「枯葉散る白いテラスの午後三時」 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-01-12

『できる社員は「やり過ごす」』読了

できる社員は「やり過ごす」 (日経ビジネス人文庫)

仕事をスイスイこなし、できる社員といわれるようになるには上手に「やり過ごす」事が大切だ。と、いうことが書いてある本ではない。またタイトルにだまされた。このあいだの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)」と同じだ。でも、内容は悪くない。おもしろかった。

係長クラス*1が、「やり過ご」したり「尻拭い」をしながらも頑張ることが出来るのは、頑張れば何とかなる「見通し」があるからで、これは未来に価値を置く「未来傾斜原理」によるものだと説く。年功序列も悪いものではないという話。

方針は正しいかどうかではなく、ぶれないことが大切だ、という話の中で、

アルプスで道に迷った斥候たちが、何日か後、何とか本隊に戻れたのは地図を持っていたからだった。しかし、彼らの持っていた地図はピレネーのものだった。(俺的要約)

という例が引かれていて、笑った。でも、良い話だと思った。

*1:あまりこのポストを聞かなくなったが、これに相当するポジションは当然ながらいまだに存在する