ラプラスの魔女

妻の希望で借りる。原作は未読。
はっきり言って、なにがhしたい映画なのかわかりませんでした。
以下、ネタバレ有りです。
特殊能力者同士の闘いならX-メンでも見ればいい。主人公かなと思わせといて、大学教授は全くの空気で、何の役にも立っていない。それはで駄目だと言わんばかりに、取ってつけたように犯人をいい当てたり、まぁ、もう無茶苦茶だ。ここまで無茶苦茶だと、原作が読んでみたくなる。たぶん、原作はちゃんとしているのだと思うけど。
今回の収穫は、ブルーレイだと早見再生ができないってことかな。
以上です。

ラプラスの魔女 DVD 通常版

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まとめて

本2冊、映画2本の感想をまとめて。

[読書]インド倶楽部の謎

有栖川有栖の国名シリーズ久々の長編。そこそこの期待を持って購入する。
率直な感想を言えば、予想の範囲内での落胆というべきか。面白いけどもう一つ、物足りない。悪くはないけど良くもない。心躍るような読書の時間を過ごせた、とは言えない。これは有栖川有栖という作家に期待しているから、ミステリーを読み始めたときから好んで読んでいる作家だからこその感想だ。決して悪い作品でなはいと思うんだけど、僕が読みたい有栖川作品はこれじゃない、というところかな。

[読書]7人の名探偵

こっちは新本格ミステリ30周年を記念して出版されたアンソロジー。1年以上かけて読んだのだが、はっきり言って企画倒れ以外の何物でもない。どうせやるならもっとちゃんとした作品でやってほしかった。こんな状態で出すのなら、企画そのものをやめるという勇気も必要だったんじゃないかな、と思う。あと、新本格ミステリといえば綾辻我孫子・法月と歌野晶午なのに、なぜ歌野さんの作品はなかったのだろうか?

[映画]恋は雨上がりのように

妻が見たいということで、レンタルする。
原作を読んだことはないが、きっといろんなエピソードを無理やり詰め込んで、うまくまとめきらないまま終わりましたという感じがする。
40代の中年が女子高生に告白されるという、一見するとうらやましいいようにも思えるが、実際に自分に身に起こったら、ひたすら過て逃げる以外ない状況だ。だっていろんな条例が怖いもの、という作品です。

[映画]カメラを止めるな

こっちもたまたま空いていたので借りてみた。
ゾンビ映画を撮っていたら実際にゾンビが現れて、それでも撮影を続ける。そしてその後のことは絶対に話さないでください、という宣伝文句をそこらじゅうで見たし聞いた。たしかにそのとおりの内容で、何も言えない。ただ一言、言うなら、面白かったです。
以上。

カメラを止めるな!  [DVD]

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デッドプール2

デッドプールが思いの外、面白かったので2も借りてみた。
続編を出す以上、前作よりも面白くしないといけないというのは当然で、なかなか頑張っていたのではないだろうか。
前作を見終えてからふと思ったのだが、『無限の住人』に似てる。主人公が不死身で強い。しかしその強さは、不死身になる前から持っている能力。『無限の住人』の卍は不死身になってからのほうが、その能力に甘えて鍛錬を怠ってるという旨の発言をしていたと記憶している。
いずれにしても、この感じでは3があるんだろうな。映画館に行ってもいいけど、誰も一緒に行ってくれないだろうな。

デッドプール

レンタルDVD店でなにか借りようとフラフラしていて、たまたま見つけた作品。2があったけどまずは1からと思い借りてみる。
アメコミが原作でX-MENシリーズの1作だとかそういうことは、見終わってから知った。
とても面白かった。いや、私の嗜好にあったというべきか。
ミュータントになって強くなったのかと思っていたら、強いのはもともとで、得た能力は不死身のみ。
個人的には非常に面白かった作品だが、多分見る人を選ぶんだろうな。とりあえず、1返却時に2を借りようと思う。

デッドプール (吹替版)

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インド倶楽部の謎

久しぶりの国名シリーズ。有栖川作品としては『乱鴉の島』以来かな?
以前のテイストのまま、所々で変化があったように思う。特に、捜査した事件にタイトルを付けていたという話を火村にするあたり、これまでの作品では考えられなかった展開じゃないだろうか。
それなりに楽しめたし面白かった。「それなりに」というのは、有栖川作品が私をミステリーの世界に導いてくれたので、常に期待しているという意味だ。

キャビン

20歳過ぎの頃、江神さんが吸っているという理由で、キャビンを吸っていたのをふと思い出した。
何かのテレビ番組でこの映画のことが取り上げられていたので、借りた。一言感想を言うな、面白かったに尽きる。もしかすると、今年見た中で一番面白かったかも。
これぞ全世界が想像するであろう、アメリカの大学生って奴らが週末にいとこの別荘に行くのだが、行く前に不気味な店の不気味な店主に警告を受ける。その後、いかにもな別荘に付き適当に楽しく過ごすシーンがあって、いよいよ夜となる。もちろん、その先もお約束どおりの展開なのだが、この映画が一味違うのは、仕掛ける側がいるという点。
お約束の展開と、それをひっくり返す怒涛の後半。そしてラストシーン。
この映画は95分しかないのだが、この長さもちょうどいい。これ以上、長いときっと悲惨なことが起こっていただろう。
今まで、面白い推理小説を聞かれたら『星降り山荘の殺人』と答えていたが映画は「キャビン」で決まりだな、というぐらい面白かったです。

キャビン スペシャル・プライス [Blu-ray]

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