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2017-12-26

[] 『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』サポートページ公開  『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』サポートページ公開を含むブックマーク

yomoyomoの執筆、翻訳活動に『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』のサポートページを追加。

現時点は達人出版会のページよりも情報量が少ないが、『情報共有の未来』のときと同様に、読者から情報があれば正誤表も追加するつもりだし、他にも何か参考になる情報をあげるかもしれない。

そういえば本サイトのトップページもバランスを考えて少しレイアウトを変更した。そもそも table タグレイアウトという恐怖の Web 1.0 丸出しをなんとかしなければいけないのは分かっているが、もうワタシ最近の HTML/CSS にはまったくついていけておらず、どうしようもないのである。ページ改修を依頼できる友人がいれば……。

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、昨夜の公開から間もなく購入していただいただけでなく、もう読まれた方もいるらしい。ありがたいことである。

明日からは、そうした読者の方の感想などをぼちぼち紹介していくつもりである。

2017年も「ほぼ月刊山形浩生」が達成されてしまったという恐怖 2017年も「ほぼ月刊山形浩生」が達成されてしまったという恐怖を含むブックマーク

2014年2016年に続き、2017年も山形浩生が共著者、(共)訳者に名前を連ねた本が1ダース以上刊行されるという「ほぼ月刊山形浩生」状態が達成されてしまったようだ。

既刊の本の再刊、2016年中に刊行予定だったものが2017年にずれこんだ本も含まれるのだが、それを除いても12冊を多分超えるのだから恐ろしい話だ。

なお本人は、テレビ放送中に銀スプレーを口元に吹きかけるという暴挙に出た2年後に、今度はテレビ放送中にお金を撒き散らし、ヘリコプターマネーを実践(ただしジンバブエドル)しており、中年狂犬健在というか、この人には何を言っても無駄なのだろう。

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エコノミスト誌の「2017年最優秀書籍」に『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件の真実』の著者の新刊や東田直樹の本が入る エコノミスト誌の「2017年最優秀書籍」に『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件の真実』の著者の新刊や東田直樹の本が入るを含むブックマーク

エコノミスト誌の Books of the Year 企画だが、マイケル・ルイスの新刊のような例外を除き、見事に知らない著者の知らない本だらけで、嗚呼、オラはダメだなぁ、という気になる。

なんとか日本人であるワタシと接点のある本を探すと、2011年の東日本大震災津波被害を扱った本がリスト入りしている。

Ghosts of the Tsunami: Death and Life in Japan’s Disaster Zone

Ghosts of the Tsunami: Death and Life in Japan’s Disaster Zone

ん? この本の著者の Richard Lloyd Parry って、『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件の真実』(asin:4150505020asin:4150505039)の人か。ということは、これも邦訳出るでしょうな……と調べたら、『津波の霊たち──3・11 死と生の物語』という邦題で来月出るってよ!

あと、Naoki Higashida の『Fall Down 7 Times Get Up 8』って、東田直樹の『自閉症の僕の七転び八起き』のことか。

自閉症の僕の七転び八起き

自閉症の僕の七転び八起き

この本が話題になったのは、英訳を担当したのが『クラウド・アトラス』で知られるデイヴィッド・ミッチェルとその日本人の妻であるからなんだね。

しかし、エコノミストは東田直樹のことを「村上春樹以降、もっとも広く読まれる日本人作家になるだろう」とまで書いている。へぇ、そうかい?

あと書名を眺めていて、唯一興味が持てそうな『Everybody Lies: Big Data, New Data, and What the Internet Can Tell Us About Who We Really Are』という本について調べたら、未翻訳ブックレビューにて既に取り上げられていた。さすが! これは邦訳が出てほしいね。

スティーヴン・ジョンソンの新刊の邦訳と来年出る予定の新刊情報 スティーヴン・ジョンソンの新刊の邦訳と来年出る予定の新刊情報を含むブックマーク

昨年ブログで取り上げていた(その1その2)スティーヴン・ジョンソンの現時点での新刊の邦訳が11月に出ている。

スティーヴン・ジョンソンというと、恐らく初めてだと思うが、彼の本が文庫入りもしている。

これも面白いと評判だった本だが、値段との兼ね合いで手が伸びなかった人には、読んでみる好機ではないか……と他人事みたいに書いているが、まさにワタシ自身がそうだったので、買わないといけませんな。

で、2018年にはスティーヴン・ジョンソンの次の新作が出るみたい。

Farsighted: How We Make the Decisions That Matter the Most

Farsighted: How We Make the Decisions That Matter the Most

新刊のタイトルは、『先見の明:我々はどうやって最も重要な決定を行うのか』というもので、ちょっと心理学、行動経済学っぽい題材に思える。

[] 2017年に映画館で観た映画 その2(マンチェスター・バイ・ザ・シー、メッセージ、わたしは、ダニエル・ブレイク)  2017年に映画館で観た映画 その2(マンチェスター・バイ・ザ・シー、メッセージ、わたしは、ダニエル・ブレイク)を含むブックマーク

マンチェスター・バイ・ザ・シー

ケイシー・アフレックは『ゴーン・ベイビー・ゴーン』も良かったので期待していたが、セクハラ騒動が見事に水を差してしまい、今となってはアカデミー主演男優賞をとったのもちょっと気まずい感すらある(来年のアカデミー賞で、彼は本当に主演女優賞のプレゼンターを務めるのか?)。

本作は心に深い傷を負った男が、その過去を乗り越え……られるもんじゃないよね、人生そんな簡単なもんじゃないよなという映画で、その点において誠実な作品だと思った。

メッセージ

テッド・チャンの原作は未読なため、できるだけ事前情報は入れないようにして観た。こんな話だったのか! すごいじゃないか。おそらく何年後かに観直しても、初見のときとは違った意味で驚きを覚える種類の映画である。

『ダークナイト』以降、映画の最後にどーんとタイトルバックを持ってくる映画が多くなったが、あれを本当に効果的に使っているのって何があるだろう。ワタシがまず思いつくのは『アリスのままで』だが、柳下毅一郎さんに『Gravity』を指摘された。本作もその系列にあたる名作であり、そうした意味で(『Gravity』同様)原題のほうが相応しい(蛇足ながら書いておくと、そこで初めてこの映画の原題が、宇宙人の Arrival だけでなく、主人公の○の Arrival も意味していることに気づくということ)。

わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク [Blu-ray]

わたしは、ダニエル・ブレイク [Blu-ray]

都会では既に上映終了済のタイミングで、故郷に唯一残るアートシアター系映画館で国内時差(?)を利用して観ることができた。

ケン・ローチだから重い話かと思いきや軽妙で、至極あっさりと言ってもいい作品である。こんなこってりさのない映画がカンヌ映画祭のパルム・ドールをとったというのは驚きだが、政府の緊縮政策がいかに非人間的で個人の尊厳と生を壊すものかを老巨匠が力を尽くして訴える映画であり、それに対する賛同の表れなのだろう。

物語としては、主人公のダンがケイティの「仕事場」に乗り込んだ後にもう一捻り欲しかったが、最後のケイティのスピーチを聞いてしまえば、もうどうでもよくなる。

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