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ヨムヨムエブリデイ

短篇

春の本(ポン)まつり
朝から雨。肌寒い。春のコートを羽織る。かばんに入れている板チョコがパキッと気持ちよく割れる。暖かくなると割れのキレも悪くなってしまうが、今は、パキッと割れたり割れなかったりのちょうど境目の時期。
帰りには雨は上がり晴れ間がのぞいていた。空気も澄んでひんやりしている。疲れきっているけれど、明日が休みだと思うと元気が出てきて、スーパーや本屋、コンビニなど無駄にうろうろしてから帰る。
湯川豊『一度は読んでおきたい現代の名短篇』(小学館新書)を読んだら、出てくる短篇を読みたくなり、安岡章太郎「雨」、大江健三郎「『涙を流す人』の楡」、筒井康隆「屋根」、村田喜代子「真夜中の自転車」、村上春樹「蜂蜜パイ」など自分の本棚にあるやつをちょこちょこ出してきては、短篇楽しい!と思いながら読んでいる。石原慎太郎の『わが人生の時の時』(新潮文庫)なんかはまったく興味もなにもなかったのだが、ブックオフで買ってきてしまった。
ブチャクロとインフルエンスも面白かったー。