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ヨムヨムエブリデイ

いってらっしゃい

今日は遅番の日。出勤時にゴミを出そうと持って降りるがちょうどゴミ収集車が来たすぐあとだった。しまった!と思い追いかけたけれど、もうダメだ、間に合わない。がっくり肩を落としていたら、かなり先のほうまで行っていたゴミ収集車が停車して、おじさんが走ってゴミを受け取りに来てくれた。決められた時間までに出さなかった自分が悪いので、ペコペコ謝っていると、「いいよ、いいよ、はやくいってらっしゃい」と笑顔で爽やかに言われる。「いってらっしゃい」にはシビレた。フォーリンラブ。藤沢周平の文庫本が似合いそうなおじさんだった。
多和田葉子 『溶ける街 透ける路』を読む。