yosi350の雑記帳

はてなダイアリーからの移転です。

不機嫌なGPS。Zenfone GO(ZB551KL)で測位が完了しないので実験をしてみました

春からZenfone GO(ZB551KL)を使い始めたのですが、カーナビの真似をさせるとGPSの測位が安定しないのです。

全体としての動作に問題がないため気がついていなかったのですが、GPSに関しては測位の安定しない機体がままあるようでした。


そうした方々が実験されているので、私も実験をしてみることにしました。


結論としては、実用レベルまで受信感度が改善したと思われます。

長距離での運用を行なっていないため断言できませんが、数キロの運転では受信が途切れなくなりました。

以下に実験のメモを残しておきます。

実験前

GPS Status & Toolboxを何度立ち上げても計測が完了しませんでした。

レーダー上に反応はあるのですが、レベルが低すぎて測定には至りません。

実験

先人に習ってアルミホイルでアンテナもどきを作成しました。

先行事例では、このアンテナ(誘導体?)を本体と背面カバーの間に設置されていました。

ただ、この背面カバーは外しにくく、何度も開け閉めはしたくないものです。

あくまで実験ということで外側につけているカバーと筐体の間に挟み込んでみることにします。

再起動をし、5分ほど待ってみます。

誤差の範囲?

というわけで、必要なアンテナは約47mmと約61mmの2種類とのことなので別々に用意してみました。

測定してみます。

変化なし。

実験その2

諦めずに実験続行。アンテナを太くしてみます。

左端2番に反応ありです。

配置を平行にしてみます。

2番だけでなく68番も反応ありです。

長短の位置を入れ替えてみます。

2番が消えて、68番が残りました。

配置を元に戻してアンテナを増やしてみます。

測定してみましょう。

29番と85番が増えました。4機の衛星を捉えるようになりました。ただ、5分程度では測位が完了しませんでした。

アルミホイルで作ったアンテナもどきですが、確かに反応は見られました。

やはり、裏蓋との間に挟むのが良いのでしょうか。

追記

その後、ふと気づくと測位が完了していることに気づきました。

実験中との差異を考えると、スマホ本体の角度が異なっていることに気づきました。

実験中は作業台に水平に置いていたのですが、今度は手に持って垂直に近い状態で測定を開始してみます。

結果は

なんと、いつまでたっても完了しなかった測位が30秒余りで完了しました。

元の状態との違いは、本体とカバーの間にアルミホイルで作ったアンテナもどきが4枚挟まっているだけです。

実験成功と言えるのではないでしょうか。


一過性のものではないか確認のため、しばらくこの状態で運用してみることにします。

星々の彼方を目指して

アルファ・ケンタウリにナノ探査ロボット群を送るStarshot計画発足。20年以内が目標、ホーキング博士とFacebookのザッカーバーグ、ロシア富豪が推進 - Engadget 日本版

ヘッドラインと記事を読み始めてすぐに、記事の文末でも触れられている恒星間 鮭の卵計画 9th June 1998を思い出しました。

この計画をだけでも面白いのですが、これを受けて書かれた短編があります。野尻抱介さんの「沈黙のフライバイ」です。

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

巻頭に収められているの50ページ程度の短編ですが、スピード感がありワクワクします。

鮭の卵計画が考えられていた時点では、探査機を造ることはいずれ可能になると結論付けられました。それから約20年、やはり実現は可能なようです。

「恒星間 鮭の卵計画」、「沈黙のフライバイ」作中の「サーモン・エッグ計画」、そしてニュースとなった「Breakthrough Starshot 計画」での私の注目点は探査機です。

なぜ「鮭の卵」なのか

宇宙へ送り出されれる探査機はとても高価で、一点ものの印象が強いと思います。しかし、これらの計画で考えられている探査機はそれとは正反対に安価に量産されます。

無数に送り出された探査機が途中でトラブルを起こしても、最低限の機能を果たすだけの数が確保できればいいという考えです。

恒星間の運用となるため、地球からのコントロールは不可能です。では、衛星自身が判断するロジックを載せるか?いいえ、探査機が肥大化し送り出すことが逆に困難になってしまいます。

よってトラブルを織り込んだうえで確実に運用するために「数」で勝負します。鮭の卵計画では

百万個の内、99.9%が失敗しても、残り0.1%つまり1000個の探査衛機が共同して、αケンタウリ恒星系を観測し、その情報を地球に送り返す

とされています。百万機の探査機を組み立てることは現実的ではありません、しかし「百万個」の探査機をウエハーから切り出せるとしたら可能性は高まるのではないでしょうか。

機構が単純であれば量産効果が期待できます。量産可能で安価であるからこそ、0.1%の生存率かつ回収を考えない運用が可能になります。

残念ながら星々の世界に人の手は届きませんが、「Breakthrough Starshot 計画」が実現したなら眼だけは送り込むことができるのではないでしょうか。

Surface 3は高いのか?

