YAMDAS現更新履歴

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2016-12-15

[] YAMDAS更新(YAMDAS対談 最終回(前編)「ヤツが戻ってきた……」)  YAMDAS更新(YAMDAS対談 最終回(前編)「ヤツが戻ってきた……」)を含むブックマーク

YAMDAS対談最終回(前編)「ヤツが戻ってきた……」を追加。

……くだらない。今回は破壊的なほどくだらない。しかし、この対談の内容をめぐっては、ベンジャミンとかなり深刻に対立したこともあったのだから分からないものである。

対談のはじめにも触れられているが、この対談が収録されたのは5月1日、つまり半年以上前だったりする。

しかし、対談もとうとう最終回ということで、対談について聞かれることについて少し書いておきたい。

本当にベンジャミンと対談をしているのかということをたまに聞かれるが、居酒屋でだべり、それをちゃんと IC レコーダで録音しているのである。そして、それをワタシが文字起こしするのだが、なにせ周りが騒音だらけの中での酔っ払いの与太話なので、これが死ぬほど苦労するのである。

なお、文字起こしには、近年は oTranscribe を利用している。

そしてそれにベンジャミンが手を入れるわけだが、例えば今回でいえば、いかにもセンスの古いかけあいなど彼が手を入れたところである。もっともワタシのセンスも同じくらい古いので、それは問題ではないのである。

今回の対談をおよそ半年振りに読み直すと、予定よりは何ヶ月も遅れてしまったが、なんとかやりたいことを力づくでやり遂げたとはいえるだろうか。

[] アーヴィンド・ナラヤナンらの『仮想通貨の教科書』が出ていた  アーヴィンド・ナラヤナンらの『仮想通貨の教科書』が出ていたを含むブックマーク

ワタシがかつて「ビッグデータの不都合な真実」で仕事を取り上げたアーヴィンド・ナラヤナン(Arvind Narayanan)が書いた本が、『仮想通貨の教科書』として邦訳されているのを日経 BP 社の橋爪さんに教えてもらった。

言われてみると彼がこうした本を書くのは必然であり、というのも彼はプリンストン大学の Coursera で(という表現はヘンか?)Bitcoin and Cryptocurrency Technologies という講座を持っているからだ。

というか、この講座名が今回の本の原題にもなっていて、要はこの講座の教科書みたいなものなんですね。

柏野雄太さんも本書については、以下のように誉めている。

『Mastering Bitcoin』と並ぶ本なら相当なものだろう。

ニコラス・カーの新刊の邦訳『ウェブに夢見るバカ』が出るぞ(『ユートピア・バカ』じゃなかった) ニコラス・カーの新刊の邦訳『ウェブに夢見るバカ』が出るぞ(『ユートピア・バカ』じゃなかった)を含むブックマーク

ニコラス・カー先生の新刊については「ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷」で取り上げているが、書き下ろしでなく発表済の文章の選集なため、邦訳は出るかなと思ったが、ちゃんと出ますね。

『ネット・バカ』、『オートメーション・バカ』と続き、邦訳が出るなら『ユートピア・バカ』になるだろうと予想していたが、外れてしまった。とはいえ、書名にちゃんと「バカ」が入っており、青土社のおかげで遂に「バカ三部作」が誕生してしまったわけである。アホか。

ともかく、冷や水をぶっかけることにおいては並ぶ人のいないカー先生には、次作には邦訳が『AIバカ』になるような本を期待したいところである。

有名な「摩天楼の頂上でランチ」写真の謎について 有名な「摩天楼の頂上でランチ」写真の謎についてを含むブックマーク

TIME が 100 Photographs と題された、世界に最も影響を与えた100枚の写真を集めたサイトを作っているのをようやく知ったのだが、その中にも当然選ばれている「Lunch Atop a Skyscraper」、日本では「摩天楼の頂上でランチ」という名前で知られる写真の背景を歴史家が解説する動画が公開されている。

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これが(関連する興味深く活き活きとした写真や動画が)面白い。この写真は、確かに一度見るだけで忘れられないインパクトがあるが、この写真に写っているのが誰なのか、そもそもこの写真を誰が撮ったのか実ははっきりとは特定されていないのか!

