2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

お正月に観てもイイ『東京原発』

2002年に公開された役所広司主演の映画『東京原発』は、広く知られていないんだけど、今観ても極めて鮮烈。 9年後の、2011年3月11日の東電福島第1原発の惨状が、黒いジョークとして描かれているようなもんで… いや、むろんに今も継続中のヒッチャカメッチ…

うどんとサンダーバードにカレー・ルウ

「大阪といえば、やはりうどんですな〜」 と、この前、落語の桂紅雀氏がボクの眼の前真ん前でそ〜云った。 なるほど確かに… 阪急線とかじゃ、駅に"阪急そば"が出張っていて、きつねうどんは300円だ。 麺ツルリンと腰はないけどアゲ大きく、うん? おにぎりと…

うまタラたらふく

敬愛してる、おっ友達カップルから、 「晩に海鮮鍋をやるから出頭せ〜」 とのお達しがあったんで、ノコノコ出かけたら、北海道から直送された鮭と鱈なのだった。 タラは、自分のイメージというか、過去に食べ知った感触から、塩味の濃いパサパサした白身とい…

サンダーバード博 in 阪神

夏のお台場から今度は冬の大阪。 この27日より年明けの7日まで、大阪阪神百貨本店にて『サンダーバード博 in 阪神』の開催だ。 いささか期間が短いけれど、大阪での大規模なサンダーバード展覧会は、92年の梅田ロフトでの展示以来だから、お久しぶり。きっ…

桂そうば岡山落語会で笑う

今年最初にして最後のナマ落語会。 日常、iTunesで落語に接し、たとえば今イチバンのお気に入りは5代目の古今亭志ん生だったりするけど、ライブは久しぶり。 桂そうば。 桂紅雀。 2人の噺。 そうばは、5年ばかし前にもこの岡山で聴いたな。 今年35歳だと…

一猪とりにがし牡蠣を喰ってかぐや姫

「ぼたん鍋パーティ」あり。 久しぶりに猪を堪能じゃな、と楽しみに、かつ、ボクにとって第3弾となる忘年会となるハズだった… のだけど、その夕刻に予約入れてた歯科受診。 一部分が新たな義歯に置きかえられて、いささかモノ噛めずなアンバイ。 術後の痛み…

ここには映画館があった

岡山市民文化ホールで坂手洋二・作演出の『ここには映画館があった』を観る。 1976年を軸に当時の映画のアレコレが盛られた作品ということゆえ、いささかの期待もあったし、事実、とても面白い所もあったけど… 盛り込み過ぎだった。 渡辺美佐子主演の前作『…

Say,"Kiss Me."

映画『ブレードランナー』の主人公デッカードの室内には大きな盆栽があって、それは凡庸なただの装飾ではなくって、画中にストレートに描かれているわけではないけれどもデッカードが1人グラスを傾けつつ、小さな剪定ばさみで葉をつついているはずの、すな…

街の神秘と憂鬱

キリコの絵の、輪を転がす少女の背景の不気味さには、キャンバスから1度眼を離して次いでもう1度見てみると、そのタイトル『街の神秘と憂鬱』以上な苛烈な不穏が増長してくる感触があって、それがどういった種類かといえば、ボクには政治が破綻して戦争へ…

奇妙な夜

忘年会の季節。 その第1弾となる某夜某所の某集い。 数時間、呑んで食べつつの、この小さな集いの核となってるトコロの諸々を忌憚なくワイワイと話せるのはイイ、ね。 「来年もまたよろしく!」 と、乾杯して気炎昂ぶるトコロがいい。 写真の『神戸すすき様…

MONO語り-01

ごく限られたスペースしか持ちあわせがナイに関わらずモノはどんどん増えるワケで、さりとて、何ぞを捨てるというわけにもいかない…。最近、LPレコードをiTunesに送り込む作業を、1日1〜2枚のペースでやってるけども、これとて、ではLPはもう不要かといえ…