一応選手権を振り返って。
実はフリーで出回っているソフトとは結構対局させていて、うさぴょんやきのあ将棋にはどうも負け越すようだったので、正直なところ二次シードが取れるとは思っていませんでした。ただ、玉の危険度や持ち時間の設定など直前(というか前日)にいじった部分がすべて吉と出たようで、そういった意味ではついていたかもしれません。直前の変更なんてたいていの場合バグを埋め込むくらいが関の山なので。
特に印象に残っているのは、棚瀬将棋戦、SPEAR戦、Shotest戦などです。このあたりにはまだ全く手が届かないと思っていたのですが、割と得意としている戦型に進んだこともあってそれなりの将棋が指せました。特に対抗型の居飛車急戦は開発者(初段くらい)よりも既に強そうです。Shotest戦は上手く攻めたのですが最後入玉されそうに。またま近くにいた勝又6段は「こんなの一手必至ですよ」とおっしゃっていましたが、2八銀(3八の方がいいらしいですが)を打ってくれるまでかなり心配でした。もっと安心してみていられるように終盤は強化しないといけないですね。
懇親会では、みさきさんも述べられる「作者に愛される棚瀬将棋」のはなしが印象的でした。「遠見」も来年までに少なくとも自分が納得できるような将棋を指すレベルにはしたいですね。