スポーツにおいて何よりも必要と思われるもの

世の中たくさんのスポーツがあり、上達の秘訣は結構理論化されていたりします。
つまりその理論通り練習すれば、ある程度までの上達の道筋は見えていると。
サッカー然り、野球然り、水泳然り、アメリカンフットボール然り、、、各スポーツともにそれなりの歴史があり、それなりの量の経験が蓄積されているので、当然といえば当然かと思います。

我々は学生時代の部活から、社会人になってからも(プロを除くと)趣味としてスポーツに親しみ、色々理論などを探ったり、筋肉を鍛えたりして、上達を模索していると思われます。

私もいろいろスポーツをやってきて、模索してきて、今思うのが、理論を学んだりや筋肉を鍛える前にもっと重要なことがあるのではないか、ということです(精神的な話は除く)。

それは体の柔軟性を高めることです。
今までの自分の部活、スポーツクラブの経験を振り返っても、体の柔軟性を高める練習を重視する指導をされているところはありませんでした。
一方、思い返すとスポーツであまりいいパフォーマンスを出せない人は、体が硬い人が多い。だから、そもそも手足の稼働域が狭く、動きにもリズムがないので、どんなけ筋肉を鍛え、理論を学んでもあまり成果をだせない。
スポーツは多様なプレーを求められ、そのためには、手足の稼働域が広いことは必須のような気がします。そして、高いパフォーマンスを出す人は、プロも含めてすべからく体が柔らかい(例:ジダンのトラップ、ベッカムのキックを思い出してみてください)。

高い柔軟性を持った体をつくった上で、理論を学び、筋肉を鍛え、自分のイメージするプレーに近づく練習をする。この順番って結構大切だと思うんですよね。
ちなみにこのエントリーは自戒も入っています。あー体が柔らかくなりてぇ