an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

オデッサの階段−『戦艦ポチョムキン』を観る

ロシア革命100年記念(!)、おもちゃ映画ミュージアムの「戦艦ポチョムキン上映会」に行ってきました!
ロシア映画研究家の扇千恵先生の講演(この映画が日本で上映されるまでの数奇な運命を解説いただく・・・)あり、ピアノの伴奏ありの贅沢なイベントです。


ほお・・・これは思っていたよりイデオロギッシュといいますか・・・思想色の強い作品なのだな。
戦艦と群衆、人びとの歪んだ表情、そしてもちろん映画史上有名な階段での虐殺シーンは息を飲む迫力。時代背景やモンタージュ技法など、デティールをもっともっと知りたくなる作品でした。
うーん、知りたいことが多すぎるぜまったく、などと思いながら。
寒い1日でしたが、ココロは熱い!(かもしれない)


         ロシア・アバンギャルド風味なポスター。