an-pon雑記帳

表現者と勝負師が好きです。

本日読了

ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊の四年間 (講談社選書メチエ 305)

ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊の四年間 (講談社選書メチエ 305)

アンコール・ワットを訪れてからもうかれこれ5年になるけど、カンボジアのことはもっと知りたいと常々思っていた。
プノンペンってパック旅行とかじゃ行けないんだよな〜。個人で行く度胸はないし・・・)
「こんなん読めるかな〜、入門書的なものがいいんだけど」と恐る恐る手に取った本書だが、学者さんではなくてジャーナリストが書いたものなので、体験談も交えて思いのほか読みやすいものだった。ぐんぐん読める。

まあそれにしても・・・カンボジアという不運な小国はベトナムやら中国やらに翻弄され、ポル・ポトなる小心なのに(だから?)狡猾で異常に残酷な男にひどい目にあわされ、なんともしんどい気持ちになってしまう。

高校時代の地図帳(未だに愛用している・・・)を見ると「民主カンボジア」って表記になってた・・・そんな大昔の話じゃないことに戦慄。
 

こちらも読み直さずにはいられない。

地雷を踏んだらサヨウナラ (講談社文庫)

地雷を踏んだらサヨウナラ (講談社文庫)