキウキするような要素はない。まぁ、白昼堂々とぶっ殺すバルジャーも怖いが、そういえばマイアミにコノリーもいたほうが殺しをやりやすい(最終的に彼はその件で40年の刑を科される)というのは理屈がよく分からなかったな。

主人公たちはアイルランド系で、80年代になるとバルジャーは IRA に肩入れするようになり、それが元で最初の足がつくのだが、アイルランド系というと思い出すのが、コナー・オクレリー『無一文の億万長者』でも主人公のチャック・フィーニーが、アイルランドに膨大な寄付をするだけでなく政党にも肩入れする話で、その方面の知識がないワタシにはピンとこなかったのだが、バルジャーの入れ込みはなんとなく分かる気がする。

話がズレたが、本作はやはりジョニー・デップがすごくて、コノリーの家で夕食食べていてステーキのソースのレシピというどうでもいい話でコノリーの同僚を緩急つけながら脅しつける場面、そしてそれに続くコノリーの妻との場面など、銃をぶっ放す場面より遥かに怖くて、これは復活作と言いたくなるのも分かる。

しかし、このジェームズ・バルジャー、5年くらい前まで逃げのびていたというのがとんでもないな!

Hacker Newsのコメント欄で紹介される数の多い30冊 Hacker Newsのコメント欄で紹介される数の多い30冊を含むブックマーク

面白いことを調べる人がいるものだ。テック系ニュースサイトとしておなじみ Hacker News におけるコメント欄で紹介される数の多い本を30冊選んでいる。

調べてみたら、だいたい邦訳が出ていた。やはりプログラマのニーズに違いはないということだろうか。邦訳のあるものを紹介数が上のものから並べておく。

定番となっている技術書以外も、おそらくこの本はこんな話題で紹介されたんだろうなというのが予想できるが、しかし、いまどき K&R のリンクをはる話題って何があるんだろうね。

ローレンス・レッシグの『Republic, Lost』の第二版が昨年出ていた ローレンス・レッシグの『Republic, Lost』の第二版が昨年出ていたを含むブックマーク

ローレンス・レッシグ『Republic, Lost』を新刊として紹介したのが2011年の秋だが、この本の第二版というかバージョン2が昨年秋に刊行されていたのを、調べものをしていて偶然知る。

Republic, Lost: Version 2.0

Republic, Lost: Version 2.0

四年後の改訂というわけだが、これはつまりは今年の大統領選挙を意識したバージョンアップということみたい。75%は新しいマテリアルとな。

レッシグ先生というと、昨年民主党の大統領選挙予備選への出馬を表明したものの、結局断念したことがあったが、そういうのを考えると、やはり『Republic, Lost』の邦訳はどこかが出すべきだったと思う。

レッシグがフォーカスする企業献金による政治の腐敗の問題は、(元々富豪のため、献金を企業からもらう必要がない)ドナルド・トランプの人気にも歪な形で影響を与えているわけで。

しかし、出版社も慈善事業をやっているわけではなし、難しいのだろうな。

この分野における彼の見解に興味がある方は、まずは以下の TED 講演を見られるのがよいだろう。

[] スミスとローリング・ストーンズの両方のアルバムカバーを飾った唯一の男が「ワイルドサイド」仲間の死などを語る  スミスとローリング・ストーンズの両方のアルバムカバーを飾った唯一の男が「ワイルドサイド」仲間の死などを語るを含むブックマーク

ジョー・ダレッサンドロのことは、昔スミスとローリング・ストーンズの両方のアルバムカバーを飾った唯一の男として紹介したことがあったが(知らなかったでしょ?)、ポール・モリセイ(モリッシー)映画の常連であった彼は、長年ゲイコミュニティにおけるアイコン、セックスシンボルだった。

彼はロック史の中で上に書いたこと以外にももう一つ大きなことがあり、それはルー・リードの代表曲「ワイルドサイドを歩け」の中で出てくる登場人物のひとり(Little Joe)なのである。

ルー・リードの伝記映画『ロックンロール・ハート』を観ていたら、同じく「ワイルドサイドを歩け」の歌詞に登場するホリー(・ウッドローン)と2人で肩寄せ合って、この曲を聞きながら「いい曲だよね」と口ずさむシーンがあってほろりときたものだが、ホリーは昨年12月に亡くなっていたんだね。ジョーはホリーの臨終に立ち会ったとのこと。

思えば彼は、アンディ・ウォーホルの「スーパースター」の中で、最後の生き残りの一人なんだね。

アンディ・ウォーホル DVD-BOX 1

アンディ・ウォーホル DVD-BOX 1

TRANSFORMER-UPGRADED VERS

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