「だと思うよ、多分。」

2010-07-04

出会い系のシングルマザー

| 23:43

<27冊目>

出会い系のシングルマザーたち―欲望と貧困のはざまで

好きなテーマだけど、嫌いな書き方。

筆者の目線なんてルポにいらないし。

知りたいのは、あんたの心情じゃないって思う。

幸せになることだって、それを保つことだって簡単なことじゃない。他人によって与えられる幸せなんて結局それまで。

求めない。焦らない。時期を待つ。何事も。

悪魔が殺せとささやいた

| 23:36

<26冊目>

悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫)

怖い怖い怖い。

昔大好きなシリーズだったんだけどね。

女ってか、嫁が犯す殺人が多いような気がする、今回は。

前に飲んだ男の子が言ってたんだ。

「嫁が『カオリン事件』がめっちゃ好きで、ネットでめっちゃ情報集めてるねん。」

そら、怖いわなあ。

私は正しく生きていきたい。だから本当誰もかれも邪魔しないで。(他力本願

でっちあげ

| 23:26

<25冊目>

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相 (新潮文庫)

なんというモンペ。

被害者とされた男の子の将来が心配。

報道する側もそれらを受ける側も、ヒステリックになりすぎるひとが増えたような気がする。

あくまで一つの見解ってこと、どうしてわからないんだろう。

校長になったかつての恩師がどうかどうかこんなわけの分からん事件に巻き込まれませんように。

ポロメリア

| 23:26

<24冊目>

ポロメリア

私にはとりあえず「エネルギー」はなかったんだと思った。

出口を求めなければ自分を保てないようなそんなエネルギーはなかった。


わかったことで私はたいそう自由になった。


だからなんなんだ。ってことなんだけど。


故郷って大事だ。ああああ帰りたい。そんでも故郷ですらないんだけどね。

告白

| 23:18

<23冊目>

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

本屋大賞を受賞した時に、会社の男の子がさくさくお祝いのお花を手配していたのを思い出す。私はその男の子のことがとても好きで、ああ頑張ってるなって思ったのだけど。

後半になるにつれ面倒くさくなった。

なんていうか、あそびがないなーって思った.こっちの想像力がうごくすきまみたいな。

「救いがない」って言わはる人がいるけど、救われたいそんな状況にあんたはいてはるの?って言いたい。何を持って救い言うの?なあなあなあ。

まあどうでもいいんですけど。

映画の方が面白かった。クラスメイト役のショートカットの女の子が好き。

少女ゾンビ

| 23:05

<22冊目>

少女ゾンビ (GAコミックス)

うん、おもんなかった。

絵は好き。

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

| 23:04

<21冊目>

とりあえず、記録とか、覚え書きがたいそう苦手なのだということがわかった。いや、自分の話。

でもちゃんとやるよー。上半期終了しております。こんなんで間に合うのか?目標達成できるのか?


薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

既婚者の恋。故意?

実に女臭く途中で辟易した。

装丁は好き。

一番嫌いなのは桜子。女を武器にすることを嫌うくせに、あっさりやってのける。「気付かなかった。」とかいって。本当嫌な女。自分だけはきれいな世界にいると思っているのな。ああいやだいやだ。

この中で一番共感するのは陶子。流れされてるくせに流されてないとか思ってる、アホでお気楽で、土台がなければ何にも出来ない子。

でもね、

枇杷はなかなか実を付けないんだよ。だから「枇杷がなるとその家の誰かが死ぬ」って言われるんだって。

2010-05-28

ひかりのまち

| 00:22

<20冊目>

ひかりのまち (サンデーGXコミックス)

夫と「物語においての救い」について語ったあと。「救いのないのが救いだ」っていう私に夫は得意げに笑って言った。「終わりがないのが終わりだ」

はいはいジョジョジョジョ


救いがない状況に安堵してしまうのはいつからだろう。どうせ物語なんだもの、もっとひどいこと、もっと堕ちきってしまえばいい。そう思っていた。

今でも思う。

善き人達の善き物語に何の意味があるんだろう。


「生きよ、堕ちよ」って、堕ちきるのも勇気と覚悟がいるっつのな。なんていってる私は本当にあまちゃんなんだと思うよ。

ひかりのまち」みたいなところに私は今住んでいる。いざとなったら血とか内臓とか全部さらけ出して管に繋がれて死ぬなんてこと、まるで知らないなんて顔して、みんな生きてるようなところに、私は住んでいる。犬が服来て歩いてるのに、重い荷物もったおばあちゃんには知らん顔みたいな。

