まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

野鳥観察日記

蓮尾 純子(1982年)「野鳥観察日記」(ちくま少年図書館61)

小学生の時に読んで影響を受けた本の1つ。行徳野鳥観察舎に勤める著者の目線で日記調に書かれていて、日々が淡々と描かれているのだがわくわくさせられた。何度も何度も読み返し、大人になったら自分もこんなところで勤めてみたいと思ったものだ。ノゴマが出てくるところをやけに覚えている。そういえば同年代だった井上君も子供の頃に読んだと言っていたことを思い出した。同年代のナチュラリストの卵には絶大な影響を与えていたのかも知れない。
そんな行徳野鳥観察舎が存続の危機にあるということをあるMLで知った。悲しい。現在の日本の環境軽視の方向性は何とかならないのだろうか。
千葉県行徳野鳥観察舎、28日に休館 耐震性に問題 住民ら、存続願い署名運動 2015.12.26 07:07 産経ニュース (http://www.sankei.com/region/news/151226/rgn1512260025-n1.html