アイリーン東海岸直撃の夜

土曜の夜、アイリーンが上陸し、一晩中の暴風雨に見舞われたPAでしたが、
築30年とも言われる我が家はありがたいことに無事でした。
停電も断水も、今のところ起きてません。
大きな被害にあった東海岸沿いの街の皆様、どうか安全な場所へ無事避難され、
そして早くご自宅に戻れるようになることを祈っています。

アメリカ人は災害慣れしてないというか、すぐに大騒ぎになってしまうのだけど、
結構感覚が違うな〜と、ある意味災害慣れしてしまっている日本人の私は思うことが多い。
川の氾濫により、もう一本川が出来上がったかのように激しく水が流れる車道に、
わざわざ車を運転して行く無謀な人がいたりするわけで。こういう人が電信柱に追突したりして、
周囲を停電にしたりするわけで。
今回、避難所が設けられて、そこからの中継もニュースで流れたりしたんですが、
避難した初日にすでに、「出された食事が足りない、まずい」という不満が出ているとリポーターが報じているのを見て、唖然・・・・・。当日ですよ、まだ一泊もしてないんですけど。
我慢足り無すぎというか、何というか・・・カタリーナでウォルマート襲撃があるわけだよな、と妙に納得。


家から出られないということについても、ことのほかストレスに感じるようで、
おうち大好き♪な私にとっては、家の中が安全で、停電が無ければ全然苦でもないんですが。
ちなみに、ご近所のちょっとベーカリーが充実したスーパーで、自分の為の「賑やかし」アイテムとして、
ケーキを買ってきて食べたりしました。(結構お安いモチベーション?)


私の住んでいる場所のご近所さんは、長年住んでいる人たちが多いので、その様子を見た限り、
他へ非難している様子もなかったので、多分、これまでの経験でそれほど被害は大きくないと考えているんだろうなと思い、私は義父母の家へ雨の中一時間かけて行く事ではなく、自宅で過ごすことを選びました。
(災害にもろいアメリカの道路事情を考えると、嵐がやんでも、道路が復旧しない可能性も高いと思ったし。)


一夜明けた今でも、まだまだ予断は許さない状況で、二次、三次災害となるハリケーン後につづく熱帯性暴風雨による倒木や洪水被害やライフラインへの影響も考えられるので、あと1日は気を抜けませんが、
ネットが出来なくなるのが一番辛いので、停電しないように・・・・と思いながら過ごします。

Aイチさんのお勤め

普段は、外にも出ないし、猫の本能どっかに置き忘れてきたかと思われるAイチ氏(♂、もうすぐ8歳)ですが、
裏庭にたくさん木が生い茂る我が家、たまーにねずみが忍び込んでいることがあるらしく、
数回、捕獲→ご披露してくれたことが(涙)
相方は、「おぉ〜、ええ仕事してまんな〜」とご満悦。


実は、今回のハリケーンで、どうやら逃げ込んできた野ねずみがいたらしく、
(幻覚だと思いたいけれど、ダイニングルームを斜めに横断する小さな物体がいたような気がする・・・)
昨晩は、ずっと寝ずの番をしてくれておりました。

健気〜っ(ええ、飼い主馬鹿って呼んでよくってよ。)

と褒めたら、ちょっとだらけて、寝転んだりもするんだけど

相変わらず、癒し系満載。お役目ちゃんと果たしてます。

もう一つの癒し系、我が家の庭のお花。

普段の手入れ担当は相方なんですが、今回のハリケーンで飛ばされてはいけないと、
家の中に鉢植えをいくつか家の中に移動した時、ふと、
どうでもいいけど、普通この役割分担って逆よね・・・と自分の両親のパターンを見て思った私。
ま、いいか。

雨は止まったけれど、風が強くなってきた日曜の午後。
木の枝が飛んでこないといいな・・・・(どきどき)

嵐が去った後

午後2時くらいまで、強風が吹き荒れていたPAでしたが、
その後ピタッと止み、4時過ぎには晴れ間まで見えてきた。
なんなの〜この変わりようはっ。
良かった・・・。
今夜はゆっくり眠れそう〜(ってでも昼寝もしたんだけど)


でも、テレビを見るとフィリー近辺の街のその後状況がまだまだ報じられているし、
洪水状態で、未だに道が川になってる場所も沢山ある。
避難勧告が最初に出た海辺の街の方が、意外と早く普通の状態に戻ってたりもする。
ランカスター近辺に住む義父母の家はまだ停電から復旧していないみたいだけど、
そこから10分離れた義妹夫婦の家は大丈夫らしい。
本当に場所によって被害の度合いがまちまちだったりする。


とりあえず、私の知っている人達は皆さん無事だったので、
安心して眠れそうです。