Angel Ring〜エンジェルリング〜レビュー
前作マジスキは微妙だったがさて・・・。
■ストーリー
空から変な輪っかつけた天使が降って来た。恋の後押しをしてあげると言う。
でもごめんさない、二次元趣味のえろげーオタだから結構です。そんなお話。
後押しをする天使を愛天使、恋に一歩踏み出せない通称足踏みさんを導いて
うまくいったらリングをつなげたことになる。リングは足踏みさんに反応。
主人公は愛の力が強くて繋げると千人分になったり、傍に居ると力が増す地形効果も常備してたりする。
なんでそんな力があるかと言うとえろげでおにゃのこといっぱい仲良くしてるからという設定には吹いたw
そんな感じでオタネタが結構ある。日常で笑えるとしたらここ。
攻略は13時間くらいかな。攻略は易しめ。
ただ梓とルキアの選択肢がほとんどなく、かみさまBADのCGもちょっとわかりにくいかも。
■キャラクター
・ミカ・アルステッド・ハイネ
空から降ってきた愛天使。猪突猛進タイプ。落ちこぼれ。
第一印象が悪かったなぁ。殴ったこと謝れよお前って思いながらやってた。
そんなことがあってあんまりシナリオ期待してなかったけど予想に反して良かった。
リングをつなげる手伝いをするうちに惹かれあい、愛天使としての立場に苦悩する。
そして仲間に助けられ、感謝されて自信を取り戻す。このルートのルキアは別人だな。
ただちょっと思ったのは学校中から見送られる程なにかしたか?と。
人気があるからなのかもしれないが、それだけじゃちょっとなーと。
愛天使としての活動をしてそれで皆に顔知られててあの場面、ならさらに納得できた。
川上さん以外にもそういう描写があれば完璧だった。
・藤井澄佳
隣に住む幼馴染。料理スキルは皆無。
ルキアの的外れな助言でほぼ告白同然の言葉も勘違いしてしまうはめに。
主人公のことを知ろうとアキバ巡りをしたりする。
幼馴染から恋人になって、そっから先のお嫁さんまで。写真撮影で真似事してその次は本当で。べただな。
タイムカプセルの話が無くてあのままEDに行ってもおかしくは無いのに
二人の想いとかをきっちり肉付けしたことは評価したいな。
えろげの中で、ヒロインがえっちの参考にするものっていったらエロ本やエロビが定番だが
えろげのえちぃシーンを参考にするっていうのは新鮮だったなw
倫理観と罪悪感。まずは二人が認めて素直になるまで葛藤。せつねぇ。
告白断るシーンを状況説明だけじゃなくちゃんと表現してほしかったな。
最初は不安があるからということで一歩ずつ段階を踏んで・・・。
一番最後の将来のだんな様は悟じゃない、の部分がはぁ!?と思ったが
その直後の神様の話聞いて一応納得。妹物で避けては通れない話。
みんなに打ち明ける部分を書かずEPでその後・・・と逃げてたなw
・周防美鶴
学園理事長の孫。先輩お嬢様。勘違いでじいやさんから追われているところを助ける。
自分の理想を押し付けて勝手に失望したりするが、ミカの助言で目覚める。
美鶴と付き合うためには子供のままではいられない、その覚悟を試される。珍しくお嬢様キャラの王道パターン。
序盤の美鶴の態度や考え方に耐えられるかがポイント。
・志木梓
クラスメイトでバイト仲間。過去の傷を知りおせっかいを焼こうとする。
後でフォローがあるもののお互いの気持ちが曖昧なまま一線を越える。
付き合うようになってもそれに対する周囲の反応がほぼ皆無。
もともと気持ちがはっきりしてないのと主人公がオタ故にそれらしい関係になっても自信がもてず…。
最後はそれもはっきりさせますがね。ただEPは意表を突かれたが。
軽いノリで友達付き合いできる子と、その延長上で付き合いしてる感じ。
兄貴達となんか絡みがあってもおもしろかったかもな。
・ルキア・ルミナス・スイレン
ミカのライバル愛天使。知識だけの頭でっかち。落ちこぼれその2。
私が指南して差し上げますわ 私を好きになりなさい 私を(ry
という高飛車キャラ。ラストで少し殊勝になるところは良かったかな。
欲を言えば素直になっていちゃつくシーンとかをもっと増やして欲しかった。
〜お気に入りサブキャラ〜
・織部雅史
あなたがネ申か、と思うほどの二次元オタク親友。属性はアナル( ゚Д゚)ポカーン
主人公の魂の叫びもあれだけどこいつの要所要所の反応も面白すぎるw
■CGとか音楽とか
CGは綺麗め。顔のパーツのバランスがちょっと変かも?と思うことがあるくらい。
SD絵も健在。選択肢にキャラのSD絵を表示させるのを良く見るようになったな。
OP曲はそこそこ良曲。BGMも一通り揃ってる。
あえて言うなら勇敢が好きかな。ミカを探すシーンでこの曲がかかってて気に入った。
■システム
快適。セーブ数多め。
ウィンドウを消すショートカットがスペースキーのほうが良かったな。
クリックで音声とまらないにしてるとえちぃシーンでバックボイスとかぶってハモることがある(´・ω・`)
■その他
ある程度の年季が入ったえろげーまーなら知ってそうなネタが結構豊富。
何気に名言になりそうなフレーズが連発。
悪いがマジスキをまぁまぁよかったと作中で自画自賛するのはどうかと思うぞ・・・。
■まとめ
キャラごとの立場(愛天使、実妹、幼馴染、お嬢様、友達)に沿った忠実なベタなシナリオ展開が多い。
梓(友達)とルキア(愛天使)に関してはボリューム不足で他に比べると劣る。
澄佳は不満なし、他三人は部分的に納得いかないところがある。それでも3人の中ではミカが抜きん出てるが。
終わり方的にミカや澄佳あたりを最後にしたほうがすっきりまとまってていいかな?そこまで優先する推奨順ではない。
ネタ部分は共感しやすくて、手軽に楽しめるんじゃないかと思います。
シナリオ含めたキャラ別評価
ミカ:(*´д`*)ハァハァ
澄佳:(*´д`*)ハァハァハァハァ
佐奈:(*´д`*)ハァハァ
美鶴:(*´д`*)ハァ
梓:(*´д`*)
ルキア:( ・ω・)タカビシャ・・・
かみさま(1019才):(*´д`*)ハァハァハァ
ミカルートのルキア:(*´д`*)カコイイ
総評 | |||||||
シナリオ | 萌え | えちぃ | 泣き | 笑い | 音楽 | CG | なんか一言 |
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(・∀・) | ( ´_ゝ`) | (・∀・) | ( ´_ゝ`) | (^ω^) | (・∀・) | (^ω^) | 一瞬てんたま?と思った |