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月のひつじ

2008-11-21

大好きな写真

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これは1966年の6月6日に撮られた。

アポロサターンのS-II・第2段ロケットForward部分と、そこに接合された発射台5番スイングアーム部だよ。

このアポロサターンは翌月の5日、あちゃらの時間の朝10時53分に打ち上げられた。地球軌道上で第3段ロケットのS-IVBとコンピューターシステムのIUを動作試験するためだ。むろん、無人。いわゆる司令船部分はダミーのコーンカプセルが装着されての打ち上げだった。

で、この写真なのだけど、人が映ってる。

腰に安全ベルトをつけた人がアームの横にたっている。

発射台基部が10mオーバー+第一段25mオーバー(このテストフライトでは第一段めはサターン1Bを使ったので背が低い)+インターステージの5.5m+第2段めが25m… であるから、この人はおよそ70mくらいの高所に立ってるワケだ。

ボクは1mばかしのブロック塀の上に乗っただけで眼がクラクラしちゃうくらいに高所が苦手な人なので、その70倍越えの高みに立つコトの恐怖というのは、どれくらいのものかしらと… 想像するだけで身体中が硬まってしまう。ましてや彼が立ってる場所はロケット燃料のタンクの側面であるから… 万がいちぃ〜… てなコトが頭によぎらずとも… このシチュエーションがとても辛抱出来ない。

アポロサターンの写真は多数あるのだけど、人が取り付いている写真は希有だ。皆無といっていい。

それが、ここには映ってらっしゃって、上記のような事情もあるから、ボクにはこの人がヒーローに思える。

いや、じっさい、ヒーローだ。

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飛行士の名や管制官の名は40年経っても容易に見いだせるけど、発射のための作業を行なった方の名までは追跡できない。

でも、その方々がキチリと作業を行なってるから無事な打ち上げとなるワケだ。

多数のアリがあっての女王蜂だね。

なもんで、アポロの事業を支えた裏方さんに乾杯とばかり、我が宅の一台のMacのスクリーンセーバなのだよ、この写真。

毎日眺めちゃ足を竦ませてるワケだ。

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