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2019-10-06 人類の叡智の遺産を一堂に公開 このエントリーを含むブックマーク

2014年2月7日(金)更新:4
【今月 マレーシア法華経展 海外10カ国・地域目の開催 イスラム文化圏で初】
●池田SGI会長夫妻が、「法華経――平和と共生のメッセージ」展の前身である「法華経シルクロード」展へ。ロシア科学アカデミー東洋学研究所(当時)の一行らと共に(1998年11月、東京で)
創価学会法華経写本シリーズ「ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所所蔵梵文法華経写本(SI P/5他)――写真版」
 東洋哲学研究所(創立者=池田大作SGI〈創価学会インタナショナル〉会長)とマレーシア創価学会が共催する「法華経――平和と共生のメッセージ」展が15日から、首都クアラルンプールマレーシア総合文化センターで開かれる(5月11日まで)。
 2006年の香港を皮切りに、インドネパールブラジルイギリスなどを巡回してきた同展。マレーシアは海外10カ国・地域目で、イスラム文化圏では初の開催となる。
 “文明の十字路”マレーシアは、海路からの仏教伝播の中継点となった。7世紀後半、中国・唐代の訳経僧であった義浄が、仏跡の参拝と経律論を求めるため、中国から海路でインドへ。その途上でマレーシアを経由した記録が残っている。
 同展では、こうした仏教伝播の歴史を紹介するほか、世紀の発見と呼ばれる写本(6〜8世紀)を収めた『インド国立公文書館所蔵 ギルギット法華経写本――写真版』や、諸言語に翻訳された法華経写本(複製)、法華経をモチーフにした敦煌莫高窟壁画(パネル展示)、マレーシアケダ州博物館から特別出品された仏教美術品など、貴重な文物約150点を一堂に公開。展示の説明文は、それぞれ英語と中国語で表示されている。
 同展の開催は、マレーシアマラヤ大学の「文明間対話センター」と東洋哲学研究所が共同で行ったシンポジウム(2012年10月)の席上でも話し合われた。
 「文明間対話――平和・共生・持続可能性」と題するシンポジウムでは、マレーシアのマハティール元首相が特別講演。さらに東洋哲学研究所と同センターの学術交流協定が締結されるなど、文明間対話の新たな歴史を開く集いとなった。
 今回の展示は、このシンポジウムに続く取り組み。マレーシア政府の観光文化省、マラヤ大学の文明間対話センターなどの協力を得て行われる。
 多様な民族と文化が共生するマレーシア法華経に込められた“平和と生命尊厳の叡智”を伝える同展に期待が高まる。
   (聖教新聞 2014-02-07)

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