.kitchen Deep Talks vol.1 参加メモ

cloudpackエバンジェリストの吉田真吾@yoshidashingo)です。

2013.5.30 .kitchen Deep Talks vol.1というUstream中継するイベントに、@ryuzee さん、横田さん、大瀧さん、都元さん、植木さんと参加してきました。録画されてるので、当日見てなかった方は見ておいたほうがよいですよ。自称ネット監視員の @urasoko さんが、流れに沿ったネタを事前にたくさん用意しておいたこともよかったですね。


※クリエーションライン代表安田さんのFacebookに上がっている写真より

http://www.ustream.tv/recorded/33527687


個人的に色々と勉強になりましたが、3点だけ簡単にメモを残しておきたいと思います。

  1. クラウド時代の運用・保守についての話
  2. クラスメソッドさんのブログ戦略
  3. Chef の活用現場

クラウド時代の運用・保守についての話

クラウド時代の運用・保守について、まだよく分からないことも多いのですが、こんなことを最近考えてたりしました。

バッチのクリティカルパスを見ながらインフラを追加したりできる、フルマネージドなクラウド専門MSP

あったらイイなーってレベルですけど、夜間に数万ジョブ流す基幹系のバッチフレームって、時々シミュレーションやって、クリティカルパス上の処理のチューニングして、また別のところにクリティカルパスが移動したらそっちでもチューニングして、って感じで結構ピンポイントに追ってるんですけど、クラウドを使ってインフラをオンデマンドに調達できるなら、クリティカルパス上の処理を、想定時刻に終了できてなければ、後続の処理をスケールアウトして処理させて巻き返しを図るとか(アプリの実装はそれ向けにしておかなきゃいけないでしょうけど)ね、そういうサービスを提供できるMSP事業者が現れてもイイよねとは考えているところです。もちろん、可能な限りアーキテクチャレベルでそれに答えられればイイってのは当然なんですけど。

あと、たとえばデータセンター同士を合併とかして、運用保守の方式を統合したいなんてときに、互いにいいとこをくっつけてどう統合するかとか、クラウドサービスをベンダーに固定されず同様の方式で透過的に運用したりっていうことをどうやったらできるかなーって考えてる中で、RiGHT SCALE や Splunkといったものを評価したいと思ってるとこなんですね。

この世からバッチをなくせばいいじゃないか

そんな話をしてたら @ryuzee さんから、そもそもオンラインのリソースを食い合わないためってだけでバッチ処理に回してる処理も多いし、バッチ処理をなくしちゃえば毎朝バッチフレームが終わってちゃんと朝を迎えるか、ドキドキせずに済むんじゃないかという話がありました。これは理想としては非常に正しいと思います。

そうは言ってもバッチはなくならない

ただし、外部システムから連携されるファイルをトリガーにして動作するとか、締め処理を行って翌朝には変換後のデータを外部に連携するジョブとか、そもそもオンラインのリソース関係なく必要なバッチ処理もあるので、単純に全てのバッチはなくせないと思いますが、世間がバッチレス方向に動くにしても、その移行期にはそういう事業者がいても良いだろうなとは思ってます。大規模な基幹システムをクラウドに移行するにあたって、インフラとアプリを両方同時にドラスティックに替えるとこなんてないと思うんですね。今回のマイグレーションはインフラをクラウド化してアプリはイジらず、次回の移行でインフラは変更せずアプリを変更しよう、みたいな段階的な移行になると思うので。

クラスメソッドさんのブログ戦略

お金で釣ろうとしても続かないらしい。一部の人は、ブログ書くことが業務日報みたいなものにもなってるらしい。

Chef の活用現場

今のところ、cloudpack でどう活用していくか見えてないところ
コミュニティクックブックや大作クックブックは使わなくてもいいんじゃないか。自分で書けるでしょ。ただしリファレンスとして中身に目を通してみると非常に勉強になる(らしい)。



そんな感じで乱文で恐縮ですが、次回以降も非常に楽しみとなるオレ得な勉強会ですので、次回はみなさんも参加してみてください。