思うところがあったので比較してみます。

対象 Surface 3(Wi-fi) Surface 3(LTE) Surface pro 3 Surface pro 3(6/1)
RAM 2GB 2GB 4GB 4GB
ストレージ 64GB 64GB 64GB 64GB
価格 $499(+$81.95)≒(\70,606) \81,800 \99,144 \107,800

(1ドル 121.5350 円)

Wi-fi版を個人輸入した場合の試算です。付加される税金については省いています。
高いとの評価の日本版ですが、LTE用の機能の付加と通信機器としての承認で1万円の上乗せなら妥当なのかなと。
LTEWi-fi: \81,800 - \70,606 = \11,194


ところで、比較元をSurface 3のRAMが4GBの上位版に変更するとどうなるのでしょうか。

対象 Surface 3(Wi-fi) Surface 3(LTE) Surface pro 3 Surface pro 3(6/1)
RAM 4GB 4GB 4GB 4GB
ストレージ 128GB 128GB 64GB 64GB
価格 $599(+$84.95)≒(\83,124) \91,800 \99,144 \107,800

(1ドル 121.5350 円)
LTEWi-fi: \91,800 - \83,124 = \8,676

あれ?日本版のお値段って頑張ってる。

上位版を選ぶと、金額的には上位機種のPro 3が見えてきます。ただ、販売が開始される6/19以降で考えると+2万円のPro 3はカテゴリー分けがはっきりします。

改めて比較してみましたが、国内版は騒がれるほど高くはないかなと感じました。

桜の花の妖しさに

青空の下、満開の桜。

この一文でどんな情景が浮かぶでしょうか。なんと晴れやかなことでしょうか。

満月の下、宵桜。

なんと艶やかなことでしょうか。

そんな桜の妖しい物語があります。

収録されているのは、甲田学人さんの「夜魔 -奇-」。題を「桜下奇譚-オウカキタン-」と言います。

花が散り始め、桜吹雪と言われる頃。その足元には花びらの海が広がります。

そう、海です。

地面という水面に桜の花びらではなく、桜の海に残る陸地が地面です。

流れる風に花びらの波が立ち、そして…


この季節にぴったりの物語です。なお、この物語はタイトルに「奇譚」とあるように怪談に分類されます。

夜魔―奇 (電撃文庫)

夜魔―奇 (電撃文庫)

マージナル・オペレーション(1)

小説版の終了から1年余り、やっとコミックス版を読みました。

小説版とはちょっと視点が違うと知った上で読みました、読みましたがちょっと胃が重たいです。

この1巻で直面していた現実を目の当たりにし、主人公「アラタ」と共に苦悩する「キシモト」。

小説版のアラタ寄りの視点から離れて、やや引いた状況から見ている本作では二人の人間味が増しています。

この巻の後半で二人が目の当たりにした現実は、胃が痛くなる状況でした。

小説版での二人の行く末を知っている身としては、この先のめぐり合わせがとっても憂鬱になる展開でした。

コミックス版は現在、3巻まで進んでいます。この先の筋書きをどう展開されたのか気になる一方で、手を出さなければ良かったのかもと思いつつ本を閉じました。

三度復活、SENNHEISER PX100

毎日のように使っているヘッドホンのイヤーパッドが破れてしまい、交換することになりました。

以前にも二度、交換しているので同じようにパッドを被せなおせば作業は終了です。

というわけで、Amazonさんで検索したところ、以前に使ったSonyの交換用パッドとは別に汎用品のパッドを見つけました。

今回はこの汎用品のパッドで交換してみます。

ヘッドホン交換用イヤーパッド直径40mm

ヘッドホン交換用イヤーパッド直径40mm

現状確認

まず、パッドを嵌めるPX100のサイズを測ったところ直径は45mm程度で、商品説明にある「直径40mm 40mm〜50mm位まで装着可能です。」とあるので使えそうです。

それに加えて、カスタマーレビューに本機の後継機「PX100II」で使っている方がいました。これなら購入しても大丈夫でしょう。

実は以前に使っていたSonyの交換用パッド「EP-G2」の直径は50mmなのでした。なので被せるだけのらくらく交換だったのです。

到着

実物が手元に届きました。

一目見た感想は「小さい」でした。今使っているパッドよりも、ずいぶんと小さいのです。

大丈夫か、これ?


破れたパッドより小さいです。いや、今のパッドは使って伸びてるんだ。


やっぱり本体より小さいです・・・

着けてみた

破れないか不安になりながら引っ張ったところ、そんなことはなくちゃんと着きました。

はい、では反対側も行ってみよー


装着完了

両方とも嵌めることができました。

多少、不恰好ですがよしとしましょう。

  • 作業前


  • 作業後

完成です。

これにて軽い装着感の復活です。

付記

ソニー SONY スペアーイヤーパッド EP-G2 : (2個1組) ブラック EP-G2 B

ソニー SONY スペアーイヤーパッド EP-G2 : (2個1組) ブラック EP-G2 B

ヘッドホン交換用イヤーパッド直径40mm

ヘッドホン交換用イヤーパッド直径40mm

ストレージ、容れ物としてのハードディスク

 先日の記事の後、システム用としてはSSDを採用しました。

 256GBというのは大きな領域なのですが、Windowsをインストールしたところで1割程が使用されました。目に見えて数字が小さくなると、やはり不安になるものです。そのため、容れ物としてもう一台ハードディスクを購入することにしました。

候補選び

 取り付けるケースの都合から、2.5インチのものを選びます。Seagate,HGST,Toshiba,Western Digitalと各社ありますが、今回は東芝ウェスタンデジタルの2社から選びました。

Western DigitalのGreenシリーズは一般的な厚さ9.5mmではなく、厚さ15mmだったため候補に挙げませんでした。

候補の三っつのなかでは東芝が一番安いのですが、今回は取り付け場所が熱がこもり易い箇所のため温度が上がりにくく熱にも強いWD RedシリーズのWD10JFCXを選びました。

用途に応じて

 速くなくては困るのか、容量だけが必須の要素なのか検討した上でお選びください。そういった要素が決まると、回転数やキャッシュ容量などの数字が意味を持ち始めます。