パラリンピック 水泳木村選手4日間連続メダル獲得

今日の梶原吉広おススメニュースはこちら!

15日◇男子100メートル自由形視覚障害S11)
木村敬一(26=東京ガス)が、59秒63の好タイムで銅メダルを獲得した。
50メートル自由形の銀、100メートル平泳ぎの銅、100メートルバタフライの銀に続く4日連続のメダルだった。予選は1分2秒85のタイムで1組4着で何とか通過したが、決勝では予選のタイムを3秒以上縮めた。前日に金メダル最有力と言われた100メートルバタフライで銀メダルに終わり精神的にも落ち込んだ。さらに4日連続の決勝レースで疲労もピークで、レース後はプールサイドにへたり込んだ。試合後のインタビューで「きつかった」と漏らした木村は「やるだけのことをやろうと思いました。コーチを含めて自分がこんな状態の中で送り出してくれた強い味方がいたので感謝の気持ちでいっぱいです」と周囲の人たちに感謝していた。

4日間連続でメダル獲得おめでとうございます!

対して田中選手は男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で、田中康大選手(26)=千葉市美浜区在住=は惜しくもメダルには届かなかったものの、見事、四位入賞を果たした。前回大会で金メダルを獲得し、プレッシャーのかかる中での四年間の頑張りに、田中選手が通う習志野市の就労支援施設「あかね園」の利用者らは温かい拍手を送った。

 あかね園の食堂では十五日、昼休みに利用者ら約八十人がレースを録画で観戦した。絵が得意な田中選手がデザインしたTシャツ姿の人もいて「ガンバレー」と声援。ゴールすると拍手して健闘をたたえた。

 田中選手は、前回(二〇一二年)のロンドン大会で世界新記録(1分6秒69)で金メダルを獲得。同年に県民栄誉賞を受賞した。イベント出席や取材対応が増え、町中やプールで声をかけられるようになった。

 だが、自閉症で人と接するのが苦手な田中選手にとっては、人々から注目され、生活環境が変わったことがストレスになった。あかね園施設長の松尾公平さん(41)は「イライラすることがあり、水泳を辞めたいと思った時期があったようだ」と語る。それでも一日六〜七時間の練習や母親のサポートで本来の泳ぎを取り戻した。

 決勝での1分7秒82はロンドンの自己ベストに1秒ほど及ばなかったが、コーチを務める気愛水泳塾の榎本仁さん(54)=市川市=によると、過去三番目に速いタイムで、七月の大会から約5秒も縮めたという。榎本さんは「彼らしく大舞台で強さを発揮してくれた」と語り、四年間苦しんだ末に好タイムを出した努力をねぎらった。

 松尾さんは「インタビューで悔しがっている姿が印象的だった。次への力になる」とさらなる活躍を期待した。田中選手は十七日(日本時間)の男子200メートル個人メドレー(知的障害)予選に出場する。

それでも4位という実力です!200メートル個人メドレー頑張ってください!

以上、今日の梶原吉広おススメニュースでした!!