落ち込んだときの対処法

今週、『心がスーッと軽くなる質問術』(仮)について話を聞いてもらうう機会がありました。「わくわくする質問」をつうじて「わくわくする毎日」を作っていく、というコンセプトに共感してもらえて、改めて、「さあやるぞ!」という気持ちになりました。

さて、そんな風にやる気になることもあれば、周りの人の反応がネガティブだったり無反応だったりして、やる気が一気に失せてしまうこともありますよね? ・・・え、ないですか? ない人はいいんですけど、ぼくはそういうことが時々あります。

気持ちが落ち込んだ時の対処法って人それぞれだと思うんですが、「自分に質問してみる」という方法も有効です。

質問の効果には「曖昧なモヤモヤしたものを、はっきりさせる」ということがあります。

気分が沈んだときには、自分に質問して...
(1)今この瞬間の気持ちをはっきりさせる
(2)その気持ちを否定するのではなく、そのまま受入れてあげる
(3)これからできる「小さな一歩」をみつける

…ということができます。

たとえば、取引先に怒られて、「もうだめだ。自分には存在価値がない」という気持ちになったとします。そんなとき、自分に問いかけてみることができます。

【Q】いま自分はどんな気持ち?

【A】取引先に怒られて、自分の存在が否定された気がして、無気力な状態

【Q】そうか…否定された気がして無気力な状態なんだね〜

【A】うん

【Q】無気力な状態は、あってはいけないと思う?

【A】もちろん無気力じゃない方がいいけど、こういうこともあると思う

【Q】こういうこともあるんだ?

【A】そうだねー

これからどうするかについて、「元気にならなきゃ! でも無理そう…」と、悶々とした気持ちになっているとします。そんなときも自分に質問してみます。

【Q】がんばって元気になる必要はある?

【A】むりに元気になろうと思っても、空回りになりそう…

【Q】空回りになりそうなんだね?

【A】うん

【Q】無理に元気になる必要はない?

【A】無理になろうとするよりは、このままでいいかも

【Q】このままでいいかも、という気持ちなんだね

【A】うん

「取引先に怒られた」という過去のできごとが、頭の中をグルグル回っていて、ずっと憂鬱だとします。

【Q】取引先を怒らせてしまった。そのことは変えられる?

【A】終わってしまったことは変えられないと思う

【Q】終わってしまったことは変えられないと思ってる?

【A】うん

最後に、「いまできること」を自分に聞いてみることができます。

【Q】いま、何かひとつでもできることは何だろう?

【A】(何かひとつ具体的に答える)

いかがでしょう。
(1)今この瞬間の気持ちをはっきりさせる
(2)その気持ちを否定するのではなく、そのまま受入れてあげる
(3)これからできる「小さな一歩」を明らかにする
もしよかったら、ぜひ実践してみてください。

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