ネタ元は kottke.org

100 Photographs: The Most Influential Images of All Time

100 Photographs: The Most Influential Images of All Time

[] カムバック!  カムバック!を含むブックマーク

カムバック!  【DVD】

カムバック! 【DVD】

ニック・フロストが原案、製作総指揮も兼ねる主演作である。親友サイモン・ペグもカメオ出演しているよ。元からニック・フロストのファンなら楽しめる映画だろう。そうでない人には……そこまで言わせんなよ。

ストーリーは今どき珍しいくらいストレートな、主人公が美女のヒロインを射止めるために努力するもので、サルサがその橋渡しになり、戦いの舞台にもなるんですね。

こういう修行の要素を含む映画は、師匠役が実は重要な要素で、本作においてそれにあたる主人公のダンスのコーチ役を、最近では『ジョン・ウィック』にも出ていたイアン・マクシェーンが貫禄をもって演じている。

2016-12-12

[] YAMDAS更新(柏木亮二『フィンテック』、ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』)  YAMDAS更新(柏木亮二『フィンテック』、ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』)を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録柏木亮二『フィンテック』ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』を追加。

フィンテック (日経文庫)

フィンテック (日経文庫)

フィンテック

フィンテック

この二冊はとっくに読み終えていたのだが、読書記録を書く時間は取れないだろうと半ば諦めていた。しかし、やはりそれではいけないと、かなり雑ではあるが(何度も書くように、ワタシが書くのは批評ではなく、ただの読書記録なのだが)書かせてもらった。

[] 【訂正】rcp、rsh、rlogin、rwhoのrは(replaceでなく)やはりremoteの略号らしい  【訂正】rcp、rsh、rlogin、rwhoのrは(replaceでなく)やはりremoteの略号らしいを含むブックマーク

こないだ牧野武文さんのハッカー列伝連載を引き、「rloginのrはremoteの略号ではない」を書いたのだが、すかさず異論が寄せられた。

それはかすかに聞き覚えがあるけど、ただBSDからSysVに持ってきたときにrshは名前がバッティング(rsh - restricted shellと)するのでremshに改名されてるから、remoteだという認識が一般的だったのでは?

はてなブックマーク - kazuau - 2016年12月9日

FreeBSD のコア開発者の方が、おそらく出典と思われる文章の作者に確認をとってのことなので、これで間違いないだろう。rcp、rsh、rlogin、rwho の r は(replaceでなく)やはり remote の略号とのことでご理解いただきたい。

謹んで訂正させてもらう。

[] 戦場のピアニスト  戦場のピアニストを含むブックマーク

戦場のピアニスト [DVD]

戦場のピアニスト [DVD]

ポーランドの国民的音楽家ウワディスワフ・シュピルマンが体験した戦争体験の映画化である。

いきなりシュピルマンが演奏するラジオ局が被害にあうつかみはオッケーなオープニングの描写のウィットに ロマン・ポランスキーらしさを感じるが、(つまり少女強姦事件を起こした後の)80年代と90年代煮え切らない印象があったポランスキーにとって、自らも体験したホロコーストの映画化という、後のない負けられない戦いとしての作品だった。

ナチスによるワルシャワ侵攻の徹底的な破壊は、ナチスの非道さとともに文句なしに描かれており、次にはなんとしてでも生き延びようとする主人公の粘り強さに触れるべきなのだろうが、個人的にはポランスキーらしい暗いユーモア感覚が独特のアクセントになっているように思った。

2016-12-09

[] デヴィッド・ボウイがジョン・レノンと会った最後の夜  デヴィッド・ボウイがジョン・レノンと会った最後の夜を含むブックマーク

この記事を読んだとき、なんでこの話を書かない! と思ったことがある。

確かにジョン・レノンがデビッド・ボウイと最後に会ったのは香港なのだが、このときのことをデヴィッド・ボウイも語っているのだ。

何しろレコード・コレクターズ1990年4月号のボウイ特集におけるブートレッグ紹介で読んだ記述で、それ自体は今手元にないから記憶で書くしかないのだが、最後に二人が会った夜、市場を散策していて、あるお店でビートルジャケットを見つけ、ふざけてジョンに着てもらったのだが、そのジャケットのサイズが小さくて、すごくおかしかったのを覚えている……と1983年の12月8日におけるシリアス・ムーンライト・ツアーの香港公演で語った後、ボウイが歌ったのが "Imagine" だった。

その音源は当時ブートシングルとして売られていたのだが……とここまで書いていて、ふと思ったのだが、もしかして、その音源 YouTube にあったりしないかなと検索したら、映像つきであった!

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通常、こういう違法アップロードとおぼしき映像はリンクしないのだが、今回は大目に見ていただきたい。今更だが、YouTube なんでもあるな!

