愛媛県のRDBが出版されたようだ。愛媛新聞に記事が出ていたのと、知事が記者発表したようだ（動画）。知事がRDBについて記者発表するというのは、選挙を控えてのことだと思うが、とても良いことだと思う。少しはお手伝いしたから冊子も貰えるかな。一般には11月中旬ころから入手可能とのこと。2160円なり。
全国版RLで絶滅種となったニホンカワウソを愛媛県版RLでは絶滅危惧I類として扱っている。以前の新聞報道によるとニホンカワウソを絶滅種としない理由について、啓蒙的意味合いであるとのことだった。おいおい、RLは科学的根拠をもってランキングを決めるべきで、そんなこと言うからレッドリストは非科学的で恣意的だってツッコまれるんだよ、と思った。ところが、今朝の新聞では絶滅種としない理由について39年前に確認されており、絶滅種として扱う要件50年未満だからと書いてあった。それにしても絶滅種とするのが適当な気がするけど。実際、50年未満でも昆虫類では絶滅種扱いしている種があったと思うし、ニホンカワウソが生息できそうな環境は少なくとも愛媛県に残っていないような気がする。
