Scratch Day in Tokyoに行ってきた

Scratch day in tokyoに行ってきた。
Scratchを使ったイベントを、同時多発的に世界中で開催!日本も川口市のメディアセブンと中京大学など三カ所同時開催。

Scratchって、LEGOのmindstrmを作ったMIT Media Labで、ミッチェル・レズニック教授がSqueakをベースに開発中の教育用ビジュアル言語。ずいぶん少人数でやってるみたいだ。対象年齢は8歳以上。ユーザーの年齢層は、12歳が一番多いらしい。そら凄い!

Squeakアラン・ケイが作ったコンピュータリテラシーの向上を目指したビジュアル言語。それを受け継いでいる。今回講師できていた阿部和広(サイバー大学客員教授東京学芸大学非常勤講師)さんも、アラン・ケイの弟子だそうだ。

教育用と銘打っているだけあって、教育関係者が多く、なんかアウェイ感…教育関係者なので、開発に関してはプロという訳じゃないけど、コンピューターを便利なツールじゃなく、知的、創造的ツールにしたいとの思いがそこにある。
前にアップルの人が言っていたのを思い出したのだけど、今の子供たちみたいに生まれたときからコンピュータや携帯がそばにある環境のにいる「デジタル・ネイティブ」は「時間の制約」「場所の制約」が嫌いで「成果や評価を重視」するそうだ。わ・・わかる。
彼らには学校で先生が壇上で教えるような「インストラクション型」の教育じゃなくて、先生が一緒になって考え、発見、探索、発信などを助けてくれるような人である環境で行われる「コンストラクション型」の指導に対して親和性が高いそうだ。ぼくらの世代もそれに近いかなって思う。

で、話を戻すと・・・
この日は「おとなスクラッチ」と「こどもスクラッチ」ってのがあって、こども達もメディアセブンの別な場所でひたすら作りまくってた。
参加したおとなスクラッチは、概要とワークショップ、教育関係者の導入事例と、NECのPaPeRoをScratchで制御する実演を見て終了。
Scratchの面白さは分かったし、子供ががんがん作ってるのは正直驚いた。2時間で4つも作る小学生がいたりして、しかもちょっと面白いもの作りよる。。。例えば

ドラ○もんと思しきキャラ(目には黒線が!?)が、の○太くんと思しきキャラにロケットパンチを繰り出し、ひたすら炎上させてしまうだけとか。。。メルヘンチックな背景で行われる残虐行為!?
シュールだ。。。こんなのが作れるのって、少しうらやましかった。

で終了後、ぼくはかなりお疲れで速攻帰って新幹線で爆睡。いつもなら色々人と話すんだけど、その日は無理でした。

しかしメディアセブン、いい施設やなぁ。近所にあったら、毎日行くのに。
Scratchの参照 http://scratch.mit.edu/