そのボウイが死んで、もう少しで一年になるのな……。

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon

アニール・ダッシュがFog Creek SoftwareのCEOになり、ジョエル・スポルスキーはStack Overflowに専念する アニール・ダッシュがFog Creek SoftwareのCEOになり、ジョエル・スポルスキーはStack Overflowに専念するを含むブックマーク

ジョエル・スポルスキーの Joel on Software が WordPress に移行して久しぶりに更新があったと思ったら、ジョエルが創業した Fog Creek Software の CEO にアニール・ダッシュを迎えるという告知がなされていた。

このエントリでも紹介されているように、アニール・ダッシュは著名な起業家でありブロガーだが、ワタシも彼の文章をいくつか翻訳している(こういうとき紹介できるからありがたい)。

このエントリを読んで初めて知ったのだが、Fog Creek Software の創業者たちは既にそれぞれスピンオフしてるんだね、つまり、ジョエルは(予想通り)今回の決定を受け、Stack Overflow の CEO に専念するし(少し前に衰退してるという声を紹介したが、もう300人もの従業員を抱えてるんだな)、もう一人の共同創業者の Michael Pryor は、既に Fog Creek Software が開発した Trello を分社化してたんだね。

それなら Fog Creek Software には何が残るのかというと、日本語化されていないから日本での知名度は低いが、根強い人気を持つプロジェクト管理ソフトウェア FogBugz と、直前に発表したフルスタックのウェブアプリをアカウントも何も登録なしに作れる HyperDev 改め Gomix が主力プロダクトということになる。

ジョエルも自賛してるけど、このように大当たりでなくてもヒットをいくつも飛ばして創業した会社がサバイブしてるのは偉いよね。

Joel on Software

Joel on Software

[] rloginのrはremoteの略号ではない(訂正あり)  rloginのrはremoteの略号ではない(訂正あり)を含むブックマーク

ワタシもここで何度も取り上げている牧野武文さんのハッカー列伝連載の中で知った話だが、ワタシくらいのおっさんなら誰でも知っているべきことなのだろうが、恥ずかしながらワタシは知らなかった。もしくは若いときに絶対聞いているはずだが、すっぱり忘れてしまったのか。

DARPAはこの4.1BSDを大いに評価した。そして、UNIXプロジェクトに支出する予算を5倍に増やすことに決定した。ここで、遠隔地のデータにネットワーク経由でアクセスできるコマンド群(rcp、rsh、rlogin、rwhoなど)が開発された。このコマンド群は現在でも使われている。ちなみに、rはremoteの略号ではなく、replaceの略だ。リモート用コマンドをとりあえず開発して、後々ちゃんとしたものに”置き換える”予定だった。しかし、そのとりあえず用のコマンドで機能はじゅうぶんなものだっため、現在でも使われている。

ライセンス問題から生まれたFreeBSD | THE ZERO/ONE

へぇ、てっきり remote の r だと思い込んでいたよ。

Unix考古学 Truth of the Legend

Unix考古学 Truth of the Legend

[2016年12月12日追記]訂正エントリを書いた。

[] スティーヴン・ジョンソンのTED講演「音楽がもたらしたコンピューターの発明」が面白い  スティーヴン・ジョンソンのTED講演「音楽がもたらしたコンピューターの発明」が面白いを含むブックマーク

スティーヴン・ジョンソンの TED 講演「音楽がもたらしたコンピューターの発明」が面白い。

必要は発明の母って言われるけど、必ずしもそうじゃないんだぜ。プログラム可能な機械であるコンピュータの起源となると、大抵軍事目的だったことが言われるが、実は音楽というそれ自体は必要不可欠ではない遊びから生まれたんだよ、という講演である。

TED 講演というと聴衆の前でのプレゼンがすべてだと思ったが、こういうスタジオ収録のやつも最近出てきたみたいね。これの場合、7分ちょっとと見やすい長さなので空き時間にでもどうぞ。

この講演の内容は、先月刊行された彼の新刊も内容を踏まえているに違いない。ということは、これの邦訳も早く出てほしいところである。

Wonderland: How Play Made the Modern World

Wonderland: How Play Made the Modern World

Wonderland: How Play Made the Modern World

Wonderland: How Play Made the Modern World

前川ヤスタカさん5年ぶりの新刊『勉強できる子 卑屈化社会』が出る 前川ヤスタカさん5年ぶりの新刊『勉強できる子 卑屈化社会』が出るを含むブックマーク

前川ヤスタカさんといえば、ワタシ的には Sledge Hammer Web の人なのだが……といっても分からない人が多いのかしら。ワタシと同年代だが、ウェブで文章を書く人間として、ワタシのヒーローの一人である。

ともかく『八重歯ガール』(asin:4022508620)以来およそ5年ぶりとなる前川さんの著書が出るぞ。

勉強できる子 卑屈化社会

勉強できる子 卑屈化社会

これはいいな! 田舎の秀才だったワタシも思い当たるところ大アリだぜ。

巻末に前川さんと能町みね子さんとの対談を収録しているとのことで、そのあたりも楽しみだ。

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