いけすかないし大嫌いだし未だになじめないけど、でも結局みんなこういうドロドロしたものを隠しているんだって思うとわくわくどきどきする。

Tiny,tiny

| 00:11

<19冊目>

タイニィ・タイニィ

なんてリアルなんだろう!って思ったのはもう23歳の頃でどうにもこうにも「あの頃」には戻れなくて、わんわん泣いた。

それ以来、私にとって大切な一冊。

簡単なことをわざとわかりにくくまわりくどく語っている、そのやり方にぎゅんときた。そうだよね、「あの頃」ってそういうやりかたをしていた。

誰もかれも必死でなのにとんちんかんでまるで生産性がない。忘れたような顔してしれっと生きてる私たちでも。どこかに「あの頃」受けたし、つけた傷もあるのだと思う。

「たぶんまだなにも好きになったことがないんだだから分からないんだそのうち分かるようになるなにかを好きになるよ」

と。

「なんでもいいからそれが破滅でいいから元どおりに戻れないなにかがしたい。世界なんか滅んでしまってかまわない。」

は。

今でも私の胸を締め付ける。

王国ーアンドロメダハイツー

| 23:56

王国〈その1〉アンドロメダ・ハイツ (新潮文庫)

<18冊目>

祖母と二人で暮らしたことがある。二年程。その頃のことをなんとなく思い出す。あの年代を生き抜いた女の人、独特の匂いが「おばあちゃん」からする。

一緒に野草を採りにいったこどもの頃のことを思い出した。青々しい草の匂いと触れると痒くなる夜露の感触。

「これは、守られている女の子の生き方の物語だ。」

自分の立ち位置をここまであっさりと肯定するなんて!と思った。一人で生きてくことこそ自立なんて言ってた自分がアホみたいじゃん!と思った。

実はこの小説を読んだのは母の死後すぐだったので、悲嘆にくれていた私はこの一文に打ちのめされて以降一切読めなくなった。

情けねえなあ。

でもさ、自分が「守られている」ってことを自覚するってとても難しいことだと思う。

少しだけ大人になった今、このハードルの下げっぷりがとても優しくて、ぼんやりとそうか私は「回復の過程」にあるのかと思う。

たのしいムーミン一家

| 23:43

たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

<17冊目>

わたしにとってはある意味「暮らしの手帖

『シャンデリアの上には、かやをかけました。ーほこりがたまらないようにね。』

全く以てその通り。

初めて沖縄に行った時、迷いに迷ってこの本を持っていった。ビーチで読もうと思ったのだ。その頃私はとても疲れていた。

結局ビーチまで持っていって読まなかったんだけど。

でも、その状況が凄く私を潤した。

トフスランとビフスランのように生きていきたいな。夫とふたりで。

閑話休題。

23:30

めっちゃ時間空いてもうた。

読んでいないわけじゃない。ただそういえば読書感想文とか超絶苦手だった。誰がどんな本を読んで、どんな感想を持とうと勝手じゃないかと思っていた。

ええと。なんでそれやのに。と思うんやけど。自分の偏りを知りたかった。自分が何が嫌いで何を好むか。それを一年かけて知りたかった。そしてそれらの理由を知りたかった。

はい。つまらない話は置いといて。

つらつら書きます。

結局のところ、私は「だから、何?」とつぶやいているこどもに過ぎない。いつまでたっても。

2010-04-16

こんな女じゃ勃たねえよ

| 23:04

こんな女じゃ勃たねえよ 上 (文春文庫 う 6-13)

こんな女じゃ勃たねえよ 下 (文春文庫 う 6-14)

<16冊目>

さくらの唄」に続き鬼畜なセックスシーン満載。

私はこのデビィみたいな男を好きっていう女も嫌いだし、毛嫌いする女も嫌い。

まあどっかしら誰にだってデビィなところはあるってこと。

N.P

| 22:54

N・P (角川文庫)

