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anmo’s bookends

2013-02-17

わが人生最高の10冊(「週刊現代2/16-2/23号」より)

久住昌之(漫画原作者)

 自分で発見する面白さを教えてくれた本

久住昌之さんのベスト10冊

1位 『せいめいのれきし』

地球の誕生から、さまざまな生物があらわれ、人間が登場する。5幕の劇仕立ての絵本の完成に著者は8年の歳月を費やした

2位 『注文の多い料理店

注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス)

注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス)

賢治の生前に刊行された唯一の童話集。初版1000部の売れ行きは芳しくなく、賢治が借金をして300部を買い取ったという

3位 『ねじ式/夜が掴む』

つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む (ちくま文庫)

つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む (ちくま文庫)

芸術作品として名高い「ねじ式」を、つげ氏は「原稿のしめ切りが迫り、ヤケクソになって」夢をマンガに描いたと述懐している

4位 『津軽通信』

津軽通信 (新潮文庫)

津軽通信 (新潮文庫)

「『黄村先生言行録』にはじまる黄村シリーズで、『太宰ってなんて面白いんだろう』と思った」

5位 『夜と霧

夜と霧 新版

夜と霧 新版

繰り返される生と死の選別、同胞による管理。収容所での生活を綴り「人間とは何か」を問う

6位 『むかしの味』

むかしの味 (新潮文庫)

むかしの味 (新潮文庫)

時代小説で人気を博した池波のグルメエッセイ。「大人が食べている感じがいいんですよね」

7位 『坊ちゃん』

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

「大人になると文章のリズムを味わえるようになる。酒にたとえると、雑味がなく、もたれない」

8位 『破獄』

破獄 (新潮文庫)

破獄 (新潮文庫)

「もったいぶらず大げさにもしない書き方で、4度も脱獄した男を語る。凄みも恐さも原寸大」

9位 『まんが道』全14巻

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

「仲間がいて貧乏で、ものを生み出す熱がこもっている。時々無性に読み返したくなります」

10位 『一千一秒物語

一千一秒物語 (新潮文庫)

一千一秒物語 (新潮文庫)

流れ星を口に入れたら『カルシュームみたいな味がした』というような表現が格好よすぎます」

最近読んだ1冊:『ねにもつタイプ』

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

「シャンプーとリンスを買い間違えたといった日常を綴ったエッセイ。読み進むうちに数センチ、身体が浮かび上がる感覚が堪能できる。僕らはふだん現実の重力に引っ張られて生活していますが、真に面白いものには浮遊感があるんですよね」

合併号なので、来週はお休みです。

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