核兵器の非人道性を重く受け止めてもらいたい

2012年5月9日(水)更新:1
【ウィーン NPT(核拡散防止条約)再検討会議準備委員会 SGI代表団が出席】
 2015年の「核拡散防止条約(NPT)再検討会議」に向けた第1回準備委員会が4月30日から、オーストリアの国連ウィーン本部(ウィーン国際センター)で開催され、SGI(創価学会インタナショナル)代表団(団長=河合公明平和委員会事務局長)が出席した。
 5月2日の準備委員会では、長崎市の田上富久市長(平和市長会議副会長)が、「被爆者の声にもう一度耳を傾け、核兵器の非人道性を重く受け止めてもらいたい」と語り、2015年に向けて核兵器禁止条約の早期交渉開始を強く求めた。
 4月28、29の両日には、「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」会議がウィーンのオーストリア外交アカデミーで開かれ、後援団体としてSGI代表団も参加。29日の全体会では、SGIジュネーブ国連連絡所のラムゼイ・ジョーンズ氏が核兵器の非人道性について、イタリアSGIのサンティ副青年部長が「オスロプロセス」の教訓について、それぞれ分科会での議論の報告者を務めた。 (聖教新聞 2012-05-09)