<15冊目>

とても大切な小説。

いつ読んでも泣きたくなるし、新しい発見がある。この世界は私の理想。

私は萃みたいに生きたいけど、風美の立位置なんだと思う。ずっと。

「ありんこの観察みたいに、私たちのこと、夏休みの宿題みたいに、見物してるでしょう。」

萃のセリフはいつでも胸の深い所でしんと光る。

「物語じゃない人生なんて。」

「そういう解けない自己暗示を、人は呪いと言うのよ。きっと。」

2010-03-28

さくらの唄

| 14:43

さくらの唄(上) (講談社漫画文庫)

さくらの唄(下) (講談社漫画文庫)

<14冊目>

これもどうしても欲しかった。

後半の展開が怒濤過ぎ。

でもこういうことは案外どこでも起きてることだと思う。規模こそちがっても。

最終回が救いに充ちていて好き。

救われるには徹底的に堕ちきらないとね。

「なんにせよ楽しきゃいいと思うの。

ずっとそういう人達だけみていきたいわ。」

2010-03-27

奇子

| 23:24

奇子 (上) (角川文庫)

奇子 (下) (角川文庫)

<13冊目>

どうしても欲しかった。

奇子がとても悲しい。この時代の閉塞感を私は知らなければならないと思う。

生き残ったのがゐばと奇子ってのがね。もうね。

ヴィヨンの妻

| 23:09

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

<12冊目>

祖母の家には大きな大きな本棚があって、それをただ眺めるだけで私はとても幸せだった。小さな頃から。いい匂いがした。古くて湿ってでも暖かい。

私が生まれて初めて読んだ太宰の作品だ。

祖母の本棚の中で知らないタイトルのなか、これだけ背表紙の文字が読めたのだ。旧字体がふんだんにつかわれていた。単行本だった。私は小学生だった。「トカトントン」をまず読んだのをよく覚えている。いちばん取っ付きやすいタイトルだったのだ。内容はよくわからなかった。こどもだもの。

一番好きなのは「おさん」だ。恋に悩みそうな時いつも決まって読んだ。

「地獄の思いの恋などは、ご当人の苦しさも格別でしょうが、だいいちはためいわくです。」

本当この一言に尽きる。

仔猫のスープ

| 22:48

仔猫のスープ (集英社文庫)

<11冊目>

本を忘れたので、呑んだ帰りに古本屋衝動買い

やっぱ生きてる人間の方が怖い。

ほんで女の敵は女だね。

って思う私もきっと誰かの敵なんだろうなあ。

眠れる美女

| 22:30

眠れる美女 (新潮文庫)

<10冊目>

とても好き。

とにかく艶かしい。そして生々しい。

15歳で初めて読んだとき、私はこういう館に勤めたいと思った。「眠れる美女」として。

それがダメなら、女将になりたかった。

「片腕」も凄く好き。控えめでこってりとしたエロい感じがね。もうたまらん。

風立ちぬ

| 22:18

風立ちぬ (ぶんか社文庫)

<9冊目>

これまた久々の再読。

空気感がいい。本当に山の匂いがしてきそう。

理想の生活。守ってもらいつつ、たった二人きりで。静かで清らかで。

いじらしい女にわたしはなりたい。

猫と庄造と二人のおんな

| 22:05

猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)

<8冊目>

面白かった。久々に読んだ。

何といっても言葉遣いがいい。耳が覚えてるってあるんだなあ。登場人物がはっきりと目に浮かぶ。

いやあ、この品子のイヤミっぷりったらない。そら、追い出されもするだろう。

猫は天真爛漫で自由気侭な生き物なんかじゃないんだぜ。

自称猫系女子は横っ面をひっぱたいてやりたいくらいなんだぜ。

西の魔女が死んだ

| 21:43

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

<7冊目>

好きじゃなかった。

私はこどもの問題はこども自身が解決するべきだと思ってる節がある。

おばあちゃまはとても素敵だけれども、どれも当たり前のことだし、彼女がイギリス人である必要がわからない。日本のばあちゃんだって捨てたもんじゃないっていうかさ。

何にしても「語りすぎる」物語はもう小説ではないと思う。読み手が答えを探すあそびが少ないと窮屈で、読んでても居心地が悪い。


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